紫色部さんの映画レビュー・感想・評価

紫色部

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2017新作ベスト

予兆 散歩する侵略者
(台北ストーリー)
スプリット
パターソン
未来よ こんにちは
女神の見えざる手
ドリーム
ミューズ・アカデミー
希望のかなた
バンコクナイツ
ポルト

2015.11.28以降鑑賞作品のみ記録 大学生
スコアは2.5で±0 4.0から傑作 評価変動相場制

永遠の語らい(2003年製作の映画)

4.0

2018.1.18 DVD

世界に対峙していく諸段階とその瞬間が詰まっている。レオノール・シルヴェイラと娘ちゃんとのくだりはそれこそ永遠に見ていられる。傑作。

勝手にしやがれ!! 黄金計画(1996年製作の映画)

4.0

2018.1.18 DVD

拠り所のない多幸感にただただ打ちのめされる。風に靡き空に放たれるための風船、藤谷美紀が滑り降りる公園の滑り台、荷物の倒壊、大杉漣の不思議な踊り、追う/追われる関係の逆転と
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終電車(1980年製作の映画)

3.5

2018.1.17 DVD

ギトリ的な雰囲気漂うトリュフォーの軽やかな娯楽作!緑色のスタンドライト、停電になる一連のシーン、幕が下がった一瞬のキス、喧嘩の雨… 電車は1シーンしか映らない?

ギプス(2000年製作の映画)

2.5

2018.1.17 DVD

津田寛治を誘い込む川岸、佐伯日菜子の脚にクリームを塗る尾野真千子、赤いカーテン→金魚→赤い扉→赤いシーツ→ポストへの転換、黒沢清的な車内のショット、だが…

眠れる美女(2012年製作の映画)

3.0

2018.1.17 DVD

群像劇もそつなく撮れるベロッキオ。「眠れる」ことへの対象化と目を開けることへの優しい眼差し。女はここでも転落のために窓を開け放つ。

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

2.5

2018.1.16 DVD

結局はクリストファー・プラマーの独擅場になってしまうが、リリー・ジェームズのくびれも中々にヤバい。眼福。必見。ヒムラーのキャスティングには思わず吹き出す。

UNloved(2002年製作の映画)

4.0

2018.1.16 VHS

見たいショットが次々と飛び出てくる気持ち良さにひたすら悶え打つ(撮影:芦澤明子)。アパートの階段と高低差、アントニオーニ的なテーマ性にブレッソン的なショット(手の雄弁な動
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M/OTHER(1999年製作の映画)

4.0

2018.1.16 VHS

エドワード・ヤンとかカサヴェテスとかの匂いがするような。家路の坂に現れる犬、透明なガラスの反射、渡辺真起子との断絶を示すように画面を切り裂く黒く太い線状の影、突然の雷光…

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.5

2018.1.15 DVD

一から十までゴダールまみれだが、大学構内でのショットや横移動におけるアナーキーなまでの強度っぷりは尋常でないし、ラストの長回しに映る川や車の移動にも驚く。まさかベルイマン
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ユキとニナ(2009年製作の映画)

3.5

2018.1.15 DVD

『お引越し』同様、両親の離婚を目前に控えた少女は森に迷い込んで行かなければならない。序盤と終盤でみせるユキの母親の演技には心底興醒めだが、少女の視点に立った世界の切り取り
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アルコール夜通し転宅(1915年製作の映画)

3.0

2018.1.15 CS

鍵穴越しの窃視、ベッドの上から帽子を落とす仕草の反復辺りは素晴らしいし、壁に撥ねかされたバスタブの湯には血しぶきのような質感がある。

明日の世界Ⅱ 他人の思考の重荷(2017年製作の映画)

3.5

2018.1.15 イメージフォーラム

さんかくランド→しかくランドの天丼ギャグで爆笑し、「TIKT」のくだりで号泣。

イライザから私たちへ(2018年製作の映画)

3.5

2018.1.15 イメージフォーラム

紙が机に落ちる、車の窓が開く、枯れ葉がベンチに着地するなどの最もシンプルなアニメーションの動きに強く心揺さぶられる。優れたアニメーション作家というものは皆一様
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不完全なふたり(2005年製作の映画)

3.0

2018.1.14 DVD

扉の介在するショットなんかは悉く決まるのだが、フィックスとクローズアップの対比や鏡の配置が若干あざといのと、日本人的なことを外国人にやらせているぎこちなさが先行してそこま
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宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)

2.0

2018.1.14 CS

友好の遮断を示すように、「王さん」の机の下には初めから金属の板が敷かれている。物語の大半を密室での問答が占めることになるのだが、これが単調かつ一辺倒で全く楽しくないのが致命
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

2018.1.14 BS

相変わらずのオリヴァー・ストーンだし、ヒロインの趣味もやっぱり最低だが、警鐘の赤を常にどこかに纏っていたジョセフ・ゴードン=レヴィットから恋人のシャイリーン・ウッドリーへと
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

2.5

2018.1.13 BS

「一線を越える」瞬間をきちんと絵として見せていたり、クリステン・スチュワートの鏡像/実像がニコラス・ホルトの実像/鏡像と一体化するショットの捉え方なんかは最高にエモいが、結
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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

1.5

2018.1.13 TOHOシネマズ海老名

Rotten Tomatoesで0%の評価は伊達じゃない!派手さの欠片もない冒頭シーケンスから右肩下がりで訪れる、暗くて冗長で誰がどこで何をしてるのかさっ
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.0

2018.1.13 BS

カットバックが早すぎるし、カーテンも赤すぎる

ゲット スマート(2008年製作の映画)

2.0

2018.1.12 BS

徹頭徹尾程度の低いギャグを積み重ねていく演出は一周回って面白いが、結局はアン・ハサウェイのコスプレ七変化しか残らない。

休憩3D(2003年製作の映画)

3.0

2018.1.12 YouTube(『Welcome to the Show』『The End of the Show』と併せて) ②

シンプルなアニメーションからのメタな視座

ビリーの風船(1998年製作の映画)

3.5

2018.1.12 YouTube

酷すぎて笑える 日本の子役たちで実写化希望

オヤシラズ(2010年製作の映画)

3.0

2018.1.12 YouTube

手繰っていく動作とひたすら垂れゆく血

人生の意味(2005年製作の映画)

3.0

2018.1.12 YouTube

世界観(宇宙観?)と背景の色彩が好き。悩みがある時はみんな空を見上げるものだ

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.5

2018.1.12 イメージフォーラム ②

全ての映画が『アンダルシアの犬』であればいいのに… おっぱい≒おしり

砂漠のシモン(1965年製作の映画)

3.5

2018.1.12 イメージフォーラム

肉体核弾頭ってなんだよ(哲学)

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.5

2018.1.12 イメージフォーラム

密室を設定することでのみソリッド・シチュエーション・スリラーを謳っている巷に蔓延るスリラー映画の大半を逆説的に否定してくれる何ともありがたい作品ではあるが、不
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ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.0

2018.1.12 イメージフォーラム

動くものが悉くショットに収まっていく無神論的カタルシスと、流れる時間をも打ち消してしまう静止画ショットの破壊力にやられる。傑作。

昼下りの決斗(1962年製作の映画)

4.0

2018.1.11 BS

黒い帽子、黒いカラス、握り拳のショット、崖と斜面の構図、真正面からの銃撃戦の切り返し…

デコトラギャル・奈美 感動!夜露死苦編(2012年製作の映画)

3.0

2018.1.11 CS

まさかこれがシリーズ4作目とは思わなんだが、冒頭の長回しにおけるみかんの散乱、逆光に映える白い下着の照り返し、父の墓石が建つ沿岸での一連のロングショット、『悦楽交差点』へと
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.5

2018.1.9 TOHOシネマズ海老名

いくら賑わいが増したところで展開そのものが無機質で記号的な直線運動であることには変わりないし、いままでの独り善がりなディスコミュニケーションぶりを自ら(では
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.0

2018.1.9 TOHOシネマズ海老名

堅実なキングスマンなんてその時点でもうキングスマンじゃないんですよ

ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

2.5

2018.1.8 BS

『シャイニング』から『LUCY/ルーシー』、『地獄の警備員』に至るまでを至る所にサンプリングしたような表現志向は中々に楽しいし、こちら側(=此岸)とあちら側(=彼岸)との境界
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

2.5

2018.1.8 BS

ドラマも構成もあまりにありきたりだが、タバコの灰が落ちる、階段を降りる、蝋燭の火が揺らぐ瞬間をショットとしてちゃんと捉えている。イーサン・ホークの演技(演奏)や海の見せ方も好
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