スティーブン・スピルバーグ監督作品
合衆国憲法修正第1条にあたる「報道の自由」。日本国憲法の「言論と出版の自由」と同じ。民主国家では報道がいかに重要か分かる。実話に基づくワシントンポスト紙のスクープ>>続きを読む
◎NHKBSで視聴
バリー・レビンソン監督作品
父の死を聞いて、チャーリーは遺産相続のため故郷の葬儀へ向かう。遺産はサヴァン症候群の兄レイモンドへ大半が相続されると聞く。初めて兄の存在を知った弟チャ>>続きを読む
◎NHKBSで視聴
デニス・ホッパー 監督作品
60年代後半、「自由」を追い求めたアメリカの若者たち。映画は憧れと挫折を象徴化して描かれたという。陽光の蒼空が広がる中、ライダーたちは赤茶けた大地をバ>>続きを読む
◎NHKBSで視聴
原田眞人 監督作品
井上靖原作の自伝的作品を映画化した。作家、伊上(いがみ)洪作の母 “おばあちゃん” は、高齢で足下もおぼつかず、どうやら認知症みたいである。昔と今の記憶が混濁>>続きを読む
◎NHKBSで視聴
アラン・J・バクラ監督作品
ウォーターゲート事件を追う二人の新聞記者。実際の事件に基づいて映画化されたもの。事件にまつわる暗躍、陰謀を記者が調べていくと、ホワイトハウスの政権中枢>>続きを読む
ガス・ヴァン・サント監督作品
セリフが絶妙な人間ドラマ。終盤は霧が晴れるように静かな感動がおとずれる。物語は聡明な黒人少年が挙行したイタズラをきっかけに、著名な老小説家を発見して動き出す。人種の異な>>続きを読む
◎NHKBSで視聴
エミール・クリストリッツァ監督作品
喜劇と悲劇の混在。ブラス隊の音楽が時代を超え、軽快に鳴りひびく。ユーゴスラビア20世紀の時代区分、戦争ー冷戦ー戦争をえがく。悲惨な時代を茶化し>>続きを読む
庵野秀明 総監修
樋口真嗣 監督
いつもは作品の良いところを語るが、今回に限り、良くないところを語ってみたい。そうすることで、映画の本質が見えてくるかもしれないので。その前に良いところを短くまとめる>>続きを読む
リドリー・スコット監督作品
NHK・BSで再観賞した。1989年の公開当時、映画館で観賞し、大阪を舞台にした世界的作品の仕上がりにしびれた。アメリカ映画ながら主要な役どころ(敵役、ヤクザ)を演じた松>>続きを読む
リドリー・スコット監督作品
戦争のむごい現場を事実に基づいて描いたもの。舞台は東アフリカにあるソマリアの首都、内戦のモガディシュ。国連平和維持軍として派遣された米軍特殊部隊の捕縛作戦で、軍用ヘリ「ブ>>続きを読む
ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品
初幕と終幕で地平線まで続くひまわり畑が映し出され、ヘンリー・マンシーニの曲が流れるともう涙目に。ひまわり畑はソ連時代の現ウクライナ・キーウから南へ500キロほど離れ>>続きを読む
マット・リーブス監督作品
バットマン映画は語り尽くされたと思いきや、新たな切り口で登場した。物語はゴッサム市長殺害に始まり、複雑に絡まる虚妄《嘘》を暴いていくことで進む。主人公のブルース・ウェイン(>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督作品
映画の舞台は、第二次世界大戦前半期に当たるドイツ軍の占領が近づくフランスのダンケルク。フランス北端の海辺の街で、対岸はイギリスのドーバー海峡に行き着く。ドイツ軍がせ>>続きを読む
岩井俊二 監督作品
何度も観てきた映画。思春期の心情はそのとき苦くても、いずれ爽やかな宝物になるのだろうか。レビューはNHKBSの録画を視聴してから書いた。あらためて画面の美しさ、脚本の巧みさ、俳優>>続きを読む
エリック・プレス、
J・M・グルーバー監督作品
「蝶の羽ばたきは遠隔の気象に変化をもたらすのか」というカオス理論を「バタフライ・エフェクト」と言うらしい。人間で言えば、ある出来事がその後の人生に大き>>続きを読む
ドキュメンタリー映画
大島 新 監督作品
「なぜ君は総理大臣になれないのか」の前作から2年。続編の今作もコロナ禍で上映された。主役は前作と同じく衆院議員の立民・小川淳也さん。そして、仲のよい家族と心>>続きを読む
◎NHK・BSで視聴(再見)
森義隆監督作品
1998年、29歳の若さで夭逝したプロ棋士、村山聖(さとし)という実在の人物を描いた映画。幼少からネフローゼといわれる難病を抱えながら、将棋には懸命に打>>続きを読む
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品
映像と音響が降り注ぐ、独特なSF映画に魅了された。ヴィルヌーヴが監督したこれまでのSF映画は、この作品のための経験として作られた気さえする。物語は、表層的にはアトレイデ>>続きを読む
キャリー・ジョージ・フクナガ監督作品
今作の007シリーズは、ダニエル・クレイグ主演による最後の作品になる。当初、ジェームス・ボンド役に相応しくないのでは、とボンドファンから言われたことがある。体格>>続きを読む
◎昨年観賞
大島 新 監督作品
2021年秋、衆院選・香川1区の小川淳也さんが選挙区で当選した一一。映画は前回2017年の衆院選を中心に、悪戦苦闘を重ねた17年間と彼の素顔に迫ったドキュメンタリー。>>続きを読む
大友克洋 監督作品
〈龍馬的土佐弁レビュー〉
いつの時代でも最先端の科学技術ちゅうのは人々を惑わせるもんじゃな。19世紀に産業革命を果たしたロンドン。世紀の発明である新型蒸気機関「スチームボール」と>>続きを読む
ガス・ヴァン・サント監督作品
両親を亡くし、他人の葬式巡りに明け暮れる少年、イーノック。ある葬儀場でその不審な姿を見かけ、彼に興味をもつ少女、アナベル(アニー)。そしてイーノックの前にしか出現しない>>続きを読む
ガス・ヴァン・サント監督作品
映画の舞台は米国オレゴン州ポートランドの高校。「コロンバイン高校銃乱射事件」をモチーフに作られた。犯行前から終結前まで、犯人2人と被害者らの一日をリアルタッチで描いたも>>続きを読む
マイケル・ムーア監督作品
1999年4月、コロラド州ジェファーソン郡で実際に起きた「コロンバイン高校銃乱射事件」。生徒12人と教師1人が射殺され、犯人2人が自殺した。事件を追いながら、その背景にある>>続きを読む
ジャン=ジャック・ベネックス監督作品
海辺の白いバンガロー。いきなりのベッドシーンにおどろいた。ベティは色香と健気を合わせもつ可愛らしい女。情熱にあふれ過ぎて、こころが病んでおり、問題行動を頻繁に起>>続きを読む
フェデリコ・フェリーニ監督作品
フェリーニのデビュー作はあまりに有名な「道」である。その次の作品が本作であり、主役は両作ともフェリーニの妻、ジュリエッタ・マシーナ。本作は「道」の主人公ジェルソミーナ>>続きを読む
新海 誠 監督作品
〈関西弁レビュー〉
少年期から思春期だった頃、ワイは空想力の羽でどこまでも羽ばたいて雲の上まで飛んで、世界を変えられると本気で考えてましたんやで。だから『天気の子』はアニメであり>>続きを読む
キム・ボラ 監督作品
5人家族で、3兄妹の末っ子ウニ。リアルで繊細な描写が中2女子のこころを浮き彫りにする。家庭では父母から必要以上の抑圧を、兄から暴力を受けていた。学校では人間関係の軋轢で疲弊。理>>続きを読む
庵野秀明 総監督作品
TV版や劇場版を通して、初めて「エヴァンゲリオン」を観賞した。NHKのドキュメンタリー「プロフェッショナル」で視聴した庵野秀明の熱量に心打たれたのがきっかけ。作品をどのように作>>続きを読む
庵野秀明 総監督作品
巨大不明生物が東京湾に出現し、のちに「ゴジラ」と命名。政府や官僚らがどう対応していくかが映画の見どころ。自衛隊は戦後初の防衛出動となるが全く歯が立たない。ゴジラが厄介なのは、海>>続きを読む
スコット・ヒックス監督作品
オーストラリア出身の天才ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットの人生を描いたヒューマンドラマ。タイトルの「シャイン(shine)」は日本語で“輝き“と訳される。主演のジェ>>続きを読む
ロブ・ライナー 監督作品
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの名優同士が組んだら傑作になるよね――。物語は同じ病室の2人がお互いの余命を知り、死ぬまでにやりたい事リストを作る。大富豪と自動車>>続きを読む
サイモン・ハンター 監督作品
【関西弁レビュー③】3/3
イーディは、83歳になるまで自由に行きたいところへ行けんかったんやろか。「夫が亡くなって、好きなことができるようになってん」は言い過ぎなんか>>続きを読む
モーガン・マシューズ 監督作品
【関西弁レビュー②】2/3
数学は苦手やから天才数学者に憧れて、そんな映画を観てきましてん。それで今回は数学の天才少年、ネイサン。しかし上には上の天才がおるもんで、ネ>>続きを読む
ピーター・ウィアー 監督作品
【関西弁レビュー①】1/3
ええとこのおぼっちゃまたちが全寮制高校に入学し教室でフニフニしてたら、新任の英語教師がやってきて、教科書のこの部分はいらんから破って捨てなは>>続きを読む
劇場版アニメ特集③(3/3)
タムラコータロー監督作品
爽やかな余韻が残る青春アニメ。大阪で車椅子生活をおくるジョゼ。恒夫がジョゼを助けた縁で、祖母チズは彼女の相手をする有償ボラを恒夫に頼む。恒夫は>>続きを読む