紫色部さんの映画レビュー・感想・評価

紫色部

紫色部

2017新作ベスト

予兆 散歩する侵略者
(台北ストーリー)
スプリット
パターソン
未来よ こんにちは
女神の見えざる手
ドリーム
ミューズ・アカデミー
希望のかなた
バンコクナイツ
ポルト

2015.11.28以降鑑賞作品のみ記録 1995生
スコアは2.5で±0 4.0から傑作 HDD整理

映画(2324)
ドラマ(2)

スレンダー 長身の怪人/都市伝説:長身の怪人(2015年製作の映画)

2.0

2018.6.24 BS

カメラ自体の不調が原因の演出にノレない。ファウンドフッテージなのに短いカット編集でポンポン繋いでいくのもお前YouTuberかよって感じ。

ローザ・ルクセンブルグ(1985年製作の映画)

3.5

2018.6.24 早稲田松竹

監獄のファーストカット(追従するカラス!)や演説の拍手喝采を筆頭にショットの強度が並大抵でない。距離を縮める切り返し、ガラス越しのカメラ、植物(赤い花!)や動物(ミミ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

2.5

2018.6.24 早稲田松竹

生と死の映画的緩急や、セーヌ川が血で染まるイメージの俯瞰ショットが良い。早稲田松竹特有の東西線の通過音が映画の演出のビート音と判別できないシーンがいくつかあって困った
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パリより愛をこめて(2010年製作の映画)

1.5

2018.6.23 BS

アクションのカット割りすぎで普通に無理。色々な白い粉が画面上にばら撒かれまくるこだわりは(下手だけど)面白いし、「チーズ・ロワイヤル」とかのメタネタもなんか微笑ましくて好き
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.5

2018.6.23 GYAO!

断絶 「アカルイミライ」の七文字に呼応する7人

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

2.0

2018.6.23 BS

「ディズニー・ポルノでも見せるか?」とか言っちゃうオーウェンの兄がリンゴを片手に車を運転してるのがワイルドで面白い。彷徨と沈黙のスリル。回想や防衛機制のアニメーション化とい
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.5

2018.6.23 BS

量より質な銃撃戦の充実感に唸る。投げ渡されるライフル、ダイナマイト投げの格好良さったらない。手巻きタバコの反復や、ジョン・ウェインがディーン・マーティンと横並びで建物から通
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イノセンス(2004年製作の映画)

2.5

2018.6.23 BS

引用のコラージュは微妙だが前作よりは好きかも。多用される『エイリアン2』的ディテール。

囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件(2012年製作の映画)

3.0

2018.6.22 GYAO!

生と死のクロスカッティング、蝙蝠の群れのショット、原理主義者からの教導の間に差し込む木漏れ日… メンドーサは心底恐ろしい人です。池松壮亮似の少年兵が出てくる辺りから弛
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

2.5

2018.6.22 BS

「チョップスティック」の連弾シーン(横並び)→閉ざされた屋根をこじ開けて階段を降りてくるシーン(上下性)を、妄想が現実を闖入する男の部屋の中で成立させていて素晴らしいが、結
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街の灯(1974年製作の映画)

3.0

2018.6.22 神保町シアター

『街の灯』→「地平を彩るのは ラブホのきらめき」→「なんか変だ なんか変だ なんか変だぞ」
堺正章に活を入れる笠智衆の背負い投げや、女子プロレスでの七転八倒が効い
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

1.5

2018.6.21 BS

フルボディの水着を着ているのに不必要に上半身を露わにするステイサムと、看守役で登場する『オンリー・ゴッド』のカラオケおじさんは嬉しかった。前作は割と悪くなかった記憶あり。

どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

3.0

2018.6.21 BS

めっちゃ西部劇。パントマイムでの陽動が最高に面白い。待ち伏せしていた中国兵がわらわら出てくるロングで『ヴェラクルス』を思い出す。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

2018.6.21 TOHOシネマズ日比谷

サスペンスのグダグダ感といい、美少年(?)の中性的な風貌といい、イタリアの街並を捉えたショットといい、死に向かっていく富豪の佇まいといい、要素要素は割とか
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山猫(1963年製作の映画)

3.5

2018.6.20 BS(完全復元版)

ヴィスコンティの特異性が遺憾無く発揮されていてエモい。菊地成孔がレイヴ映画と評していた舞踏会のシーンも凄いっす。教会でのドリーを使った横移動の絵画的なショット
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友罪(2017年製作の映画)

3.0

2018.6.20 TOHOシネマズ新宿

後半〜ラスト手前までの瀬々監督特有の多弁性にはかなり辟易としていたものの、その説明責任なるものが確かな温もりを帯びつつ反転するラストの切り返しで一気にブチ上
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.5

2018.6.20 BS

チンパンジーの長回しと自動車のスピードに泣く。ジンジャー・ロジャースもちゃんと踊る。

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

1.5

2018.6.19 BS

注射針を抜く→弾倉を替える動きの連鎖以外カットの繋ぎが小学生レベル

美味しんぼ(1996年製作の映画)

3.5

2018.6.19 BS

丹波の樹木希林(あの映画的な運動性!)を訪ねに行くシーケンスから映画は文字通り異世界へと突入する。三國連太郎が走り始めるガラスの反射!

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.0

2018.6.19 HTC渋谷

『雪夫人絵図』同様、人物の現前していた地点へと回帰するパンにより主演女優はその情景から姿を消失させねばならない。浜辺に横たわる女の曲線(絶妙なカメラのズレによって反復
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勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年製作の映画)

3.0

2018.6.18 DVD

画面がどれも凄まじいが、車×モノレール×飛行機をバックに二人が歩くショット、ヤクザの拷問部屋の扉が開く瞬間の光は殊更ヤバい。ビデオカメラやテレビを通して世界を見つめること
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よく知りもしないくせに(2009年製作の映画)

3.0

2018.6.18 DVD

木や芋虫へのズームが謎でめっちゃ面白いし、主人公が手紙を読む横のプールでひたすらイチャつき続けるカップルへのズーム&長回しも何故か妙に愛おしい。画面に常に配置される緑色、
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白昼堂々(1968年製作の映画)

2.5

2018.6.18 BS

視線のやりとりが牽引する終盤の集団万引きシーンはそれなりに盛り上がるものの、松竹的な人情喜劇としても掏摸を描く犯罪映画としてもイマイチうまく展開せずに終わっていった感が強い
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映画館の恋(2005年製作の映画)

3.0

2018.6.18 YouTube(英語字幕)

白→赤などによるマフラー演出、カラオケを披露するオム・ジウォンの横顔、ホテルでの別れ際に放たれるメタ台詞にやられる。窓から覗く雪のショットや時制をずら
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ペット(2016年製作の映画)

2.0

2018.6.17 BS

高所から地下水道への落下や、水中からの浮上を基調としたアクションの構成は楽しいが、終盤に向かうほどにストーリー展開は弛緩していくし、映画のパロディや所謂ベロベロバーネタに終
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勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

3.5

2018.6.17 DVD

線路や車道を臨む川沿いの道での横移動/縦構図を捉えたロングショットがどれも素晴らしいし、七瀬なつみや菅田俊を交えた4人での立つ/座る/もう一方のベンチに移動することによる
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感染列島(2008年製作の映画)

1.5

2018.6.17 BS

妻夫木が檀れいと再会する木のショットの反復や家が燃やされるショットは良い。田中裕二パートもそんなに悪くはない。今回の川瀬陽太:仙台の第一感染者役と東京で診察を受ける男役の二
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豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

3.0

2018.6.17 VHS

全体のうねり具合は微妙だが、ホン・サンス的な視座はもう既に確立されてる感じがする。焼酎を飲み交わす長回しや、高所やベランダから人を眺めるシーンも確認される。情事の間に動く
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武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

2.5

2018.6.16 BS

稽古場などの照明のガンギマリ具合は楽しいし、『昼下りの決斗』のウォーレン・オーツみたく肩にカラスをのせたホームレスの見てくれなんかも面白い。近藤龍人のカメラにスローは合わな
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心と体と(2017年製作の映画)

3.0

2018.6.16 アルテリオ映像館

夢の中での結合の成就を直接描写しないことによる「心」の面での官能的な充足や、そんな二人の翳りと亀裂を表すような食堂のガラスケースの汚れ具合が良い。3秒後には屠殺
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DOOR III(1996年製作の映画)

4.0

2018.6.16 DVD

純度の高い黒沢清エッセンスが凝縮されていて本当に幸せな気持ちになる。諏訪太郎の出てるシーンは全部最高。川沿いの道を歩く女性の後を遠くからやっぱりついてくる人影。

放浪記(1962年製作の映画)

3.0

2018.6.16 DVD

高峰秀子と草笛光子の鮮烈な視線劇にやられる。生活が変われば顔も変わる高峰秀子。ここぞとばかりに存在感をみせる加東大介。祝辞の距離感が寂しい宝田明。被暴力の伝播で繋がる小林
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

2.5

2018.6.15 DVD

自然光の加減が微妙な上、夜のプールや体育館の舞台設定もあまりに陳腐な感じがするが、どうしてもやはりエモーショナルな自転車の運動性や、覗き込む/屈服させる/並べ直すための椅
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.0

2018.6.15 アルテリオ映像館

語らずして語る俳優陣の顔や体格にみんな圧があって良い。圧があまりに強いので、裁判シーンの手前と奥とでピントが合ってるようにすら見えてくる。タンポン買いに行く長回
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不滅の物語 オーソン・ウェルズ(1968年製作の映画)

2.5

2018.6.15 アンスティチュ・フランセ東京(フランス語版)

ウェルズと頑なに視線を合わさないジャンヌ・モロー。蠟燭やカーテンに覆われたベッド周りや、階段やベランダ(?)の切り取り方は良かった。

呼吸 友情と破壊(2014年製作の映画)

3.5

2018.6.15 アンスティチュ・フランセ東京

『RAW』より全然怖いし面白い。海に足を入れたシャルリの上を飛んで行く飛行機のショットや、サラのアパート部屋を横移動で追っていく長回しも巧いしエモい
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