たさんの映画レビュー・感想・評価

た

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.0

人生の中で、一つの些細な出来事が大きな思い出になって
何かを得たり失ったり繰り返して
それが自分と関係ないところでも循環してる

時は流れるからこそ出会いや別れがあり
海や浜辺が変わらず存在し続けるか
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.7

2分間のタイムループでどんどん場面や登場人物の関係性が変わっていく
川の流れは一方通行なのと同じように、時間の流れも不可逆な存在
時間が止まって欲しいと思う反面、時間が進んでいくからこそ生きることに向
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

窓ガラスに反射してる風景とか、夏の白く反射した光と黒い影のコントラストとか、背景描写がすごく丁寧で見入ってしまう。

食卓のシーンも、他のジブリ作品とは違って、特に美味しそうな料理も映らず他愛もない噂
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

いつも途中で寝てしまって最後まで見れなかった映画

コーヒーをデミタスカップくらい小さいコーヒーカップで飲むの、なぜかすごい美味しそうに見える

個人的に好きな話は「COUSINS ?」

乱れる(1964年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

道路や橋を横断するシーンがたくさん出てくるけど、最後のシーンで礼子が橋を渡らなかったことが、生と死の分断に感じた
義姉、義理の娘、1人の女として、生きる礼子の葛藤が描かれていて少しずつ表情が変わってい
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.0

何といっても曲がさいこう!!
Oh Happy DayのアドリブもやばいしJoyful Joyfulの冒頭ローリンヒルの歌声聴いた瞬間震えた

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

少女の身に起こった地獄を観た。

誰も少女に無償の愛を注がないけれど、彼女が工場で仕上げたマッチは、それぞれの人々の生活に身近に存在している。

劇中、ほぼタバコに火をつけるためだけに使い捨てされるマ
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

レニングラード・(はちゃめちゃ)カウボーイズ
何も考えないで見れてちょこちょこ笑えてそれなりに楽しめる
まさかのジム・ジャームッシュ登場

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.9

死がすぐ目の前に存在してる空気感
善と悪、生と死、現実と幻想の間に生きる純粋なアナが印象的だった

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

難しかった!
リスベットとバディ組むまで時間割いてたせいか(2人の背景が見れたのはよかった)、一族の闇から事件解決までが展開早くてあっさり感じてしまった
登場人物とかが多くて整理しきれなかったからもう
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.5

ミステリーでしっかりホラー
オープニングの、黒い紙をビリビリ破ってその隙間から文字が出る演出がかっこいい
最後の最後まで謎に満ちてて、ラスト10分くらいのクライマックスは手に汗握る展開で最高に面白かっ
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王と鳥(1980年製作の映画)

4.5

挿入歌の哀しげなメロディーと映画全体の淡い色合いが好き

南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

お腹すいたーーーー
小野 花梨さん子役から活躍されてたの初めて知った!お父さん睨む顔とか、テレビ電話での受け答えで「は?」って言うところとか面白い可愛い

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

得る情報が限られると自分の直感に頼るしかないが、その代わり視野も狭くなる…🤔

めまい(1958年製作の映画)

4.5

キムノヴァク登場シーンとか螺旋階段のズームとか映像技術がすごいのは学生時代に勉強したけど、ストーリーも二転三転して最後の最後にクライマックスが来て面白かった
でもやっぱり女性蔑視な部分は受け入れられな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.5

原作の繊細さとユーモアさが映画でも今泉監督の手で表現されていて感動した
この映画を作るに至った今泉監督と豊田先生の出会いの話が好き

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.8

緻密で綺麗な画面、ストーリーもミステリーSFで大満足
強いて言うならBlu-ray版に日本語字幕が無かったのが残念
旧約聖書とか666とかトマトとか、劇中の絵とかセリフで見えるキーワードが良い

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

CGが無い時代に作られたなんて納得いかない!綺麗で迫力ありすぎる
サントラも好き

駅馬車(1939年製作の映画)

5.0

初めは登場人物多いし、アパッチ?ジェロニモ?って感じだったけど
後半に行くにつれて怒涛の展開すぎて目が離せなかった
アパッチ族との決闘のシーンどうやって撮影したの?
馬がナチュラルに転んだり人間が落馬
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

儚さと映像美
私も老後熱海の旅館にでも追いやられるのだろうか

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

閉塞的な空間でどんどんイライラが募り汗が滲んでいくのがいい

違国日記(2023年製作の映画)

5.0

こんなに映画館で泣いたのはおそらく人生初だと思う

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

全ての物事が悪い方向に行く
だだっ広い雪道怖すぎる

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

アイドルと女優、正と悪、嘘と真、仕事と現実、芸能人とファン、芸能人とマネージャー、全ての対比構造にしびれた!!!!!

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.6

全然展開が読めない
伏線好きにはたまらない作品だと思う

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

映画というより完全にカーレース観戦
サントラもさいこう!!

君の名は。(2016年製作の映画)

4.2

何が何だかわからないままスピード感増して話が進んでいって感情振り回される感じが好き