達也さんの映画レビュー・感想・評価

達也

達也

正欲(2023年製作の映画)

4.1



性的嗜好が特殊であり誰にも理解されることがない事を理解してるため「地球に留学」しているような違う世界でひとりぼっちの中で「普通」に擬態している登場人物たち。
感覚を想像して推し量ることは出来ても、
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ポスターにも書かれている「こんなふうに生きていけたなら」という言葉に尽きる静かで美しい映画。

几帳面な性格も相まって、複製されたような同じ繰り返しの毎日で大多数の人の目には退屈な日々に映る生活を送っ
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.7

今まであんまり上手い下手で見たことないけど、めちゃくちゃ複雑な立ち位置の泉ちゃん役の古川琴音の演技がすごいなって思った。

恋人の2人が主人公なのか、その2人の親友が恋人なのか。

毎日日記書いてる身
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

三重の劇中劇で複雑。
表面上のメインストーリーが明確に無意味で、サブとして描かれてるシーンにウェスアンダーソンが意図する役者にフィーチャーしたメッセージが込められてる構図が特殊。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

説明を全くしないで見る側に解釈を委ねるタイプの映画で、難しくて解説とかも見てなるほどなって思う部分も多いけど腑に落ちないとこも多くてメッセージはあまり刺さらなかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

3DCGに違和感ないしバスケの動きがかなりリアルでビックリ。
展開も音響も魅せ方も色々工夫されてて、飽きさせず一試合丸々描写するのはすごいと思う。胸が熱くなった。
この熱量を持って中高の部活に戻りたい
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.9

Dior展にずっと行きたくて予習

派手さはないけど純度の高いリアルが見れるからドキュメンタリー結構好き

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

UFO(UAF)の新常識❗️

解説を見てそういう社会批判が込められてるのねって気づく

セッション(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジャズはやっぱり熱量がすごい。基本的に周囲が重く暗く静かな空気感で、その対比もあってもはや狂気的。

最後のシーンは見る側の解釈に委ねるタイプのやつだけど、恐らく以前から天才を生み出そうとしていたフレ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

演奏シーンになるとクオリティ低めの3DCGがヌルヌル動くのがどうしても気になったのもあって前半は正直期待外れかなって思った。
後半からストーリーが動き出して演奏にも熱が入って号泣。
あとは個人的に舞台
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

昔の恋愛の体験を思い出すと何とも言えない懐かしさの中で無意識に主観の脚色が入る様に、思い出の中の少し彩られたエモいフィルターがかけられた状態で、現在進行形じゃなく思い出に入り込んでる感覚になる。
最後
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

発表会の無音で合唱を聞いてろう者と同じ目線になれるシーンとオーディションで審査員じゃなく家族に向けて歌うことで堂々と歌えるようになったシーンがとても良い。

余命10年(2022年製作の映画)

3.9

ノンフィクションだからこその良い意味で王道ストーリーで泣けた

病気系のみるたびに自分は恵まれてるよなーって思う

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

ロッキンでぶち上げたばっかりの俺にとっては前半のライブシーンも楽しかった。

UTAの口からadoの曲出てくるのなんか違和感あった。

終盤のシャンクスは激アツ!

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

みんなで恐竜を見上げるアングルが昔ながらのアメリカ映画の手法っぽいなーって改めて思った

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

"Don't think. Just do."
緊張感すごくて鳥肌立ちまくり!
前作のオマージュがたくさんあって気づけた時嬉しかった。
30年以上経ってもトム・クルーズはかっこよすぎるし、ジェニファー
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

予習
ずっとトムクルーズかっけーって思いながら見てた

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

タイトルの「君の名前で僕を呼んで」が愛が深くて2人が一体になっていくのを表現しているパワーワードすぎる。
自然に囲まれてる広い家で、夏休みに別荘で暮らしてる感じがめっちゃいい。
ストーリーは何も記憶に
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

気丈に振る舞うムードメーカーから要所要所で見え隠れする家庭の闇を周囲は見えていないフリをするのがリアル。
そういった状況を見て勝手に哀れに思って救いたいって気持ちになるけど、それは自分のエゴで、佐々木
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まさかのSF要素
いい意味でのB級感

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.4

誇張されたフランスを雑誌をめくるように見る映画でずっと画がオシャレで可愛い。
奥行きのない平面構成の画でカメラ移動も水平方向ばかりで、舞台のセットみたい。そのアナログでレトロな感じが昔っぽい感じで良い
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

Fukaseのサイコパスキャラ自然すぎた。
犯人捕まっておしまいかと思いきや最後の辺見とのやり取りの描写で奥さん狙われてる不穏な感じで終わっててその後が気になる。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

ゲーム画面と現実の切り替えだったり、3DモデリングのCGと現実の空間の切り替わりが違和感無いのがすごいなーって思った。最近メタバースとかXRとかちょくちょく調べる機会あったから今後普通に有り得そうな話>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

繊細で文学的で俺には難しかったけど世界観にすごい引き込まれた。
長尺の贅沢な時間の使い方が印象的

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

特別なストーリーは無いけど当時の空気感が伝わるエモさがあってスタンドバイミー的な良さ

音楽(2019年製作の映画)

3.8

緩くて画がいろんなテイストの絵の感じがいい

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.3

いい話で泣いた〜

娘を結婚式でエスコートするのが夢になった。

所々でちょっと展開読めちゃったのがもったいなかった

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

美術館行って感じるような感覚が多かった。
思ったよりエログロだし、村人が作り上げたまるで天国のような色彩や風景の美しい村が逆に不気味。みんな同じ考えを持つ自然崇拝の中で出来た世界観とかも含めて、随所に
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