shoさんの映画レビュー・感想・評価

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成功したオタク(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ユチョンのときもスンリのときも名前が出ていない人のときもリアルタイムで報道やら続報やらを見ていたので(チョンジュニョンは申し訳ないがあまり存じ上げなくて今回はじめてちゃんと認識した)あったあったという>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

隣りに座ってたおじさんが寝ていた。よく寝れたものだなと思った。
ほんとは教師になりたかった、と言うミスク(ジヨンの母、と書きかけた)に、まだ幼いジヨンが今からなればいいのにと無邪気に言うところ。ミスク
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

スチュアートに若干感情移入して苦しい気持ちで見た。試写会開始前のトークイベントで、当時の「あるべき男性像」から外れているという意味で、ベインズはちょっと変な人という話があったがスチュアートもじゅうぶん>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フランケンシュタインの子ども。冒険譚。成熟した肉体に未発達な脳が入ってる設定なのに生理についての部分がなくて奇妙だった。あるいはゴッドが胎児を摘出する際にその機能をなくしてしまったということになってる>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

父親(哲史)がずっとクソだなあと思いながら見てたけど最後に哲史のことを覚えてないお義母さんでさすがに最悪の胸糞じゃなくて安心した(これでルミ子のことを忘れてるとかだったら最悪の2024年の幕開けだった>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

飛行機で見た。ハウンのケーキを前にお互いの耳にピアスをつけるシーンが「結婚式」みたいでドキドキした。結婚式にかぎかっこをつけたのはそれが書面契約にともなう儀式であり、それと関係性の内実とが必ずしも結び>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

言われている通りの「フェミニズム映画」ではあると思うが「人間讃歌」とでも言うべきか?苦しみも伴う「生」を肯定する映画にも感じられた。もうちょっと掘り下げると、ケンが「自分」を見つける映画で、人形(いく>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

2.0

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世の中にはさまざまな立場にあるさまざまな考えのひとがいてその誰もが完全なる悪や善ではないことをうつくしい映像や音楽、ハッとするような物語の展開で示しているのはすごい。悪意のない差別、マイクロアグレッシ>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

難しい。タイトルのTARはなるほどARTのことか。作業部屋の廊下にかかった写真は何だったのか、本の見開きやメトロノームの蓋の裏にあった模様は何なのかは分からないまま終わった。
自分の子どもをいじめる女
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.5

ジャニー喜多川の性加害まわりと関連させながら見てしまった。スポットライトのほうが近いのかな。
地味だけど記者のつわりや産後うつの話があったり、バーで執拗に声かけてきてキレたら茶化して罵声浴びせてくる男
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JSA(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人殺しが当然の戦争のさなかにあって「人を殺したこと」に耐えきれずに自死を選ぶスヒョクの特異さ、ひるがえって戦争自体の異様さがラストで浮き彫りになる。大好きだけど何度も繰り返し観るのは難しいタイプの映画>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本筋と全然関係ないけどてっきり切り落とすのかと思った。『ひれふせ、女たち』で読んだやつ!がけっこうある。雄大な景色にそれっぽい音楽なのに死体焼いてるシーンが残る。冒頭はよくある女性の足元から腰にかけて>>続きを読む

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.5

少女が「私は被害者じゃない」と言い張る想像の場面の怖さ。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

1.5

途中でこの映画の視点が「彼女たちに焦がれていた中年男性(たち)」であることを思い出してやや具合が悪くなった。

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

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ドサクサで有名企業にもぐりこんじゃった!じゃなくてしっかりダブルディグリーでスキル持ってる設定なのがよかった。わかりやすい「ハッピーエンド」なんだと思うけど周囲の友だちがそれぞれに異なる人生を歩んでる>>続きを読む

PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

4.0

日本での人種差別的なところだと旧植民地出身者はぱっと見でpassしちゃうからまた別の難しさがあるよなと思ったり。沖縄のほうが近いのかな。
passするかどうかはつまり常に他者の視線を感じることでもあり
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

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日本語タイトルがダサい。過去と現在をリンクさせて交互に描いてるのに、過去と現在がスイッチする直前直後に関連あるモチーフを盛り込んでるからか分かりやすくてよかった。
加害者側の大学の願書の話しはじめる校
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

絶対ハッピーじゃないのに、演出のせいか、なんとなくハッピーな気持ちになって終わる。
冒頭でそれぞれの女性が食事の準備をする(食事をする)場面の丁寧な描写を通して、それぞれが属する階層的な何かを含む背景
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

安達も黒沢もかわいいし相変わらずみんないい人、でもなんかちょっと間延びしてたかも? あと監督手の描写が好き? 性的なシーンが当たり前のようにないのは年齢層を配慮してなのだろうか。
病院から黒沢に連絡が
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

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メインのふたりはすごそうだけど特段おもしろくはない。音楽が謎だった。

モラルセンス ~君はご主人様~(2022年製作の映画)

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マンネのソヒョンがこの役?!という驚きもあってネトフリで解禁速攻見た。ソヒョン演じる主人公の女性が主張するタイプの女性なのとか、BDSMの用語やルールが丁寧に説明されてるのは今っぽい。脚本はわりとご都>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

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SNSにハリポタの談話室みたいなイメージを持ってたけどここ数年はすっかり政治的闘争の場になってる(そもそも議論に適さないプラットフォームなのに)もんなーと思いながら見る。いいねをつくったひとの当初の目>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主題とか描き方の繊細さとか映像の美しさは分かるんだけどずっと不安を煽る音楽の感じがあんまり合わなかった。フィルがピーターに心を開きかけてたからこそ(生傷ほったらかしたままピーターがどこかから剥いできた>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

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トロイ・シヴァン出ててびっくり。親子の関係を断つ!って感じじゃないのがなんか好きだった。あとお母さんが「お母さんだから分かる」って言うのは保守っぽいな~みたいなこと思ったけど直前に「スキャンダル」見て>>続きを読む