pikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

pika

pika

映画(1773)
ドラマ(12)
アニメ(0)

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

やー、良かった。バトルシーンに全てを注いだ構成で、前半ゆっくり丹念にブロリーの背景ドラマを描き後半たっぷりとバトルシーンを満喫させる。間にギャグを挟む緩急も上手い。ドラゴンボールと言えば戦闘とギャグと>>続きを読む

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

3.0

見たあと寝たら悪夢見た。不穏な雰囲気の中本人はそれしか道はないとばかりの必死さで淡々と無へと帰依していく映画。アラン・ドロンは逃げるために自ら核心へと突き進んでいく。ドロンの選択に納得できるよう丁寧に>>続きを読む

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

2.0

記録。
ヒース・レジャーにハマった時に見た。最後まで見れたけど全く良さがわからなかった。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.5

ギリアムに対する部分的な苦手意識は何作見ても拭えず評判の良い今作を見てみたらびっくり仰天、最高じゃないか!
ギリアムの演出がめちゃくちゃハマってて、この演出だからこそこの魅力!というくらいドラマと語り
>>続きを読む

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初に見たときはブレッソン初体験だったので独特の演出に驚き感動し内容は鬱々としてヘビーな話だな程度にしか受け取れなかったんだが、改めて見てみるとまだ手探りの演出ながらも端々に見て取れる独特な技法と効果>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

無神論者なので信仰心なんてものは全くないんだけどめちゃくちゃ好きな映画。最初見たときはなぜこんなにもツボったのか自分でもよくわからず興奮でいっぱいいっぱいだったので今回じっくり考えてみた。未だによくわ>>続きを読む

不思議の世界絵図(1997年製作の映画)

3.5

優しさに満ちた映画だなぁ。ファンタジックな演出にしているシーンは直接的に描写すると結構ハードなシーンだから意識を逸らすためにわざと奇抜な演出にしたように見える。
別れの場面で同じ音楽が流れたり自然光を
>>続きを読む

エストラパード街(1952年製作の映画)

4.5

開始2秒でもう面白い。可愛らしく愛おしいアンヌ・ヴェルノン。彼女の表情と姿を愛でてるだけで余りある幸福な時間。映画の中で人物たちが豪勢な料理を食べているけどベッケルの映画が贅沢だよとか思っちまう。
>>続きを読む

アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

4.0

おぉ!まさかの不条理劇!夢映画か!面白い。
冒頭オフィスで後輩が将来の夢を語っているときに上の空になってる感覚描写とか演出が凝ってて面白い。嫌味なくスピーディーに展開していて見やすい。
『帰りたいのに
>>続きを読む

ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良い。形容しづらくストーリーらしいストーリーもなくなぜこんなにも感動したのか掴みづらい映画なんだけど凄く心に残る。
窓から見える車、何度もかける電話、嘘と創作と曖昧さ、ピンクの寝間着、酒と
>>続きを読む

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.0

面白かった!ジャケットに写るトビー・マグワイアとリース・ウィザースプーンはロマンスの相手ではなく双子の兄妹で、オタクで消極的なトビーとカースト上位で男遊び大好きなリースといういかにもステレオタイプ的な>>続きを読む

あのころ僕らは(2000年製作の映画)

1.0

ストーリーがない映画とかは色々あるけど意味のない映画は珍しい。一応最後まで見たけど(倍速で)マジで何にも意味がなかった。全ての瞬間に意味がなくて逆に凄い。あんまりdisりたくないんだけどレンタル料と時>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

5.0

超超超最高!!ツボにガンガンきた。ちょーーたまらん!!最高!!
一見狂人に見える人、常識に囚われていない人、多くの人とは見ているものが違う人が大好きなのでめちゃくちゃ良かった。世間と歩調を合わせられな
>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

公開当時20代前半。高校生のときに1作目を見て夢中になり新作を心待ちにして劇場へ行ったあの日『こんなの見たくなかった』ってそれから1回テレビ放送かレンタルで見て以来見てなかった。なんでそんなに不快な気>>続きを読む

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.0

人生には恋愛しかないのかい!自分を見失った中年女性が離婚をきっかけに3カ国を旅する話で題名そのまんま食べて祈って恋をしてばかりの140分。
苦悩や後悔、希望の主軸が全部恋愛。そしてめちゃくちゃ金持ち!
>>続きを読む

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.5

いい話だー。学生によるスポーツで差別問題を打ち破った実話を映画化し、主演はデンゼル、プロデューサーはノリノリの時期のブラッカイマーときてはハズレるわけがない映画。
音楽の効用を知るに最適とも言える演出
>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高。むちゃくちゃ面白い。ヒーローアクション活劇ドラマとしては前作が完璧な傑作なんだけど今作はその続編として完璧な傑作。
ピーター・パーカーがスパイダーマンとなり叔父の死を経て得た力の責任を背負う選択
>>続きを読む

バトルランナー(1987年製作の映画)

3.0

大味過ぎておもろい。シュワちゃんが「あーあー!」って漫画のような声を出してガシガシと闊歩し相手を殺してニヤリとするシンプルなアクション映画と思いきやテレビ番組に熱狂し報道を根拠なく信用しメディアに洗脳>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。キャメロン・ディアスが素晴らしい。ハビエル・バルデムの在るところにチーター在り、だと思ったらディアスのチーターだったのね。ディアスのチーターのようなメイク、スマートながらガチャガチャと装飾>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

5.0

2回目。初めて見たときの衝撃を引きずりつつディテールを楽しもうと見てみたら序盤から驚くほど面白い。最初から最後まで徹頭徹尾ブレないルパート・パプキンが素晴らしい。文句なしの傑作。スコセッシベストどころ>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.0

2回目。何度も挿入される海の俯瞰ショットが綺麗。次にどんな表情になるのかが全く読めないホフマンの演技、背中が曲がり口角が片一方しか上がらないホアキンの肉体、なせそんなという言動に対し理解を突き放す演出>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

見ている間何度も頭の中にヒッチコックが出てきて『たかが映画じゃないか』と言っていた。
DC好き、トッド・フィリップス『ハングオーバー』が超苦手、ホアキン好き、予告惹かれずで期待値ぐちゃぐちゃなまま見に
>>続きを読む

すべてをあなたに(1996年製作の映画)

4.5

すごーく面白かった!音楽好きで映画のサントラを集めている方に『これは映画自体もサントラもいいよ』とおすすめをいただき見てみた。確かに曲がめちゃくちゃいい!田舎のティーンバンドがあれよあれよと人気になり>>続きを読む

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.0

二度目。映画好きの友達におすすめされて見てあまりハマれず会話時に申し訳ない気持ちになっていた思い出がある。改めて見たら良さに気づくかなと思って見てみたんだけどやっぱりハマれなかった(^_^;)
オープ
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

5.0

人生で初めて見たアメコミ映画を久々に鑑賞。当時劇場で見てビデオを購入し何度も見たりグッズを買ったり部屋にポスターを貼ったりするくらいハマってた。
10年以上ぶりに新鮮な気持ちで見てみたら完璧過ぎて卒倒
>>続きを読む

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

3.0

最後ひどすぎ!なんだよこれグダグダかよ!初めて見たのに3度目くらいの既視感のある映画だった。先が読めるとかのレベルではなく色んな映画の演出を引っ張ってきた見本市のよう。いかにも伏線ですとばかりに目立た>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

オープニングから面白いショット。はい好き。
これは今までのランティモスの魅力だけを濾過抽出した傑作なんじゃないか。『聖なる鹿殺し』はある意味その逆で、悪くはないけど『女王陛下〜』を見てしまうとランティ
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

面白かった。アニメである必要性と特殊性と醍醐味をこれでもかと楽しめた。実写に見える瞬間もあり、コミックやアニメーションを活かした演出もあり映像が非常によくできてる。細かいところまで完璧に計算しつくされ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

すげー良かった。スーパーシンプル。どこまでもシンプル。必要最低限のことしかない。DEAのシーンなんか『摘発しろ』しか言ってない。家族と会っても取引相手と会っても同じことの繰り返しで、ハイウェイを走る情>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.5

思ってたんと違ったってのは魅力になる場合と冷めていく場合とがあってその場合見る覚悟がなかったからハマれなかったから(自分のせい)なのか単純につまらないから(作品のせい)なのかわからなくなるにせよめちゃ>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

2.0

これが今ウケているのか。これは映画なのか、別のものを見ているんじゃないかと思うような、異空間に来た気分になって凹んだ。若者文化を理解できない老害ってのはこんな感覚なのかな。身に沁みてきたよ。
面白くな
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

えー!めっちゃ面白い!全く見る気がなくスルーしていたくらい期待していなかったせいか驚いた。月面着陸の瞬間はテンションあがった。クールだなぁ。最後までトーンを貫き通している。わりと数を作られ尽くされてい>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.0

SF大作最高!宇宙トリップ最高!良かったところも物足りなかったところも色々あるけど、あれこれと考えあぐねることそのものがめちゃんこ楽しい。
SFで精神の内面世界を語る系統の映画がど真ん中なので当然とば
>>続きを読む

シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

2.5

前作よりも予算が増えたことが丸わかりのクオリティ。ちゃんと作れちゃった分画面の説得力は増したが減った魅力もあり個人的には前作に軍配。
台詞やキメポーズ、ドヤ顔のギャグ演出がいかにもな感じで笑わせようと
>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

予算の都合上映せないものが多すぎて役者や対象物をアップで撮るしかなく、それだと間が保たないからかカットの切り替わりも非常にせわしなく、めちゃくちゃ見づらい。何がどうなっているのかがわかりにくい。
全体
>>続きを読む

Battle at Big Rock(原題)(2019年製作の映画)

3.0

トレボロウ監督による『ジュラシック・ワールド3』へ向けての短編。
エンドロールいい。あーいうショート映像の羅列を見ていたい。期待させるねー。
本編の1場面並みのクオリティ。夜で粗さを隠しているのかと勘
>>続きを読む