むろたさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

むろた

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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

故郷や家族への愛がひしひし伝わってくる温かい映画だった

宗教対立で起こってしまった分断や争いの中で、主人公の純粋無垢なフィルターを通して映し出されるベルファストでの家族との他愛もない一瞬の煌めきや愛
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ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)

3.5

孤独感に襲われるときや描くことへの情熱が垣間見れるような瞳の奥の揺らめきが本人を生写したよう
ベネさんの語りかけるようや繊細な演技が淡々と事実を元に進んでいく話の中ですごく際立っていた

手紙を通じた
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.9

いい意味で裏切られた

イーサン・ホークがどんどん悪に呑まれていって蔓延る悪には悪で立ち向かわないと敵わないんだって教訓なのかなと先が読めない展開だったからこそ、終始緊張感もあって面白かった

醜い悪
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.8

とりあえず実話なだけに緊迫感が半端ない
ブレブレのカメラワークで銃撃戦の激しさをリアルに感じさせる表現がうまい

たった6人で13時間戦い続ける精神力には脱帽
襲撃を受ける原因が何なのか誰が味方で敵な
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マスク(1994年製作の映画)

3.7

ジムキャリーの表情豊かな演技がいい味出してる
犬の賢さに拍手

マスクで本当の自分を隠すことよりも、自信と勇気があればマスクなんか無くたって可愛い女の子もGETできちゃうんだからね!って単純な感じよき
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ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.5

ハリーポッターの世界観の源

何歳になっても魔法世界への憧れって消えないものだからこそ、観ていてワクワクする

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

まだまだ序章
だけどちゃんとハリーポッターに登場してた人物とか魔法とかが所々出てきていて、ハリーポッター好きにはたまらないよな〜また見返したくなる

ファンタビのワールドワイドなよさがちゃんと表現され
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シーズ・オール・ザット(1999年製作の映画)

3.6

王道なストーリーで展開読めるからこそ安心して観れる

プロムへの憧れとか外見改造してたのにいつのまにか恋に落ちてるとことか、付き合ったりすぐに別れたり、、、
全部キラキラしてて眩しい
謎にUsherの
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バットマン(1989年製作の映画)

3.8

ティム・バートンの世界観がちゃんと存在してて、ノーランとはまた違った良さが◎
コミックからそのまま出てきたようなキャラクターのPOPさとかキッチュさが逆に魅力的に感じた

ジャック・ニコルソンのジョー
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

ちゃんと前作からの伏線回収もあるし、タイムループの仕組みが簡潔にまとまっててわかりやすい
あと今回は友情とか愛情にフォーカスを当てていたからこそ、主人公やキャラクター達にもっと共感できた
ホラーってい
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

ホラーとコメディ要素の程よいバランスでかなり観やすい

何回も殺されて同じ日を過ごすことで自分がやりたい放題今までしてきたこととか周囲との関係性と向き合う時間が作れて、逆に主人公は幸せだよな〜と思って
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.5

健康であること、不自由なく生活できることに改めて感謝
スキンシップだけが愛情表現だけじゃ無いって思うけど、この映画を通して愛する人に触れられる当たり前のことが大切だってことに気付かされた

ただ、難病
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.4

独特な世界観よき
何も考えずに観られる
携帯小さっ、あのキメ顔何?っていちいち突っ込みたくなる笑

でもこの手の内容ならオースティン・パワーズがやはり好きだな〜

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

何も知らなかった自分が恥ずかしい…
こんな時にのうのうと生活していたなんて

子供たちのため、国の未来のために闘った人たちがいてやっと勝ち取った自由だったのに、まだ闘い続けなくてはならない現実に胸が張
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.6

言葉の通じない2人が壮大な荒野を進んでいく中で育まれる絆
ゆっくりと始まる2人の"物語"はこれからも一緒に続いていくあの感じ、よかった

ストーリー自体は淡々としているけど合間でちゃんと緊張感のある演
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.7

戦争映画かと思ったら後半はゾンビ映画でした
B級ムード満載なんだけどもしっかり面白い
ナチスならやりかねない人体研究の発想とかの設定も◎

エンドロールでJ.Jエイブラムスが製作を務めていたことをそこ
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.2

実話を基にしているなんて衝撃すぎて考えただけで恐ろしくて震えてくる…

トムハンクスはもちろんだけど、ソマリア海賊達のリアルな演技力
ドキュメンタリータッチな撮影スタイル
息詰まってしまう心理戦や攻防
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.9

ラストは最初っから読めちゃうやつ
だけど、ベタだからこそ2人がどんな風に近づいていくのか…心の些細な動きにこちらも一緒に寄り添えていつの間にかドキドキしてしまう優しくて温かい内容だなと思った

手紙だ
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.6

単なる白鯨との闘いっていうより壮絶な人間のサバイバルストーリーだった

当時鯨によってもたらされていた富、捕鯨の原始的な方法を初めて知った
あとは帆船の仕組みや鯨の解体の様子も再現されていて面白い
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ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン(2005年製作の映画)

3.6

底辺からの這い上がり方最高
メンタルの強さは幼少期の生い立ちからきてるんだろね

本当に9発の弾丸食らってたのか…
不死身の強さが肉体的にも人柄的にも滲み出てたわ〜

バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

おとぎ話のような始まりのフェアリー感と全話を通して誰もが平等に死ぬときは死ぬっていう現実の対比が最高
この世の不条理とか滑稽さが存分に詰め込まれててコーエン兄弟らしいなと思った

彼らの描く突然の死は
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ロスト・リバー(2014年製作の映画)

2.9

レフン監督からかなり影響受けてるんだろうな〜映像、特に光と色の使い方が好きだった

ストーリー楽しむっていうより映像楽しむオカルトアート的な作品

悪夢の中でもがいている感じとか、現実なのか夢なのかわ
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タルーラ 彼女たちの事情(2016年製作の映画)

3.7

事件をきっかけに全く異なるタイプの"彼女たち"が出会って、少しずつ心情が変わっていく感じを繊細な演技やセリフで表現していてすごくリアルに感じた
あとはそれぞれ居場所を見出せるような温かさとか希望がある
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.4

人類が抱く未だ見ぬ宇宙人への好奇心がギュッと詰まったような映画だったな

70年代であのクオリティの映像を作ってしまうあたりがすごい
あとは5つの音だけで宇宙人と人類が会話するシーンが1番好き

スト
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.1

キャラクターもストーリーも歪んでるな〜
私はなかなか入り込めなかったけど、好きな人は好きだろうなって感じた

Only God forgives
この神ってのはきっとあの元警官のことだろう
正義を通り
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

フィルム調のカメラワークとか強めのライトの使い方で古臭さをあえて残していたところとか、原作へのスピルバーグのリスペクトをビシビシ感じた

色彩豊かな衣装、キレのあるダンス、キャラクターたちの思いが詰ま
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マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.3

前作が成功してしまうともっとその上へって意識しちゃうの普通だよ…
プレッシャーと不安に苛まれる日々とか新しい映画を作る上で浮かんでくる疑問とかドキュメンタリーだからこそダイレクトに伝わってきて観てるこ
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.5

軽く見えて内容は結構シリアス

何千人と出会っても変わらないのに、たった1人との出会いで自分の人生が変わるってラストの言葉がすごく胸に響く
出会いを大切にしないとね

2人がお互いを必要としてて2人で
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

べっとりと体にへばりつくような不気味さが映像やストーリー全体から伝わってくる

あれだけキリストを崇拝していたのに、結局神様はいなかったのか?罪を犯せば必ず罰が下るってことなのか?ってラストシーンを見
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

殺人とか強盗をしても実感を伴わずに罪悪感を感じない、さらには興奮もしない主人公の感情をあえて単調なストーリー仕立てで観ている人にも体現できるような雰囲気がよかった

無意識に愛に飢えていて孤独感を埋め
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.7

古典的で典型的な西部劇だけど全く無駄がないところとか、ガンアクション・男臭いかっこよさが滲み出てるところとか観ていて清々しい

復讐の対価と代償がキャラクターとストーリーを解してわかりやすくまとまって
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.4

会話が噛み合わずに段々冷めてく感じとホットコーヒーの冷めてく感じがあいまっててて好きだったな

誰かの会話を盗み聞きしてる気分
世の中いろんな人いるんだな〜って

短編だけどタバコとコーヒーと市松模様
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.2

日本では馴染みのない森林火災の狂気と最前で戦う森林消防隊の存在をこの映画を通して初めて知った
オーストラリアやアメリカで起こっている森林火災はニュースで何気なく知っていたけれど、その裏側で命懸けで闘っ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.8

なんだかんだで人生初インディジョーンズ笑

セットとか映像はチープな感じだけどそんなの気にもならないくらい、冒険するワクワクとか何が起こるか分からないドキドキをわかりやすく伝えてくれるから純粋に観てい
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.5

普段あまり見ないタイプの映画だったけど十分に楽しめた

CGのクオリティ半端ない
トランスフォームするところとか自分が男で車好きだったらかなりテンション上がりそう

シャイアラブーフの演技もよき

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(2002年製作の映画)

3.7

豪華キャストをここまでも無駄遣いできるのかってなくらい無駄にしてるあたり、いいわ〜〜あの振り切り方はこの映画にしかできないね

相変わらず影使ったシーンで笑う
毛の生えたデカいホクロがあそこまでズーム
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