1作目に引き続きスカッとする王道エンターテインメント。タカさんがアメリカのメジャーリーガーに人気な理由がよく分かった。
オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの影響で鑑賞。オマージュのシーンが観れて良かった。やっぱこういう王道エンタメも好きなんだなと再確認。
見終わったあとしばらく「WILD THING」聴い>>続きを読む
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1960年代のアメリカを背景に、野球というテーマで家族の絆や夢を描いたファンタジー映画。脚本が秀逸で謎が繋がっていき、ロードムービーのような要素もありとても楽しめた。
最後の父親とのキャッチーボール>>続きを読む
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ヒー兄のカリスマ性が凄まじい。要所要所に赤を取り入れた美術。森山未來の表現力にはやはり惹き付けられる。
ただラストこちらに語り掛けるシーンは冷めてしまった。個人的にはそれを直接言わずにそれを伝えるの>>続きを読む
村上龍節炸裂の無感情に見える殺し合い。鮮やかでグロテスクな描写。人間の生臭さがしっかり映像に漂っていて、時代の空気感も相まってとても良かった。
人間の得体の知れなさ、不気味さを感じられる作品。あとこ>>続きを読む
独特の世界観ですぐに引き込まれた。美術ももちろんだが、画面を歪ませる広角レンズやズームを多用した撮影方法により、今まで体験したことない映像体験だった。やはり新しい撮り方や見せ方に挑戦している映画は面白>>続きを読む
ここまで登場人物が個人的な「愛」の解釈を語る日本の映画はあまり観た事がなかった。また、脚本が日本では見ないようなタイプだと思ったらやはり韓国の方だった。
それぞれの愛というものに対しての捉え方の違い>>続きを読む
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久しぶりにぶっ飛んだコメディを観た。小学生の頃夜ご飯食べながら金曜ロードショーで観てたような感じ。懐かしい。
テンポがとにかく良くて全く飽きずに見れる。ただバカバカしいだけじゃなくて世界観がちゃんと>>続きを読む
オードリー若林を観たくて鑑賞。こういう人間っているよな〜を見事にやっていたが、演じていたと言うよりはこの頃の普段の若林に近いんじゃないかという印象だった。
今はあんまり見なくなった子供と犬のストーリ>>続きを読む
阿部サダヲのエネルギーが凄まじい。一人でこれだけ物語を引っ張って観客を惹き付ける力がある俳優ってなかなかいないよな、、そのエネルギーに負けず劣らずな竹内結子も凄い…
クドカンの脚本で今はあまりない古>>続きを読む
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綾野剛演じる成田狂児は男気があるがどこか抜けている兄貴感がとても魅力的。齋藤潤演じる岡聡実も大人しいけど静かに悩み葛藤する様が伝わってきた。狂児と聡実の2人がどんどん愛おしく見えてくる。
聡実の紅の>>続きを読む
ファーストカットからこの作品がいかに繊細な作品かが伺える。
余分な説明を一切省き、登場人物を映すカメラはその人を真摯に捉える眼差しそのものであった。音も大事な要因の一つで、街の音、川の音、オムレツに>>続きを読む
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押井守監督の戦争に対する論文のような作品。OVAの主役だった野明や遊馬はほとんど出てこず、後藤や南雲に焦点が当てられた作品で、また戦闘シーンが極めて少ないのも斬新だった。
高層ビルが立ち並ぶ都心に戦>>続きを読む
アーリーデイズを観てから本作を鑑賞。
OVAに比べかなりシリアスになっており、緻密に作り込まれたストーリーと戦闘シーンの迫力が素晴らしい。
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とてもバランス感覚が難しい芝居が求められる役が多かったが、全員素晴らしかった。
ツチヤタカユキは共感するには余りにも普通の人の感覚からはズレて、他人に迷惑をかけてしまう。少し間違えると観客が嫌悪感を>>続きを読む
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圧倒的今年一。
帰り道胸が苦しかった。
平山という男を通して人間の根源的な生きるという行為を思い出させてくれた。しかし、ルーティン的な生活の中にも少しずつ変化があり、新しく出会う人があり、懐かしい人>>続きを読む
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杉咲花さんの柔らかさに圧倒される。
様々な面が見えるのに確かに一人の人間がそこに居る。
過酷な境遇の中で必死に生き、壊れそうにながらも走り続ける市子という人間を、関わった人を通して時系列を入れ替えな>>続きを読む
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特段主人公を取り巻く環境が変わる訳でもない。何か劇的な事件が起こる訳でもない。それなのに何故こんなにも温かいのだろう。人と人との距離感の描き方が丁寧で、唐田えりかさんや芋生悠さんをはじめ、登場人物たち>>続きを読む
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こういう映画を観た時だけ、「問題と向き合わなくてはならない」という気持ちになるのは違うと思う。でもそういうことを考えるきっかけになっているのであれば、そこに意義があるのだろうか。
救いはなかった。そ>>続きを読む
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これまで様々な描かれ方をしてきた本能寺の変を北野武節全開で描いた問題作。
バイオレンスとユーモアのバランスがとても心地よく、これぞ北野映画と言った感じ。北野武、大森南朋、浅野忠信の三人のやり取りが心>>続きを読む
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問題を抱えている人達をただ可哀想な人、ではなくちゃんと悪い部分も含めて描いていたのが好印象。
生きづらい世の中で微かに見える光。それは他者からしたら脅威になってしまう場合もある。実際自分もそれを脅威>>続きを読む
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衝撃的なシーンがいくつもある。
美しいものだけを映すだけでは生み出すことの出来ない映像美が素晴らしい。
エキセントリックでエロティックでグロテスクでバイオレンス。しかし最後は全てを超越した愛に着地する>>続きを読む
退廃的な空気感を纏い進んでいく自堕落な男女三人の映画。
太宰治の小説を読んでいる時の感覚に近いものを感じた。堕落していく自分を俯瞰して見ていてそれはいけないことなんだけどどこか心地よくて傍観している>>続きを読む
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グッときてしまった。
現代に必要な映画だと思う。
安希子のキャラクターが深川麻衣そのものな気がしてとてもハマり役だった。全て上手くいかなくて自暴自棄になってもなりきれない感じ、結局自分が我慢してしま>>続きを読む
若かりし頃のロバート・パティンソンが観れる。ギラギラの三角関係久しぶりに見た。というか日本ではもはや見ないか。
色々ツッコミどころはあるけど、戦闘シーンは見応えがある。
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やはり山崎貴監督のVFXは凄まじい。ゴジラの脅威、迫力を真正面から浴びることが出来る。
しかし人間ドラマの部分がかなりインスタントな印象を受けた。台詞回しややり取りもステレオタイプの応酬でリアリティ>>続きを読む
ワークショップで制作された映画。
当て書きで書かれた作品だそうで、俳優それぞれのキャラが生かされた役が多く、画面の中で人が生きていた。
監督の「良い人を良い人の面だけで描かない。悪い人を悪い人の面だ>>続きを読む
ラストシーンにハッとさせられる。
学生独特のノリが絶妙に演出されていてリアリティがあった。特に笠松将の悪ノリするも思っていたよりも相手を傷つけてしまうと弱くなる感じとか。
配慮しよう、配慮しようとい>>続きを読む
王道青春群像劇だがエッジが効いていて儚い。
河合優実の周りより少し大人びているがやはり少女の心を内包している様子がいじらしくとても魅力的だった。
中井友望演じる内向的な少女も特徴的な喋り方でキャラが立>>続きを読む
超個人的なビデオだが、そこには普段の映画作りでは排除されてしまうような人間の部分があり、それこそがこの映画の魅力だと思う。そしてこれがホームビデオではなく映画になっているのは、監督の間を切り取るセンス>>続きを読む
衝撃を受けた。
熱を帯びた衝動がどこにも発散できなくて滞留している少年少女を全く新しい形で描いている。構造も映像も斬新で食らった。
練馬区光が丘という土地が持つ不穏さも相俟って不気味に鈍く光っている>>続きを読む
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全員が未熟で強がっていて痛くて愛されたかった。心の懐かしい部分が痛くなった。
石川瑠華と青木柚の居方が浅野いにおの世界観にぴったりで、前田旺志郎や中田青渚もいじらしくてとても作品を彩っていた。はっぴ>>続きを読む
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マーティン・スコセッシが監督、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロが出演する映画をリアルタイムで映画館で観れる幸せを感じた。
ディカプリオ演じるアーネストの、妻を本当に愛しているのだが自ら>>続きを読む
今まで観てきた邦画の中で間違いなく一番恋人同士の喧嘩がリアル。だが、自分が映画に求めているものはなかった。結局何を伝えたいのか、相手も悪くて自分も悪くて結果どうしようもなく立ち行かなくなって、それでも>>続きを読む
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求めていた2000年代初期の岩井俊二はいなかった。でもそこを目指して作っていないのだろう。だから当たり前だとも思った。現代で岩井俊二が映画を撮ったらこうなる。ただそれだけの話だ。そう思っていたラスト付>>続きを読む
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ビートたけし原作ということで気になり鑑賞。あまりにもベタな展開で冷めてしまった節がある。原作はどうなのか気になるので読んでみようと思う。
しかし、王道だからこそやはりグッとくるものがある。二宮和也の>>続きを読む