このレビューはネタバレを含みます
ジェームズ・カーンの吊り目ジェスチャーを見れるのはココだけ!
続けて西部劇を見ると、なんだかその西部という設定だけで充実した気分になれる。昔やたらとテレビでかかってたのを観た覚えがあるし、今作も>>続きを読む
雄大な大地と悠久の時間。あまりにも贅沢でどのカットも痺れる〜!昔観た時はテレビかなんかでやってて、冒頭を観た後、退屈で途中でやめてしまったんだが、いやはやこの時間の引き伸ばされた所に"大人の余裕"を>>続きを読む
人間の、あまりにも中庸な境遇をかくも描くことができるのかと、むず痒い思いになった。主人公に同情しつつ、適度にイラつきも共有され、ラストに至っては「お前は文字通りの中庸だ」と最たる例を突きつけられる。>>続きを読む
能の「求塚」を元にした作品。これまた前作「道成寺」に継ぐ恋慕の情のどうにものっぴきならない話である。ラストでは人の生きるこの世こそ「火宅」だとされる。今作ではナレーションが入り、元の「能」を解説的に>>続きを読む
今こそ見返すべき労働者団結のためのジャケツ…!
安部公房らしいね。原作は未読だが、母が絹糸になった時に誰もが「昔教科書に載ってた安部公房の『赤い繭』じゃん!」となったに違いない。しかも最後には真>>続きを読む
普通に道成寺の伝説を知らなかったんで、ワクワクして見た。最初の恋愛の描写はどことなくコミカルでさえあったのに、行き着く果てにこんな凄惨な事態になるとは…。これは次作「火宅」にも言えるが、恋愛の火は業>>続きを読む
蘇東坡の詩を引用して描かれるのはシュルレアリスムな世界。かなり教養を必要としそうな作風で、詩に関しては難しくてわからなかった。わずか数十年で失われた教養を嘆きながらも観た。
ヨーロッパやインドを>>続きを読む
今昔物語の一遍を基にした話だが、いやあほんとにこの短さにこれだけ無常が出せるのか。川本喜八郎作品はどれも人の無常、というより"業"を描いている。「花折り」はコミカルに描かれていたが、根底にこの拭えな>>続きを読む
坊主のコミカルさと、桜の下でめぐる人々の思惑。大名たちにまんまと桜の枝を取られ、坊主は師匠に怒られめでたしめでたし。師匠が坊主の酔い潰れた様を女性と勘違いするのも良くて、みんながどこか抜けてる笑。し>>続きを読む
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惚れた腫れた、悲喜交々、言葉にすると陳腐だが、今作はその感動に満ち満ちている!!
映画一本にこれだけの人生を詰め込み、描き切ることができることにただ圧倒された。結婚式で始まり、葬式で終わる今作は>>続きを読む
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わかりやすくドラックの恐怖を描く映画だが、ではドラッグ以外にいったいどんな退路や選択肢があるというのだ。もはや自業自得ともいえないほどに後戻りできないアメリカは、まさに現在進行形でオピオイド・クライ>>続きを読む
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【1976年ペントハウス誌の社長、ボブ・グッチョーネが同時期の『スター・ウォーズ』約2倍の製作費46億円の巨費を投じて完成させた歴史大作映画『カリギュラ』。
歴史上実在したローマ帝国皇帝カリギュラの>>続きを読む
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拭い去れない疲労感。家畜殺しの罪悪感。対照的に疲れ果てた街中で石でもなんでも拾って遊ぶ子供達の逞しさ。強いられる大人の肉体労働と、子供たちの開放的な肉体の躍動が見られる。だからこそ、冒頭で「大人にな>>続きを読む
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もしかしたら小さい頃に見たかもしれない、そんな強烈な郷愁を引き出された。作品の迷宮間と、その色褪せた色、脳内にあった気がするイメージたち。ボロい団地でまだブラウン管のテレビの前に座ってこれを見ていた>>続きを読む
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おこんがめんこくてしょうがない!
人形劇は、それはもう岡本忠成十八番の可愛らしさでした。そしてなんといっても狐のおこんが健気でかわいらしいんだ。ぶっちぎりに可愛い、浄瑠璃を歌う様には聞き入ってし>>続きを読む
爆速でおわる!この尺を語るには関西弁の畳み掛けがまさにぴったり。このスッキリした感じの絵のタッチも合ってる。話もなんかスカッとさせられて満足。
満員電車でふんぞりかえる男にトゲトゲおばさんを…な>>続きを読む
あの切り絵の絵本でお馴染み「モチモチの木」のアニメーション。和紙を使い、豊竹呂太夫による義太夫節というかなり渋く味わいのある語り口でした。
にしても今にして思うが、爺さまと孫の豆太という二人暮ら>>続きを読む
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鑑賞前:かわいらしいなあ
鑑賞後:かわいそうやろ!
この尺でこれやるのか。諸行無常で、いやでも前半と後半のテイストの違いを知らしめられるし、しかしもう前半には戻れないという辛さがより際立つ。岡本忠>>続きを読む
色々暗澹たる気持ちなのだが、気を立て直して。岡本忠成のアニメーションが現在youtubeで公開中とのことで観た。
星新一の原作を元に和田誠が絵本にしたものを岡本忠成がアニメ化。声は岸田今日子。面>>続きを読む
「2014年にヒトラーなんて…広場にいるのに皆んなが黙認してる。ドイツのためにならないよ。できるならあんたを追い出したい」
「初めは皆笑っていた」
上のような台詞が出るたび身につまされる思いで、>>続きを読む
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現代の闇バイトとかそういう裏社会を描いた作品だが、臓器売買とかの話に関しては昔ながらだなぁと思ったり(中国の富豪はわざわざもう日本に来ないだろとか思うし、自国の技術の方が信頼できるだろうに)。そして>>続きを読む
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エドガー・ライトがリメイクしたらしいね。
セットも着てるものもチープさが一周回ってなんか良い!時は2017年、アメリカは全体主義国家となり、虐殺は当たり前だし、テレビだけが唯一信じる先で、そのテ>>続きを読む
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「君は信じるか?永遠に疾走する愛を…」
カラックスは本作に限らず、私的な疾走を延々と続けているし、それを今作から彼も自覚的にやっているのだろう。
4K修復というのがよくわかる。ジュリー・デルピ>>続きを読む
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「人間ってそれぞれ変な人生歩んでる。」
デヴィッド・リンチ長編最後の作品。10作目というキリの良さと、そうとは思えぬ過去最高難易度を誇る破綻と接続のギリギリな映画で、とんでもないものをリンチは残して>>続きを読む
後の宮崎駿や高畑勲に影響を与えたことが如実にわかる作品。最近「かぐや姫の物語」が話題になっていたが、小青(シャオチン)という娘が「ポニョ」の海のシーンとか「かぐや〜」の女童の人物造形に影響ありなんだ>>続きを読む
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この時期のゴダールの映画、マジで呆気なく終わるからビビる。「ええもう終わり?」と思うけど、じゃあもっとこれが続いたらいいのかと言うと違う笑。逆に「勝手にしやがれ」、原題の「息切れ」感に近いフッと終わ>>続きを読む
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これまた「自転車泥棒」のような、少年が目撃する厳しい現実というネオリアリズモの作品の一つだ。しかし、よくもまぁこれだけ戦争の傷跡が残る中で撮影できたよなぁと。我々が通常目撃するぬるま湯として安心して>>続きを読む
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ロシアにいる、無数の家無き子たちを捉えたドキュメンタリー。前作で確かにフィクションとして、ワレルカの物語として出し切った感があり、その不良少年らの現在を見つめようとする誠意を感じた。もっとも、劇中で>>続きを読む
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前作に続き、主人公ワレルカの物語がカラーで描かれる。が、カラーであってこの色褪せた色彩とは。寒冷地特有の雪の白と影としての黒ばかりで、不意に映るわずかな色彩に、この映画がカラーだったことに気がつかせ>>続きを読む
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ヴィターリー・カネフスキー・トリロジーをついに鑑賞。というかここ最近トリロジー系の上映が多くてご破算です。とはいえ三本観ないと、ラストの「ぼくら、20世紀の子供たち」に至る重みをしっかりと掴むのは難>>続きを読む
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これぞサスペンスと言わんばかりに舐めまわすカメラワークと焦らしまくりの編集で神経がこれでもかと逆撫でられる、これが快感…!!劇場でみて、音響とかもかなりよくできてるのがわかった。あのエレベーターのシ>>続きを読む
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父の家のネトフリで観てたのだが、フレームレートをヌルヌル滑らかな設定にされていたのもあってかなり違和感を感じながら観た(最新ディスプレイにありがちなこの設定全然良いと思わないのだが???)。しかもア>>続きを読む
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冒頭のゼイラム暴走によるスプラッター描写がかなりグロくて血湧き肉踊る物語の開幕に相応しい。ちょっと「AKIRA」の鉄雄が逃げ出すシーンの破茶滅茶感を思い出す。
それでいて、これまた漫画チックな整>>続きを読む
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さて、「シド・アンド・ナンシー」を観たついでにこちらも鑑賞。史実確認程度で見るようなよくあるドキュメンタリーではあったが、ナンシーが実際はどんな感じの人物だったかとか、シドの直接的な死因などいついて>>続きを読む
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ズブズブな恋愛をひたすら見せつけられる。堪え難いほどに煩くやかましく、暴力に満ちていて、本人以外からみたら「なんで愛しあえるワケ?」としか思えない。今作はラストに至って尚その考えが改まることもなかっ>>続きを読む
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youtubeで観れた。
クリスマスになるとよく観たVHSは、ディズニーのクリスマスにまつわる短編が沢山入ったオムニバスのものだった。出てくるのはみんなディズニーのキャラなので、短編は"演じられ>>続きを読む