紫色部さんの映画レビュー・感想・評価

紫色部

紫色部

2017上半期新作ベスト

(台北ストーリー)
スプリット
未来よ こんにちは
美しい星
ハクソー・リッジ
バンコクナイツ
海は燃えている イタリア最南端の小さな島
ミューズ・アカデミー
グリーンルーム
人生タクシー
パーソナル・ショッパー

2015.11.28以降鑑賞作品のみ記録 大学生
スコアは2.5で±0 4.0から傑作

愛と誠(2012年製作の映画)

3.5

2017.9.25 GYAO!

終盤はイマイチだし、ラストの一青窈で一気に盛り下がるが、それでもやっぱり超最高。少なくとも中盤までは『ラ・ラ・ランド』の100倍面白かった。武井咲のミュージカルシーン
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ハスラー2(1986年製作の映画)

3.0

2017.9.25 BS

前作未見。ビリヤード台の周りをぐるぐる回るカメラや、カットを割らずにやって欲しいところをちゃんと長回しでやってくれるのはなんとも気持ちが良いし、ラストの斬れ味も素晴らしい。
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

3.5

2017.9.25 BS

治療方法について甲本雅裕からの説明を受ける浅野忠信の構図と、カレーの匂いに歓喜する浅野忠信の心内描写をシームレスに結びつけて転換していく演出や、光石研を大写しにしたなんでも
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ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

3.5

2017.9.24 BS

大林宣彦とトロマ映画を足して2で割ったような展開のぶっとび具合と語り口のぎこちなさが超最高。童貞があんまり苦労して成長しなくてもいいじゃないか、童貞だもの

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

1.5

2017.9.24 BS

言葉を介して展開を作り出すことしか考えていないからこういうことになる。話の性質上仕方ないのかもしれないが、説明的な台詞回しに加え、俳優達のオーバーアクトに依存した漫画的展開
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

2.5

2017.9.24 BS

微妙。とりあえず「私は何も知らなかった」と現代的な価値観を基準に当時の自分を正当化して語るユンゲのインタビュー映像は蛇足だと思うし、それと同じ理由でアレクサンドラ・マリア・
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しびれくらげ(1970年製作の映画)

3.0

2017.9.23 GYAO!

玉川良一の父親像と、終盤での階段の上り下りが『でんきくらげ』と対比になってる?「親って 殺せても 捨てられないわ」 蓋し名言ですな

ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.5

2017.9.23 BS

歴史モノとしての深みより、最後の瞬間まで持続し続けるサスペンスの構成や演出に重きを置いた潔さには大変好感が持てる。ナチス式敬礼をするトム・クルーズの切り返しや、爆破した現場
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復活の日(1980年製作の映画)

2.0

2017.9.23 GYAO!

スケールはバカでかいのに話運びは変にちゃっちくて芋ったくてダサいという壮大なる失敗作。ラストの字幕の使い方が予想外過ぎてビビった。

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

1.5

2017.9.23 BS

時系列シャッフルによる群像劇の構成が全く上手くないし、音楽の使い方も下劣で最低。女看護師のいかにもな感じの顔つきは良かった。

羅生門(1950年製作の映画)

3.5

2017.9.22 BS(デジタル完全版)

パースペクティブの転換によるサスペンスの喚起や、サイレント映画的演出により生まれる異様な時間感覚はやっぱり凄い。京マチ子に降り注ぐ木漏れ日のショットは若干
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残像(2016年製作の映画)

3.0

2017.9.22 アルテリオ映像館

体制への抗いや芸術家としての信念など、作品の物語を牽引していく行為や精神性としての「残像」の転調だけでなく、各シーンのフェードアウト演出や強烈な余韻を残すラスト
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桃木屋旅館騒動記(2014年製作の映画)

2.0

2017.9.22 CS

カリスマAV男優の振舞いや、ローカルCMの子役の演技は面白すぎるが、撮影日数一日がウリの城定夫にしては台詞回しや長回しに粗が目立つし、濡れ場の意味合いも妙に軽くて微妙。

結婚のすべて(1958年製作の映画)

3.5

2017.9.21 CS

セックスを連呼する小林桂樹、女中を連呼する三船敏郎、ビンタをビンタで返す佐藤允のチョイ役ぶりが最高。運動やリズム感が持続するシーンのブリッジも楽しいし、ローアングルでの団令
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チャップリンの悔悟(1916年製作の映画)

3.0

2017.9.20 CS(ミュート)

盗みに入る二人のシルエットを捉えたショット→警察のバッジのアップ の繋ぎが凄い。いかにもな出で立ちをした浮浪者達の表情も良い。

ニクラスハウゼンへの旅(1970年製作の映画)

3.0

2017.9.20 アテネ・フランセ文化センター

ディテールはともかく、1シーン1カットでの作品の大まかな構成はこの時期のゴダール辺りよりはまだ明瞭で分かりやすい。先導者一行が家に到着するシーンでの
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

4.0

2017.9.18 TV地上波

風や影のアニメーションへの昇華、しなやかな上下運動と高所感覚、見る/見られるの関係性とその逆転に芽生える禁忌としての官能性。シンプルさが故に胸を打つ洗練されたストーリ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.5

2017.9.18 TOHOシネマズシャンテ

前半部におけるいかにもクストリッツァ的イメージが炸裂した喧騒描写はまだしも、後半の逃避行における陳腐なイメージの羅列はあまりに退屈だし、滝からの落下や発
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.0

2017.9.17 CS

中盤のどんでん返し(?)やシーケンスごとの赤色の転調はまあ面白いし、徹底的に外部の視点を排除した上で内向きな方向へと独善的に突き進んでいく狂った時代がやはりもう来てしまって
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ザ・クルー(2015年製作の映画)

1.5

2017.9.17 BS

普通にどうしようもない出来。車まで走るなどのかなりどうでもいいアクションだけ長回しで、肝心の車の衝突や銃撃戦のアクションシーンは細切れなのホント笑える。弟くんのアホ面は面白
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だれかの木琴(2016年製作の映画)

4.0

2017.9.17 BS

東監督の「孤独」への眼差し、説明的でありながらひたすらに意地の悪い卓越した演出が随所で爆発している。スマホでなく位牌を見つめる速水今日子、「優しい」の皮肉が通じない山田真歩
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リオの男(1963年製作の映画)

3.0

2017.9.17 BS

ベルモンドの軽やかな身体性と、異国情緒溢れるラフな編集テンポが気持ち良い。敵のボートが小島にぶつかって爆発するシーンも、酒場の大乱闘シーンでのジャンプカットも頭おかしくて最
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

1.0

2017.9.16 BS

寒気が… 川村元気って根本的に映画が好きじゃないんだろうな 全部が全部うわべだけ 虚無

続・荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)

4.0

2017.9.16 BS

続編でも何でもないが、「前作」より桁違いに面白い。砂や木屑や干し草が常に舞っている街の造形、中盤のパーティー会場での長回し、三原色ミラーの後ろを通るジェンマの横移動、大砂塵
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荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)

2.5

2017.9.16 BS

画面外からのアクロバティックなタックルや、マカロニウェスタンなのに「見せない」間接的な演出があったりと、決して悪くはないのだが、アクションの切り返しが致命的に鈍いし、終盤の
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ライトシップ(1985年製作の映画)

3.0

2017.9.16 CS

動かぬ船の揺れや操縦室の灯りを提示する演出、船中や船上でのアクションのショットなど、スコリモフスキ作品にしてはかなりぎこちない感が拭えない。パトライトが向かってくるファース
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

2017.9.15 TOHOシネマズ新宿

ふんだんにクリシェを多用することで露骨にホラー色を強めている感じがなんとも微笑ましい。『プロメテウス』よりは確実に「プロメテウス」なんだけど自分は『プロメテ
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悲しき玩具 伸子先生の気まぐれ(2015年製作の映画)

3.0

2017.9.15 CS

ここまで淀みなくスムーズに進行していく日本映画はいまどのくらい残されているだろうか

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

2017.9.14 CS ②

見返したところでグダグダなことに変わりはないが、いかにもB級映画的でケレン味たっぷりな転調や、いかにも『エイリアン』的で凹凸な性的メタファーを各所で散りばめながらここま
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.5

2017.9.14 TOHOシネマズ新宿(IMAX)

「体験」としての臨場感による時間/距離感覚の麻痺、もしくは3シチュエーションにおける絶妙なクロスカッティングがスリルとサスペンスの持続に上手く機
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

2017.9.14 TOHOシネマズ新宿

是枝恐るべし。明暗のコントラストが効いた画面構成、顔への執念が生み出す接見のサスペンスはベルイマンにも匹敵するものがある。

月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

2017.9.13 CS(カラー復元版)

映画って、こういうことだよなぁ

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.0

2017.9.13 GYAO!

説明責任に苛まれた中盤、中途半端な戯け演出、落下運動などにおけるアクション性の乏しさなどを除けばかなり上出来なケイパーものだと思う。バックで突かれる中村ゆりも、小便の
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