pikaさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(1686)
ドラマ(7)

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.5

何度見てもえぐられる。ドストエフスキーの「白痴」を読んでからそれを意識して見たので、難しさに戸惑いまくった初鑑賞の時よりは自分なりの理解が進んだ。
「白痴」の中でムイシュキンが自分を『ロバだ』と言った
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.5

数カ月ぶりに何か映画を見たくなってふと録画してあった今作を再生してみたら最後まで見てしまった。
何度見ても長いなぁと思いつつストーリーは盛り込み過ぎなほどで長さの割に余韻なくサッササッサと進んでいくた
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

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波とか海とか砂とか凄い。技術凄い。
映像やストーリーなどよくできてるなーと感心するんだけど夢中にはなれない。
どこかで『最近の〇〇は面白くなくなったというのはお前の感性が衰えただけだ』ってのを見てギク
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映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!(2020年製作の映画)

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今年初劇場鑑賞映画。
映画を見るときに、なぜこの映画は映画である必要があったのか、他の媒体ではなく映画という手段を選択した理由はどこにあるのだろうかとか考えて見るのが好きなんだが、それで言うとこの映画
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

笑えるんだけどめっちゃ腹立つし不快だしイライラしてくる。最高なんだけど最低。めちゃくちゃ面白いけどゴミクソクズカス。マジなのかわざとなのかのラインをギャグで処理してくれてる親切設計。芸術の扱い方やトリ>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは凄いわ。驚いた。こんなことやっちゃう!?オープニングからラストを想像できないぶっ飛びっぷり。こういう新鮮な衝撃を味わえるから映画は何本見てっても楽しいものですね。
噂に違わずパイのシーンは言わず
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

評判に駆られて鑑賞。
ろくに設定も調べずに見たので主人公のいけすかないキャラ造形や設定、冒頭の長回し演出など某映画ぽいなーと、なぞってスラッシャーホラーにアレンジしたのかなと見ていたら知った上で見ても
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.5

予告を見たときに設定やストーリーには何も感じなかったが菅田将暉が出ていて且つその演技が大好きな「帝一の國」を彷彿とさせるものでこれは私得案件かもしれんと楽しみにしていた。
役者の演技バランスが若干チグ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『最後のジェダイ』で絶望のどん底に落とされたのはこの『スカイウォーカーの夜明け』で感動を倍増するためだったんだ。2年間の絶望の果てにようやくスターウォーズ熱を取り戻せた。ありがとうJJ。よくぞここまで>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

子供の頃も、大人になって子供が生まれたあとも何十回と見てて3桁くらい見てるかもしれないというくらい繰り返し見てるのに飽きない。いつ見ても面白いしボーッとついつい手を止めて見ちゃう。何度も見てるのに、い>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿ジブリで育ち大人になって初めて一人で映画館で見たジブリ。大人になったせいか感覚が変わったのか昔何度も見て楽しんだ諸作品ほど楽しめず、子供向けか、と思って終わったんだが子供を産んだあとトトロと共に>>続きを読む

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.0

面白いか面白くないか、深く考える刺激になるか興味深いか、そういう見終わった後に続く余韻すら形容できない。なんだろうこれ。初めて見たときも何とも言えぬ後味だけ残り感想がまとまらないままだったが2回目も同>>続きを読む

湖のランスロ(1974年製作の映画)

4.5

んおー!血生臭すぎるオープニングから最高。この衝撃は何度見ようとも繰り返されるだろう。
ブレッソンによるスペクタクル浪漫の到達点。映像と台詞で理解するのではなく知覚した情報を元に脳で完成させる。イメー
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

凄いな。ここまでトレース×ブレンドしてくるとは見てて楽しかった。この映画を知ったきっかけが『冬の光』と『田舎司祭の日記』とタルコフスキーの合わせ技との文言を見たからなので目的のものが見れて満足。しかし>>続きを読む

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

やー、良かった。バトルシーンに全てを注いだ構成で、前半ゆっくり丹念にブロリーの背景ドラマを描き後半たっぷりとバトルシーンを満喫させる。間にギャグを挟む緩急も上手い。ドラゴンボールと言えば戦闘とギャグと>>続きを読む

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

3.0

見たあと寝たら悪夢見た。不穏な雰囲気の中本人はそれしか道はないとばかりの必死さで淡々と無へと帰依していく映画。アラン・ドロンは逃げるために自ら核心へと突き進んでいく。ドロンの選択に納得できるよう丁寧に>>続きを読む

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

2.0

記録。
ヒース・レジャーにハマった時に見た。最後まで見れたけど全く良さがわからなかった。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.5

ギリアムに対する部分的な苦手意識は何作見ても拭えず評判の良い今作を見てみたらびっくり仰天、最高じゃないか!
ギリアムの演出がめちゃくちゃハマってて、この演出だからこそこの魅力!というくらいドラマと語り
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田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初に見たときはブレッソン初体験だったので独特の演出に驚き感動し内容は鬱々としてヘビーな話だな程度にしか受け取れなかったんだが、改めて見てみるとまだ手探りの演出ながらも端々に見て取れる独特な技法と効果>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

無神論者なので信仰心なんてものは全くないんだけどめちゃくちゃ好きな映画。最初見たときはなぜこんなにもツボったのか自分でもよくわからず興奮でいっぱいいっぱいだったので今回じっくり考えてみた。未だによくわ>>続きを読む

不思議の世界絵図(1997年製作の映画)

3.5

優しさに満ちた映画だなぁ。ファンタジックな演出にしているシーンは直接的に描写すると結構ハードなシーンだから意識を逸らすためにわざと奇抜な演出にしたように見える。
別れの場面で同じ音楽が流れたり自然光を
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エストラパード街(1952年製作の映画)

4.5

開始2秒でもう面白い。可愛らしく愛おしいアンヌ・ヴェルノン。彼女の表情と姿を愛でてるだけで余りある幸福な時間。映画の中で人物たちが豪勢な料理を食べているけどベッケルの映画が贅沢だよとか思っちまう。
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アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

4.0

おぉ!まさかの不条理劇!夢映画か!面白い。
冒頭オフィスで後輩が将来の夢を語っているときに上の空になってる感覚描写とか演出が凝ってて面白い。嫌味なくスピーディーに展開していて見やすい。
『帰りたいのに
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良い。形容しづらくストーリーらしいストーリーもなくなぜこんなにも感動したのか掴みづらい映画なんだけど凄く心に残る。
窓から見える車、何度もかける電話、嘘と創作と曖昧さ、ピンクの寝間着、酒と
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.0

面白かった!ジャケットに写るトビー・マグワイアとリース・ウィザースプーンはロマンスの相手ではなく双子の兄妹で、オタクで消極的なトビーとカースト上位で男遊び大好きなリースといういかにもステレオタイプ的な>>続きを読む

あのころ僕らは(2000年製作の映画)

1.0

ストーリーがない映画とかは色々あるけど意味のない映画は珍しい。一応最後まで見たけど(倍速で)マジで何にも意味がなかった。全ての瞬間に意味がなくて逆に凄い。あんまりdisりたくないんだけどレンタル料と時>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

5.0

超超超最高!!ツボにガンガンきた。ちょーーたまらん!!最高!!
一見狂人に見える人、常識に囚われていない人、多くの人とは見ているものが違う人が大好きなのでめちゃくちゃ良かった。世間と歩調を合わせられな
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

公開当時20代前半。高校生のときに1作目を見て夢中になり新作を心待ちにして劇場へ行ったあの日『こんなの見たくなかった』ってそれから1回テレビ放送かレンタルで見て以来見てなかった。なんでそんなに不快な気>>続きを読む

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.0

人生には恋愛しかないのかい!自分を見失った中年女性が離婚をきっかけに3カ国を旅する話で題名そのまんま食べて祈って恋をしてばかりの140分。
苦悩や後悔、希望の主軸が全部恋愛。そしてめちゃくちゃ金持ち!
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.5

いい話だー。学生によるスポーツで差別問題を打ち破った実話を映画化し、主演はデンゼル、プロデューサーはノリノリの時期のブラッカイマーときてはハズレるわけがない映画。
音楽の効用を知るに最適とも言える演出
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高。むちゃくちゃ面白い。ヒーローアクション活劇ドラマとしては前作が完璧な傑作なんだけど今作はその続編として完璧な傑作。
ピーター・パーカーがスパイダーマンとなり叔父の死を経て得た力の責任を背負う選択
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バトルランナー(1987年製作の映画)

3.0

大味過ぎておもろい。シュワちゃんが「あーあー!」って漫画のような声を出してガシガシと闊歩し相手を殺してニヤリとするシンプルなアクション映画と思いきやテレビ番組に熱狂し報道を根拠なく信用しメディアに洗脳>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。キャメロン・ディアスが素晴らしい。ハビエル・バルデムの在るところにチーター在り、だと思ったらディアスのチーターだったのね。ディアスのチーターのようなメイク、スマートながらガチャガチャと装飾>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

5.0

2回目。初めて見たときの衝撃を引きずりつつディテールを楽しもうと見てみたら序盤から驚くほど面白い。最初から最後まで徹頭徹尾ブレないルパート・パプキンが素晴らしい。文句なしの傑作。スコセッシベストどころ>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.0

2回目。何度も挿入される海の俯瞰ショットが綺麗。次にどんな表情になるのかが全く読めないホフマンの演技、背中が曲がり口角が片一方しか上がらないホアキンの肉体、なせそんなという言動に対し理解を突き放す演出>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

見ている間何度も頭の中にヒッチコックが出てきて『たかが映画じゃないか』と言っていた。
DC好き、トッド・フィリップス『ハングオーバー』が超苦手、ホアキン好き、予告惹かれずで期待値ぐちゃぐちゃなまま見に
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