やまださんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

やまだ

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.0

激アツ王道少年漫画フルコース

問答無用で滾る作品でした。

全体を簡潔に表すなら
「いやそうはならんやろ」
「なっとる!!やろがい!!!!」
なんですけど個人的にはこれこそ王道爽快ストーリーって感じ
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.9

ミュージックビデオのようなリズム感

直線的なカメラワークと、淡々とした台詞回しがリズムよく聞こえてきて心地よかったです
少年少女の駆け落ちと純愛
どこか詩的で瑞々しくて、観ていると不思議な気持ちにな
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KOTOKO(2011年製作の映画)

3.5

結構シビアな描写の数々

なんというか基本的に容赦ないし露骨だし痛々しい
そのあたりは好き嫌い分かれそう
かつ主人公の行動の数々も一般的には「奇行」なのだけれど個人的には共感するところが多々あった
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

思いのほか味わい深かった

どうしてもこういう映画は
推理バーン、アクションドーン、大団円!!
ってなるイメージだったのだけど

そんなことはなかったです

ゆっくりとピースが揃っていって、あのラスト
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

3.3

もしかしたらあり得たかもしれない世界

作品の世界観は他の映画作品にも見られるようなSFです。
あまり詳しくはないですが、アニメ映画でいうと攻殻機動隊、ハーモニー、PSYCHO-PASSに近いものがあ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

これはスターウォーズみたいな映画だな

見終わった後の感覚を一言で言うならそんな感じ。
前作をエピソード4~6とするならば今作はエピソード1~3
それくらい別物です。

2時間オーバーの大作だけれど間
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攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

3.4

ARISE含むこれまでの新攻殻機動隊の評価となりそうです

劇場版の雰囲気はARISEと一緒ですね
新劇場版と言わず攻殻機動隊 ARISEの5作目と言えばよかった気はします

塗りはビビッドでアクショ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.9

全力で青臭い「井の中の蛙」
「ガンダーラ」の歌詞は予習しましょう
エンドロールは絶対見てください
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私自身もバンドでベ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

身内に全盲がいたのでその点も含めてレビュー

主人公と同様に私の身内も後天的に視力を失いました。
そんな姿との比較ですが、吉岡さん演じるなつめの姿は視覚障害者として違和感のない範囲かと思います。

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.5

そういえば今日9.11だよなって事で鑑賞

演技がすごいし
ストーリーも良かった

人への思いって言葉にして全て伝えないし
ただ何も伝えてないわけじゃない
だからかその思いの断片を少しずつこちらに提示
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プロメア(2019年製作の映画)

3.6

TRIGGER節がすごい

グレンラガンやキルラキル的な演出やストーリー展開
これぞTRIGGERと思わせるようなどストレートで爽快な映画でした。

グラフィックはキルラキルなどと同様に直線を多用して
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

かなり平坦に描かれる激情

作品中に登場する同名作品のストーリーと、高校卒業前最後のコンクールを控えた二人の生徒の心情を描いています。
全体を通してだれも大きな声を出さないし号泣しないし(一部を除く)
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.3

初心者でも観られる優しい物語
(TVシリーズ未視聴の妹も観ましたが、問題なく観られたそうです)


相変わらず素晴らしい表現でした。
TVシリーズから追いかけている人にも満足させる仕上がりでしたし、初
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

初日に鑑賞

初期作品から新海誠監督を追いかけ
秒速5センチメートルでボコボコにされ
君の名は。でなんとなく不安に感じ
「新海ブシの壮大な物語でふわっと終わらせるんでしょう?」

と思ってけどそれ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

ほのぼの異国在住日本映画

日本人がご縁あって遠い北欧フィンランドで食堂を経営しながら生活していく
それだけの映画

ただ淡々としていますが、コミカルなシーンもあり
これが「ハハッ」と笑うのではなく「
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

デフォルメされたキャラクター達が愛おしい

現実にもいるにはいるけど
まぁそれでも少数派というか、どこか誇張されたキャラ達が繰り出すストーリーは
味付けは濃いのにイヤにならないですね

ポップな妄想を
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FOUJITA(2015年製作の映画)

3.2

藤田嗣治の伝記的映画
前半はフランス時代
後半は日本時代と2つに分けてストーリーを描いてる

藤田嗣治は作品と人となりを軽く知ってるくらいだから
なるほどこんな人だったのかと思うところが多々あった
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

2.9

あぁなるほどなぁって感じ

映像は圧巻の出来栄えで、竜巻の威力や被害の与え方
パニックの描き方はリアルで良かった
ただ足を取られない程度の風の中「早く逃げて!」って状態でもジョギング程度で走ってたのは
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

エンタメ的「社会の教科書」

差別シーンは全編にわたって繰り広げられる
今の感覚だとかなりハードだと思う
ユーモアのある演出で和らげてるけど、個人的には所々心臓が痛くなって泣きそうになった
豆腐メンタ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.4

ハードボイルドな「ハウルの動く城」

とにかくメカニックデザインと背景が綺麗
メカはスチームパンクベースですが、スター・ウォーズ的な近未来デザインも取り込んでるようでした
また一部のメカは昆虫等の生物
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

クセが強すぎるゾンビ(?)映画

遭難したところまではわかる
けどそこに死体が流れ着いて、その死体にまたがりオナラで島を脱出

もう分からない


ダニエル・ラドクリフの死体役がとてもいいし
所々窮地
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母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

3.5

多分いちばんしっかりしてるのはお兄ちゃん

ストーリーはある程度予想つきますし
演出もところどころ古臭くて気になる人は気になるかもしれません
なによりストーリーの起伏が少なく、明確に何かメッセージを伝
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

真っ直ぐな目でふざけるのが良い

魔夜峰央先生直々にフィクションである事を念押しされたあとは
とにかく終始大真面目にふざけます
俳優陣も豪華で、ふざけた内容を熱演してくれるので最高です

そして衣装や
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

宇宙怖えなぁってなるヒューマンドラマ


ニール・アームストロングというと「鉄の心臓を持つ冷静沈着おじさん」ってイメージなのだけど
全く違う姿を見られました

ジェミニ8号でのトラブルやアポロ1号の火
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.3

完成された高精度のB級映画

褒め言葉として受け取ってくれればありがたいです

ホラーというよりスリラー映画という印象で、陰鬱とした仄暗い怖さがこみ上げてくるものではないです
駆け抜けてくスピード感が
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

王道ストレートの高解像度エンタメ

とにかく映像美のすごいこと
現実とVRとの切り替え、対比が良くて面白い
仮想世界と現実世界の両方で問題が起きることでドタバタ度が増してスピード感がある
またパロディ
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WASABI(2001年製作の映画)

3.0

00年代初頭の東京はこんな感じだったんだなぁって驚く
新宿の光景も今と近いのにほぼ別物のよう

あと若者文化に見られる極彩色の装飾やライトは今となっては異国感がすごい
フランス制作だからか出てくる日本
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.8

大人へも子供へも伝わるものがある良作
ビートルズの「ブラックバード」がキーとなったり
L.T.D.の「back in love again」も流れたり
マトリックスのオマージュがあったり
大人でも「お
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.0

前作と同様にストーリーを通じて全てにトリックが仕掛けられていて良い
チップを盗み出すシーンなんかはTwitterでも大いにバズったほど圧巻の映像で

オチについても前作のようにストーリーそのものをひっ
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ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.3

あんまりピタゴラスイッチせずにダイレクトな死に方をしていく
つまらないというわけではないけど
過去作で上がったハードルを平然とくぐる感じがして「すげぇなおい」と思った

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.1

橋がグニグニしててちょっと笑う
流石にあそこまではならんだろ、と

死に方は今までと同じかちょい下くらいのクオリティ
シリーズ通してちょっとコメディ的な見方をすると丁度いいと思う

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.0

奇跡かよってくらいのピタゴラスイッチでキャラが死んでく

ちょっとアホらしいような気もするけど至って真面目にストーリーが進むからこっちも真面目に見ちゃう

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.5

オチがいい感じです
運命に抗うことは出来るのか、みたいな話はシリーズを通して見られるテーマですね

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.1

ピタゴラスイッチを楽しむ映画

日焼けサロンのくだりだけはマジ勘弁