てっぺいさんの映画レビュー・感想・評価

てっぺい

てっぺい

地方のテレビ局員なので、感想は作り手目線になりがちだと思います。映画で心揺さぶられたい!映画館の雰囲気と、上映直前のカーテンが開く音が好きです。
WATCHAもやってます。

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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.0

【これぞ“ゲームVR”体感映画】
ゲームのキャラクターのような、最強ボディを手に入れたら、動物使いになれたら…映画を見ている自分までもがゲームの世界に入り込んでそんな夢を疑似体験するような、“ゲームV
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

【人間不信に陥る怒涛の心理作戦】
女スパイがロシア側なのか、アメリカに寝返るのか、はたまたそのどちらでもないのか、極限状態の中での心理作戦の連続に、見ているこちらまで、人間不信に陥るレベル。

出演
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

【涙が滝行レベルに至る奇跡の曲】
カラフルで美しい死者の国、実際のメキシコの文化から掘り下げられるこの映画の世界観が圧巻。世代と生死の境を越え、音楽で心が通うラストはもはや涙の量が滝行レベル。

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レオン/完全版(1994年製作の映画)

4.5

【少女と殺し屋の絶妙過ぎる愛の形】
時にコミカルに、時にシリアスに、身の上が全く違う2人の心の距離がゆっくり近づいて行く様が絶妙。後半まるで違う映画を見るような怒涛の愛のガンアクションにも注目。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

【種族を超えた“水中愛”の美しさ】
幾度の困難や壁、そして種族を超えたラブストーリーに見える映画の芯の太さ。2人が辿り着く水中のシーンが、止まった時空を泳ぐようでとにかく美しい。“彼”が“彼”である事
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

【映画が映画でなくなる独創ラスト】
実際の人物が自分を演じるというこの映画のオリジナリティ。そのことで映画に何が出来るかを、ラストでしっかり証明している。“映画が映画でなくなる感覚”を味わう。

2
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

【強制的に“アガる”2時間ショー】
喜怒哀楽、様々な感情や、強いメッセージが込められた楽曲が、美しい映像と共に響いてくる。映画というより抑揚ある美しいショーを2時間見ている感覚。気持ちが強制的にアガる
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

【リズムで奏でる人間の狂気】
人の狂気を、言葉や武器などではなく、ドラムのリズムで描くこの映画の圧倒的なオリジナリティ。そのセンスに脱帽するばかり。

監督・脚本はデミアン・チャゼル、出演はマイルズ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

【映画は生き物。溢れる映画愛】
モノクロ姫のインパクトや切ないラブロマンスはもちろん、構成力も光る。映画を命あるものとして扱う、名作映画へのオマージュもふんだんな、映画愛に溢れた作品。

『ハッピー
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

【心がブン回される超重厚ドラマ】
放火や暴行、荒々しく描かれる怒りの感情から、その怒りへの静かな理解、真逆の感情まで、次々と直球で心に飛び込んでくる。心揺さぶられると言うより、心がブン回される映画。
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羊の木(2018年製作の映画)

3.5

【主役を凌駕する松田龍平の怪演】
6人の殺人犯のうち、宮腰(松田龍平)の存在感が、主役をも凌駕する圧倒ぶり。彼独特の心の読めない“静”の表情が、やがてくる“動”への大きな振れ幅となり、何度もゾッとする
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

【もはや映画じゃない戦慄の60分】
実際の暴力事件の描写に、まるで自分がその場の目撃者になったような感覚に陥る、映画中盤の怒涛の60分間のインパクト。黒人差別へのこれほどの怒りがにじむ映画はないと思う
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

【大きく激変する二つの視点】
単なるサスペンスではなく、描かれていたのは超重厚な人間ドラマ。子を思う親の絶対愛に、鑑賞後の心に残るズッシリ感。中盤で激変するサスペンスの視点にもハッとする事間違いなし。
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.5

【パワーアップしたモフモフっぷり】
感電して全身毛立つバージョンや、水中を泳ぐモフモフベアーが楽しめる笑。映画のメッセージもしっかりしているし、終始笑えるファミリーコメディっぷりも健在。

前作に続
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

【“ツカミ勝ち”ラブストーリー】
知り尽くしていたはずの愛する人の素性が全て嘘…見たくならない訳がない。映画として完全にツカミ勝ちなのも、原作がCM監督ならでは。長澤まさみの熱演っぷりも圧倒的。
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ジオストーム(2017年製作の映画)

4.0

【超満腹ディザスタームービー】
凍るビーチ、砂漠の洪水、阿寒地への熱波…見た事も無い“真逆”の気象災害映像力に加え、カーアクションや、人間愛、サスペンスなど、映画の要素を詰めに詰め込んだ“満腹ディザス
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.0

【霊界との垣根をも超える夫婦愛】
黄泉の国の映像美が素晴らしい。2時間それだけでもいいと思える程笑。また、“霊界と交錯する”この映画の世界観にいつのまにかどっぷりハマりながら、揺るぎない夫婦愛に心温ま
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

【これぞブリティッシュアクション】
常に正装の“イギリス的”なアクションシーンは前作そのまま、投げ縄などの“アメリカン”な要素が加わり、かつ突出したカメラワーク技術で、圧倒的なオリジナリティのアクショ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

【全員熱演、愛情の連鎖に涙】
構成、演出、映画の雰囲気、そしてなんと言っても出演陣の熱い演技が素晴らしいし、強い“人間愛の連鎖”に何度も泣けてしまう。無駄なシーンもないし、非の打ち所がない。
第40回
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

【松岡茉優の“腐演”に終始笑える】
ラブコメディの傑作。連発する「F××K!」をはじめ、いかにもいそうな腐女子っぷりと、飽きさせない演出で“オシャレな映画を見てる感”が味わえる。
芥川賞作家・綿矢りさ
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.5

「思いが溢れる動画の数々に感動」
2015年にYouTubeにアップされた「8年越しの結婚式」という動画と、夫婦自ら執筆した書籍が広まり、映画化された実話。
監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

「ラストバトルの意外な展開に驚愕」
『スター・ウォーズ』シリーズ実写映画本編の第8作品目で、レイを主人公とする続三部作の第2章『エピソード8』。レイア役のキャリー・フィッシャーにとっては本作が遺作。
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

「動く油絵の圧倒的なオリジナリティ」
なんと言っても、見たこともない“動く油絵”の世界に驚愕。ゴッホを描くこの映画でこそあるべき手法だし、圧倒的なオリジナリティが体感できる。
125名の画家たちがゴッ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

「80年経っても面白いこの原作は伝説」
名優揃い。そして、この80年前の作品が初鑑賞の自分にもめちゃくちゃ面白い!この2つの大きな魅力に尽きる映画。
小説の発行部数は世界で20億冊以上、「世界で一番売
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最低。(2017年製作の映画)

4.0

「AVを起点に繋がっていく3つの運命」
全く違う境遇ながら、それぞれAVに関わりがある女性たち、そして次第にそれが接点となり繋がって行くストーリー。
人気AV女優、紗倉まなの同名小説を『64―ロクヨン
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.0

「異星人×パンク、のカルトラブロマンス笑」
パンクな生き方に憧れる若者と、パンクを通して彼に惹かれていく異星人(!)の、ハチャメチャカルトラブロマンス笑
ぶっ飛んだ世界観と、スカッとするパンクな展開、
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

天賦の才を持つ子が、自分と平凡な生活を送るのが最良なのか、貫きながらも悩む叔父に終始感情移入、というか感情没入してしまう、とてもあたたかい映画。次第に明かされる母の死の訳もポイント。
『アメイジング・
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火花(2017年製作の映画)

4.0

厳しい芸の道を目指した若者の悲哀が、終始散りばめられた笑いで包み込まれる不思議な感覚に陥る。ラストに込められた、“散っていく火花への原作者の思い“にも注目。
単行本・文庫本の累計部数は300万部を突破
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

バットマンやワンダーウーマンの登場に加え、あの◯◯が復活してしまうワクワク感、エンドであの××が徒党を組んでしまう、いい意味で想像を絶する“DCごちゃ混ぜ感”。ファンには恐らくたまらない映画。
『バッ
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

三味線の音色で息づく折り紙。日本文化が、アメリカ映画で見劣る事なく映像・音共に美しく表現される心地よさ。さらにそれをストップモーションアニメの独特なタッチで作り上げる、全く別次元の映像美が楽しめる映画>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.5

身近なSNSが、大発展する世界観。そしてそれが“あり得なくもない”と思わせる絶妙なストーリー展開で、想像力をかき立てられる。とても“今風”なエンターテイメント映画だと思う。
出演は『ハリー・ポッター』
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

4.0

殺人ゲームが行われる“内”と、その事件を追う“外”の2つの軸で構成され、さらにエンドで現れる“新たな軸”がそれらを繋げる衝撃。構成力が光りまくっている映画だと思う。
『ソウ ザ・ファイナル3D』('1
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.5

“誰しもが抱える恐怖”。この“IT”の概念を通じて、誰にも、いつでもどこであっても恐怖が襲いかかる。ここまでホラーシーンが多い映画も稀なのでは。音の効果も高く、恐怖要素が倍増していると思う。
予告編が
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

衝撃のラスト。「登場人物、全員最低。」そううたっておきながら、見終わってみると、描かれていたのはこれ以上ない絶対愛。ハードルを下げておいて高々と越えてきた映画。
“共感度0%”、20万部を超える沼田ま
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

“何かがおかしい”。疑念の描写の連続が、やがて来る“残り30分の衝撃”に繋がっていて、まるでゆっくり膨らました風船が限界点で破裂するような、“緊張の破裂”を体感する映画。
製作を手掛けたのは『ヴィジッ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

ホログラム満載の街並み、荒廃した大地、独特のタッチで描かれる近未来。そして、人造人間が“生命の誕生”という神の領域に至るのか。それぞれ超越した世界観、これこそまさに映画でこそのエンターテイメント!
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