てるたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

てるたん

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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

両親が離婚、ジャンキーになって父親から出て行けと言われてからホームレス生活。薬物中毒から更生中のストリートミュージシャンが猫と出会って人生が変わっていく実話。
アメリカン・ドリーム的な映画かな?と思っ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.3

前作を見たことがないのですが、映画館で観てきました。
偽物扱い、触れ合う事が出来ない恋愛、痛みの無い身体、人間に従順する生き方。使い捨て扱いのレプリカント。
そんな灰色の世界で僅かな記憶に希望を抱きな
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

銃社会のアメリカで銃の所持賛成派、反対派の対立を描いた作品。ロビー活動で反対派の議員の票を集める主人公。
勝つ為ならどんな手段でも実行する主人公。あまりの徹底ぶりに上司がドン引きしていく。
人を人だと
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.1

ベルリンの壁が崩壊する前のドイツが舞台のスパイ映画。
みんな騙し合いの世界で主人公の女スパイがボロボロになりながらも誰も信じずに任務を遂行していく。
ジェイソン・ボーンみたいなアクションシーン、時間が
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.0

NASAで活躍した黒人女性の映画。
アメリカ人を宇宙へ送り出す国家プロジェクトを成功するために酷い人種差別に耐えながら才能を発揮して努力する主人公達。プライドを持って仕事をする姿は力強くて、周りの人達
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リングサイド・ストーリー(2017年製作の映画)

2.7

駄目男の主人公。口だけで行動が伴わない。そんな駄目男と別れられない彼女。ファイトラブ・コメディという映画でしたが、主人公の駄目さっぷりが空回りしてて、あまり笑えなかった。有名なプロレスラー、格闘家が出>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

北野武監督のヤクザ映画三部作最終章。
今回は見ていて痛々しいシーンも少なく娯楽映画として楽しめる作品。ビートたけし演じる主人公「大友」がクレイジー過ぎて笑ってしまうシーンや大杉蓮さんの凄味ある演技、西
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

漂流した無人島から故郷を目指して死体と一緒に旅をする映画。最初から、ありえない展開で声を出して笑ってしまいました。
あまりにもバカバカ過ぎると思えば、時折見せる寂しげな表情にホロリときたり。
常識に囚
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.5

ナチス・ドイツ軍に占領されたチェコを取り戻そうとドイツ軍 親衛隊長を暗殺しようと計画する。
静かに隠れながら作戦の機会を窺う緊迫感あるシーンの前半、後半の銃撃戦。容赦無いドイツ軍のやり方に目を覆いたく
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.2

派手な戦闘シーンは無いですが、戦場の閉塞的な状況、緊迫感は痛いほど伝わってきました。最前線へ向かう飛行機が飛んでいる青空と雲に覆われた灰色の海岸。何処に向かっても逃げ場がなくて終わらない戦争。理不尽な>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

軽快な音楽とスピード感溢れる映像がシンクロしていてスリル満点でした。
ベイビーにとってのお守りはイヤフォンから聴こえる音楽で、つねに相手の事を心配してくれる里親のお爺さんの優しさに触れてきたから最後の
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

毎日、同じ時間に起きて仕事して帰宅して、規則正しい生活。それを退屈と感じる人もいるでしょう。
過ぎていく風景を眺めたり、人との会話を楽しんだり、会話に耳を傾けたり。
余裕がある生活って良いなと感じまし
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.1

ツギハギだらけの家族、厄介払いされた会社、前妻の後悔、色々な逆流に流されそうになりながらも必死に取り繕うとする主人公。
最初のシーンで主人公の2面性、良い父親であろうとする姿が前面に出ていたけど経過す
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.4

‪駆け出しのヒーロー スパイダーマンの危なげな活躍ぶりが面白かった。アッと驚く展開もあったりで予想以上に楽しめました☆‬

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.5

震災後の福島の現在を描いた映画。
あの日を境に人生が変わってしまった人達。
家族を失った悲しみから現実逃避してしまう人。
時間を進めようと役所で働く青年。
自分の立場に疑問を持ちながらも償うように命を
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BUCK-TICK CLIMAX TOGETHER ON SCREEN 1992-2016(2017年製作の映画)

3.7

メンバーのインタビューとライブ映像で構成された映画。
どこか生き急ぐような感じで内に向かっての表現から、外に向かってバンドとしての意思を表現し、そして自由に人生を唄う。
30年同じメンバーで生きてきた
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

主人公メアリが魔女というフィルターを通して成長していくストーリー。
子供も大人も楽しめる映画でした☆

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

ボストンマラソンに発生した爆弾テロ事件の映画。
事件発生直後の現場がリアルで目を覆いたくなる場面も多かった。普通なら逃げたくなる程の出来事なのに、負傷者を助けだす市民や警察官の勇気は凄いと感じた。
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破裏拳ポリマー(2017年製作の映画)

2.9

アニメは見たことないけれど、実写版を観てみました。
殴られると必ず血を吐く激しいアクション。
多少の泥臭さやドタバタした感じやヒロイン?で助手役の南波テルちゃんのコミカルさ。痛快なストーリー展開で何処
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.0

見るからに鈍臭い主人公が鋼鉄の肉体を手に入れて、鋼鉄のハートに辿り着く物語。
鋼鉄の身体を手に入れただけじゃゴロツキのままだったでしょう。鋼鉄ジーグという存在が鈍臭い主人公を成長させた。鋼鉄ジーグって
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.7

どんなアニメ映画なのかな?と観てしまったけど、アニメーションと音楽が、とても良かった☆無邪気なルーが、どこか物悲しげに見えていたけれど、人々の悲しい記憶が人魚という形を作り上げたのかな?と思いました。>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

海って開放感があるイメージだけど劇中に出てくる海はどこか閉鎖的に見えました。
心が壊れている主人公が入り込んだ闇を表現しているようでした。
人生の楽しいこと、辛いこと、情けないこと、消せない過去のこと
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.9

メキシコからアメリカへ不法入国する人々の映画。
大自然の中、自由を求めて国境を渡るが不条理な困難が立ちはだかる。
地味にスリリングな展開。
生きる事に執着しながらも向かう先には希望は見いだせない。そん
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.0

自閉症で幼少期に言葉を失った主人公が成長していくドキュメンタリー映画。
大好きなディズニーアニメのセリフを使い言葉を取り戻し、冒険するように外の世界を知っていく。
誰もが思う「大人になるのが怖くて不安
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.4

実際に起こった海底油田爆発事故の映画。あまりにも悲惨過ぎて涙が止まらなかった。切羽詰まった状況でも職務を全うしたり、生きる望みを捨てない力強さ。観ていて圧倒された映画でした☆

光と禿(2016年製作の映画)

3.5

人それぞれの形があって、その形を認めあったり惹かれたり。映画に出てくる人達みんなが胸を張って生き生きしていました☆最後の歩くシーンが良かったな☆ 主役のスギムさんの演技が最初は浮いていたけど後半になる>>続きを読む

堕ちる(2016年製作の映画)

3.6

本当に無口な職人コウヘイさんがアイドルに恋する。あっけらかんとステージに立つ彼女と無口なコウヘイさんが対照的で、なんだか笑ってしまいました。
彼女に対する一途な想いを一心不乱に自分なりに表現していく姿
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.3

幼い頃から孤独でハードな生活をしていたシャロン。
そんな彼を「タフ」と言って仲良くなったケヴィン。
タフな人生を選んだシャロンと対照的な人生を歩んだケヴィン。
汚れ知らずなブルーの時代から気が付けば大
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モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(2015年製作の映画)

3.3

愛して憎しみあって、お互いに自分自身の感情に振り回されて、気がつくと相手の事を知らなかった。
1つの家庭が生まれて壊れて形を変えていく。現在進行形の腐れ縁が見れる映画でした。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

宇宙という孤独の中で生きる主人公の苦悩や移りゆく感情が描かれたSFファンタジー。後半は目が離せない展開で終わった後は肩の力も抜けて心地好い疲労感でした。

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.0

哲学を教える高校教師が独りになってしまうお話。ずっと一緒だと想っていた人と別れがあって孤独になってしまう主人公。独りになって自由になったと話すシーンや授業の時間に「幸せを手に入れる前が一番幸せなのだ」>>続きを読む

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.1

主人公の女の子 森川ココネが夢の中の世界と現実世界を冒険する内容でした。
印象的な瀬戸大橋と映画のタイトルからは想像できない話の展開。
ホッとした後のエンドロールは映像と音楽が相俟って涙が出ました☆

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.2

人種差別の映画。
職人気質な大工の主人公が人を好きになってプロポーズして結婚して、子供を育てる。それを犯罪だと言われて牢屋に入れられる。
今では想像できないけれど、肌の色が違う恋人同士が結婚する事が許
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.0

主人公が海兵隊に入りアフガニスタンの戦場に行く映画。
日本は戦後72年で現代社会では出兵したりするなんて事は無いので異国のお話だと思うけど、深刻な社会問題だと知ることができました。
戦争は悲惨で、どこ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

いきなり奥さんが亡くなってしまう映画。
仕事ができる風のビジネスマンで他人に興味が無さそうな主人公。
奥さんが亡くなって思い出を失くすように破壊して解体していく。
あまりにも豪快過ぎる破壊シーン。
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WE ARE X(2016年製作の映画)

4.0

XJAPANの熱狂的なファンでは無いけれど興味のあった映画なので早速観てきた。
どんな映画よりもドラマチック。とても激し過ぎるXJAPANというバンド、そしてYOSHIKIの生き方。
死を間近に見て来
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