たなかさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

ラストのアランリックマンの「アバダケタブラ」の言い方。ここしかないピンポイントをど真ん中ついてる感じがする。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

ルシウスマルフォイの杖を吹き飛ばしたハリーに対してシリウスブラックが「いいぞジェームズ!」と父の名前でハリーを呼ぶ。その直後のハリーの顔。次の瞬間殺されるシリウスブラック。シリーズ屈指の名シーン。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

子供の頃何度も見たがアルフォンソキュアロン監督作と意識して見たのは初めて。
前二作と比べて画の決まり方が段違い。
キュアロンなので撮影はエマニュエルルベツキかと思いきや違った。黒が締まった格好いい画。
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

4.0

面白い。

今年のPFFで沢山の自主映画を見て映画における「リアリティ」の難しさを思い知った。生っぽすぎる台詞が映画の中にあるとそれは素人臭さに繋がり、映画の枠を出てしまうのかもしれないと思った。
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0

「ゴドーを待ちながら」的な。
不在の中心について語る映画だった。

劇映画を見ている時に、「この芝居は監督が役者を何らかの方法で追いこんで無理矢理何かを引き出そうとして生まれた感じだな」と思うことがあ
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コンタクト(1997年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら「BTTF」以外のロバートゼメキス作品は初めて見た。
今まで見てなかったことを後悔する大傑作。
鏡やガラスに反射した虚像とフレーム内モニターの使い方がとんでもなく上手い。
ワンカット内
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.0

シリーズで一番B級感が強い
これはこれで楽しい

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.5

デヴィッドフィンチャーデビュー作。
モノトーンの画面とグロ描写はこの頃から健在。
フィンチャー本人は出来に満足してなかったらしいが、公開当時30歳、製作時は20代と考えると出来過ぎ。普通に面白い。

空の瞳とカタツムリ(2018年製作の映画)

2.5

観念的な台詞のオンパレードで見てるのがしんどかった。

撮影監督の石井勲が好きなのだが、今回は低予算映画然としたつまらない画が多かったように思う。監督の斎藤久志は現場でモニターを見ないらしいのでそうい
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ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

3.0

クライマックスのこれでもかというクロスカッティングはデパルマ健在って感じで楽しいんだけど、全体的には微妙。
どのカットも画が緩い気がする。歳をとったデパルマに粘る体力がなくなったのか、ローバジェットに
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来る(2018年製作の映画)

5.0

最高。

中島哲也がやりたいことノリノリでやりまくってる感が伝わってきて楽しい。
もちろん製作者側からすれば色んな制約や出来なかったこともあるんだろうけど客として見てるぶんにはそれを全然感じない。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

早稲田松竹で再見。
やはり大傑作。
タランティーノは本筋と関係ない話が多いとよく言われるが、この映画には事件当日までは筋なんて無いのだから「本筋と関係ない話」なんてのはないのだ。
そしてその「本筋と関
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.0

最高!
たのしー!
フォー!
かっこいー!
そんな映画です。

レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

4.0

デパルマ節炸裂の最高楽しい90分。

多重人格モノだけど「ファイトクラブ」的な「成る程そういうことかー!」ていうのを期待してはいけない。
何が現実で何が夢かわからなくなってぐるぐるしてるうちによくわか
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