カナコさんの映画レビュー・感想・評価

カナコ

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

18禁な描写は激しめだけれども、本題はそこではなく、
人の倫理観を問うような壮大なテーマを持った作品。
すごく好きです。

キャスト陣の演技力、監督や制作スタッフの技術力をもってしてこのテーマが成り立
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.4

とてもとても良かった。

感性が研ぎ澄まされる作品。

ジェシーはじめ子供たちのひとことひとことに耳をすませてほしい。
次から次へと心を打たれる言葉がでてきて、でもそのペースが早すぎず遅すぎずなので胸
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

今回のブルースは中二病全開なんだけど、パティンソンが演じてるからとにかくカッコ良いんだよなー…

アメコミをサスペンス仕立てにしていくとどんどん映画として深掘りできるのね。

「今かい」ってタイミング
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.7

姿を明かさないまま引退したマルタンが、手と声でのみ出演すると聞き、鑑賞。

マルジェラの初期の作品や、日本の店舗の内装などを見る限り、相当変わった神経質な人なのかな。って、勝手に抱いていたイメージが、
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画あるあるで、なぜか最後対決の夜は雷雨になる…。

でもそのおかげで、外に出たら雨で💩が流されてよかったよね。

しかしあのジジババたちはなんのために祖父母になりすましたんだろう?ただ精神病
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

念願叶って映画館で観ることができた!
渋谷HUMAXよありがとう…
しかもポスターまでもらえた…
(裏面違う映画というリバーシブル加減には笑えた)

今の手法とは全く違うであろうアニメーションの描き方
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.5

ドランの作品は好きなのでチェックはしてしまうんだけど、これは微妙だったな。
勇足で映画館まで行くんじゃなかった。
豪華キャストの無駄遣いだと感じた。

ドランは、母親と息子の関係性や、同性愛への固執か
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

「Swallow」は飲み込むと言う意味だそうだ。

異食症の女性をとりあげたストーリー。
小さなストレスから、食べてはならないものを喉に押し込むようになる。
誰にでも起こりうる、人は狂気と隣り合わせな
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.5

短い短い短編集を紡ぎ合わせた映画。
ポール・オースターの小説や、ルネ・マグリットの絵画を思い出させるような。

新鮮で面白かったな。寝ちゃったけど。笑

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.5

チャプター1観てからずっと楽しみにしていたので、公開初日に鑑賞!なんならグッズも買った!

でも前編が面白すぎて、後編ちょーっとだけイマイチかな…
特に最後はもうitちーさくちーさくなって、会場からも
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.8

むかーし小学生の頃itを観て、ピエロが怖くなり、家にも来たらどうしようと思うくらい恐怖心を抱いていた。

そのくらいインパクトがあったように思えたけど、このリメイクされた現代のitを観たら、CGの力す
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

CNNで
「世界7大心霊スポット」に選ばれた、韓国のコンジアム精神病院。
そこに動画配信しながら肝試しに行く若者。

カメラワークもなかなか面白いし結構怖い!そして肝試しとか、B級ホラー映画には必ず巨
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来る(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白すぎて2回観た。

「ぼきわんが、くる」を既に読んでいて、それも民俗学好きな私にお客さんがすすめてくれたものだった。
中島哲也で映画化していたことをうっかり知らなかった…なんてこと…
なぜ映画館で
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

なんだこれ😂
ポール・ダノとラドクリフの無駄遣いw

無駄遣いというか、この映画にこんな名俳優さんたちが出ちゃうのがすごい。
シュールの極みでした。
シュールな映画わりといけると思ってたけど、
まっっ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.3

前情報一切なしで、ティモシー・シャラメとエル・ファニングが出ているから目の保養にと思い、突然観に行ってみたら当たりだった。

今時期、海外旅行にも行けないし、再訪を誓っているニューヨークの街並みが映像
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

映像と音楽が素晴らしい。
新旧あわせたヒップホップなどなど。
映像と音楽があわさって、長いMVを見てるような感覚。
ストーリーは、よくあるヤク中ティーンネイジャーの日常。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.0

原作も読んだけど、これって胸糞映画だよね。
何で子供盗んだ側が善人みたいな感じになってんだろ。本当のお母さんが気の毒すぎて、盗んだ側が同情の対象になってる展開がわりと理解できない。

ただ映像が美しい
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

もし演じられるなら、ギター弾いてる人やりたい😂
こんなにスピード感のある映画観たことない😂
そして、悪役で憎むべき相手のイモータンジョーがかっこいい😂
すべてに於いてセンスが良い。センスの塊みたいな映
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.7

ブラピのPLAN Bが製作。

これは凄い。凄惨な黒人差別の様子が描かれてる。
観るのがつらい。でもなんのためにこの映画をわざわざ作ったかを考えると、目を背けないで観なきゃと思わされる。
こんな時代を
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

画面が変わらなくてこんなにドキドキハラハラさせられる映画って、今までにあるのかな?
斬新な、今までにない試みをする人は大好き。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

邦画は軽い気持ちで!
オザケンの曲って色褪せない。
山本舞香ちゃんかわいい。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なしの名作。

ラストシーン、キスシーンだけをつなぎ合わせたフィルムを観るトト、トトの目に光る涙が泣かせます。

「キネマの神様」という小説を読んだことがきっかけとなり、ずっと観たいと思っていたこ
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

4.5

大ドンデン返しに笑えることまちがいなし!

邦題のダサさも相まって忘れられない映画😂

アス(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

不気味すぎでしょ。良い意味で。
ルピタ・ニョンゴよ。テザード(この世界の言葉?でクローン人間のこと)のルピタ・ニョンゴの声よ。
テザードの気味の悪さったらないよ。
なのに目が離せなくてハラハラハラハラ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

次回作を待ちわびている監督の中のひとり。ジョーダン・ピール監督。

「ゲット・アウト」は、私のまわりで、人種差別をテーマとする(と思われる)映画を観るのが流行った2019年に、その流れで初めて観た。
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミッド・サマー後に鑑賞。
どちらかというとミッド・サマーの方が面白かったかな。

この監督は、ご兄弟を亡くされているそうですが、だから兄弟が亡くなったりするテーマを盛り込むことが多いのだろうか?

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

カルトムービーに慣れてない人は観ない方が良いんじゃないかな?
もしくはつまんなくて途中で寝ちゃうかもよ。

私はカルトムービー耐性ばっちり&気味悪いの大好きだから、笑いながら最後まで観れた。
グロシー
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

映画館で上映を待ってたら、隣の席のカップルが堅あげポテト食べ始めて、えーやだなー…って思ってたんだけど、上映開始したら緊張感ありまくりすぎて堅あげポテト食べるの一切やめてたっていう記憶のある映画。>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

「オープニングが秀逸だと思う作品って何だと思う?」
ってもし聞かれたら、とりあえずこれ挙げるよ。

「魔女の宅急便」って出るまでの何分間かが素晴らしいったらない。
金ローでやってたら、とりあえずそこま
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

「はじまりのうた」が面白かったから観た。
こちらはティーン版はじまりのうた的なー。
かわいい、かわいい。ヒロインもめっちゃかわいいし、最後のプロムのシーン超かわいかった。

海外の青春映画って好き💋

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

ほっこりかわいい系。
マーク・ラファロ良いよねー。モテない系な見た目(失礼)なかんじなのに、キーラ・ナイトレイとひとつのイヤホンふたりで分けて街を歩いたりなんかしちゃってさー。

マーク・ラファロ出て
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

え?え?え?
ってなるやつ。
解析サイト見ないとわからないやつ。

多重人格で、実際は全て頭の中で起こってた…だから辻褄が合わない…ってやつ。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.8

文句なしのサスペンス!
何年経っても色あせない。
ケヴィン・スペイシーの怪演にアッパレアッパレ。
これを観ないで人生終われないやつだよねー。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

男は黙ってデルトロ2。

監督が変わっての、ソルジャーズデイ。
こちらも硬派な作りで素晴らしい。かっこいい。

男同士の信頼に痺れるねー。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

デル・トロかっこよすぎでしょ。

メキシコ怖えええ!とデルトロかっこえええ!が同じくらいの比率でせめぎ合う作品です。

男は黙ってデルトロを目指せ。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

5.0

人生で観て良かった映画トップ10に入るかも。

ネイティブ・アメリカンの人達の歴史、環境などを知ることができたし、事実に基づいている作品というところも、かなり興味深かった。
こんなことが広大なアメリカ
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