ココさんの映画レビュー・感想・評価

ココ

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ある男(2022年製作の映画)

3.0

キャスティングがなかなかよい。真木よう子もセリフが少ないからなんとか耐えられる。子役みんなすごいね。まあでも映像ならではの強みは特に感じず、活字でよかったな、というところ(原作既読)。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

2.0

世の中には相容れないものがたくさんあって、この監督の作品もその一つなんだと思う。ハゲてもなお幼いおっさんの気持ち悪い友情に何の価値を見出せば?

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.0

実によかった。セクシーで、不気味で、先が読めない。映画とはかくあるべし。リンチ愛してる。

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.0

少々冗長ながら、大量の馬でのレースシーンは圧巻。乗馬服キッドマンの美しいこと。みんなバイタリティが凄まじいよ。この時代の最弱の男にすら勝てる気がしねえ。100年ちょっとで人類は弱くなりすぎた。

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

2.0

ただひたすらにつまらん。時間の無駄。こんなのをしたり顔でもてはやすようにはなりたくないね。現代に生まれてよかったという感情だけ残った。明日には忘れてる。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.0

なんだかなあ。不意打ちなのにクソエイムで負ける凶悪犯しょーもなさすぎて。スプラトゥーンで修行しろ。彼のパートまるっといらなかったです。オチも冴えないし、誰も応援したくならないし、ダメでしたね僕には。イ>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.0

びっくりするほどおもんなかったな……。原作もっとよかった記憶なんだけど(記録確認したら8年前で、細部の記憶はほぼない)。キャストはよかったし、なんとももどかしい感じ。原作読み直してみようかしらん。

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

2.0

ジョニーデップとの相性は本当に安定感がある。悪い意味で。1週間もしたら観たという記録と長くてつまらん記憶以外何も残らん。キャスティングもかなりまずくてさ、主演3人を除き誰も認識できないのね。バカなの?

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.0

どうしてもメタ的視点になってしまうのだけれど、とにかく遅すぎた。これに尽きる。TV版放送当時のターゲット層つまり僕らは、当然に成長しているわけです。今更ウジウジするキラを見せられても共感できないんです>>続きを読む

アロウヘッド(1953年製作の映画)

3.0

陣営の反対側にいる(いた)者はいつだって物語を生む。帽子を脱いだら伝統ヘアーが出てくるシーンが好き。正面衝突ではなく、契りやお告げを利用した決着というのは、当時としてはかなり練られた構成だろう。

RONIN(1998年製作の映画)

4.0

まるで期待してなかった分、いい意味で裏切られた。予算がありすぎたゆえにダレたのは否めない。過剰に長いカーチェイスも(あのおねーちゃんにあんな運転ができる気がしないし)人混み追っかけっこももっと圧縮して>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

2.0

最初から最後まで徹底的につまらなかった。逆にすごい。真実が明かされたタイミングで一時停止したら、まだ半分だったというのが一番の絶望でしたね。トム・クルーズ、マジで相性悪い。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.0

最初から最後まで香川照之の気持ち悪さが◎。叙述トリックが仕込まれていたらよりよかった。田舎が精神を腐らせるか、都会が人間をダメにするか。弁護士のおっちゃんがいっちゃんかわいそう。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

リドリー・スコットへの信用が揺らいでいます。過去の自分を超えられないというのはつらいでしょう。もう作らなくていいよ。

プロメテウス(2012年製作の映画)

2.5

リドリー・スコットの監督で原点回帰、と思いきやびっくりつまらん。とても悲しい……。ここまで来たから最後まで走るけどさ。1979年製作の『エイリアン』より危機管理意識が低いの気が狂っとるやろ。無計画に探>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

2.5

3よりはマシ。そんだけ。クローンとかやりだすと本当につまらんのよ。おばさんに無理さすなや。失敗作たちの造形だけ◎。銃で楽にしてやるのかと思いきや焼き殺すの残酷すぎて引いた。何がくだらないって、散々酸性>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

2.0

こうなるからシリーズものは嫌いなんだよ! クソが! 前作の仲間をバッサリ切り捨て、魅力のない坊主ばかりになった。この時点で何がしたいの?って感じだし、普通に話もつまらない。評価できる点がない。

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.0

2の宿命か、凡作に。味方がプロ集団になったことにより、素人のはずの主人公が相対的に超人になってしまう。これは冷めるね。前作の変態的なまでのリアリズムがよかったので。何より気に入らないのが、幼虫を宿して>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

リドリー・スコット天才だわ。上映当時に観ていたら人生に影響出ること間違いなし。狂おしいほど好きなのが、自爆装置のシークエンス。どうかしてるぜ(褒)。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

あまりの尊さに、穢れた私は成仏し壁の染みとなったという。邦画の底力。最強のキャストと練られた脚本。卒業式のシーンはマジで震えた。個人的にはそこがピークで、後半の展開には思うところもあるが、まあ野暮はよ>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

原作既読。頑張ってる邦画。手堅く作られていると思う。が、それ以上でもない。活字でいいよね、という。強いて言えば、生島総一郎の視覚的えぐみは評価できるかな。服オタクとしてはもう少し衣装に予算を割いて欲し>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.0

ようやく気付いたんだが、僕はスカーレット・ヨハンソン嫌いらしい。口元に品がない。8割のシーンは口閉じろやって思ってた。特に山のないストーリーも単調でダメでした。冒頭の雰囲気には傑作の予感すら感じたんだ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

好きな人がいるのはよくわかる、でも自分にはそこまで刺さらない、そんな感じ。悪人たちがいかにも悪そうでよかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

完璧な映画じゃん。僕がキッズの時分にこんなものがあったら、テンションがおかしくなって頭が狂っていたかもしれん。ルイージマンションもぜひお願いしたい(やったことないんだけど、絶対面白くなると思うので)。>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.0

宗教上の理由で、父親と息子の家族愛は特別にダメなんだ。後半それに終始してしまったのが残念。しかも親父が辿り着けたとて何ができんねんっていう。そっからなんか勝手に事態が好転して助かるという雑さ。制作年を>>続きを読む

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

3.0

こんな渋いアニメ映画がサブスクで観られるいい時代。艦隊に核弾頭をぶち込みそうな大塚明夫。ちょい役まで豪華すぎるキャスティング。

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.0

どうしようもない産業廃棄物。比較的評価の高い1ですらつまらなかったのに、続きを観た僕の自己責任です。さすがにもう少しマシな伏線を期待するのが人情ってもんでしょうが。無限にクソ要素は挙げられるが、キリが>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.0

クソおもんない。トーマスの記憶がきちんと視聴者に共有されないため、全く感情移入ができない最高の作りとなっている。安っぽいゾンビ映画になったのもクソ。クソ女の「こうするしかなかったのよ」展開もクソ。総じ>>続きを読む

機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(1992年製作の映画)

2.0

OVAを観ていなければ意味不明であろうし、観ていれば特に得るものがなく、ただただ価値がない。それ以上でも以下でもない。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

ラストいらねえ〜。雨の中自転車を漕ぐ後ろ姿でfin.でいいじゃん。免許の取り直しは大変だぞ(迫真)。主人公補正で人に恵まれすぎてて、さほど深刻さを感じなかった。極妻の最後のシーンが一番よかったかな。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.0

ゲームっぽいダンジョンは楽しい。荒れた研究所はスーパーメトロイドのよう。主人公補正で謎に最初から一目置かれてるのが気に食わなかったな。迷路から2人を救出して初めて認められるくらいがいいと思うのだけれど>>続きを読む

獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

3.0

古き良きジャパニメーション。この頃はみんな顎がしっかりしてるよね。コテコテのSEもよい。全く嬉しくないエロはすこぶるいらん。僕的には岩男戦がピークで、それを超えるシーンが特になかったかな。8人も出す時>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.0

凝ったシーンも多かったが、総合的にはパッとしないかな。敵は弱いし、味方は動機が薄い。圧倒的に尺が足りんと思うわ。期待がでかすぎたというのもある。わかきアンディガルシアすこすこ侍。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.0

ペネロペ目当てでしたが、びっくりするほどつまんなくてびっくりしました。なにこれ。あれこれ人名が出てくるんだけど、話がつまらないからしっかり追う気も失せるというもの。各キャラクターの掘り下げも、大物キャ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

アメリカ的バリキャリは僕には魅力的に映らない。余裕がなさすぎるんだよね。エレガントじゃない。主人公が優秀な感じはあんまり伝わってこなかったな。運含め持ってる人だとは思うけど。垢抜けることで良くも悪くも>>続きを読む

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