terterさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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砂丘(1970年製作の映画)

3.5

セスナ機を盗んだ男とドライブ中の女が砂丘で出会い、恋をするお話。クライマックスがめっちゃかっこいい!

ペイントしたセスナ機とピンクフロイドの音楽がイカす。

変態家族 兄貴の嫁さん(1984年製作の映画)

4.0

周防正行監督デビュー作。小津安二郎監督作品をオマージュしたロマンポルノ。 終始、小津調が見られおもわずウルッときてしまった。 また大杉漣が笠智衆を彷彿とさせる演技でグッときた。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

世界のOZUの遺作。
婚期を迎えた娘を持ち、妻に先立たれたサラリーマンのほのぼのコメディ。
志麻姐さん相変わらずお美しい。姐さんが巻尺を手に巻くシーンは、NGを80回まで数えて後はわからなくなったらし
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スペースバンパイア(1985年製作の映画)

3.0

彗星で謎の宇宙船を発見。
中には裸の男女3体。
解剖しようとするが、突然女は起き上がり警備員を襲う。
そう彼女らは、宇宙から飛来した生命エネルギー(精気)を吸い取る吸血鬼、スペースバンパイアなのである
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リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.5

東京から来た顔見知りの男2人の鳥取を舞台としたゆるいロードムービー。
くるりの音楽がまたグッとくる。

2022.11.2
9年ぶりに35mmフィルム上映で鑑賞

全く内容覚えてなかった
ノイズがいい
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アシッド・ハウス(1998年製作の映画)

3.5

家なし、仕事なし、女なしの前科持ちになったサッカー青年が、神様にハエにされてしまうお話。 ある新婚夫婦、嫁は育児放棄でお人好しな夫と喧嘩ばかり。そこに同じアパートのイカレ野郎が間に入るお話。 ヤク中男>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.7

田舎育ちの素朴で鈍感さんな夫とそんな夫に嫌気が差すブルジョワ育ちの妻。結婚、そして夫婦とは何かを考える物語。
仲直りに一緒にお茶漬け作ってすすりたい。

死霊伝説(1979年製作の映画)

3.5

監督トビーフーパーX原作スティーブンキングのTVシリーズの完全版。
3時間と長いが、その分じっくりコトコト煮込んだスープ♪のようにコクと深みのある吸血鬼映画。
吸血鬼が例のあの人に似てる笑。

色情妻 肉の誘惑(1976年製作の映画)

3.0

世にも奇妙なオカルト作品。
タロット占いでおっさん顔の老婆にヤらないと死ぬよ!っと脅され、次々と不幸な誘惑が襲いかかる。
血の儀式は恐ろしかった。

新・実録おんな鑑別所 恋獄(1976年製作の映画)

3.0

身籠った女が日本刀で浮気現場をぶった斬って鑑別所に入る所から始まる。
鑑別所の中は性欲に狂ったもの達で騒がしい。
宇崎竜童の唄がまた渋い。

ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)

3.5

マーティンスコセッシの長編処女作。話は、男仲間との日常、
男女の貞操観念の違い。
様々な撮影手法が多用され、どこかPVのような仕上がり。
ストーリーよりも全編ひ漂うゆるい雰囲気を楽しむのがいい。

色情姉妹(1972年製作の映画)

3.5

どうしようもない3人姉妹の物語。義父に暴行された長女、身体で男を手玉に取る次女、スケバンの番長争いをする三女。
オープニングのモノクロやネガポジショット、独特なカットのつなぎ方が面白い。

不良少女 野良猫の性春(1973年製作の映画)

3.5

捨てる神あれば拾う神あり!
田舎者少女の転落模様がポップに描かれる。
ラストに爆笑。

エロスは甘き香り(1973年製作の映画)

3.5

売れないカメラマンカップルと売れない漫画家カップルの奇妙な共同生活。ストーリーはよくわからんが面白い。ブタさんを…しちゃうシーンは圧巻!若き日の桃井かおりもいい味出してます。

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

4.0

港町の映画館に務める謎の男、野外で営むカップルとの三角関係。
終始漂う気怠い雰囲気にアコギの音色がたまらない。
不必要だと思われるようなシーンがまた深みになって良い。
ラストにはびっくり。

OL日記 牝猫の情事(1972年製作の映画)

3.8

妻の浮気に心を痛める次長と余命わずかの狂乱的な女部下。
アパートの密室での共同生活。
男の妄想シーンがシュールで面白い。
なんだかミザリーを思い出したのは僕だけだろうか。

らしゃめんお万 雨のオランダ坂(1972年製作の映画)

3.5

混血児のお万は、上海で日本の特務機関(嘘)の男と日本に帰国。男に騙され遊廓で働き、賭博師になり男を探しに旅に出る。
実の母に会った時に障子が紫に光ったり、男が刺されて死ぬ時の赤い窓越しのショットが良い
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女教師 汚れた放課後(1981年製作の映画)

3.5

女教師の咲子に教え子が薬物で捕まる。話す内に教え子の父が、咲子が昔教育実習先で襲われた男であることがわかる。しかし、真犯人が見つかり咲子は罪の意識を感じ、狂っていく。
朝の海の家でのシーンがグッとくる
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宇能鴻一郎の濡れて打つ(1984年製作の映画)

4.0

エースを狙えのパロディ。
レズっ気のあるお蝶、変態スパルタコーチ、盗撮小僧のオタクなど強烈なキャラ達。
抱腹絶倒です。
ちなみに、この映画のメガホンを取ったのは「ガメラ」シリーズ、「デスノート」の監督
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江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976年製作の映画)

4.0

屋根裏から各部屋を覗くのが趣味の男とその視線を感じながら快楽を得る貴婦人…そして2人は惹かれ合う。
うん、変態映画です。
石橋蓮司の目がいやらしい笑。
最後の井戸のシーンはもうホラーです。

宇能鴻一郎の姉妹理容室(1983年製作の映画)

3.5

倦怠期の姉夫婦、プレイボーイな変態料理研究家、理容師見習いの妹のハチャメチャエロコメディ。
料理研究家の変態ぶりに注目。

愛のぬくもり(1972年製作の映画)

3.5

クラブで出会った真面目な助教授と影のあるツンデレな女。
しかし、そこに教え子の男が現れて…。
まるで谷崎潤一郎の痴人の愛。

禁断・制服の悶え(1976年製作の映画)

3.0

女子高生の冴子は、従兄に片思いだったが届かず、マダムに取られ、冴子は見知らぬホストに初体験を奪われる。従兄は交通事故で亡くなり、冴子はホストに心を委ねていく。
ホストが同居人に冴子を寝取られスキーのス
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アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.5

貧困層グループ「グリース」と富裕層グループ「ソッシュ」は対立関係にある。ある日、グリースの少年2人はソッシュの1人を刺殺してしまう。そして、潜伏中に火事に遭遇し、子供を救出するため1人は重症を負う…。>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

3.5

もし、君がタイムマシーンに乗って数百年をさかのぼり、君の三代前のおばあさんを殺したとしたら、現在の君はいなくなると思うか?
こう言われた私は少年時代の私と出会う。
相変わらず耽美で詩的なサイケデリック
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

4.0

ブルジョワらの食事が毎回アクシデントによって中断する話。優雅で洗練されたドタバタコメディ。
夢の挿入でさらにコクが増す。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.0

ブニュエルの遺作。
パリ行きの列車、男を追いかけてくる女にバケツの水をぶっかける所から始まる。
その経緯を、乗客に話し始める。
男と女のラブゲーム♫

時の支配者(1982年製作の映画)

4.0

タイムパラドックスの話。
何回か観てなんとなく理解できた。
おそらく私たちも時の支配者によって時間を操作されているのかもしれない。

モンスターズクラブ(2011年製作の映画)

2.5

現代版太陽を盗んだ男。終始、文学的で静かに物語が進む。
もうちょっとインパクトのあるシーンがあってもよかったかな。

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

4.0

男女3人が住む部屋に謎の男が1人入るが、すぐに自殺、大金が残されていた。
3人がとった行動とは…
途中、屋根裏の散歩者を思い出した笑

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.5

ひとつ屋根のした大卒の若者が理想と現実に悩み、自らの価値観を見出そうと奮闘する青春群像劇。
なんだかごちゃごちゃしてるけど、とにかくウィノナライダーがかわいい笑

震える舌(1980年製作の映画)

3.5

愛する娘が破傷風という名の悪魔と戦う映画。ただのホラー映画なら直視できるが、これは胸が締め付けられ、直視できなかった。病気の恐怖とその家族までもが悪魔に神経衰弱に陥る。
最後の父親が缶ジュースを吹っ飛
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お早よう(1959年製作の映画)

4.0

大人「子供がテレビ観るのは時間の無駄」
子供「大人のあいさつの方が無駄だ」
一見無駄に思えるようなことでも、実はそれが潤滑油になっている。これがなくなったら、味気ない。この台詞に尽きる。
勇ちゃんかわ
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.5

最初の5分にすべてが詰まっている。カメラワークが素晴らしい。
ヴァランティーヌの横顔が美しい。

黄金時代(1930年製作の映画)

3.5

トーキーが生まれてすぐにこんな作品があったことに驚き!
「狂気に満ちた男と公爵の娘との愛」の話をベースとしたシュールな映像の数々。
濃い60分を堪能してください。