たろさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

たろ

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.0

冒頭の貼り紙の時点で嫌な予感がしたが、これは映画じゃなくてドラマだな•••
全員全く現実感がないがそれが許される物語ではない
同じ様な感想をプラダを着た悪魔で書いたのを申し訳なくなってくるレベル

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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.8

モールスは見たが話は大半忘れた

結構展開の雑さが目につくが、耽美な感じの話は好き
モールスに比べてモンスター感は薄かった気がする。そのおかげでテーマがハッキリして良いと思う
北欧だとヴァンパイアと猫
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画っぽい血糊の感じが好き
ホラーと思って見始めたけど、サイコサスペンスだったかーと思いきや結局ホラー?

オチはかなりよくわからなかった•••
日本人が悪役だと物語として破綻してる気がするのだが
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.5

こういうのは結構好きだが、ちょっと間延びしてる感があるかなー
前半は正直退屈
女が繋がる所とかは結構好き

中学生の頃に友達の家でほんとにあった呪いのビデオシリーズを「全然怖くないよなー」って言いなが
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.3

悪くは無いと思うのだが、話が唐突で情緒に欠けるように感じてしまった
思ったよりも群像劇的な要素が強かったので、個人的な趣味としてはもうちょっと2人にフォーカスして欲しかったかな

史実なのかも知れんが
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

どこまでが史実でどこからが脚色なのかわからないが、今この映画を撮るということにイーストウッドの強い意思を感じる

主人公がかなり丁寧に典型的アメリカ小市民として描写されてるのが好感が持てる
実際彼はそ
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.3

想像の100倍くらい用心棒だったがかなりツギハギ感があるので向こうの方が圧倒的に話は面白いな
やっぱ黒澤明はちゃんとしてるんだなって思った

非公式リメイクにしては細部にこだわりすぎでは?
小屋で上に
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アルマジロ アフガン戦争最前線基地(2010年製作の映画)

3.5

同じ戦場ドキュメンタリーでもレストレポとは大分毛色が違うな
こちらの方が強く物語を感じる
あとあまりカメラを意識させないようにしているのか?

かなり暗い話だなー
告発的な要素が強いのだろうか?
ちょ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

初めの2つが好きだった
ウィノナライダーがツボ過ぎる
ニューヨークの黒人とドイツ人のテンション差も良い

これ実は全部元ネタがある感じなのかなー
なんとなくパリはカラックス、ヘルシンキはカウリスマキを
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

3.5

かなり好きな雰囲気なんだけど中盤の展開は流石に無理がある気が
いくらなんでも気づくでしょ

結構サスペンス感ある映画だけどもっとホラーに振ってくれてよかったなー
正直ホラーとサスペンスはあんま相性良く
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

4.3

ストーリーは繋ぎ合わせのオリジナルだと思うがねこぢるの空気感をうまく表している
音楽も良い

エンドロールがなんかよく分からんけど凄く良かったので0.3点加点

オールナイト上映とかで曖昧な状況で見た
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

低予算のZ級映画だが意外と真面目に作っている印象
話の整合性はともかく、客を楽しませるために色々イベントを盛り込んでるのが好感持てる

基本的に物語の情緒ゼロで笑える

エンドロールの歌も楽しい

ゾンビ大陸 アフリカン(2010年製作の映画)

3.0

冒頭の絵が超おしゃれ!
と思ったのも束の間、その後は結構普通の映画だった

ゾンビがたまに早く動くので一貫性を持たせて欲しい

黒人ゾンビは最初期のゾンビ映画を思わせてカッコ良いし、呪術師とかもかなり
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クスクス粒の秘密(2007年製作の映画)

2.5

冗長だが冗長さを楽しむ感じの映画ではないように思った
アップが多くカメラが騒がしい感じだからかなー
テーマ過多なのも気になる

後半の展開も無理やり感があり好みではない

義理の娘のキャラクターは好き

レストレポ前哨基地 PART.1(2010年製作の映画)

3.8

何気に戦場ドキュメンタリーは初めて見るかもしれん

笑顔でインタビューに答える兵士が非常に印象的

数人で踊るカットがとても良かった

映像は正直普通の戦争映画と変わらないのが恐ろしい

これを見て戦
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.5

馬鹿みたいな話だが泣ける

当時クドカンとか阿部サダヲが流行っていた空気感があるよね
こういう空気感だと人物描写はもうちょい絞ってもいいのかなーという気もする
妻夫木の苦悩いるか?と思ってしまった
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.5

ベースは結構好きなのだがキャラクター過剰だったり間の取り方的にどうしてもコント感が出てしまう
この話だったらもっと笑いを廃してガチでやったほうが面白いと思うんだよなーまあそれだと間がもたないのかもしれ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

勝手に「ラースと、その彼女」みたいな話かと思ってたので不意打ちでこういう話だとなかなかのダメージ

代理セックスのシーンが白眉

終盤はちょっと展開が早急過ぎるように感じてしまったなー

録音の感じも
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

原作は既読

導入には若干の違和感があるものの全体としてはうまく作ってある印象
ストーリーはほぼ改変ない感じだよね
委員長だけもっと報いを受けて欲しかった
石田や植野に言われてもノーダメージだろうしな
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

日本も他の国もおんなじ感じなんだなー
個人事業主委託ってやっぱ資本主義の闇だよね•••

父親としてお兄ちゃんの行動に「何やってんだよ」って憤る気持ちもわかるものの、お兄ちゃんはお兄ちゃんで本当は優し
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ケス(1969年製作の映画)

3.0

名画の装いだが疲れていたせいか非常に断片的に感じて全然乗れなかった

黒板の前でケスの話をするシーンは良い

延々とサッカーのシーンが続くのはイギリスギャグか?

オチは少し悲しいがやはりどことなく唐
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his(2020年製作の映画)

3.5

全体的には良いと思うのだが話はちょっと無理があるかなーと感じてしまった
現実はもっと色々厳しい気がする•••

前半はBLっぽい文脈を感じるが後半はゲイムービーとして持ち直した印象

東京での飲み会の
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

よくある妄想有能系かと思いきや普通にルーが有能サイコパスなのが面白い

彼の物語の演出力に納得感がある
絵へのこだわりが良い
後半サイコパスのおかげで成功した的な描写だけど、実際のところはいい絵を撮る
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.0

思ったよりかなり真面目な映画だった
ウォッチメンの系譜を感じる
その割にドラマがないからなんか話が上滑りしていく
真面目な話に小ネタをちょいちょい挟んでもなんか寒いんだよなー

過去話に尺を割くならそ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

5.0

物語として若干の無理やり感があった気もするけど、そんなのを吹き飛ばすくらいラルフの話としてよかった
メダルへのこだわりとクルマを壊すシーンに超泣けた
しかし、中盤に自分のゲームに戻ってからの冷遇具合が
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.3

よかった!
かなり真面目にループモノをやってる印象
フィルのキャラクター遷移が面白いし説得力がある
マズローの欲求段階

学習と膨大な反復が全て
繰り返されるカットがかなり良い

オチはもうちょい必然
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

見たはず
メッキーメッサーとはんだごてで穴だらけにされる生徒しか覚えていない

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

翻弄される童貞のおじいちゃんに萌える映画
家主は予想通り感あったけどオチはちょっと唐突だったかなー
チェーホフの銃やね

実はもっとよく見ると匂わせがあるのかね?あんまりわからなかった
絵を評価されな
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

1.0

なかなかのグロ描写
ストーリーはそびえ立つ糞だなー
ベトナム戦争から何も学んでいない•••

これがスタローン監督ということに失望を感じる
正義のアメリカの幻影

しかし90分映画にしてはエンドロール
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月光石(1933年製作の映画)

2.5

意外と登場人物が多く、画質の悪さも相まって話が分かりづらい
屋敷に集結したくらいからは話が分かってくるが純粋に滅茶苦茶で笑える

満月のカットは良かった
教授は死ぬ前の方がゾンビっぽいね•••

しか
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

古き良きサスペンス映画
話は結構読み切れる感じがするが、そのくらいがちょうど良いのかもしれない
刑事がヒーローなのも良い

パブでテレビを切り替えられるシーンが白眉
あと人形のお医者さんで何故だかほろ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.3

かなりB級SFとギャグに寄せてきたな
これ2としてはかなり完璧なんじゃない?と思っていたのも束の間、後半の説教臭さとA級感があんま受け付けられなかった
この映画でそういうのは求めてないんだよなー

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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

普通だなーと思って見てたけど、首吊り後からは超最高
ここからが本番と言っても過言ではない
主人公が安定のビッチなのもうまく作用している

部屋にゼイリブのポスター貼るような糞ギークでも別時間軸で勇気を
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来る(2018年製作の映画)

4.3

マジで中島哲也のセンスが自分にジャストフィット過ぎる
これ合わなかったらすげー陳腐で意味不明に感じるだろうな•••
オムライスの国は原作準拠なのか気になる

最後の床の血がちょっとやり過ぎ感があったの
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野火(2014年製作の映画)

4.0

高熱で見る悪夢のような映画
思ってたよりかなりグロかった•••

結構台詞が聞き取りづらいがあんま話は気にしなくても良いのかも

ラストバトルの緊張感が凄いので0.2点加点

オチはちょっと蛇足感あっ
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