つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

つるばみ色の秋津凡夫

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ハーモニー(2015年製作の映画)

1.0

ニヒリズム

人間に迫るのが虚構の務め。
それを放棄して語るものは無い。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.2



上品な画面作り、子供の動きは円熟している。
千尋の後を追うが、遠く及ばず。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.1

初源

同じ道では追い付けない。
官能性が無い。

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

1.8

作家性

相変わらず人間が安く、下品。
現実も空想も土台が無い。
原作もスタッフも優秀なのにどうしてこうなるんだろう。

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)

2.1

虎穴

よく膨らませたパンだが、オリーブオイルが無い。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

1.9

ホットブラザーズ

湿った導火線の様に何も始まらない。

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

1.3

ヨブへの答え

生きている限り、死の影が追いすがる。

無能の人(1991年製作の映画)

1.6

虚無

生きていく覚悟も無く、ただ浪費していく今日。
死ぬ覚悟も無く、ただ浪費していく明日。

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

1.3



相撲を撮るのは無理だからコメディに頼るのは正道。
だが、人間やリアリズムを捨てて勝負は成立しない。

汚れた血(1986年製作の映画)

2.6

パラシュート

疾走、滑走、離陸。
いつか君にも届く様にと死ぬ姿にブドリを見た。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

1.4

悪霊

誇大妄想に美学がある訳でもなく、ただ只管にペシミスティック。
溌剌と突き放す勇気は早い方が良い。

わが街(1991年製作の映画)

2.0

ハンター

演出面は散々だが、シンプルな解答も悪くはない。

ハイヒール(1991年製作の映画)

2.2

足音

迷惑を掛け合い、分かち合い、親子に戻る。

息子(1991年製作の映画)

2.7

白鷺

演出面を工夫すれば、邦画のテンションはこれくらいが丁度良い。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

1.7

金魚の糞

ユーモアとペーソスは望む所。
懐の大きいかも知れないが、精神的に幼いまま。

シラノ・ド・ベルジュラック(1990年製作の映画)

3.2

大声で

演出面に映画の醍醐味は感じられないが、補って余りある物語の切れ味がある。
人間の闊達さはハムレットに次ぐ。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.8

パリに座礁したメデューズ号、ポンヌフ。
シテ島の端を跨ぎ、東にノートルダム、西に凱旋門とエッフェル塔、南にカルチェ・ラタン、北にレ・アール地区というパリの臍に位置し、ルノワールが描き、クリストが梱包し
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