pikaさんの映画レビュー・感想・評価

pika

pika

スコアは0.5点刻み
2018年はあんまり映画見れなそう

映画(1462)
ドラマ(7)

マザー!(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだこれ!ギャグ映画じゃん!笑 コメディでもシュールレアリズムでもなくギャグ!
その点で言うと結構笑えたし、途中何度か「もういいや」と諦めかけたけど問題作だけあって最後まで見れるくらいの妙なパワーは
>>続きを読む

さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

4.0

探偵業を淡々とこなしていくシンプルな流れの中で少しずつ絡まり合ってマーロウが巻き込まれていく展開に、ふむふむとこちらも同様にのめり込んでいく面白さ。
同じトーンで展開するわりに色彩も鮮やかでキャラクタ
>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

5.0

初ポランスキー。 推理物として見ると思ったよりも肩透かしを食らう感じがあるけど、ノワールを纏ったハードボイルド映画って聞けばなるほど納得!な叙情性を娯楽に昇華している傑作。めちゃくちゃ面白い。

40
>>続きを読む

三つ数えろ(1946年製作の映画)

3.5

トリュフォー先生!すんません、よくわかんないっす!
ハワード・ホークス三作目。「暗黒街の顔役」「ヒズ・ガール・フライデー」はむちゃくちゃ面白かったし個性を感じたが今回は事件の顛末を追うのにいっぱいいっ
>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

5.0

オープニングの猫のくだりたまらん!タイトルの場面と音楽の切り替え面白!瞬時に記憶に残る濃いモブキャラたちがわんさか出てくる!
ソッコーで心掴まれた!好きだこれー、惚れたー小田和正状態。あなたに会えて本
>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.0

天賦の才能というやつで一気に成功者となり有頂天に溺れる様は、ベタもベタだけども初期作にしては余裕すら感じられる鮮やかな演出捌き。特に79年の大晦日はテンプレートの如きあるある展開と演出だけどサラリとテ>>続きを読む

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

4.5

超面白い!ロメールによる政治思想の教則映画のようだった。
個人の思想は右や左なんかのレッテルで一括にできるものではないし、時が経てば変化もすりゃごちゃまぜになってくる、みたいなことを教えてくれるという
>>続きを読む

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

5.0

なんだこれ最高かよ!
舞台のような場面転換とクロスショットが芸術的で感動もの!めくるめく映像表現に加えて喜怒哀楽を刺激する娯楽性が隅々にまで丁寧に盛り込まれていて延々と面白く、映画の醍醐味ってものをた
>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

5.0

はぁ、好き。
何から何までツボにハマる。見進めるごとに胸が高まってどんどん好きになる最高の映画!
説明表現がドSなアントニオーニ。オープニングからたまらんたまらん。初見は画力と魅力と面白さの衝撃に圧倒
>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.5

パッチワークのような映画。
鑑賞者に如何に映画を通して想いを伝えるか、という作品作りの存在意義たる伝達方法としての正攻法ではなく、作家個人の個性の実験的芸術観を込めている印象が強い。
伝達方法そのもの
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

ネタは隅々最高!アメコミネタから他の映画作品ネタから役者ネタまでこの作品でしかできないネタの嵐は相変わらずめちゃくちゃ楽しくて、ここまでやるかと一歩進んだ振り切りっぷりが最高だった。
カメオ出演の豪華
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

非常に生々しく汎用性のあるドラマで、恋から愛、そしてその到達点たる結婚とはというシンプル且つ誰にでも起こりうる人生の岐路を丁寧に端的に見せ共感させながら、直接的でも比喩的でもあるスリリングな展開を織り>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.0

欲って怖いな〜。莫大なお金のかかる映画作りで費用以上に稼ごうってんだからターゲットを広範囲に定めるのはわかるけど元々の原作自体がジャンプ漫画の割には大衆向けではない作品なわけで、それを好んでいるファン>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!何年も前から今作については前後編でヒーローが60人以上出てくると聞いていて、期待半分不安半分で楽しみにしていたが、10年もかけて十何作も積み上げてきた大人気ヒーローシリーズの集大成としてよ>>続きを読む

ある戦慄(1967年製作の映画)

4.5

おー!めちゃくちゃ面白い!!
見終わっても終わらない日常侵食ホラーと言うのか、この世がホラーと言うのか、半世紀前の映画なのに今のこの瞬間にも同じことが起きていても何ら不思議じゃない普遍的な人間心理や社
>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.5

優しい映画!エンディングがとても良い!

作られ尽くされたようなベッタベタなお涙頂戴感動ロマンスな話だけど何年も何十年も死をテーマに映画を作り続けてきたガス・ヴァン・サントは一味違うぜ!と言うように、
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

神が本気出したら予想通り想像以上のスーパー娯楽傑作だった。
なぜ涙が出てくるのか理由なんてよくわからない、感極まったと言うようないい涙を流してスッキリデトックス映画でもあった( ;∀;)
メンズデーだ
>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

4.5

半分くらいまでこの映画はどういう映画なのか?と見入っていたが、なるほどサイコホラーなのか!
ホラーだと言えば確かにホラーお決まりな演出が多用されてるけどその瞬間を過ぎるとホラー映画というのを忘れてしま
>>続きを読む

エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

斬新な異種間交流!?
とにかくご飯が不味そう!!おえー!!

単体では子供が作れなくなった人魚みたいな女たちが病気と偽って少年たちを閉じ込め、自分たちの子孫を生育させてるのだろうか。
単体生殖を目指し
>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.5

好きな人は好きなんだろう、色々と丁寧に仕掛けが張り巡らされているし小難しい諜報戦を補って余りあるヒロインの魅力に魅せられるしアクションもふんだんでクオリティ的には良いものなのであろうとは思うけど全然面>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

評価高いし期待していたけどそれ以上だった。良すぎる!最高すぎる。
生きるのに直接的に不必要だが生活を彩るアイコンを印象的に用いる魅力、それ以上に生きるということをこのような形で映画で語る芳醇さは至高の
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

話題になっていて友人に「どんな映画なんですか?」って聞いても「上手く説明できない!」と言われ見てみたが確かに形容しようがないジャンルのごった煮感で、ジャンル物のベタなお約束を踏襲しながらも様々なジャン>>続きを読む

ハードエイト(1996年製作の映画)

4.5

虚構のドラマ然としたおとぎ話のような導入から始まり、すぐに心掴まれてグイグイ持っていかれる娯楽的な面白さから後半、どんどんと生々しく人間臭い感情が奥底からえぐり出されていく展開がめちゃくちゃ面白い。>>続きを読む

モード家の一夜(1968年製作の映画)

5.0

台詞なく主人公の日々の行動を淡々とカッティングしていくオープニングだけでも面白いが喋りだすと尚の事最高。
インテリな独身男が14年ぶりに再会してベラベラと生き方にパスカルの哲学とキリスト教の宗教観を引
>>続きを読む

勝手に逃げろ/人生(1979年製作の映画)

3.5

ゴダールを見ると疲れるし、面白さの概念が他の映画作品とは違うところにある印象が強く、見る姿勢が問われると言うのか、こちらから能動的に歩み寄らなければ楽しめないような、でもそうは言っても理解や解釈をする>>続きを読む

肉屋(1969年製作の映画)

4.0

火サスか!?2時間サスペンスか!?なベタなサスペンスドラマなのにこの面白さ。
サスペンスにしてはミステリアス感はなく超どシンプルなものではあるけれども、メインディッシュはそこじゃなく、サスペンスを軸に
>>続きを読む

不貞の女(1968年製作の映画)

4.5

初シャブロル。
うぉぉぉぉ!!なんて終わり方なんだ!カッコいい!!!
オープニングから全ての瞬間に意図が含まれ、何気ないシーンも何もかもが生きていて無駄も隙もない!
テンポ良く淡々と端的にストーリーが
>>続きを読む

ママと娼婦(1973年製作の映画)

5.0

長いんだけど見事なほど下がることなくジワジワと右肩上がりに面白くなっていくので飽きないしどんどんのめり込まされる。
ドラマを見せるのではなく価値観を揺さぶる映画は見てる側の固定概念を剥がしていかねばな
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

うごぉぉ!めちゃくちゃ面白かった!!
なんでこんな史実の難しい話を娯楽作に仕上げられるのか!
史実を描き、実在の人物の情熱や功労を描きながらヘビーな題材であるのに単純に「映画としてめちゃくちゃ面白い娯
>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

5.0

「フィフスエレメント」ファンにとってはリドスコが監督した「ブレードランナー2049」レベルのマジかよ!待ってました!なベッソンのSF大作!
期待以上ではなくまさに期待通り!期待以上なんてそんなのベッソ
>>続きを読む

ジェラシー(2013年製作の映画)

4.5

77分でこの密度、洗練されまくり。
娘が出てくる全シーンが最高。娘の存在感も然り、娘がいると演技に見えない。長回しが至高。
必要最低限のカッティングで多分に物語る演出が気持ち良すぎる。

本当に愛して
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

世界興収が「アベンジャーズ」を超えたって聞いてそんなに!?とギリギリ滑り込みで鑑賞。
徹頭徹尾よくできてる娯楽作なんだが個人的には長いし飽きるし背中がつって痛くてエンドロール始まってすぐ飛び出したくら
>>続きを読む

並木道(1960年製作の映画)

4.0

デュヴィヴィエ初鑑賞はレオ主演作。
なんたる可愛さ!なんたる愛おしさ!
「大人は判ってくれない」のレオを見て当て書きしたんじゃ、と思うくらいレオの映画だし当時の若さあふれる瑞々しさをこれでもかと魅力的
>>続きを読む

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.0

大昔前に見たという記憶だけがあって、トム・ティクヴァをザッと見てみたのでついでに再鑑賞したんだが、アニメーション演出や道筋ですれ違った人のその後の人生描写、コミカルにタイムループしていくゲームのような>>続きを読む

容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

4.0

前に見始めた時はホアキンの出演作をあまり見ていなかったってのもあってイマイチ面白さがわからずすぐに見るのを止めてしまったんだが、最近ホアキンの出演作をガーッと見てきてすっかりファンになって改めて見ると>>続きを読む

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

4.0

叙情的な演出が持ち味のジェームズ・グレイで「白夜」モチーフのロマンス映画なんて見る前から切なそう!とビビっていたら、案の定切なく痛く辛い主人公の葛藤や感情がダイレクトに注ぎ込まれて見てられないほど震え>>続きを読む

>|