おざさんの映画レビュー・感想・評価

おざ

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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

音楽や映像演出が痺れる
これぞタランティーノだなといえる
表現技法だと思えた。
台詞回しから画角から
その細部までもが世界観を構築し
より高度な緊張感を生む。
凪のような静かなシーンと思いきや
次の瞬
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.7

主演2人の演技力に恐れ入る。

アメリカンニューシネマという時代。
今から約半世紀前の作品群に胸を打たれ
たくさんの映画を観てきた。
これもまた複雑な感情を呼び起こしグシャグシャにしてくる。

よく言
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

5.0

全人類の命のために死ぬ覚悟はできますか?

この映画は映画の良さがふんだんに詰まった作品だと思う。
まず登場人物の関係性。
武骨な主人公と汗臭く荒くれ者の仲間たち。一人娘と頑固親父、そして生意気な若造
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

役者によるツッコミのいっさいないストロングなコントを見せられている気分になる。それでいて人種差別的な問題をユニークに捉えているのが面白いと思った

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

「芸人だよバカヤロー」

ビートたけしの若かりし頃を
師・深見千三郎と共に描く半生。
芸人としての生き様や
不器用で人情のある人間臭さ
昭和臭さがとにかくたまらない。

時代は演芸場からTVの時代へ。
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

よくこんな斬新な設定をここまで王道的な展開に持っていけたなと
雰囲気はトゥルーマンショーの雰囲気×レディプレイヤー1の世界観といったところでしょうか

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.8

ぶっきらぼうな頑固ジジイが心を開いていくストーリー。嫌いなわけない。
老齢の主人公と童貞気質な2人のバディムービー。
この2人の間で周りを取り巻きやがて打ち解けお互いに成長していく2人の様子が愛くるし
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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

-

壮絶な半生すぎて一回も止めずに見てしまった
下手な映画見るよりも映画だった。
行きすぎたリアルは小説よりも奇なり。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

-

栗山監督や選手たちを支えてきたコーチたち
そして他でも無い侍戦士たちの裏側を
ドキュメンタリーで追っていく。
ドラマの裏にはさらなるドラマがあった。
これだけの大会でこれだけの選手を率い
最高級の結果
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

なんか全部最後に持ってかれた
とてもオサレな終わり方だった
最後のシーンは
作られた妄想の世界と解釈したら
とても芸術的な映画だなと思った
サックスの音楽も色気があって
おどろおどろしさを出すオーケス
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

総動員・総力戦がシリーズの醍醐味!
全員が大活躍するのがとても好きです。
そして台詞の端々やキャラクターの
細かい性格部分の描写が全てフリになって
一切無駄が無くそれが感動的な場面に繋がる。
一連のシ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

絵に描いたようなバッドエンド。
あ!?ここで終わるんだ!?となる感じ。
冒頭の写真が象徴的で以降
度々登場するカメラでの撮影シーンが
フィクションを現実風に足らしめている。
まあ実際の話しを元にしてる
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.8

マリオが生きている。
率直に人間としてブルックリンにて
生活するマリオを見て
ワクワクした。

これまで数々の名作を生み
日本をいや世界の人々を
熱狂させてきたクリエイター
宮本茂氏が本作に携わってい
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.3

前半の展開の早さに引き込まれた。
名優同士の演技合戦。だがこれは
ジャックニコルソンの映画に感じた。
存在感重厚感が群を抜いていた。
そしてそのニコルソンが退場した後の
展開がやや蛇足気味に長い。
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ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.8

ラスト15分の討ち入りシーンだけでも観る価値あり。
ワイルドで渋くて男臭い。
スローモーションで歩く4人の横並び、
これを格好良いと言わずしてなんと言うものか。
覚悟を決めた瞬間のお互い察知して笑うパ
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.0

とにかくわけがわからないくらいアクションがすごい
残り40分を戦争シーン
全編のほとんどを兄弟の因縁のストーリーにして
最終クライマックスで全て回収する壮大かつ爽快なインド映画。
神話叙事詩をベースと
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

最後の最後まで完成された作品力を感じた。
たくさんの映画シリーズの中でも
抜群に世界観の練り込まれた一作だと思う
ハリーポッターに携わった全キャスト・スタッフ、製作陣に感謝の意を込めて。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.9

スリルとファンタジーとアドベンチャーのバランスがとても良い
常にドキドキハラハラワクワクさせてくれる

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

アクションもド派手で脚本も面白く個性的。
頭空っぽにして楽しめる娯楽作。
正直舐めてた。さすがワイティティだ

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

Netflixにハリポタ全シリーズ観れるとのことで久しぶりの鑑賞。
スネイプの過去を知りながらまた観るとその背負ったものの重さや愛の深さを感じる。
数ある映画シリーズ物のなかでもやはりハリポタは
さす
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.2

怒涛の展開とド派手なアクションシーン
インド版ロード・オブ・ザ・リング!?
2人の兄弟の王位継承と一族・国の運命を
分ける主人公の登場。
とにかくテンポの良すぎる展開と
力強い画力に終始魅了される。
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

脚本が秀逸だと思う
粒立てたセリフひとつひとつが
後に効いてきて
大いなるフリを作ってくれている
その結果として主人公マイルスと
ともに感情移入して成長でき
疾走感のあるアクション映像とともに
気持ち
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座頭市物語(1962年製作の映画)

4.0

終盤の市の男らしさ・渋み満点の
すごみに震える。
柔和な声から低くドスの効いた声まで
使い分け、唯一開眼するシーンでの
迫力たるや。。。
最後も女性とあえて合わずまた
1人旅鴉へと戻っていく盲目の義賊
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子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

4.2

一作目でなぜ子連れ狼になったかを
描いた分二作目では序盤から終盤まで
血飛沫舞う殺陣の連続。
そのアクションの表現力や
キャラクターを際立たせるカットの
美しさに圧巻を受けた。
漫画原作だからこそ魅せ
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子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年製作の映画)

3.8

時代劇風ヒーロー見参。
小池一夫原作の漫画の実写化。
いわゆる実写化成功映画とも言える。
海外の著名監督にも影響を
与えるくらいの作品だから
どんなものかと思いみてみたが
期待通り面白かった。
侍らし
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

正直ONE PIECEの映画で
一番良かった。
今までの伝説ジジイキャラとか
最強の刺客的なタイプとは
一線を画す敵像や音楽を融合させた
映像表現はこれまでにないONE PIECEの
バトル表現に思え
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.7

明日に向かって撃て!
男たちは来ない明日へ向けて
走り出した。

ストーリーは追ってから逃れると言う
単純な話の中でなぜここまで
哀愁に満ちていくのか。
二人の関係性や彼女の存在が
人生観を表している
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