ジュリさんの映画レビュー・感想・評価

ジュリ

ジュリ

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

鬱映画と言われるだけある
ミュージカルの幻想的な雰囲気が空気を和らげるどころか狂気じみたものにしてしまっているのが余計に辛い
作者の意図として、ミュージカルシーンも空気を澱ませるものにしたかったのなら
>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.1

ほんわかした話かと思いきや、がっつり人間ドラマ
色んな男に騙されて騙されて、それでも明るく生きている肉子ちゃん
その娘の、しっかり者で聡明なきくこちゃん
男に騙される度、転々としてきた2人がようやく辿
>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.7

日本人だからだろうな、宗教が家庭内の不和につながる感覚ってあまり親しみがない
私の親は無宗教だし友達とも宗教の話は全然しない
個人的には、宗教は国籍と同じように生まれ持ったものに近くて自然なものだとも
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

どうもこの映画との相性がそこまで良くないのか、タイミングの問題か、今までに何度かトライしてるが途中で絶対寝てしまう病気らしい
今日もやっぱり寝落ちしてしまった
それでも今日は粘って、寝落ちしたところか
>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.8

見ていられないようなリアルさ、痛々しさ
でも目を背けることはできなかった
女の子たちの鋭い攻撃、自分だったらあんなのは耐えられない
えぐいなあ、でもこれが現実
残酷すぎる

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

素敵な映画だなあ
大きくも小さくも見せることなく、ありのままに、日常が描かれていくような
中野監督作品、なんとなく熱いイメージがあるのだけど、私はこの距離感、とても好きだなあ
ぬくもりを感じるくらいの
>>続きを読む

男ゴコロはマンガ模様(2015年製作の映画)

3.5

邦題に???という感じではあるけど中身としては、まあまあ悪くないなあと思った
漫画に関する話では、なるほど、と思ったりもした
コマとコマの間に時間と空間の広がりを持たせることの重要性とか、これはパイプ
>>続きを読む

フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)

4.0

想像してたドキュメンタリーとは全然違ってた
アニメーションが使われてたりすることもそうだし、色んな立場の人間が登場していて面白かった
テーマとか社会問題的なことを考えると、かなり重たい空気になってもお
>>続きを読む

チョコリエッタ(2014年製作の映画)

3.8

世間ではそんなにちやほやされてない映画だけど、私はとても好き
まず、菅田将暉ファンであれば必見
彼の演技の魅力が詰まっている
元々ぼそぼそっと喋る方らしいんだけど、そのぼそぼそ感炸裂
菅田君ってなんで
>>続きを読む

ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

4.2

あんまり周りの評価高くないけど私はこれ大好き
高校の時、劇場で観て以来ずっと忘れられなかった映画
DVD買わなかったんだけど、近所のTSUTAYAでレンタルされるだろうと甘く見てて、レンタルされなかっ
>>続きを読む

おいしい家族(2019年製作の映画)

3.8

ひたすら実家の雰囲気が好き
キッチン、食卓、日常の些細な風景が大好きだな
田舎だとこれは割と夢物語なのかなと思うんだけど、すごくその夢の柔らかさが好きだな
松本穂香がひたすらかわいい

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザの現在を描いた「すばらしき世界」とどこか繋がりを感じる作品
こちらはどちらかというと"家族"というキーワードがより色濃い
そして家族という繋がりから生まれる光も闇も描いている
個人的に「すばらし
>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.9

ようは不倫なんだけどさ…
こんな出会い方じゃなかったら、もっと前に出会えていたなら、2人は幸せになれただろうか
誰しも秘密はある
けど墓までは持って行けない秘密もある

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

短編ながら重量感あり
若い黒人男性が何度も何度も白人警官に理不尽な理由で殺される悪夢を見る
これが悪夢ではなく現実だということは日本人にとっても他人事ではない

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

キアヌ見たさに…
と思っていたらティルダ様が絵に描かれた天使のようで、惚れ惚れしてしまった
聖書のことはあんまり知らないけど、スパナチュで培った知識が生きた
厨二的とは言えども、これほどまでに有名で支
>>続きを読む

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.8

重松清大先生のファミレスが原作ということで、言葉の重みや深みは存分にあり、阿部さんによって更に増してたかも
熟年夫婦の離婚の危機、が大きなテーマではあるけれど、それだけじゃない
中学教師としての陽平や
>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.1

凄すぎる映像
そうだった、映画はこうだった
新しいものに触れる驚きを与え好奇心をくすぐってくれるものだった
映画とは何か、に対しての答えの幅を広げてくれるような、いやむしろ思い出させてくれるような映画
>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.9

こんな親子映画は観たことなかった
親への想いって複雑すぎて、上手く表現できないと思うんだけど、こんな丁寧に、感情の変化まで描いてくれるとは…
親だからこそなのかな、許せないこともあるけど、それも含めて
>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

3.8

久々に観た
昔観た時は号泣した記憶
今回はほろりと泣いた
何となくだけどデルトロみたいな後味を感じる

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

2人が初めて会話したシーンで何故か涙がほろりと流れた
「この人だ」という人物に出会う瞬間がこれほどまでにささやかに、丁寧に、尊く描かれた作品にはなかなか出会えないのではないか
劇的なことはない
それな
>>続きを読む

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.0

岡田准一がめちゃくちゃ良い
お隣さんの生活雑音を聞いてるうちに、段々と惹かれ合う男女の物語
もっとファンタジー感あるロマンチック系かと思いきや、なかなか苦い
ちゃんと現実だなあという物語の展開
でもだ
>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

4.1

物凄い、な
全く性的描写が無いのにも関わらずこれほど艶かしい映像が作れるのか
視点のひとつひとつが、その映し出すものの魅力を最大限に引き出すようになっている
個人的に女性の体のラインの美しさや男性の髪
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

上手く理由の説明できない涙が流れた
ノマドのことを知ったのは初めてで、こんな生き方もあったのかと目から鱗だった
しかしこの映画は決してノマドの良いところを切り取ったものではない
冒頭の「ホームレスでは
>>続きを読む

恋人(1951年製作の映画)

3.9

うわ〜この恋愛観、刺さる
こんな恋人もあっていいのか
危険なようで、危険でない
自分が渦中の人間であればそんな発言は飛び出さないだろうが、たしかに側から見ればそんなものか
理性が勝って、駆け落ちしたり
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

映画なんだけど、色々アートっぽい
連なりではなくて、あえて断絶があるというか
最後の終わり方、私は好きだな
結局物事は捉え方なんだよってことかな

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.7

ふううむ、とりあえずもう一回観直したい
色々と展開が読めなくて、振り回された挙句あまり丁寧な導線でもなくて分かりにくかった
でも音楽のチョイスはめっちゃ好きだな
シガーロスは良い
トム・クルーズって正
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.9

思いの外、好きだった
男の内面についてはあまり触れられない
原爆を作るなんて狂気じみたことをしているのに、一方でそこら辺にいる成人男性と何ら変わらない面もある
なんで?という部分についてことごとく答え
>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞
あ〜毎度毎度、沖田監督の映画を観ると本当に満たされる
映画の冒頭は「おらおらでひとりいぐも」と同じように困惑してしまう
それにアニメーションの後に映し出されるリビングに飾られ
>>続きを読む

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.5

…???これは原作未読では厳しいやつなのか、原作読んでてもついていけないのか、定かでないけど、ひとまず自分は原作未読でよく分からなかった
でも映像がとても好きだった
中身についてなんとも言及できないけ
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.6

ああ、家のDVD棚にこれあったの思い出してちょっと複雑な気持ちになった…
これでもかというほどの女性の裸体美
女の私でも釘付けになってしまった
でも結局なんだったんだというのが率直な感想かなあ
我々は
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

4.5

はああなんでもっと早く観なかったんだろう
大好きな映画となりました
もうオープニングから傑作の香りが漂ってました
こんなにも映画の始まりと終わりが印象的な映画も珍しい
どちらも忘れられない
物語の素晴
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.4

これは…こんな風に日本の上流階級の話が描かれる映画には初めて出会った
とても良い作品だった
自分は完全に中流階級ぐらいの人間だし、上流階級の人間と交わることなんて殆どなかった
だからその実態も苦悩もあ
>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

推しが生きてそこにいるという事実だけで涙が流れる経験というのはとても共感できるもので、比較的序盤から入り込みながら観ていた
でも少しずつこれはオタク讃歌の映画ではない…?というような気がしてきて、最後
>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.4

リメイクと聞いて観てみたけど、そこまでピンとはこないなあ
ホラーではないけどグロはややあるし、苦手な人は注意
結局この手の特殊環境では理系の人間の有能さが発揮される辺りが何か逆襲みたいなのを感じる

愛しのロクサーヌ(1987年製作の映画)

3.5

コメディだなあ、でもとても優しい
ロクサーヌとチャーリーの恋物語である一方でクリスもちゃんと自分に合った人を見つけているのがとても素敵だなと思う
高望みしたりせず、自分が心地よくいられる人と一緒になれ
>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.5

こんな恋心…切ないなあ
アンソニーホプキンスの演技すごい

>|