ココさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

原作既読。頑張ってる邦画。手堅く作られていると思う。が、それ以上でもない。活字でいいよね、という。強いて言えば、生島総一郎の視覚的えぐみは評価できるかな。服オタクとしてはもう少し衣装に予算を割いて欲し>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.0

ようやく気付いたんだが、僕はスカーレット・ヨハンソン嫌いらしい。口元に品がない。8割のシーンは口閉じろやって思ってた。特に山のないストーリーも単調でダメでした。冒頭の雰囲気には傑作の予感すら感じたんだ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

好きな人がいるのはよくわかる、でも自分にはそこまで刺さらない、そんな感じ。悪人たちがいかにも悪そうでよかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

完璧な映画じゃん。僕がキッズの時分にこんなものがあったら、テンションがおかしくなって頭が狂っていたかもしれん。ルイージマンションもぜひお願いしたい(やったことないんだけど、絶対面白くなると思うので)。>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.0

宗教上の理由で、父親と息子の家族愛は特別にダメなんだ。後半それに終始してしまったのが残念。しかも親父が辿り着けたとて何ができんねんっていう。そっからなんか勝手に事態が好転して助かるという雑さ。制作年を>>続きを読む

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

3.0

こんな渋いアニメ映画がサブスクで観られるいい時代。艦隊に核弾頭をぶち込みそうな大塚明夫。ちょい役まで豪華すぎるキャスティング。

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.0

どうしようもない産業廃棄物。比較的評価の高い1ですらつまらなかったのに、続きを観た僕の自己責任です。さすがにもう少しマシな伏線を期待するのが人情ってもんでしょうが。無限にクソ要素は挙げられるが、キリが>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.0

クソおもんない。トーマスの記憶がきちんと視聴者に共有されないため、全く感情移入ができない最高の作りとなっている。安っぽいゾンビ映画になったのもクソ。クソ女の「こうするしかなかったのよ」展開もクソ。総じ>>続きを読む

機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(1992年製作の映画)

2.0

OVAを観ていなければ意味不明であろうし、観ていれば特に得るものがなく、ただただ価値がない。それ以上でも以下でもない。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

ラストいらねえ〜。雨の中自転車を漕ぐ後ろ姿でfin.でいいじゃん。免許の取り直しは大変だぞ(迫真)。主人公補正で人に恵まれすぎてて、さほど深刻さを感じなかった。極妻の最後のシーンが一番よかったかな。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.0

ゲームっぽいダンジョンは楽しい。荒れた研究所はスーパーメトロイドのよう。主人公補正で謎に最初から一目置かれてるのが気に食わなかったな。迷路から2人を救出して初めて認められるくらいがいいと思うのだけれど>>続きを読む

獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

3.0

古き良きジャパニメーション。この頃はみんな顎がしっかりしてるよね。コテコテのSEもよい。全く嬉しくないエロはすこぶるいらん。僕的には岩男戦がピークで、それを超えるシーンが特になかったかな。8人も出す時>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.0

凝ったシーンも多かったが、総合的にはパッとしないかな。敵は弱いし、味方は動機が薄い。圧倒的に尺が足りんと思うわ。期待がでかすぎたというのもある。わかきアンディガルシアすこすこ侍。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.0

ペネロペ目当てでしたが、びっくりするほどつまんなくてびっくりしました。なにこれ。あれこれ人名が出てくるんだけど、話がつまらないからしっかり追う気も失せるというもの。各キャラクターの掘り下げも、大物キャ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

アメリカ的バリキャリは僕には魅力的に映らない。余裕がなさすぎるんだよね。エレガントじゃない。主人公が優秀な感じはあんまり伝わってこなかったな。運含め持ってる人だとは思うけど。垢抜けることで良くも悪くも>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

2023.09.12
理不尽な解雇を受けても、あんたはよくしてくれたと言う若きビト。多くを語らず過酷な運命に立ち向かう様は、デニーロの役でもトップクラスに好きだ。今の目で見ると、マーロンブランドに寄せ
>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

いい映画だ。人間の汚さにうんざりしながらも、一筋の希望により爽やかな気持ちで観終われる。撃ち合いもなくロープを探す旅でしかないため、どうしても地味ではある。その点106分という尺は実にパーフェクトだっ>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

え、めっちゃよかった。キッズ向けと思って(あとジョニーデップの主演作相性悪いので)、つい後回し後回しになってたけども。ティムバートン実写暫定1位。ファンタジーとグロテスクのバランスが最高。表現はマイル>>続きを読む

ラビング・パブロ(2017年製作の映画)

3.0

腹の出た冴えないおっさん(役作り頑張りすぎで身体が心配)がめちゃくちゃやる映画。犬おんぶさせるやつこわ〜……。自分の入る刑務所を自分で作っちゃうところが一番意味わからんw どういう理屈なのか? 色々勉>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.0

ほぼ、先代が主人公やん。テンポが悪かったなあ。前編同様ラブシーンはよかったけど。一番許せないのは先代の死の周辺。納得感がない。全てを知った上で先代が自らを殺させたって真相だと思ってたのに。というかそれ>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.0

ようやく観られた頃には新作でブレイクしているという。今をときめく監督さんですね。恋に落ちるシーンはすごくよかったけれど、それ以外はよくある大昔戦争モノって感じ。世の評価高すぎでは?となる。まあとりあえ>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.0

クソ眠かった。シリアルキラーの物語は楽しめるのに、同じ構造の色情狂の物語はなぜダメなのか? 自分でも納得のいかない。共感の余地がのない修行のような4時間は『美しき諍い女』を彷彿とさせる。その分、務めを>>続きを読む

あなたのママになるために(2015年製作の映画)

3.0

ペネロペ主演相性悪い説。これまたテンションがよくわからない映画。すごく重い話なのにふわふわしているというか。都度挿入されるナターシャのカットがそうさせるのだろうか。ナターシャへの執着もよくわからない。>>続きを読む

ハモンハモン(1992年製作の映画)

2.0

ぴちっぴちのペネロペ・クルスをもってしてもどうしようもないクソ映画。楽しむコツはクソ映画であるという前提を持って臨むことだ。原木ハムで殴り合うシーン(その結果死者が出る)はそう見られるものではないだろ>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.0

トロいマザコン息子が気持ち悪くって冒頭から乗れない。女の強さよりも愚かさばかりを感じてしまう脚本だった。目当てのペネロペもパッとしない役。アグラードとロラはキャストがとてもよかった。ほぼ無職でめちゃく>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

共感はなかなか難しいため評価は伸びないが、いい映画。クラシックな美術・衣装と、緑(と赤)の強い画面が楽しい。台詞回しもすごくよかったな。同僚のおばちゃんが好き。

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.0

殺人あり幽霊ありで、種明かしまでどういう話なのか掴めない不思議なテイスト。ペネロペなしでは一生出会うことはなかったでしょう。キャストから入ると視聴の幅が広がるよね。異国情緒たっぷりで、人も色使いも大変>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

2.0

楽しみにしてたのにめっちゃ期待外れ。わざとらしい悲劇から、わざとらしい足の付き方まで、脚本全てがクソすぎるわ。ドニーイェン慣れしているとアクションも目新しさがない(子供救出だけは変態的でニヤリとした)>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.0

いつか通らねばならぬと思っていた作品。テーマだけでなく、主演が全く好みじゃないのもしんどめ。病気のお父さんの肌艶のよさもう少しなんとかできんかったの。胸焼けしてるので、後編までにちょっとクールタイムが>>続きを読む

NINE(2009年製作の映画)

4.0

圧倒的に美しい人類を眺めるMV集。私にとって完璧なキャスティングなので、それだけでもう満足なのだ。ストーリーはあってないようなものだから、そういう見方をする作品ではないと思う。制作年があと5年早ければ>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.5

このタイトル思い付いた時点で勝ちよね。事故る前のたけし格好ええなあ。なお滑舌は元々悪い模様。まるで爽快感のない暴力の応酬。大勢でガサ入れして逃げられてノコノコ追いかけるパートが好き。子供のバットが偶然>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

2023.08.16
夏休みの自由研究! さほど長く感じなかった。レストランのシーン、ラストシーンに痺れる。僕のアルパチーノとの出会いはこれだから、その後荒っぽい役の方が多くて驚いたっけ。

2016
>>続きを読む

13F(1999年製作の映画)

3.5

マトリックスの裏に隠れた佳作。やっぱりマトリョシカ構造はロマンだし、演出は今の目で見てもなかなか悪くない。いかんせん地味なのだ、全てが。映画向きじゃない。

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.0

あんま夢はなかった。もう十分じゃない?と思うけど、スターとして資本主義に取り込まれると静かに暮らせなくなるものなんだろう。ジェイミー・フォックスは切れ者という顔をしていていいな。盗作版ワン・ナイト・オ>>続きを読む

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

2.0

メディアの違いを理解せよ、というやつ。映画という時点で負け確定。ちいかわ方式ならまだいけたんじゃないかな。ただ原作をなぞるのかなと思っていたが、後半は新規のストーリーとなっており、どうにか視聴者を楽し>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.0

幼稚園くらいに観てたらトラウマになってそう。ちなみに僕は幼稚園児ではないので退屈でしたね。