ronjiさんの映画レビュー・感想・評価

ronji

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乾いた映画も、潤った映画も。凸

映画(115)
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

美しさと狂気は紙一重。

やはり、キューブリック作品に外れなし!
ホラーは苦手だか、この映画は、キューブリック作品という事もあり、随所で目を半開にしながら頑張って、なんとか観ることができました。

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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

5.0

日の出は、出会ってすぐの初々しい恋。
日の入りでは、その愛が確信に変わる。

これ以上、何があるのか疑問だったが、今作のテーマは、酸いも甘いも知った2人の綺麗ごとだけではない真の愛といった感じでしょう
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

あの日から9年。

パリの街で再び出会う2人。
2人の止まっていた時計が、動き出す。

あいも変わらず、素敵な会話劇が繰り広げられる。
ちゃんと半年後の結末も、知ることができてすっきり。

ただ、会話
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

僕の中で、完璧な映画でした。
ウィーンの街並みと二人の会話に吸い込まれ、あっという間の時間だった。

イサン・ホークの知的でユーモアあふれる話術。その裏に隠れる少年のような心。
スポット的に現れる第三
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ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂(2013年製作の映画)

-

「ここはエベレストだ。限界をも超えていけ」

1920年代から長きにわたる挑戦の末、1953年にイギリス探検隊の登山家エドモンド・ヒラリーとネパール出身のシェルパ テンジン・ノルゲイによって初登頂がな
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シェーン(1953年製作の映画)

4.0

ヒロトが大好きな映画ということで鑑賞。

結論…すっごいおもしろい!ワクワクするね!

映像も綺麗だし、音楽もいい。
開拓農耕民族の原点とも言える作品ですね!

物語の前半、シェーンが射撃をせず素手で
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

むちゃくちゃなストーリー。

過度な演出。

ありえない設定。

次から次に襲いかかる困難。

正論だけど、現実では難しい生きた方。

でも、この映画にはそんなむちゃくちゃを相殺し、さらには凌駕してい
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クラークス(1994年製作の映画)

4.5

くだらない会話で笑って、最後に少しほっこりしたい時に観る映画。

コンビニ店員のダンテと隣のレンタルビデオショップの店員ランダルの濃すぎる濃すぎる1日を映し出す映画で、下ネタ全開の会話劇。

他の方も
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

「マドモアゼル、脈を打つ場所にだけよ」

テレーズとキャロルの女性同士の美しくも儚い愛の話。

この映画を観ていると男に生まれてきたことを後悔する。
愛してるって言えばいいと思ってる男達、自分の思い通
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.5

「犬ケ島」の上映が楽しみなので、以前観たウェスアンダーソンのムーンライズ・キングダムの感想を少し。

黄色味が強い色彩に、縦横へのカメラワークが印象的で、前半はポップで可愛い印象だか、実は、結構重いテ
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パンダ・コパンダ(1972年製作の映画)

-

この映画30回は観ていると思います。それくらい好きです。
高畑さんと宮崎さんのタッグで製作されており、トトロの原案にもなっているアニメ。

物語は、ちょっとやんちゃでしっかり者の女の子「ミミちゃん」の
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

芥川の「羅生門」と「藪の中」を原作に脚色された今作。

まず持っての感想、半壊の羅生門のセットが無茶苦茶に格好が良い!
白黒で観る豪雨の羅生門の迫力たるやない。

物語は、1人の武士の死について、3
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.5

キューブリック作品中、唯一の伝記物。
無知な僕は、バリー・リンドンという人物を知らずに鑑賞。

キューブリック×伝記物ということで、正直、期待せずに鑑賞したが…すっごくおもしろかったー!

キューブリ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

この作品を観ていると、色々な感情が心の底から湧き出てくる。

それは、怒りだったり、悲しみだったり、喜びだったり、愛おしさだったり。
映画を観て、このような感情を抱くのは当然だと思うが、湧き出る感情の
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

「全ての行動には、結果が伴う」
ドランいい事言うね!

インタヴュー聞いてて、ハッ?ってなる人も多い中、ドランの話には芯があり、ロジカルに語られていて、納得できる内容ばかりでした。

話し方一つですが
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.2

今日、僕が死んだら?

…。

明日、私も死ぬわ。

19歳でこの作品を撮ったことがすごいんじゃない。
19歳のドランにしか撮れない作品なんだと思う。

頭の中では、いつだって今の状況を打破したいと考
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

この映画を観る時は、コーヒー片手に服装はモノトーンで観たくなる。
タバコは辞めたので、その点については毒です。

特にトムウェイツとイギーポップの話、ツインズ、幻覚が好き。

トムウェイツとイギーポッ
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

人は皆、他人には言えない悩みを持っていると思う。
その悩みは、人それぞれで、他人からしてみればどうでもいいものだったり、その人の人生を狂わせるほど重大なものだったりする。

この映画の舞台となるショー
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

-

異次元な怪作。

理解しようなんて到底無理。
前衛的なのか否かすら理解出来ない。

視覚と聴覚でアレハンドロ・ホドロフスキーの脳内をひたすらに感じまくり、洗脳に近い刷り込みを受ける映画。

普段、決し
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

4.0

「踊ってばかりの国」「下山」そして「おとぎ話」自分と同世代のバンドの中で、この3バンドがぶっちぎりで好きです。

本編中、大好きなおとぎ話のライブシーンが大量にいや、半分は、彼らのライブシーンでそれだ
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

「ドニーダーコって、スーパーヒーローみたいな名前ね。」このセリフが全てを物語っていると感じた今作は、極めて難解な作品。

キューブリックとかとはベクトルが違うキチガイ映画。でも、観ている内にあの唯一無
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

この映画を観るたびに高校3年間を共に過ごした彼女を思い出す。

地位、名声、外見を気にする自由奔放なわがまま娘。

好きな本を渡したって読みはしないし、sonic youthのCD貸したって一度も聴か
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

「恋人たち」、「call me by your name」と2日続けて人生観を変えてもらえる素晴らしい映画に出会った。

正直、箸休め的にこの映画を鑑賞したが…
3日続けて素晴らしい映画に出会いました
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

あの夏を忘れてはいけない。

痛みを葬ってはいけない。

食器の重なる音。

アプリコットジュースの味。

バスルームの扉。

あの人と聴いた虫の羽音。

あの人と聴いた水のせせらぎ。

あの人の吐息
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恋人たち(2015年製作の映画)

5.0

ずーっと観たかった映画。ようやく観ました。

この映画は、映画で伝える意味がある。

私の変な顔と変な性格が好きだって言ってくれる人がいたの、その人のその言葉をおかずに一生ご飯食べていけるなと思ってた
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.0

作家一家のそれぞれの恋と家族愛の話。

おもしろい。
おもしろいんだけど、なんか惜しかった。
映画のこと、何も知らないから偉そうな事など言えないんですけど、惜しいんです。

細かなところだと思うんだけ
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.2

カリフォルニア発のサーフ&スケートカルチャー映画。

ドッグタウンことベニスのスケートチーム「ゼファー Z-BOYS」出身のステイシー、アルヴァ、ジェイが各々のスタイルを求めて、それぞれの道を進む。
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

宮崎駿から堀越二郎への最大級の敬意を感じる今作。
今作の様に、監督の好意で作り上げた作品は、愛が溢れていて観ている側もたまらない気持になりますね。
公開初日に劇場に鑑賞しに行った大好きな作品です。
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バンカー77(原題)(2016年製作の映画)

4.0

前衛的で、サーファーとしては間違いなく偉大なアンソニー・バンカー・スプレックルズの生涯を記録したドキュメント映画。

晩年(27歳で亡くなっているので晩年とは言えないか)は、多額の遺産を手にして、ロッ
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永遠の反逆児 ヴィヴィアン・ウエストウッド/ヴィヴィアン・ウエストウッド DO IT YOURSELF!(2011年製作の映画)

4.0

フォロワーさんのレビューに惹かれ、Amazonプライムにて鑑賞。

うーん。ヴィヴィアンの思想が格好いい!

英国ならではの反骨思想で、更にはdo it yourself!
自分のことは自分でやる。
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スモーク(1995年製作の映画)

4.5

なるほど。
この映画は、愛の話なんだね。

ブルックリンで小さなタバコ屋を営むオーギーと妻を不慮の事故で亡くした常連客のベンジャミン、彼らと彼らを取り巻く愛に飢えた者達の愛を探す物語。

4000日間
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

4.5

ブタ君が居なくなり、初めて彼の偉大さに気づくであろう街の民。

差別、いじめ、環境汚染が題材のアニメーション。

毒ガスから街を守るダムキーパーを仕事にするブタ君。
いや、ブタ君がゆえにダムキーパーを
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

今作、ウディ自身は出演しておらず、ウディのシャレオツな部分にスポットライトを当てた脚本、監督作品。

パリには1週間という僅かな時間だが滞在した事があり、この映画を観ると、あの夢のような街を歩いた思い
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

名古屋はシネマテーク。
アキ・カウリスマキ祭り。
難民二部作1本目。
35mmフィルム。

皆で救う。まさにその通り。
丁度、イザヤ・ベンダサンこと山本七平の「ユダヤ人と日本人」という本を読んでおり、
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.5

名古屋はシネマテーク。
アキ・カウリスマキ祭り。
難民二部作2本目。

神は善人を見離さない。
そして、丸い地球の言うことには、線など引けないらしい。

靴磨きに誇りを持つ粋なマルセルの人柄が周りを動
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

4.0

塔子役で魚喃キリコ(岩瀬塔子)自身が出演している映画。
姉の影響で矢沢あい、魚喃キリコ、いくえみ綾を愛読・崇拝している。

4人の女性の闇の部分にスポットライトをあてた作品。塔子と中越典子の関係がヒリ
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