tdswordsworksさんの映画レビュー・感想・評価

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年間150本前後を映画館で観ています。
採点基準は以下のとおり。
☆☆☆☆☆ 5.0-4.5 生涯忘れられない名作
☆☆☆☆ 4.5-4.0 今年を代表する傑作
☆☆☆ 4.0-3.5 特筆すべき佳作
☆☆ 3.5-2.5 標準
☆ 2.5-1.5 駄作

映画(443)
ドラマ(0)

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.4

邦題が「シュガー・ラッシュ」であるせいでヴァネロペが主人公だと勘違いされがちな「壊し屋ラルフ」の物語の続編。

今作のテーマには、僕がかつて親友との間でラルフとヴァネロペのような境遇に置かれたこともあ
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.4

2013年の公開時に観たときは、まったく理解できなかったやつ。ユーロスペースがクリスマス・イブに上映するという粋な計らいをしてくれたので再挑戦。二度目はむちゃくちゃおもしろかった!

青の帰り道(2018年製作の映画)

3.4

心情描写はすばらしいけど、カップルだけ幸せそうなの納得がいかない

斬、(2018年製作の映画)

3.8

江戸行く行く詐欺(笑)

人斬りの葛藤を描く他のドラマと違って、その理由がクソカッコ悪いのが新鮮で興味深かった
野蛮な連中と仲良くやれる一方でシコって喚いて逃げ回る都筑の落差も、誰でも斬って解決するし
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.4

窓の修理やったことあるの?

飛んでる鳥は止まってるの?

学校はどう?

屋根の上と下、
高架の上と下、
ひとりでいるときのほうが本当の自分でいられて、でも、誰かといるときに本当の自分でいられると感
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東京物語(1953年製作の映画)

4.6

紀子が老夫婦に優しくできたのは、語られていないけれど、会社勤めであることと、独り身であること、この2点に拠るところが大きいと思うのです。自営は仕事を休めば稼げる日銭が減るわけだし、息子/娘である前に夫>>続きを読む

サイモン&タダタカシ(2017年製作の映画)

3.6

東京国際映画祭 Japan Nowにて鑑賞。

サイモンのキャラクターに不思議と説得力がある。突拍子もないコメディではあるけれど、するっと受け流すわけにもいかない芯の強い映画になっている。サイモンって
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愛と法(2017年製作の映画)

4.5

弁護士どうしのゲイカップルの仕事と生活に密着したら、日本においてマイノリティであることの生きにくさを数々の事例を通して観察することになる構造が、予想外でおもしろかった。

生きにくさの正体が決して法律
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PASSION(2008年製作の映画)

3.2

濱口監督って俳優の魅力をほんとに最大限に引き出せるんだな…。河合青葉と渋川清彦、これまでに何作も観てきたけど、これがいちばん愛せる人物だった。

濱口監督の編集は尺が長くなればなるほど効果的なので「ハ
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.0

おもしろかったー(*^^*)

「君の膵臓を食べたい」「センセイ君主」と評判の高いマンガ実写化を繰り出してきた月川翔監督の作品ということで観に行った。主演の平手友梨奈さんの存在感が役柄にぴったりで驚い
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センセイ君主(2018年製作の映画)

4.2

スコア修正 3.4→4.2

2018年のコメディ作品を振り返ると、本作が断トツでおもしろかったと思えたので、スコア修正!
「ママレード・ボーイ」で原作ファンの不評を買った浜辺美波の変顔連発が最高。そ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

タイの娯楽映画と言えば、思い浮かべるのはホラーか軽いノリのラブコメ。だから、ここまでスリリングでシリアスなクライムムービーとメッセージ性の強い社会派を両立した映画になっていることに驚かされた。すごくお>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

鶴瓶の家族に乾杯みたいなもんかなと思って観たら、だいぶ違った。登場する人たちのクセの強さではなく、主張の強さで押していく、フランスらしいドキュメンタリー。
「偶然は最良の助監督」。いいね。それを地で行
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.8

ヒリヒリしていて、でもやさしくて、この季節に溺れてしまいそうだった。三宅監督、大胆に振り切りましね。

キャスティングもいい。佐藤さん原作の過去の映画のように、綾野剛やオダギリジョーのような二枚目を主
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メイン州ベルファスト(1999年製作の映画)

5.0

The Best of Documentary Film in History!
編集されたリズムが、ドキュメンタリーの効能において完璧に作用している。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.6

大げさな設定だなーと思いつつ、ぴあ調査の初日満足度が高かったとのことで、鑑賞。

序盤はベタベタな展開で、鼻で笑っちゃう場面もあり、でもどんどん騒ぎが大きくなっていくうちに、これどうやって着地させるん
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ボクシング・ジム(2010年製作の映画)

4.2

ボクシング・ジムというネタで、こんなに絵ヅラと時間の流れを美しくすることができる、その編集テクニック。それがすべて。

ゲンボとタシの夢見るブータン(2017年製作の映画)

3.2

もちろんブータンには行ったことないけれど、素のブータンが映っていたんじゃないかと思う。僕らが見れば、伝統の象徴である父や寺院、近代化の象徴である息子たちとスマホ、その対比が目につくけど、当たり前に共存>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.8

序盤はとなりのトトロだったよね。茂みをかき分けて森の中を進んで行ったら…。わーマジか、君の名は。みたいな場所出てきたよ。
トトロよりリアルで、君の名は。よりファンタジー。そういうポジションのお話。
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.6

普通これ映画にしようって思う?という重くて地味な題材。終わってみれば、ああそっかって思うんやけど。
大都会で運に翻弄されながら生きている僕にとっては、想像もできないような世界。まるでファンタジーのよう
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リターン・オブ・ザ・キラー・トマト(1988年製作の映画)

4.2

おもしれー。こんなにすばらしい伏線回収はなかなかお目にかかれません。

プロダクト・プレイスメントをコメディで活用するのは、秘密結社鷹の爪の劇場版で初めて観たのだけど、やっぱりコメディとの相性いいです
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.0

トマトの果汁→血しぶき→殺人トマトっていう安直なアイデアをしちゃうのがもはや罪なんですね。くだらないアイデアの散乱。もはや映画としての体を成していないけれど、映画館で気楽にだらりと観るなら1,000円>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

ゾンビ映画大好きなんだけど、公開当初はまったく観るつもりなかったんです。「映画を撮る人たち」を被写体にする映画は、展開が独りよがりで、圧倒的な当事者性による軸の強さを差し引いても好きになれないものが多>>続きを読む

(2017年製作の映画)

4.4

ほぼ全編が森林の中だが、映されていない彼らの日常が目に見えるようだった。

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.6

魔法の力で絵の中に入ったときの、実写とアニメのマッシュアップは、いま観ても新鮮。

セリフがおもしろくないのが致命的。爆睡してしまった。土曜の午前は眠いです…。

主演のお二人は今もご存命なのですね。
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.2

渦中の人物探しが行われているとき、僕が思ったのは、笠松将くん演じる役の生徒の早とちりならいいなーということだった。でも英語の先生が再登場してアレやっちゃったもんだから、ああこれはみんなが傷つくやつやん>>続きを読む

このまちで暮らせば(2018年製作の映画)

3.2

町おこし映画なのに、ほとんど印象に残らないエキストラを除けば、登場人物のうちこの町出身の人は林業の師匠だけ。よそ者ばかりで、ぜんぜん田舎っぽい要素がなかったのが新鮮だった。

笠松将の話し方がとても印
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.8

初鑑賞。「オリジナル」を観たのだなというのが印象。

「七人の侍」とは、世界のすべてを詰め込むことができる優れたフォーマット。その発明は、世界のエンタテインメント史において決定的な意味を持ち、映画のリ
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.4

「用心棒」はイマイチ好きになれなかったけど、これは純粋に楽しんだ!ザッツ・ジャパニーズ・エンタテインメント!

椿の色が、僕の頭の中で色づいて、それはそれはもうスペクタクルなクライマックスでした。

猫は抱くもの(2017年製作の映画)

4.0

意味わかんないだの難しいだの、事前にレビュー読んで頭をオープンにして挑んだのがよかった。クセは思った以上に強い。けれど、映画史のどの系譜にも属さない独創的な発想に思わず舌を鳴らした。

話のプロットは
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.0

膝をついて手を前に差し出すポーズのオーバーラップが象徴するように、いかにも演劇的な作品。回想シーンはひどく退屈だけれど、編集はとてもナチュラルかつ合理的で、シチュエーション・スリラーとしては及第点か。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.2

自宅にTVがないので、池井戸潤原作の物語を映像化したものを観るのは初めてでした。
話の大筋はわかっているのに、ハッとしたり、イライラしたり、泣いたり笑ったりさせられて、いいペン捌きをするんだなあと思い
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