tarkunさんの映画レビュー・感想・評価

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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

アカデミックな伏線の示唆的な貼り具合が 焦れる。ラストシーンが 胸焼けしそうな 苦々しい 結末で ちょっと消化不良。話の落とし前はこの次の話で つけてくれるんだろうけど、その次作で エイリアン と ど>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

史実を題材にしているためか、緊迫しつつ淡々と進行する序盤から、一週間と一日と一時間の三つの時間軸で話を構成する『らしい』展開を一つに結実させるクライマックスが面白い。流石だなぁ。

セッション(2014年製作の映画)

4.2

何だろう?嫌悪感にも似た ザワつきが収まらないし、『セッション』って邦題も違和だらけに感じてしまう。一線を越えた感のラストのドラミングは怒涛の迫力はあっても 狂気に満ちた破綻劇の『回収』が成ったかとい>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

Hulu で唐突に配信されてて つい観てしまった。改めて観ると 力業全開な展開で 突っ込みどころ満載なのだが、何度観ても『真実』を知るくだりは 深層心理にある死生観的な思いをくすぐられる。エージェント>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.0

幼馴染みの男女がすれ違いの末にハッピーエンドで結ばれるという結末は ハナから読めるので、オチへのプロセスと落とし方が焦点になるのだけれど、主人公カップルが娘たちに諭す場面でのネタバラしとソコに至る展開>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

4.2

歌舞伎町ラブホ群像劇‼︎ 風俗模様のカオスな展開と題材の面白さに尽きる作品。イ・ウンウの演技に説得力と存在感があって、ヘナとチョンスのストーリーが一番惹きが強かった。反面あっちゃんの演技のソレは『も>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

ホームドラマや ロードムービーな要素は有れど やっぱり主役は料理な 作品。SNSも含めた色んな題材を上手いことまとめていてイイねェ。見せ方で面白いと思ったのが、鉄板の上のホットサンドの『底』の焼き目を>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.1

俳優陣の演技やストーリー自体がやや大味に思えたのだが、CGで描かれたGodzillaの振る舞いには『千両役者』のソレを憶え 正直心震えるほどの衝動だった。『東宝ゴジラ』の『型』に忠実 且つ リメイクと>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

4.0

『捜査』のシーンが多めで『刑事モノ』のごとき展開。以降への伏線もチラホラ散見して 起承転結の『承』といった趣の話か? 素子がゴースト侵入鍵を使って バトーに『自身』を殴らせる場面(しかも2度も…)や >>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.2

相も変わらぬ面白さ で 十二分に堪能! 苦悩して使命を悟る展開は前作より若干シリアスに振っている感じ。ジム・キャリーの「殉死」は前作ニコラス・ケイジのソレと比べてイマイチ重厚さに欠ける感じが残念。しか>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.6

高校教師ジェルマンが文才溢れる生徒クロード(のプロット)に知らず知らずに魅せられて背徳者へと堕ちていく話。カオスな展開から破綻していく終盤の展開は有りがちな話だけれど、現実と私小説の交錯具合が緊張感有>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.8

主人公坂井タマ子の 父親とのパラサイトな日々を四季を通じて綴っている。娘をもつ 父親の立場で観ると、タマ子のダラけっぷりと娘のソレがあまりの類似で ツッコミのひとつも入れたくなる。
作品冒頭の数分間の
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.6

原作は読まずに鑑賞。
史実に沿って丹念に作られている印象で 且つ要所要所の場面で涙腺解放の憂き目に… ここ最近の邦画では文句無しの感動を味わう。大石 賢一郎の「あと10年もすれば…(戦争の生き証人の多
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東のエデン 劇場版 I The King of Eden(2009年製作の映画)

4.0

結構 好きな作品なのだが、劇場版単作でスコアを付けるのは 些か気が引ける。
TV版11話と劇場版2作で ワンパッケージ な 話 かと…
TV版の展開だったり 劇場版の物部と滝沢との長台詞なやり取り(こ
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