なりひらさんの映画レビュー・感想・評価

なりひら

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

「すばらしき世界」大きな皮肉だった。

カツアゲされている人を助けるためにカツアゲしている人をボコボコにした主人公。この行動は善なのか悪なのか?そうやってなんでも安易な二元論に落とし込んで処理しようと
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

肉体が交わるシーンが多いのにも関わらず見終えた後静かな気持ちになれる映画。

それは、街並みや風景のシーンの映像が美しかったり、皆ではしゃぐシーンがいつも俯瞰で思い出のように撮られていたりするからだろ
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サマー・シャーク・アタック(2016年製作の映画)

1.7

有限の人生の貴重な時間を雑なCGの鮫に噛み取られてしまった。

去勢されたようにスリルのないシーンに時々入る場違いのジョークにはもはや悔しい思いすら沸き立ってくる。

拷問みたいな時間だった。それも派
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トロールズ(2016年製作の映画)

3.0

留学中に観た映画。

パッケージを見るとスーパーに並んでいた毒々しいぬいぐるみやまずいグミを思い出す。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

主人公が裕福で時代が戦時中だったのか。
恐らくそれは現代人が自分を投影しやすいからだろう。

他のジブリ映画でよく見られるように経済的な豊かさと精神的な豊かさが反比例するものであるなら、

飢える人が
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

少年の罪悪感の芽生え。
お金、絆、嘘。いびつな家族を繋ぎ止めているのは何か。

本物の家族ではないのに、本当の家族らしいところと本当の家族なのに本当の家族らしくないところの対比。

まだ「妹」が

ハブ・ア・ナイス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

影のないアニメーション。
全体を通してBPMは変わらず、世界観は独特なのに観る前と後で人生に全く変化の起きないような気がする作品。

怪物(2023年製作の映画)

4.2

「怪物」の意味とは。

2部構成で最初は先生・学校・保護者・生徒の誰が怪物なのかがそれぞれの視点で描かれていた。

2部目は「怪物」である少年の話。
もちろんここでいう怪物は前半の怪物とは意味が異なっ
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

汗でベットベトになってた昔の夏が懐かしくなった。

ちょっと戻ってみようかな。

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