紫色部さんの映画レビュー・感想・評価

紫色部

紫色部

映画(3506)
ドラマ(4)

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

2.5

2020.4.9 Prime Video

扉や窓によるフレームの意識、照明の変化が先行する展開の語り口、シンボリックな凧揚げや手を上げるカミーユの動作の反復など、かなり手堅い。ただ、短すぎる。

陰画の手(1978年製作の映画)

2.5

2020.4.7 YouTube(英語字幕)

デュラスってほんと一貫してるな〜
夜行バスで向かった京都駅から京大の構内までクロックスで歩いた夏の朝の空気感を思い出す

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

2020.4.6 Prime Video

類似作品との脳内リンクの有無を映画鑑賞の醍醐味と位置付ける某町山的批評性をも跳ね除ける軽やかなメタ性が素晴らしいし、病院での目覚めの際における殺人鬼との幻覚
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弱者よ踊れ(年製作の映画)

1.0

2020.4.6 YouTube

「『弱者よ踊れ』という短編を観ました。つまらなかったです。限りない自己中心性が、固定カメラの中にみなぎっていました。」

ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション(2003年製作の映画)

2.0

2020.4.5 Netflix

どう見ても画面が忙しすぎる、実写がアニメに追い付いてない

石中先生行状記(1950年製作の映画)

3.5

2020.4.5 YouTube

二話>一話>三話の順で好みだけど、溶けていくアイスキャンディを線香花火みたく持つ三船敏郎は流石に反則

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.0

2020.4.5 ザ・シネマメンバーズ

写真を受け取らず、ただその姿を窓越しに焼き付けるのみ…

東京少女(2019年製作の映画)

1.0

2020.4.4 YouTube

RADWIMPS、山戸結希あたりのペラペラエピゴーネン

おるすばんの味。(2017年製作の映画)

1.0

2020.4.4 YouTube

何の疑いもなく食事性善説にたつ人間ほど信用ならないものはない

あとのまつり(2009年製作の映画)

2.0

2020.4.4 Vimeo

黒沢清な記号を蹴り飛ばし、『リバーズ・エッジ』的な河原へ

2020.4.5 Vimeo ②

黒沢清の言う「日常にいてすぐ隣にある非日常としての川」の眩しいまでのかが
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インディア・ソング(1974年製作の映画)

3.5

2020.4.4 MUBI(英語字幕)

過激すぎる。『美しき仕事』の引用元?

助監督:ブノワ・ジャコー

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.5

2020.4.4 U-NEXT

『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』、荒戸源次郎版の圧勝だが、この近藤龍人はすごい…
出逢いの場からしてその最期が既に規定されている、小栗旬と二階堂ふみの手の接触。

人間の時間(2018年製作の映画)

1.0

2020.4.2 シネマート新宿

『春夏秋冬そして春』→『メビウス』→『人間の時間』の三段跳びにして、なんと悲惨な飛翔と着地か。あらゆる点において透過な壁、アン・ソンギと藤井美菜との別れの切り返し、
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STOP(2017年製作の映画)

1.0

2020.4.1 U-NEXT

ギドクの荒削りな寓意性が、ギドク史上最悪な形でパッケージ化されてる。福島↔︎東京の天丼移動カット、西新宿辺りでのチープすぎる照明とかには若干ノレそうではあった。窓越し
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Guilty Bystander(原題)(1950年製作の映画)

2.5

2020.4.1 MUBI(英語字幕)

タバコ販売機の鏡を反復させたり、銃弾を受けた主人公が横たわる階段を突然真横から切り取ったり、宿屋の捜索や地下鉄のチェイスシーンを長めのカットで捉えたりと、実際
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不変の海(1910年製作の映画)

3.5

2020.3.31 YouTube(サイレント)(英語字幕)

年月経過の見せ方とかほんと巧いのよなぁ

テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

1.0

2020.3.31 U-NEXT

モキュメンタリーに対する白石晃士の演出アプローチがいかに誠意を持って考え抜かれたものであるかを知ることができる、という一点においてのみ、俗で手垢に塗れた演出を下劣に
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悪魔(1972年製作の映画)

1.5

2020.3.30 U-NEXT

伐採人が枝に行手を阻まれたので枝を切り落としていくだけのプロット。ズラウスキーさようならー

サイコ2(1983年製作の映画)

3.5

2020.3.29 Prime Video

ここまで志の高い続編ならヒッチコックも本望だろうな。アンソニー・パーキンスを抱擁するメグ・ティリーの室内ロングショットに泣く。

濡れた欲情 特出し21人(1974年製作の映画)

3.0

2020.3.29 U-NEXT

これだけ破茶滅茶でもストーリーがストンと腹落ちする編集の凄まじさ。留置所の照明、洗濯物の滑らかな(斜め)落下運動に驚く。神代が自身の過去作のイメージを再利用すること
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ユマニテ(1999年製作の映画)

3.0

2020.3.29 MUBI(英語字幕)

戦争のニュース番組(?)をかけながらキーボードで音楽を奏でるシーンなど、かなり『魂のゆくえ』的、というか『田園司祭の日記』的。
デュモン印な海や田舎の風景・
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

2020.3.28 Prime Video

虚心坦懐初見シリーズその4。
恐怖!モーテル!シャワーシーン!な感じかと思いきや、犯罪!お屋敷!後始末!なテンションだったので、嬉しい驚き。
あらゆる映画
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

2020.3.28 U-NEXT

ドール作成と蒼井優との走馬灯フラッシュバックは致命的にダサいが、居酒屋でのきたろうの長回し、高橋一生に触れられる蒼井優の恥じらいクローズアップ、視線の交わらぬ病床で
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路面電車(1966年製作の映画)

3.0

2020.3.27 YouTube(英語字幕)

動くカメラが男を駆り立て、走る男をカメラが見送る

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

2020.3.27 TOHOシネマズ日比谷

双眼鏡と俯瞰ショット。徹底して「あきらめ」を主題とするジャームッシュ。正直ティルダ・スウィントン関連の演出にはほとんどノれないが、ダイナー前での天丼ギャグ
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嗚呼!おんなたち 猥歌(1981年製作の映画)

3.0

2020.3.23 U-NEXT

出所した内田裕也を安岡力也が歩道橋の上で出迎える長回しが奇跡。
気の利いた反復、横→縦な電車、濡れたパンを咥えながらシャワーを浴び電話に出る内田裕也の神代的運動神経
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ガラスはジャズる(1958年製作の映画)

2.5

2020.3.22 YouTube ②

ガラス職人の巧妙かつ軽妙な手つき、自動化が孕む内在的欠陥

プラウダ(真実)(1969年製作の映画)

3.0

2020.3.21 U-NEXT

「単なる旅行記」のような第1部、「正しい映像を再発見するため、正しくない映像に正しい音を対決させる」第3部のショット群が素晴らしい。真っ赤な服を着た人物ショットを、
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肉体の門(1964年製作の映画)

3.0

2020.3.20 U-NEXT

それ自体としては素晴らしく強烈な演出が続くだけに、宍戸錠が牛を連れてくるショットの水面の反射が静かに強く刻み込まれました

愉楽への手ほどき(2018年製作の映画)

3.0

2020.3.20 U-NEXT

ピンク色セーターの継承、捨てられたフライパンでの殴打、『仮面/ペルソナ』→『アンジェリカの微笑み』、愛撫を介した現実↔︎映像の越境、ラストの切り返し…

劇中での陳
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田園詩(1976年製作の映画)

4.0

2020.3.19 シネマヴェーラ渋谷(35mm)

映画的豊かさの、ほのぼの四重奏や〜
水辺を走るショットの距離感で『女っ気なし』を思い出してたら、ジェスチャーゲームまで始まってかなりびっくり。ブラ
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怒りのキューバ(1964年製作の映画)

3.0

2020.3.18 シネマヴェーラ渋谷(108分版)(35mm)

どこまでも追いかけてくる十字架、果物屋を起点に変奏される仰角ショットと縦方向のイメージ、マッチの火→黒煙を上げる炎、窓の枠組みを越え
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いたずらロリータ 後ろからバージン(1986年製作の映画)

2.5

2020.3.17 U-NEXT

雨、鏡による動機付けはそれぞれ三度ずつ。『ラブ&ドール』よりもビターかつロマンチックなラストの斬れ味に唸る。

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