「ジュディ」を見たあとレネー・ゼルウィガーつながりで。
実の妹と夫の浮気の現場を目撃して2人を殺したヴェルマと、浮気相手に騙され逆上して射殺し、気のいい夫に身代わりさせようとしたロキシーと、自らの名>>続きを読む
エフィがグループを脱退するときのバトルがすごすぎて震える。入れ替わり立ち替わり割り込んでくる間合いも勢いも迫力も歌唱力もみな一流で、数あるミュージカル映画の中でも屈指の名シーンではないか。芸達者揃いの>>続きを読む
ホロコーストで両親を失い(事実とは違うらしいが)、信仰に疑いを抱いた父親は、頼れるのは自分と家族だけという強い信念もつ。しかし、強すぎる信念のために、家族を支配下に置くためなら暴力をふるい、呪いの言葉>>続きを読む
ジョージア・オン・マイ・マインド。ジェイミー・フォックスの演技は神がかっているが、脚本はいたってふつうで、もったいない。
△2019/10/27 Apple TVで鑑賞。スコア3.8
△2012/0>>続きを読む
3度目の緊急事態宣言下で都内の映画館が閉鎖され、先週から公開されたガイ・リッチー監督「ジェントルメン」が見られない。楽しみにしてたのに。気持ちを切らさないためにインチキ臭いマシュー・マコノヒーを見よう>>続きを読む
シュピルマン(ドイツ語で演奏家)はピアニストらしい名前。ショパン「夜想曲第20番」「バラード第1番」
△2020/02/08 Apple TVで3回目鑑賞。スコア4.3
△2015/01/13 iT>>続きを読む
グリズリーに襲われ、仲間に見捨てられたのにたった独りで奇跡の生還を果たしたヒュー・グラスの物語はフロンティアスピリット好きのアメリカ人の琴線に触れるらしく、さまざまなバリエーションが残されているという>>続きを読む
ライターと取材対象の距離感はつねに難しい。親しくならなければ本音は聞けないが、親しくなりすぎると書けないことが増えてしまう。編集者と著者にも似たところがあって、友だちになってしまうと、仕事がなあなあに>>続きを読む
予算不足で戦闘シーンを撮影できず、人間性を失わせる戦場の過酷さを架空のロシアンルーレットに仮託せざるを得なかった「ディア・ハンター」がアカデミー作品賞に輝き、倍以上の予算をつぎ込み、虚構の中で戦場を再>>続きを読む
ハビエル・バルデム本人が「撮影中は最悪の髪型の自分を見るのが苦痛だった」と振り返るおかっぱ頭のアントン・シガーの、テンポを外したぬらぬらした動きが不気味で強烈な印象を放つ。気味の悪さでいったら、ヒース>>続きを読む
“Argo fuck yourself”
カナダの策謀(Canadian Caper)とは、1979年のイラン・アメリカ大使館人質事件におけるカナダ政府とCIAによる共同作戦についてはこちらを参照。>>続きを読む
「グレース・オブ・ゴッド」見る前の予習も兼ねて。ボストングローブ「スポットライト」取材班によるカトリック司祭の性的虐待事件の調査報道の記録。親会社のタイム社から出向してきた、ボストン・グローブ始まって>>続きを読む
クゼが築き上げた人心のネットワークは「アバター」のエイワとのつながりを思わせる。それにしても、なぜ少佐はこの世界で正義を行使するほうを選んだのか。アメコミ的世界の限界を感じる。20世紀フォックスがディ>>続きを読む
シャーリーズ・セロンのセルフプロデュース作品。ジョン・ウィックの成功に触発されて、ジョン・ウィックの監督を引き抜き(デヴィッド・リーチはそのためチャプター2では製作総指揮に回った)、チャプター2のトレ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「どうせいずれはお縄にかかって死罪になる身だから隠し事はせん」と強がる多襄丸は洛中洛外にその名を知られた盗賊らしく、自分が金沢を殺したと豪快に言い張るのだが、実は屁っ放り腰の腰抜けで、威勢がいいのは外>>続きを読む