ココさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

5.0

毎春観る習慣だったのに、BD紛失により10年近く空いてしまった。久しぶりだわ心がひどく老いたわで果たしてどうだろうかと思ったが、無事死亡できました。もう桜花抄のテーマだけで死ぬ。相変わらず一番好きなの>>続きを読む

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.0

無駄にいい体をした主人公、不憫な立場ではあるものの、基本的にうざい奴なので感情が乗りにくい。こういうのは作品にとってマイナスになると思うんだけどな。芸術家も、オチに協力してくれるような人ではないでしょ>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

一作目が特に刺さらなかったので、続編もまあそんな感じ。作戦の人選にイマイチ納得感がない。薄ら笑い君が嫌いじゃなかったので、見せ場がちゃんとあってよかった。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.0

いかにも北欧という感じの、実に冴えない作品。不穏な雰囲気は悪くないが、雰囲気だけです。とにかく山がない。エンタメを理解してからやり直してくれ。主人公が魅力に乏しいのもマイナス。おじさん、一石を投じそう>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

2.0

この設定で、ここまで絶妙につまらなくできる? カメラのデータを消されたとこからどう巻き返すのかと楽しみにしていたのに、一番つまらない方法だった。がっかり。そもそもがてめえの身から出た錆なのに、なにやら>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

2.0

何を描きてーのかわからん。マッツ・ミケルセンでどうにか完走できただけ。アル中のおっさんとか見てても不快なだけやろ。ただラストだけはちょっといい感じだった。それもマッツ・ミケルセンありきだけども。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.0

このリアリティレベルは無理でしょ。少なくとも2022年には。ゴミ。邦画レベル。

エコール(2004年製作の映画)

3.0

おフランス。僕にロリコン趣味はないんだなと確認できた。終始漂う不穏な雰囲気は悪くない。もっと不穏なラストでもよかったのよ? 学校運営資金を得るにはお粗末な踊り。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

華がなく地味だが、そつなくできたよい映画だと思う。なんかピリピリしてるわやべえ!くらいの認識だったキューバ危機について、具体性のあるイメージが付いた。この英雄たちがいない世界線の2023年はどうなって>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.0

僕はダメでしたねえ。まず、舞台にこの丸くて幼いキャラデザが合ってなさすぎて気持ち悪い。そういう世界観で通してくれるならいいんだけど、モブは鼻高いんだよね。なんなの。邦画の設定だとまずい要素あった? と>>続きを読む

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

無駄に長い。そうそうそう、調和なんです。美しく調和した生活を捨てて恋愛をすることは私には無理。と言うわけで異国情緒は味わえるものの共感は基本的に無理な映画でしたね。

キャプチャー: バッタ(2017年製作の映画)

3.0

後のファンネルミサイルである。生体兵器は悪趣味だなあ。右肩下がりのシリーズで、大半がネトフリで公開するレベルに至ってないと思いました。『ラブ、デス&ロボット』の下位互換。

アダム:エピソード2(2017年製作の映画)

3.0

なぜ1をラインナップに入れない? まあ別にそこまで興味もないけど。

最低大統領: 原油流出/ブツ(2020年製作の映画)

2.0

またもしょうもない。ラインナップに入れる必要ある? 全体の価値を下げると思う。

融合体(2017年製作の映画)

3.0

(指紋認証に対して)鍵束のような手というアイデアが面白かった。

ビルの楽しいクッキング(2017年製作の映画)

2.0

くだらない。特に予想を裏切らないしそれが4本もあるのが過剰。最低限包括的オチはあると思ったのに。

密林の悪魔(2017年製作の映画)

3.0

いいとこで終わるってのもコンセプトに含まれるのかな。今日は戦争ものが続くけれど、ベトナムは行かされたら断トツに嫌だな。無事帰還してもこんな悪夢にうなされるかもしれない。現代版ラヴクラフトって感じのシリ>>続きを読む

ラッカ(2017年製作の映画)

3.0

あれ? 短編集じゃないの? と思ったらやっぱ1話完結じゃねえか! 投げっぱなしは嫌いです。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

僕はね、嫌いなんだよね。優先順位を正しく設定できない人。僕に言わせると、陰謀論やってりゃ冴えない人生がよくなると信じてるような連中とそう大して変わらん。今お前がやるべきことそれじゃねえだろ!と肩を揺す>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.0

見たことない高クオリティのジャポニズム映画。さすリド。はみ出し刑事のマイケルダグラスと堅物刑事の高倉健、2人を仲裁するアンディガルシア。配役が素晴らしい。松田優作は最後まで誰か気づけませんでした。個人>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

クソ映画始めはこれと決めてました。資源と金を使ってこんな物を作る仕事が許されてよいのか? 普段こんなこと全く思わないんですが、SDGsでグレタな気持ちになりました。テーマに対し真面目なアプローチをする>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.0

地味ながら本当に怖い映画。サイコ野郎がすぐ隣にいる生活、それだけで心臓ぶっ壊れそう。主人公に対してはどうやら本当に親切にしてくれているようなのも、かえって怖い。人が正気であることを前提として回っている>>続きを読む

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

2.0

イカれた性欲モンスター。共感できる要素が何一つなく、90分でも長かった。色々実験的ではあり、当時はすごかったのかな。知らんけど。脱ぎっぷりは評価するが、残念ながら好きな顔じゃない。最後はスカッとした。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

なにさなにさ、断然1作目の方が面白いじゃあないの! めちゃくちゃ正統派ミステリでした。ベスト脚本2022有力候補。アナデアルマスは華やかなのよりも不憫な役が似合うね。瞬間的に顔色が真っ赤になるのすごい>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.0

続編とは知らずに観ました。僕はそんなにハマらなかったけれど、いい感じの娯楽映画だと思います。服オタク的観点では、007と違ってゆとりのあるサファリスーツを着ているのがナイス。島に住んでる人の意味がわか>>続きを読む

トロール(2022年製作の映画)

2.0

緻密に徹底されたクソ映画。いいところは何ひとつ思い浮かばなかった。こんな華のないキャラクターでよく怪獣映画やろうと思ったよ。題材だけでなく、ありとあらゆることがイケてない。あげつらうまでもない。

ノクターン(2020年製作の映画)

3.0

ジャケ買いならぬジャケ観。姉への劣等感はよく伝わってきました。総じて予定調和でパッとしないです。メンタル弱い奴が嫌いなのはある。野心は自信と必ずセットだと思っていたけどそうでもないのかな。自信がないの>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

(追記)舞台裏を見たことで評価を改定します。ストップモーションは文化の真髄。こういうのは何度も観返したいんだけれど、長めの尺や主張の強いストーリーがそれを少々邪魔するのが玉に瑕。

(旧)元のストーリ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.0

見どころらしい見どころが存在しないのに、尺だけとんでもなく長い。普通につまんなかったよ。ネズミ云々どうでもよすぎる。メッセージが残されてる系連続殺人で、こんなに興味引かない作りにできる? バットスーツ>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

Q.面白かった? A.ジュードヒルかわいかった! なんとなくいい感じの映画だが、なんとなくいい感じ止まりでもある。あざとさも強め。キャスティングは完璧だと思う。バディのかわいさが清涼剤となっているとは>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.0

未来版寄生獣。メカメカしいアクションの画は非常によいんだけど、脚本が甘い。設定的に「パワーは人間が出し得る理想値(つまり人間の領域を激しく逸脱はしない)にとどまるが、ひたすら隙がない」となると思うのよ>>続きを読む

レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳(2010年製作の映画)

2.0

香港的バットマン(?) 脱いだら強くなる模様。反日思想自体は全然オッケーな性質なんだけれど、中国人の誇り的なものがとにかく目障り。警察が英国人にやり返すところが一番オエッてなった。仮にこれが邦画で日本>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.0

香港的007。こういうテイストだったんですね、知らなかった。声がうるせーから隠密にちっとも向いてなさそうだw 古典としての価値はあるけど、面白くはないです。