tdswordsworksさんの映画レビュー・感想・評価

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年間150本前後を映画館で観ています。
採点基準は以下のとおり。
☆☆☆☆☆ 5.0-4.5 生涯忘れられない名作
☆☆☆☆ 4.5-4.0 今年を代表する傑作
☆☆☆ 4.0-3.5 特筆すべき佳作
☆☆ 3.5-2.5 標準
☆ 2.5-1.5 駄作

映画(514)
ドラマ(0)

向こうの家(2018年製作の映画)

4.0

ずるい映画。
だってさ、不倫相手の男の息子が自分の家に居候するんですよ?そんなの正気でいられます?たとえ恋愛感情を抱かなかったとしてもねぇ…。
望月歩くんと大谷麻衣さんの話し方がすき。

真実(2019年製作の映画)

3.6

パルムドール記念作品。超豪華キャスト。
表情とセリフを両方読み取っていくことでダブルミーニングが畳み掛ける家族のやり取りが立ち現れてくる、フランス映画らしい味わいのある1本。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.4

月光の中での塵との連弾と、環境音を受けて始まる母との即興。この2つが出色の名場面。特に後者は、あぁそうか、美しいものを見たり聞いたりして感じることが生きる喜びなんだなと、自分の生を祝福されたような気さ>>続きを読む

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.6

名作!

殊更にドラマチックな展開を煽ることなく、丁寧な会話と仕草で、二人の青年の葛藤や、気にかけないようにしてきた心の奥底にある生きづらさを、等身大の物語として描こうとする、アンドリュー・ヘイ監督の
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3人の信長(2019年製作の映画)

3.6

悪くないと思うんすよこれ。大前提まず、破綻のないしっかりと練られた設定で、観客に情報が断片的に提示される推理モノとして成立しています。低予算だけど、若手のクリエイターにありがちな、登場人物が意味深な遠>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.6

つまらなくなはないですよ
ただ、二番煎じのアイデアをこれでもかと投入した結果、唐突な展開がひっかかるし、キャラクターへの愛情が感じられない
愛情はデータにできないってことなのかもしれないが、とにかく無
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

犯行の動機に関する犯人の供述と、殺意を持ってから犯行に及ぶまで、そして反抗後の行動、そのいずれも一切描かなかったのが新鮮でした。こんなのもありか。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

タランティーノ監督の過去作は僕にとって、いずれも(映画ファンが気に入る類の)「いい映画」だとは思えてもおもしろいかどうかと言えば微妙だった。けれど本作は違った。
実際にはオチや伏線回収なんてない、地味
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.4

完登後に「泣きたくない」と言っていた彼の代わりに、俺が泣きました

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

タロン・エガートンの演技の説得力がすばらしい!ボヘミアン・ラプソディではフレディ・マーキュリーが割と客観的な視点から描かれていたのに対し、本作のエルトン・ジョンは構造的にも内省的な視点で描かれていて、>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

・予告編映像はすばらしい
・合併したいの(笑)
・むしろ黒田首相以外の全員「こいつらに任せて大丈夫か?」と思えてくる
・変装キャラ3人、全然わからなかった…

台風家族(2019年製作の映画)

3.2

ザ・荒唐無稽!
伏線張るとかじゃなく、後出しで展開を転がしていくタイプの物語は、あんまり映画向きではないのかもしれないけど、若葉竜也と尾野真千子がすごくよくて、乗せられました
新井浩文は珍しくまともな
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.8

旧住民と新住民の貧富の差と、人種差別主義的な警察権力とを絡めた、バディ・ムービー。アカデミー賞受賞の「グリーンブック」よりしっかりと掘り下げ、しかも主要な登場人物のキャラクター設定は複雑で、アメリカの>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.4

不思議な満足感。
低予算、かつ、作家性を押し出さない地味な作品ながら、リアリティのないストーリーはよく練られていて破綻もなく、登場人物の心の機微に心地よい共感を重ねていきながらいつの間にか物語に入り込
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

2.8

美しいサリーが、唯一にして最大の見どころ。

妹の花婿がいいやつ過ぎたり、仕立屋の旦那が典型的な伝統的丁稚奉公的価値観の持ち主だったり、アシュヴィンの決断がファンタジー過ぎたり、ドレスの女があり得ない
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

菅田将暉vs田中泯。よく考えたらかなりクレイジーなこのキャスティングがあってことその説得力。盛り上げ方は山崎監督らしく超ベタベタではあるけど、役者のパワーによって深みが加わっていること、そして、冒頭で>>続きを読む

細い目(2004年製作の映画)

4.2

恋というものがどんなものか、実のところ誰もよくわかっていないのです。自分の理解できない他者を受け入れられず、それが民族紛争の種にさえなるわけだけど、そんな理解できない他者と一瞬で恋に落ちることがあるな>>続きを読む

ムクシン(2006年製作の映画)

2.6

俺には甘すぎて無理でした…
寝落ちして何が起きたのかわからずに終わりました

グブラ(2005年製作の映画)

3.8

オーキッド三部作を一日でまとめて見る日程を組めなかったので、「細い目」から10日空けてこちらを鑑賞。もしも直後に観ていたら旦那への幻滅が大きすぎたのでよかったと思いました(笑)
キックボクシングしたり
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.4

子どもの貧困から踏み込んで、私生児や不法移民の問題にフォーカス。主演の魅力と相まって感情移入を誘うのは「誰も知らない」を彷彿とさせる。子どもの視点を徹底したことで、時折発露するゼインの情感が複雑なまま>>続きを読む

五億円のじんせい(2019年製作の映画)

4.2

脚本がおもしろいのはもちろん、望月歩くんのキャスティングが奇跡的にすばらしくて、荒唐無稽なファンタジーにも説得力があった。森岡龍も最高。さすが大手芸能事務所と配給が組んだだけある。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.6

小豆島に遊びに行くたびにやたらと「二十四の瞳」を推してくるのでどんなもんだろうと思っていたのですが、いやはや傑作。いまでは進路を決めるのは高校2,3年生くらいだとして、それから僕も18年歳をとってきた>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

惜しい、もっといい映画にできたのではないかと思ってしまう…
どうしても「言の葉の庭」と比べてしまい、そちらのすばらしさが際立つ

・ドコモタワーの描写はそろそろマンネリ。そろそろ新海監督が描く札幌か神
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八甲田山(1977年製作の映画)

3.6

やばい、って言葉をたった一つの映画にしか使えないとしたら、この映画。どんなスプラッター映画よりも、観ててツラい。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.2

図書館ってなんだろう、という問題が、本質的なレベルでも実務的なレベルでも提起され、視聴者に思索を促すかのよう。

7月の物語(2017年製作の映画)

3.6

秀作。ワークショップで制作されただけに、脚本も画もしっかりと映画のセオリーに倣っているのに、軽快なテンポで進むものだから、とても軽薄なラブコメを観ている気にさせる。それでいて、その実はキャラクターたち>>続きを読む

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.0

太平洋戦争の降伏を決定した御前会議、ポツダム宣言受諾、現職閣僚の割腹自殺、軍部によるクーデター未遂の「宮城事件」、そして玉音放送。これだけのことが24時間の間に起きたとは、まさに「日本のいちばん長い日>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.0

配役からして完全にギャグ。お前らいつまで高校生役演じるねん。それにしてもバイプレーヤーとしての人気と実力を見せつける太賀すげー…。

中条あやみをもう少しとっつきやすくしたような関水渚が最大の収穫。使
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.4

確立されたプロダクトのディスラプションはいつだってアウトサイダーがもたらす。CMプランナー出身、全編の絵コンテをつくってから撮影するという緻密な制作手法をとった長久監督は、映画界に新風を巻き起こすかも>>続きを読む

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