てっぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

てっぺい

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

【フル説得力の異次元映像美】
異次元の世界を見事に映像化。伏線回収でのアハ体験も連発するその世界観、監督のセンスはもはや天才レベル。ノーベル物理学者の監修つきで説得力が激増した、リアリティ爆発の近未来
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

【ガガの美声と美演に酔う映画】
レディー・ガガの圧倒的な歌唱力と文句なしの演技力。大観衆ステージ初立ちシーンの突出したワクワク感がピカイチ、2人の思いの交錯が心にずっしり響く重厚なラブロマンス。
◆概
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

【5秒毎の魔法に酔う映画】
繰り出される魔法やかわいい魔法動物たち、不思議な魔法の描写が体感で5秒毎。いい意味で強制的にその世界観に酔いしれ没頭する、もはや無二で不動の最強魔法ファンタジー。
◆概要
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

【開始5秒で鳥肌が立つ映画】
20世紀FOXのあのクレジット映像がギター音で奏でられる、バンドサウンド好きには鳥肌必至のOP。それもかすむほど、ラストのど迫力圧巻ライブに無心の涙が溢れ出る、魂ド響きの
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

【この映画の存在こそが事件】
映画が全てパソコン画面の映像で構成される圧倒的なオリジナリティ。それもかすむほど、失踪事件の真相を追う怒涛のどんでん返しと伏線回収の見事な脚本力。もはやこの映画の存在自体
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

【CGを使わないCG映画】
ラブロマンスをベースに、憧れの時代への時間交錯や、その偉人達と出会う夢見心地な感覚が一切CGを使わずに描かれる不思議な錯覚映画。観光協会製作並みのパリの魅力てんこ盛りで旅行
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

【飲み込まれる映画のスクリュー】
鮮やかに決まる詐欺の手口に、誰が、何が真実なのか分からない、映画の心理スクリューに飲み込まれる感覚がピカイチ。話が事実でしかも本人監修である事に驚く、リアル鬼ごっこイ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

【イケオジ無双映画】
インターンながらその“年の功”で周りから頼られて行くダンディシニアは、オシャレで非の打ち所もなくもはや無双状態。映画を通して描かれるこれ以上ない男女間の信頼関係に憧れる。
◆概要
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

【身動きが取れなくなる映画】
“音を立ててはいけない”、そのルールのもと延々と続く音のない世界とその緊張感に、見ているこちらまで身動きが取れなくなる。ホラー映画に音の緊張が相乗効果的に加わった画期的な
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

【音楽が大好きになる映画】
イヤホンで音楽を聴くと、周りの景色が一気に変わるあの感覚を映像化したような映画。音も映像もストーリーも全て“音楽大好き感”に溢れている。
◆概要
監督は「ONCE ダブリン
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

【何もしたくなくなる映画】
童心に強制連行させられるリアルプーさん達の無邪気な可愛さ。「“何もしない”に忙しい」映画の台詞そのまま、何もしない幸せにどっぷり浸かる、現代人への癒し効果満点映画。
◆概要
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

【原題と邦題は“最強のふたつ”】
原題の『untouchable』の通り、2人のアンタッチャブルな部分が映画の根底にあり、邦題の通り、ふたりが2人でいる事の最強っぷりが終始心地いい。社会的メッセージも
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.5

【何でも“アリ”のカオスアクション】
体を瞬時に縮小&巨大化、自由に飛び回り、車やビルまで縮小化させるカオスなワクワク感!体を自在に消す敵との当たらない無限ループバトルも、もはやアントマンだけに何でも
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

【魂と涙腺に響く無敵ミュージカル】
魂に響くハッピームービーっぷりは健在、キャストが増え、豪華さや迫力がプラスされた無敵のミュージカル。描かれる母娘の絆には男でも涙が止まらない!
◆概要
「ABBA」
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

【正装で見たい視覚暴行映画】
豪華出演陣、華やかなパーティー、煌びやかな衣装や宝石の数々に、映画のキラキラ度はMAX!ことアン・ハサウェイの美しさは視覚への暴行レベル笑 是非タキシードでも着て鑑賞した
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

【心臓が足りなくなる映画】
トム・クルーズがビルから飛ぶ、ヘリで落ちる、バイクで街中を逆走する、そして事故る!シリーズ最高レベルの超ド級の迫力に、見ているこちらの心臓が足りない!
◆概要
シリーズ第6
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

【映画という名の仕掛け花火】
B級映画感を漂わせておいて、実は緻密に、そして大量に張り巡らされた伏線の数々。爆笑とともにそれを一気に回収していく様は、まるで映画という名の、次々と始まる仕掛け花火を見て
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

【シリーズの世界観激変のラスト】
恐竜達が実世界で咆哮する、シリーズの圧倒的な迫力はそのまま、とあるキーパーソンの登場と共に、世界観が激変するラスト。もうワクワク感が止まらない!
◆概要
「ジュラシッ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

【神的な慈悲を見るひたむきさ】
刑務所の中で起こる絶望の連続、それでも希望を捨てない主人公のひたむきさ。迎えるエンドには、映画の原点的な満足感、そして神的な風刺すら感じる。

原作はスティーブン・キ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

【人生のヒントをくれるラブロマンス】
タイムトラベルで恋の成功を勝ち得る単純なラブストーリーと思いきや、圧倒的な家族愛に溢れた芯の太い映画。大事な人生のヒントすら与えてくれる。

『ラブ・アクチュア
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

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【人生の一本】
少年と、HIVを抱える少年との命の友情物語。クスっと笑える少年あるある満載で決して暗くない。ラストの母親の熱演に涙腺崩壊必至。
◆概要
25歳で天逝したブラッド・レンフロの13歳時の主
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

【ほっこりシーンの数、3桁越え】
ほっこりボタンがあったら連打したい笑ほど、登場人物たちの優しさに終始ほっこり。その中心にいる主人公がまさに太陽のように、登場人物達と見ているこちらをあたたかくしてくれ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

【エンドロールが足りない映画】
映画のメッセージが、ラストのほんの数フレームに詰まっている。直後ジワジワくる自分の頭の中での映画の回想に、エンドロールの長さが足りない!

監督は「三度目の殺人」「海
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

【R15指定のファミリー映画笑】
バリバリのR指定なグロさをものともせず、ファミリー映画と冒頭でうたってしまう映画のスタンス。楽しむ製作陣が目に浮かぶ、絶えない笑いは体感で30秒毎。

マーベルコミ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

【むず痒いほど日本愛三昧】
相撲に歌舞伎、寿司に俳句に太鼓に一本締め笑、エンドロールにはカタカナ表記と、日本人にはむずがゆいほどの日本愛満載。ウェス監督と製作陣に感謝。

『グランド・ブダペスト・ホ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

【可愛さと笑いで“モフ死”必至】
毛並みのモフモフっぷり、鼻のヒクヒク、実写のピーターラビットの可愛さ満載、かつ全編でふんだんな笑いの描写に、“モフ死”する人続出なのでは笑

世界で累計発行部数2億
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

【エンドロールで泣ける映画】
同性愛の感情が内にある事を知った青年の、相手の男性も含めた心の動きや、家族の想い、全ての感情がまさかのエンドロールに詰まっている。

アカデミー賞脚色賞受賞、作品賞、主
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

【キャラのカオス→∞の魅力】
マーベルキャラクター、そして豪華俳優陣のカオス。その事で、見る人によって千差万別の楽しみ方が生まれている映画だと思う。それこそまさに∞(インフィニティ)!

マーベルの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

【“愛”満載宝石箱なオタク映画】
日本オリジナルのキャラクターが100単位でアメリカ映画に登場する誇り。映画愛も満載、VRの世界を“大好き”感で散りばめた、まるで宝石箱のようなオタク映画。いい意味で。
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.0

【これぞ“ゲームVR”体感映画】
ゲームのキャラクターのような、最強ボディを手に入れたら、動物使いになれたら…映画を見ている自分までもがゲームの世界に入り込んでそんな夢を疑似体験するような、“ゲームV
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

【人間不信に陥る怒涛の心理作戦】
女スパイがロシア側なのか、アメリカに寝返るのか、はたまたそのどちらでもないのか、極限状態の中での心理作戦の連続に、見ているこちらまで、人間不信に陥るレベル。

出演
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

【滝泣きに至る奇跡の曲】
カラフルで美しい死者の国、実際のメキシコの文化から掘り下げられるこの映画の世界観が圧巻。世代と生死の境を越え、音楽で心が通うラストはもはや涙の量が滝泣きレベル。

冒頭のダ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

【少女と殺し屋の絶妙過ぎる愛の形】
時にコミカルに、時にシリアスに、身の上が全く違う2人の心の距離がゆっくり近づいて行く様が絶妙。後半まるで違う映画を見るような怒涛の愛のガンアクションにも注目。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

【種族を超えた“水中愛”の美しさ】
幾度の困難や壁、そして種族を超えたラブストーリーに見える映画の芯の太さ。2人が辿り着く水中のシーンが、止まった時空を泳ぐようでとにかく美しい。“彼”が“彼”である事
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

【映画が映画でなくなる独創ラスト】
実際の人物が自分を演じるというこの映画のオリジナリティ。そのことで映画に何が出来るかを、ラストでしっかり証明している。“映画が映画でなくなる感覚”を味わう。

2
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

【強制的に“アガる”2時間ショー】
喜怒哀楽、様々な感情や、強いメッセージが込められた楽曲が、美しい映像と共に響いてくる。映画というより抑揚ある美しいショーを2時間見ている感覚。気持ちが強制的にアガる
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