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監督にジャン・リュック・ゴダールと記されているが、これはもうかつて政治の時代にジガ・ヴェルドフ名義だったことくらいの軽い意味合い(というと語弊があるが)の名義なのだろう。この映像以外の場で貰った指示>>続きを読む
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DNAの章とMRIの章(聞いたことない音だけどあれはMRIの音なのかな)と分けられて命名されているが、お互い相関関係があり、MRIはDNAの変奏、リエデイットのような体を成す。
これが最期とは思>>続きを読む
ゴダール遺作と併映されたことで思いがけず鑑賞。
静止画を連ねる形式は「ラ・ジュテ」的とも考えられたが、よりドキュメントであるという意味合いが強く思えた。キューバ革命により社会主義を迎え熱狂の渦中>>続きを読む
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私はまだ「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」から立ち直れずにいた。うろ覚えで書いた「悪魔とダニエルジョンストン」レビューを除いて、久々の映画鑑賞もまた「ジョーカー」関連作となった。なんせ監督はトッド・フ>>続きを読む
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大学で観たのをうろ覚えで書く。
突然の病気で手足が動かなくなったかで「僕の体どうなってるの?」と言う当時の録音がなんか怖かった。以降、引きこもり気味で、その閉ざされた空間で空想の悪魔と戦い続けて>>続きを読む
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待ちに待った続編を日本公開に先駆けて鑑賞。こんな地獄を、よくもまぁまた作ったな。
トッド・フィリップス手がける「ジョーカー」シリーズほど、現実の世相がまんま反映される作品も無い。それは作中に描か>>続きを読む
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※英語の理解力がそこまで無いのに英語字幕で鑑賞したことを前提にお読み下さい。
ネットで見受けられるレビューの「What the f*ck is that?」という感想を劇場で客席から生で聞けた。>>続きを読む
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🇮🇪にて一足先に鑑賞。
前作レビューにて、ビートルジュースという存在そのものの唐突感というのが今作においても存分に発揮され、前作同様に脚本はツイストしてかつオチの強引さも健全という!正直同じこと>>続きを読む
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昔見て以来なんか子供向けの話だったようなと思って、新作やるのもあって久方観てみようと思ったらバチオモロくて笑った。死後のお役所感や大人の不甲斐なさは大人になってわかると同時に、ウィノナ・ライダーの輝>>続きを読む
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女性同士の陰湿さや、彼女らの肉体の生々しさにカメラは初っ端から切り込む。それゆえの更衣室の狭苦しさとスローによる神聖さが同居し、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」のMV>>続きを読む
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おんなじ見た目だが、何を本質とするか、できるのか。言動やその場の環境か、着てる服が白いか黒いか。面白そうな話ではあるけど実際見るとムカつく。デカい大型ビジョンに私の好きな人がいて、でも違くて、大きな>>続きを読む
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繋がり乞食=愛そのものみたいな大胆理論。芸術映画と商業的枠組みの間で何度も不自然かつ美しい衣替えをしていく主人公たち。並列した他の愛は悉く拗れて重く直視したくないような結末を迎える。たけしが愛を描く>>続きを読む
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3時間越えにこのメンツにネトフリ配信作でなんかアンチエイジングCG使ったりと話題性高かった今作やっと鑑賞。旧来のスコセッシ作品的な苛烈な話とか映像があるわけでもない、いやまぁ十分あるにはあるけど、年>>続きを読む
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ディズニーランドで他のアトラクションよりも、プーさんのハニーハントやトゥーン・タウンの方が子供の頃怖かったけど、怖さって興味の裏返しなのか、トラウマにこそ惹かれるのか、以降ずっとこういう狂ったカート>>続きを読む
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これはもうほんとセンスだけでやってのけるかっこよさの塊。バットは振らなきゃ始まらないけど、銃は発砲したら取り返しがつかない。乗るか反るか、乗ったのか反ったのかは最後までわからない。ホームラン打って誰>>続きを読む
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元々あった"ホテルの管理人が元凶である仄めかし"をシーンとしてバッサリカットしたという。因果関係をとにかく取り除き、それにより即物的な"ただ存在する"というのを見せたいというのがよくわかる。それが今>>続きを読む
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ミロス・フォアマンってそっかチェコの監督か。今作のひたすらスラップスティックな笑いの所からアメリカン・ニューシネマの金字塔である「カッコーの巣の上で」に行くのすごいな。カッコーという外部から見つめた>>続きを読む
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「チャッキー」とほぼ同時期に作られ、また同様に以降シリーズ化した今作(なんと15作も!)。単に人形使いの話かと思ったら能力者達vsパペットマスターの構図がなかなか面白かったという。お色気シーンも随所>>続きを読む
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「時計仕掛けのオレンジ」と「シャイニング」に挟まれてるのは18世紀ヨーロッパの物語だった。自然光に拘ったというだけある圧倒的な絵画のような画作りは黒澤に劣らんとする態度にも思えた。それでも切り返しで>>続きを読む
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今じゃもう胸糞とかあんま思わないくらい自分は擦れてしまったんだよ…初めて観た時はアレックスが去勢されてリンチされての転落ぶりに「そこまでしなくても…」と思ったのを覚えてる。ビジュと編集の鬼であり、あ>>続きを読む
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殆どの設定を大林宣彦の「ハウス」から丸パクリした作品。少女らのプロモビデオ的なその場しのぎなチープさは、主要キャスト以外のモブが一切出なかったりと極限である。しかしそんな緩いプロモ映像に突然やたらと>>続きを読む
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時代は「マトリックス」前夜、ローレンス・フィッシュバーンなんかも伴ってザ・SFかと思いきや「ヘル・レイザー」とキューブリック諸作品をパッチワークしたような映画だった。そんでもって後にバイオハザードシ>>続きを読む
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母が寝落ちしたテレビ画面に今作のスターゲートのシーンが映っており、子供ながらに何か異様な光景を目にしているなあと自覚していたような気がする。それが今作というモノリスに触れた初体験であり、後に「200>>続きを読む
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メル・ブルックス初見。だんだんギアが入ってメタ交えて混乱して爆笑と謎の熱気を帯びていくのはやっぱり楽しいね。それでいて黒人の復権であり、差別的な白人が如何に滑稽に見えるか、そして権力はやはりインチキ>>続きを読む
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アルトマンのアメリカへの辛辣さ爆裂。こんなに人間の嫌なとこ描けるくらいに人間に造詣が深いという矛盾。断片はかつてないほどバラバラで収束もしないし解決もない。じゃあ何がこうも惹きつけるのか、素直にその>>続きを読む
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人間の欲望することと衰退してくことが実に夢幻的に描かれてる。原作「砂時計サナトリウム」のブルーノ・シュルツといえば、クエイ兄弟の「ストリート・オブ・クロコダイル」の原作にもなっている、ポーランドの作>>続きを読む
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スティーブン・キングの原作に忠実すぎるのか、要領こぼさず淡々と物語がスラスラ進む。無駄な贅肉が一切ないというか、物足りないというか。ただ主人公の失った5年の歳月の呆気なさ、過去も未来も見えて現在地を>>続きを読む
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情報過多だけどなんか凄くてワロタ。昔観た時まじで冒頭何してんのかわかんなかったな。オープニングクレジットは本編の予告編みたいな作りだし(予告編が本編に組み込まれてるって案外大胆だと思う)。これがある>>続きを読む
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なんか昔みてエグいエンタメやったなーとボンヤリ思って見直したら後味がきつくて、スコセッシ映画は簡単にエンタメだった気がして手軽に観るといつも罠にハマるというか、普通にズドンとくるね。
悪すぎると>>続きを読む
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トランプが撃たれたキッカケにSNSで今作の抜粋シーンを目撃。そしてパリ五輪開催時だというのにフランスの大統領ド・ゴールの暗殺が題材の作品だと見始めて知る。二大不謹慎を抱えての鑑賞となった。
73>>続きを読む
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マーロン・ブラントは痩せてこなくてどっぷり太ってきて、しかも少しそれを気にしてるようだった……は?
噂は予々聞いてましたが、本当に撮影現場も地獄だった「地獄の黙示録」を目の当たりにしました。監督>>続きを読む
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キリストの顔が布に写ったということが複製芸術の発祥であったように、今作もまた1秒24コマの聖骸布なのだ(?)。映画もまた信仰であり、我々はこの2時間5分でもってリインカーネーションする!!!
イ>>続きを読む
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普通に怖い、けどなんかこれ子供の頃に感じた時の怖さなんですよね、大人になって感じる恐怖じゃなく。話は恐らく自身の幼児性との決別なんだろうけど、母が時に支配的な化け物に感じ、父はどこか操り人形のように>>続きを読む
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古今東西実写化は難しいんだなというのがわかる。特にあのカートゥーンの重力を無視するような軽さは現実に再現不可能だと思う。とはいえマルタまで行ってセット作ったわけで最強に魅力的な画作りとなっててこれは>>続きを読む
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双子でもなくレズカップルでも無ければ彼氏もいない女性らのアイデンティティの喪失。中年男性の危機が叫ばれる昨今、忘れられた女性たちの危機が描かれる(誰かとつがいで無ければ存在しないも同然な小間使いなの>>続きを読む
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なんだこの捻りに捻った面白い映画は。チャールズ・ロートン、あぁこの役者か、この人映画も撮ってたのか。しかしこの一作だけか。たった一作がこんな奇怪なのか?
金の秘密の死守からロードムービーみたいな>>続きを読む