ひええさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』と同じトッド・シュトラウス=シュルソン監督。同監督と知らなければ決して手を出さないようなタイプの作品だけれど、結構面白かった。
「これ撮ってる人、ラブコメ嫌いな
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.6

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ひょんなことからホラー映画の中に入ってしまい、キャストの一人だった亡きお母さんと再会する...という感動のストーリー。お母さんが勇敢にストリップ(?)しながら娘に投げキッスをするシーンで泣きそうになっ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

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すべての伏線が綺麗に回収されて気持ちよかった。
嘘つくとゲロ吐くキャラクターかなり良い、、、

プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

3.6

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・スペインの死者は世界で最も生気に満ちている

・ダリはジャンコクトーとプラドを訪れたのち、「プラドが燃えたら何を守るか?」という問いに対し、「私は空気を守るだろう。ベラスケスのラスメニーナスに漂う最
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.2

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"正義"を描かせたらシドニー・ルメットの右に出る者はいないな...
腐敗しきった警察内で孤独に戦い続け、顔を撃たれたセルピコが、病室で金バッヂを渡されるも「いらない」と泣くシーンは胸が締め付けられる。
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世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―(2010年製作の映画)

3.4

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白衣を羽織り、iPod5台持ちで、世界中を飛び回る芸術家シュタイデル。
ロバート・フランクの妻、ジューン・リーフによる肖像画が、シュタイデルの雰囲気そのままで素敵だった。

「手で触れて感じてください
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.1

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子供が主人公のほのぼの系映画のつもりで観始めたのに、思いがけない緊張感が85分間も続き、観終わる頃にはどっと疲れが押し寄せてきた。
聞く耳を持たない理不尽な大人たちに振り回される様子に終始ハラハラした
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.9

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「真面目になるときはないの?」「ふざけるときだけ」
「俺は自分で作った罠にかかったネズミ。逃げ出せないように自ら定期的に罠を修理してる」

オーソン・ウェルズがかなりオーソン・ウェルズらしくて良かった
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.4

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アッテストゥパンで崖から飛び降りた老人、ビョルン・アンドレセンらしい...

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

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ハラハラしながら鑑賞。制作側にまんまと騙され、ラストは清々しいほどに「お前だったのか!」となった。
これまで生きてきて一度もネタバレに遭遇しなかったことを幸運に思う。

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.3

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テイラー・シェリダン脚本ということで期待していたものの、普通のアクション映画...という感じだった。どうやら、原作ファンは脚本家に怒り、脚本家のファンは原作を批難する構図になっているらしい。どうしてこ>>続きを読む

ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.7

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政治も戦もそっちのけでクラリネットに夢中になる藩主も、黒人奴隷解放後うっかり日本へ流れ着いたジャズメンたちも、お堅い家臣も、女中も、一緒になってお祭り騒ぎになるエンディングは圧巻だった。

算盤をスケ
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.3

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なんという悪趣味B級映画....アルパカが気の毒...
「君はずっと僕の宝物だよ、チュッ(ネバァ...」の下りめっちゃ嫌で笑った。

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.7

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冒頭の地下鉄のシーンがピークかもしれない。移民らしき老婆の目が一番恐ろしかった...

整体師("まるで育ち過ぎた天使"とジェイコブは言う)曰く、穏やかな心で死を迎えると、天使が迎えに来てくれるという
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勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年製作の映画)

3.8

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2作目も基本はドタバタコメディなのに、ラストの港のシーンの映像がめっちゃ黒沢清になってた。良い。

勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

3.9

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黒沢清監督、哀川翔、國村隼出演のチンピラ映画。エンディング曲は森のクマさん...

ベタなギャグが妙に面白く、人質交換で放り投げた覚醒剤をうっかりドブに落とすシーンは特にお気に入り。

ブニュエル 〜ソロモン王の秘宝〜(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シュルレアリスムかと思いきや、ゼイリブを彷彿とさせたり、冒険活劇のような要素もあったり、、、という不思議な映画。
メトロポリスのマリアが巨大化して襲ってくるシーン、びっくりした。。
冒頭のクレジットロ
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インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

4.0

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中古のVHSで4万円...ということ諦めかけていたのが、まさか配信で観られる日が来るとは。

やたらと妖艶な寡婦、定食屋の魚っぽい店主(特殊メイクなし)、洞穴で行われる祭事など、怪しく印象深いシーンが
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近頃なぜかチャールストン(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アナーキーな老人たちが繰り広げるドタバタコメディなのだけど、ちょっとした台詞がやたらと味わい深い。これもれっきとした反戦映画だ。。

血と砂(1965年製作の映画)

4.2

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音楽学校を出たばかりの、銃の打ち方もろくに知らない若者たちが、戦地で「聖者の行進」を元気いっぱい演奏する冒頭のシーンからもう、微笑ましいと同時に胸が苦しくなる。
ラスト、爆撃を受けながらやけくそ気味に
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くもとちゅうりっぷ(1943年製作の映画)

3.5

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太平洋戦争中に、戦争ものでもないのに、莫大な予算をかけてこんなに素晴らしいアニメーションが作られたという事実に感激する。
悪役のクモがやたらと豊かな良い声だと思ったら、オペラ歌手の方が演じているらしい
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

過去、未来、恐怖の概念を奪った侵略者が自らの死を悟るとき、初めて「共存」の意味を知る...というラスト。本編より陰鬱で、これはこれで面白かった。

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーからのチープな愛のエンディングか...と思いきや、とつぜんB級怪獣映画に変わったの笑った。

ブラックブック(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ヴァーホーヴェン基本的に酷いんだけど本当に天才...
裏切り者が隠れている棺の蓋のネジを、家族写真が入ったロケットの角でゴリゴリ締めていく描写が特に良かった...

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.6

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最初はなんとなく卒業制作っぽいというか黒沢清の青春の恥ずかしい部分を覗き見しているような感じがして「ごめん黒沢清...」という気持ちで観ていたけれど、よく考えたら2013年『Seventh Code』>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

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創造する力を持ち、人間(創造主)に打ち勝ったAIデヴィッド(=巨人を倒すダビデ)がラストで『ヴァルハラ城への神々の入場』を嬉々として流すという演出、カッコつけすぎで笑ったけど良かった。

次作でどのよ
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

リドリー・スコットによるエイリアン前日譚。
一番最初のタイトルロールからソール・バスによる「ALIEN」のデザインを踏襲していたのがなんだか嬉しかった。
今作も、主人公はやはり強い女性で、乗組員たちは
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

段取り悪すぎる殺人鬼の映画。
不穏な音楽はクラウスシュルツによるもの。
凄惨なのに犬がずっとご機嫌なのがかなり良かった。実際の事件でも犬は殺されなかったらしい。

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.7

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この監督、「どうでも良い会話」が巧すぎる...
薄いストーリーにエグい描写と雑談を乗せたような映画なのに、ポール・トーマス・アンダーソンばりの贅沢な尺の使い方をするところが良い。

アンチョビ....
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エグい描写は苦手なのだけれど、この作品には不思議と魅力を感じる。
なんでもない会話が面白い。ちょっとしたやりとりだけで、キャラクターがしっかり掘り下げられていくところが見事だった。
(誰だ、『ガンマン
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

19世紀風の閉鎖的な村、長い爪を持つ赤い怪物、黄色い安全マント、大きな岩に置かれる生け贄など、映像が印象的だった。

それにしても、もう「監督:シャマラン」という前情報だけでどんでん返しを期待してしま
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サイン(2002年製作の映画)

3.7

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最後、唐突な宇宙人視点で笑った。📺

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.7

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人生で一番笑った映画かもしれない。

「シャマランは天然」
「シャマランはハリウッド版の黒沢清」

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

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「ネルフがガイナックスでヴィレがカラーなのかな...」と終演後、夫が呟いていたのが面白かった。
庵野秀明、エヴァの呪縛から解かれてよかったね...

ガンヘッド(1989年製作の映画)

3.3

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スターレス高嶋、若いな〜と思いながら観ていた。
これはなにより音楽が格好いい。
https://youtu.be/UHTE1EyiMZ0

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.5

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ハードロックが世界に平和と調和をもたらす未来、いいな...

キアヌとソクラテスが可愛かった。