ココさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ダラダラ長くて締まりがない。現代人の視聴に耐えるシリアスな路線に転向したのはクレイグボンドの功績と言ってよいでしょう。スーツは過去一似合ってなかったが。シリーズものをしっかり追った自分を褒めてあげたい>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.0

オイルマンの職場見学って感じ。面白いか否かで言えば面白くはなかったかな。ポールダノがすごくいい。存在が不吉で気持ち悪い。

仮面の男(1998年製作の映画)

3.0

どうにも中世にはハマれない。男たちのコスプレ感が拭えないし、シンプルに格好いい装いと思えないんだよな。一目惚れされる娘っ子、もうちょっといいキャスティングできなかったの。あんま綺麗じゃない。何より、ダ>>続きを読む

汚名(1946年製作の映画)

2.0

普通につまんなかったッスねえ。開始早々キスばっかされてもお猿さんかな?としか思えないよ。ツンデレおっさんも意味がわからん。すれ違わせるための脚本に操られているようにしか見えない。あとバーグマンの顔立ち>>続きを読む

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

2.0

想定の何倍もダーティでした。生々しい下ネタ無理っす。キャストの力でどうにか完走した。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

僕の未来予想図か!?という性格のおじさん。いやマジで。世の中には2種類の人間がいる。サプライズが好きな人間と、嫌いな人間だ。これはもう一生相入れないと思ってるし、絶対に自分のペースを崩されたくないタイ>>続きを読む

完全犯罪クラブ(2002年製作の映画)

2.0

クソみたいな動機の最低な犯罪なんだけれど、主人公がそれ以上にクソなので犯人サイドに肩入れしてしまう。こんないちいち気に障るキャラクターにした意味を教えてくれ。あれだけイカれたムーブをかましておきながら>>続きを読む

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

4.0

普通の人の役のハビエル(言うてこの役もあんまり普通じゃないが)を見たいっていう軽い動機だったけど、かなりよかったですね。人間関係がとっ散らかっててどう転ぶのか読めないのも楽しいし、陽気でからっとしてい>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.0

恋する少女のような仕草で美少年をストーキングするおっさんを追うカメラ。好きなものを眺めながら死ねたんならまあよかったんじゃねーの。ストーリーは賛否の余地があるとして(俺には否しかねえが)、クソ無意味な>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.0

主人公がマッチョすぎて、観ていて疲れてしまった。イデオロギーに依らずただ勝利のために破滅的な戦いを繰り返す様が痛々しい。なかなか緻密に作られていて感心するんだけど、敵の弱そうなのはどうにかならなかった>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

今なお色褪せない台詞回し。『パリの恋人』もそうだけど、この時代のハリウッドにとって、パリってどれほどすごい街だったのか。ストーリーは大したことなくても、別にいいんです。登場人物みんなかわいいよ。ボガー>>続きを読む

毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

3.0

わけのわからん邦題でいかがわしさ満点だが、別にそういうやつではない。今日は不倫ものを2本も観てしまった。全く共感できないし家族がかわいそうで仕方ないが、ここまでぶっ飛んだ人だと、そういう常識的な理解の>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.0

コティヤールちゃんの肉体であったとしても、こんなあたおか妻は嫌だ……。旦那は愛が深いとかじゃなくって、ただ状況に流される癖が付いちゃってるだけなのでは? 音楽はよかったです。

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

4.0

無駄もなく、全てがとってもいい雰囲気の映画でした。邦題ほど恋愛恋愛してない。毎度のことだけど余計なもん付け足すな。三角関係的なアレかと思ったわ。ミシェルファイファー目当てでなければ観てないぞ。プリプリ>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

2.0

主人公に共感不能な物語に高スコアは付かないの原則。さっさと帰れよとイライラするばかりだった。兄への感情のためだけに非合理的な行動を取らせるのであれば、もう少し魅力的な造形にすべきでは? 不穏な雰囲気の>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

1.0

ニュースになってたからと野次馬根性だけで観るにはしんどい。修行と言ってもいい。この監督、性に価値を見出しすぎなんだよね。それだけで2時間持たせられるはずないだろ。根本的に世界の見方が違う人種。こういう>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

2.0

別に凝ったストーリーを求めてやしないが、さすがにひどすぎるだろう。ここまで期待を裏切られるとは思ってもみなかったのでとても残念だ。乱暴に押し入って撮影した挙句キス、なんて完全な逮捕案件で恋しちゃうって>>続きを読む

尼僧物語(1959年製作の映画)

3.0

明らかに適性がないにもかかわらず尼僧を志すに至った理由を説明しない、というびっくり欠陥脚本。なので最後の決断にも「でしょうね。僕は最初から知ってたよ」としか言いようがない。厳しい修行に耐えるだけのモチ>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

5.0

2022.04.21
再。布教。

2016.09.20
15枚ものシャツのアイロンがけのお供に。青キャラ的曇り具合のブライト君(19)がかわいいなぁなんて。いちいちミライママにお伺い立てるしw 改め
>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.0

未開の地でのドレススタイルは本当に大変だと思う。ありがとうアスファルト愛してるよ。主人公に共感不能な作品はどうにも高評価にならない。何歳の設定なのか知らんが、いい歳して対話を拒絶するばかりで物事がうま>>続きを読む

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

3.0

誰一人好きになれない。なんで子を持ったんですか?としか。重ねて比較的長いんだけれど、不思議と苦にならず観続けられたのは、これが一体どういう話でどう落とすのか予測不能だったからだと思う。そこには前科者ロ>>続きを読む

アウェイクニング(2011年製作の映画)

2.0

英国版どんと来い超常現象(だいぶ違った)。典型的右肩下がり映画。クソつまらん。個々の出来事が繋がっておらず、ただただとっ散らかってるだけ。謎が明かされても「なるほど、そういうことだったのか!」ではなく>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

神経質な役をやらせたらピカイチだなキッドマン。男みたいな手の血管してるけど、体脂肪率いくらだ? 伏線がたくさん張られていて、どう転ぶのかとワクワクした。結果このオチなら、使用人たちがさっさと明かせばよ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

こんなコテコテのラブロマンスを自分が楽しめるとは思ってもみなかったので、なんだか嬉しい気持ちだ。ラストの奇跡も僕はあり得ると信じたいし、作品自体特別リアル調な描き方でもないので、ファンタジーな要素にツ>>続きを読む

リバティーン(2004年製作の映画)

2.0

私ジョニーデップとの相性最悪なんですけどね、彼が脚本冒頭3行読んで出演を即決したなんて書かれていればそりゃもう飛び付かずにはおられないわけ。そしてやっぱり相性最悪だって確かめることができてニッコリ。見>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

2022.04.04
果たして6年経って再鑑賞すると感想は変わるのか? ……そんなに変わらなかった模様。なるほど〜、きっとビーバーの毛皮で、帽子のための需要なんやな〜ってわかる程度に服オタク化はした。
>>続きを読む

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.0

男に寄生しておいて高慢な態度ばかり取るのが不愉快でならない。ブレない自分を持つのと、わがままなだけなのは違うと思うよ。ただ、裕福で女に困らないような男たちを惹き付ける実力があったのは間違いない。おもし>>続きを読む

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.0

怪作。和風中二病を突き通すデカい黒人のお話。ジャケ写の刀は使わない模様。敵の平均年齢高めで、階段で息切れしちゃったり、伝書鳩のメッセージが老眼で見えなかったりする。親友とは言葉が通じないが、なんだかん>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

雨のシーン以上に、ドナルド・オコナーが輝いてた。信じがたい長回しでキレキレのダンス。昔の人はすげえ……。ストーリーに期待はしてなかったかけど、設定がとてもよかったです。強いて言えば『ブロードウェー・メ>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ: ジェーン・カンピオンが語る舞台裏(2022年製作の映画)

3.0

ネトフリ作品はこういう映像特典まで観られるのがいいね。最初の方の役作りしてるシーンが好き。ダンスはオリジナルなんだね。ナイス。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

原っぱでのダンスがとても幸福で美しくて、それが失われていく中盤がつらかった。ラストでそれが無事復元されたならばよかったじゃないかと思う自分と、後半でぐっと愛おしくなったフィルを哀れむ自分と。何度も観た>>続きを読む

ロサンゼルス女子刑務所(2014年製作の映画)

1.0

ストーンオーシャンのようなものを期待したが、早くもワースト映画2022が決まったかもしれん。ネトフリのレコメンドはすごい! 死ね! 全く好みじゃないけど主演は体張ってました。これが商業として成り立つの>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

3.0

僕はこういう人間なので、どうしてもこの作品のメッセージを素直に受け取れないな。第一に、大人のエゴに子供を巻き込むことに反吐が出る。天使のような娘・サマが、爆発音に慣れてしまって無反応であることがあまり>>続きを読む

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.0

よい。20世紀初頭が好きならそれだけで楽しめると思う。尺に対して話はあってないようなもので、じっくり観るよりもなんとなしに流しておくというような付き合い方になりそうな映画。惜しむらくはヘプバーンが歳を>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.0

往年のマフィアおじいちゃんたちを愛でよう映画。内容は別に……って感じです。僕はこういう無駄な長尺は好かんのだよな。パジャマおじ会や刑務所ボール遊びやオソロ指輪がかわいかったです。キレ散らかすイメージが>>続きを読む