taylorblazeさんの映画レビュー・感想・評価

taylorblaze

taylorblaze

映画(459)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ワイン・カントリー(2019年製作の映画)

3.4

若い頃だと辛抱できなかったようなことが、ある程度の年齢になると「まぁ人それぞれあるしな…」と共感できたり気にならなくなったりする軟化現象の権化。
年を取ることに対して嫌だなと思うことも多々あるのだけど
>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

しばらく飛行機に乗るのが嫌になるほど、事故のシーンが恐ろしい。
乗らないといけないので仕方なく乗るのだけど。

1週間程度のサバイバルならまだしも、この状況で72日間も生き延びたのは本当に奇跡だと思う
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.3

前情報を何も入れずに観に行ったら、まぁそうですよね!そんな感じになりますよね!が満載のド直球SFだった。
SF映画には欠かせないと言っても過言ではないサイバーパンクな街並みが登場するけども、「ニューア
>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.4

インスタントほっこり(良い意味)が必要な時に持ってこいな一本。
上映時間も内容量もあぶないジジイ感も全てがちょうど良い。

ムーラン(2020年製作の映画)

3.0

同時期に公開予定だったブラックウィドウも本作も数回に渡って公開が延期されていたけれど、結局ムーランは配信のみとなってしまったので、コロナの混乱の中だったのだから仕方無いとはいえ、「ディズニーがあまり本>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

2.5

刺さる人には刺さるのかもしれないけれど、私には全く刺さらなかった。
不穏な雰囲気はとても良い。
キャストの顔ぶれにも説得力がある。
だからこそ「これはきっと伏線だな」「何が起こるんだろう」とワクワクさ
>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

清々しいほどのB級。これぞB級。
なのにDon't Stop Me Nowのシーンは妙に印象に残る。

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.8

繋ぎも何もなしに地上波をそのまんま上映するのかと驚いたけれど、「それでもお前らは観にくるよね?」と言わんばかりの制作側の強気っぷりにぞくぞくしました。お金のあるコンテンツのこういうの、めちゃくちゃ好き>>続きを読む

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.4

それほど重くなく、さくっと観られる一本。
それぞれが真っ直ぐに向き合ってるからこその会話や関係性にとても救われる。セレーナが可愛い。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.0

反抗期って入院した母親にあんなこと言っちゃったりするものなのか…と全然関係ないところで驚いてしまった。
お弁当もそうだし、何より、人にご飯を作ってもらうことの有り難みって学生時代はなかなか気付けないで
>>続きを読む

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.7

昔働いていた飲食店によく外国人のお客さんが来られていたのだけど、日本語を話すインド人の方に「僕は宝石の販売をしている」と言われた時のことを思い出した。
突然言われたので最初は何のことかわからなかったけ
>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.2

パーティーに繰り出すダイアナが完全に女優である。
一般人がドレスを着て出かけてもああはならない。
歩き方、スタイル、佇まい。
360度どこから見ても、醸し出す雰囲気が完全に女優である。
ガルが美しいの
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

2.6

学生の頃に公開され、観たいなぁと思ってはいたものの、そこから趣向がダークな映画へと移っていったため(厨二病とも言う)いつの間にか忘れてしまった作品。
そこから20年近くが経った2020年のクリスマス、
>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.1

ここまで自分にそっくりな人を目の当たりにした時って「幾ら何でも似過ぎでは・・」と怖くなったりしないんだろうか。
戦うにしても、自分とそっくりな人のことを簡単に攻撃できるものなんだろうか。
VSクローン
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

生前のご本人の写真を見る限り、雰囲気をうまく捉えたナイスキャスティング。
容疑が晴れるまでの数ヶ月、どんなに苦しかっただろう。
私自身、こういった場合の「隙がある」という言葉は、その隙をついて悪事をは
>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.0

「#生きている」か。そうか。難しいね、日本語でこういうハッシュタグを簡潔かつ自然にするのって。
他にも生存者がいたなら、嬉しくて嬉しくて離すもんですか状態だけど、
そういう感情だけではやっていけないし
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

確かに整形で顔は変わるんだけども、動画とかで見ると元の顔の面影が結構出るんだよな、と思いながらぼんやり見ていた。
映像から真実を見つけるシーン、どの映画でも好きだな。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

泣ける!泣いた!の層が続出したために「みんなそう言うけど大したことなかったぞ」の層も増えてしまったけれども、どれもこれも大ヒットを記録した映画ではあるあるの現象だと思う。
「いいものを作ってやる」とい
>>続きを読む

荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて(2014年製作の映画)

3.0

How I Met Your Motherを観ていた頃なので、ニール・パトリック・ハリス観たさに鑑賞。
ところどころ汚くて辛かった。
ジョークがブラックでもなんでも割といけるのだけど、描写が汚いのだけ
>>続きを読む

ボーイズ・イン・ザ・バンド(2020年製作の映画)

4.0

原作も、初の映画化となった前作も観ていないけども、前半の楽しさから一転して訪れる苦しさが癖になる。
会話劇が苦手でない&どうしようもない苦しさ切なさが好きな自分にとっては、定期的に観たくなるほどの一本
>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

デザイン変更して大正解だったと思う。
もちろん、ストーリーは想定通りのことしか起こらないものの、全体的にまとまっており、想像よりも面白かった。
ソニックやロボトニックのキャラクターも大袈裟になり過ぎず
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

数々のメタシーンもちょうどよく、とにかくミリーが可愛い。
他にも、ヘレナ・ボナム=カーターやヘンリー・カヴィルなど好きな俳優揃いということもあり、登場人物に感情移入がしやすく、終始楽しめた。
シャーロ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

軽くキャッチボールから始めるか、という気持ちで映画館に行ったら、初っ端から豪速球を投げてくるノーラン。
混乱が多かった分、伏線回収がこれまでの作品の何倍も気持ち良かった。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.0

雰囲気は好きだし描こうとしていることは理解できるけど、どうしても「それがどうした」という気持ちが拭えなかった。
工夫を凝らしました!と言わんばかりの時間軸のずらし方にも意味を見出せなかったし、130分
>>続きを読む

足跡はかき消して(2018年製作の映画)

3.2

「はじまりへの旅」から間も無くして鑑賞。
子供に適切な教育を受けさせないという点では「はじまりへの旅」と似通っていますが、こちらはPTSDに苦しむ退役軍人の父親とその娘のお話です。
PTSDという一つ
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

エディ・レッドメインに度肝を抜かされて細かいところが飛んでしまったのですが、強い愛情を持ってしてもどうにも出来ないことや、強い愛情があるからこそ乗り越えられることなど、様々な感情がストレートに表現され>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

必ずしも学校に行く必要はないけれど、学校という集団を経験せずには、集団の中の自分がどういうものなのかを知ることもないまま。
ああ私は人と話すのが苦手だな、人前に出るのが得意ではないなと知ったからこそ、
>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.5

一回しか観ていませんが、私はこれを「拷問映画」と呼んでいます。
ストーリーを楽しんだわけではないですし、
最初はタイトルを「Thinking of ending this(this = この映画のこと
>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.3

ポスターの正統派アクション映画ぽさとは裏腹に、蓋を開けてみるとどことなくB級感の溢れるアクションコメディ映画でした。
そもそものきっかけが悲惨なのでコメディと表現するには語弊がありますが、
いやこれは
>>続きを読む

わんわん物語(2019年製作の映画)

3.3

オリジナルに比べると実写のトランプは少し老犬っぽく感じるので、恋愛というよりかは友情物語という方がふさわしいかもしれない。
猫に何か恨みでもあるんか?ってくらい猫の悪者っぷりが凄まじいですが、よくよく
>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.0

ラップの才能を認めるジェイミー・フォックス、とても説得力がある。
5分間という縛りは良かったんだけども、如何せんその面白さが活かせていなかったと思う。
ながら見には丁度良い一本。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

映画館で観たいなぁと思いつつ、タイミングを逃した作品。
キャップの時のクリエヴァはあんなに爽やかなのに、このクリエヴァは悪そうで…何と言うか非常にいいですね…良い意味で刺さりますね(私に)
ライアン・
>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

実際に観たのは数ヶ月前なので、断片的に残っている記憶を頼りに。
そう言えば村上春樹原作だったな、と今改めて気付く。
私は村上春樹の作品を読んだことがないので、村上春樹を読んだことがあるかどうか、または
>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

やたらと吠える犬。町全体に漂う閉塞感。
そんな中で夢を見るビリーが本当に可愛い。
と同時に、捻くれた私は「これ、もし才能がなかったらどうなってたんだろう」とも考えてしまう。
嫌々にボクシングを続けてた
>>続きを読む

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.9

「ニモは観たことないんですけどね〜」とかエヘエヘ言いながら、当時公開中だったファインディング・ドリーを観に行ったわけですが、
長引くステイホームの中でやっとこさ観たファインディング・ニモ、思った以上に
>>続きを読む

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

4.0

アイスランドが舞台というだけでもツボを押されまくりなのに、
レイキャヴィークよりもさらに小さな町・フーサヴィーク育ちの二人がコンテスト出場を目指す、がさらに堪らない。

序盤から飛ばすウィル・フェレル
>>続きを読む

>|