ironsandさんの映画レビュー・感想・評価

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すべてが許される(2007年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

記憶とは曖昧で、人によって違うからいろんな角度から物が見える(考えられる)。淡々と進むんだけど、多面性のある映画だった。
しかしミアハンセンラブ、長編一作目でこの仕上がりは流石。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

よくある話なのに絶賛されてたから、今までのものと何が違うんだろう…と期待して見たら特に目新しいとこはなかったんだけど、両親の苦悩や葛藤が泥臭く描かれていたとこは良かった。あと、エリザ・スカンレンと映像>>続きを読む

おもかげ(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の緊迫感はとても良かったのに、そこからのストーリーは徐々に気持ち悪い方向に。最後のキスなんてもうさぁ、母性を勘違いしてない?
ただ、息子が誘拐されたかもって時に警察に行かずに自分で探しに行くことを
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野球少女(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「女だから」なれない。本人ができないと言わないのに周りができないと決めつけるのはよくない。大人世代の苦悩も描きつつ未来に希望ある映画だとは思うけど、あの体つきや投球シーンもあって綺麗に作りすぎてる印象>>続きを読む

ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

愛に生きてるねえ。男たちが揃いも揃って身勝手で幼稚。ドロドロの愛憎劇で笑える要素も少なく、あんまり好きじゃないお話だった。

抱擁のかけら(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アルモドバル作品の中では印象が薄く、昔見たのに内容をすっかり忘れてた。嫉妬深い権力者の夫を持つ元女優志望の女と映画監督の、(他の作品に比べれば)割とまともなラブストーリー。サスペンス要素も少なく、良い>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

誰よりも悲惨な目にあってる。その必要はないだろ?
最後のこの一言のためにあるような映画。
90年代カルチャーがリアルに詰まってて良かった。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

期待してなかったから予想外に面白くて驚いた、社会風刺アクションホラー映画だった。
登場人物も意外な人が出てたりすぐに居なくなったりと、「思い込み」を揺さぶられて良かった。
ジョージ・オーウェルの動物農
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フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍で撮ったルカ・グァダニーノ監督の短編。シチリアの景色が美しい。「カオスに慣れる」「多様性に慣れるために何が美しいかの視点を変えるの」脚本家デイビッドの言葉など、印象に残った言葉が多かった。

君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

号泣。あんな紙切れなんか信じない。血の繋がりなど関係ない家族の描き方、ユンヨジョンとキムゴウンの演技、上手かった!日焼け止めを塗るとこ、絵の具を塗り合うとこ、手を離さないでと一緒に海へ潜るとこ、ソッコ>>続きを読む

デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

同世代としてとても勇気づけられたし元気をもらえた。アニタ・ムイ(師匠)からの脱却とレズビアンとカムアウトする(人にどう思われても構わないが周囲を巻き込んでしまうとして苦悩があった)姿には泣けた。香港の>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ああ、この頃のNYって治安悪かったよねえと懐かしい気持ちに。時代背景もあっていまいち理解できなくて退屈に感じてしまったところもあるけど、詩的でお洒落な旅立ち映画でした。しかしこれが大学の卒業制作作品と>>続きを読む

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

既存の価値観を揺るがす言動と行動、好きだペトルーニャ!
構図や色使いなどの映像も目新しく感じたし、映画としてのカメラと劇中の撮影カメラの切り替えも面白かった。
実際に2014年にお祭りの十字架を掴み取
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

胸を打つ最高のシスターフッド映画。きつく重い内容なのに、のっけからポップミュージックをうまく使ったテンポのいいストーリと映像に唸った。しかし最後、なんで殺される(死んでしまう)のよ…死して復讐という解>>続きを読む

追想(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

じりじり痛い。少しの勘違い、すれ違いがどうしても取り戻せない出来事を生んでしまう。もう少しだけ、お互いに相手を思いやる余裕や気持ちがあれば良かったのに。古傷思い出して辛くなってしまった。しかしあれ、ん>>続きを読む

デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

社会派ブラックコメディ。現代のネット社会を風刺し、うだつのあがらないご近所中年三人組のもがきながら生きる姿が痛々しくも笑えるように仕上がってて上手かった(特に恐喝してきた男から携帯を盗むとこが最高)。>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題は配達の不在票に書かれている言葉「Sorry We Missed You」。これに書き置き手紙書いてるとこでボロボロ泣いてしまった。エッセンシャルワーカーの労働問題は今の日本でも同じだろう。お互い>>続きを読む

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

気球で東ドイツから西ドイツへ亡命しようとする二家族の実話を基にした話。
サスペンス仕立てなので終始ハラハラドキドキ。
私もフランクが隣の女の子に一緒に行こうと誘った時には「言っちゃダメじゃん!」と思っ
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最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作同様、自らと違うものを受け入れる姿をコミカルに上手く描けていたけれど、今作は詰め込みすぎてちょっと駆け足気味。アフリカ系レズビアン(ヴィヴィアン!)が出てきたことも良かったけれど、最後まで受け入れ>>続きを読む

ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

本好きの熱量が凄くて圧倒された。憧れる。面白かった。

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

抑圧された女性二人が開放されるかのような、海へ泳ぎに行くシーンが印象的。ピアノの音から波の音だけになるエンドロールも素敵だった。モチーフとしての化石掘り、鏡の使い方もどちらにも取れる終わり方もロマンチ>>続きを読む

そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

繋がりのない人々が最終的にはどこかで交わる三部作構成は巧いし好き。そして全く知らなかったからロッテとアイテンのラブストーリーが素敵で嬉しかった。ま、ロッテは死にましたけども。フランツフォンカ見た後だっ>>続きを読む

チャンス商会 初恋を探して(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

町の再開発に反対している、頑固で堅物な独り身のお爺さん。そんな彼に恋が……人生最後の恋に奮闘するラブストーリーかと思いきや、そうきたか、なるほど。みんな優しい。

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大怪我によって親にスケボーを止めさせられそうになった18歳のカミラが、人種も性的指向も多様な女だけのスケボーグループと出会って成長するひと時を切り取った半分ドキュメンタリーのような作品。内容はもちろん>>続きを読む

ブルー・ストーリー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

やられたらやり返す、復讐に次ぐ復讐、で終わらんね。誰かが自ら止めないと永遠に続いてしまう。止めるためには人格形成、選択肢を増やすための勉強・学問が大事だなとあらためて思った。誰も救われない映画だった。

ポップスター(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかくナタリー・ポートマンの演技が凄い。彼女もコロンバインの時に高校生だったのね。なんだか不思議な映画だった。ポップスターの光と闇を描いたものなんだけど、この作品自体がその間を漂った雰囲気を作ってい>>続きを読む

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

フレイア・メーバーが出てないシーンは申し訳ないけど飛ばして見たぐらい惹かれなかったけれど、アナログとデシダル、広告・商業とアートの間で葛藤する部分はとても共感した。

誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

凡人だと思ってた身近な人が、作家の才能があり成功した!登場人物4人中3人の、1人に対する嫉妬やエゴをずっと見せられるので、軽妙ではあったけれどしんどい。ただ、とても上手く描けてるとは思った。優しい人に>>続きを読む

約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とても良かったんですよ。女として母として、体力知力とも求められ、なおかつ男社会の仕事場での辛さや葛藤がよく描かれていて共感もできた。娘が原因で訓練に遅れそうになった時、同僚に放った「あなたは妻が子供の>>続きを読む

イーダ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポーランドの、ユダヤ人の歴史の重みがずっしりと感じられるストーリーに、モノクロの映像と美しいショット(構図が素晴らしい)の数々。だけど内容は重く辛いので、再び見るのは厳しい。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とても詩的で美しく心に響く作品だけれども、原作の消費社会、金融システムや貧困、人種やジェンダーなどの問題提議や批判がとても好きなので、映画ではそこがあまり描ききれていないように感じて生ぬるかった。

言葉にならない(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

MyFFF。いろいろ微妙……ブラックジョークということでいいのかな。最後、主人公の晴れ晴れした表情が救い。

ソレ・ミオ ~ 私の太陽(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

MyFFF。女になった父が性転換手術を受けに戻ってきた。出て行って四年間、母は何も知らない。会いに行っても気づかない。息子、優しいな。

結婚まで1%(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

学生時代から長い付き合いでお互いしか知らないカップルが、友人に「それでいいのか?」と煽られて結婚前に他の人とも試してみることに。楽しいラブコメかと思いきや痛ましい展開に。結局みんなお別れか。時と共に人>>続きを読む

ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと面倒臭くて痛くて苦くて、最後はこそばゆくて優しい。義理姉妹になりかけた、物書きになりたい大学生と何者かになりたい30歳が交わるノアバームバック映画。

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

実写ということで見にくいんじゃないかと不安もあったけど、始まれば昔のように画面に釘付け。トムとジェリーとスパイクとトゥードルスとクロエグレースモレッツが喧嘩して暴れて仲良くして、可愛く楽しい映画だった>>続きを読む

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