ゆーくらしくさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆーくらしく

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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・全く読めない展開と人の多さで眩暈がしそうになった
・完全なワンシチュエーションじゃなくて導入にホテルが出てくるのが東欧感の演出に一役買っていると思った

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・前作からの引き継ぎをしっかりしながら最先端技術を駆使したり見せ場をしっかり作ったりと満足だった
・試合のシーンをもう少し長くして欲しいのとルールが微妙に違う、前作の方が良かったのが心残り

トロン(1982年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・戦いがめちゃくちゃ良い
・CG初期で分かりにくい点が多いがよくこれだけの大作を作れたと思った

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・PTAには珍しい1人の人物にフォーカスしたストーリーだと思った
・良い父親であるように見せ、金の亡者になって行く姿を淡々と見せていくようで、実は石油開発が大半なのも面白い
・ポール・ダノの奇人っぷり
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・ジェイク・ギレンホールがとち狂っちゃうだけでも十分なのに、夢と現実を行き来する映画だから面白かった
・ウサギマスクの造形はとても良いが、腹から出てくる半透明の触手は前CG感がすごい。
・タイムリープ
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・スーパー面白い思いつけない脚本
・戦争を軸に置きつつ、演劇一座と夫婦の関係を巧みに使った脚本。かなりテンポよく進むので今の時代に作ったら長々しく感情をフォーカスしたシーンを入れるのだろうがその無駄も
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・相変わらずのタイティティ節のコメディはなんとも笑いづらい箇所ばかり突いていたので冷や汗をかいた
・ウェルメイドでエンターテインメントとして見せるところもファアファフィネ含むアメリカンサモアを取り上げ
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三十九夜(1935年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・劇場で始まり劇場で終わる、この一環がたまらなく気持ちが良い
・ツッコミ所はあるのだろうが、それを上手くツッコませない保険の立て方が良い
・なんと言ってもありとあらゆる事象が伏線となりながら、ならなか
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・巧みな話術、リアリティのあるように見えるのにコメディ
・ゴジラとの戦いを何度にも分けるのではなく1回で見せるのもいい

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・ヴィルヌーヴは原作にない内容で解釈一致を生み出す天才。
・ここまで哲学的な問いを探す旅なのに退廃的かつカラフルな映像、モダンな轟音、手に汗握る戦闘シーンを入れエンタメとしても抜群。
・情景と会話する
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スティング(1973年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・華麗な詐欺の手口でずっと騙されっぱなし
・むしろ単純明快な設定とトリックなだけに気持ちが良かった
・特にスパイ映画ではよく失敗することがあるが,本作ではどの計画も失敗に見せかけて成功しているのでイラ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・いつだろうか。最後に血が沸騰するほどの憎悪と悲しみと闘志と歓喜を感じたのは。
・マキシマスよりローマ市民へ強く感情移入した。残虐行為を喜びとする中で漂う空気は鬱屈した禍々しいもの。現代社会でメサイア
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・情報過多,洗練された気持ちよさがない
・アートディレクションは素晴らしかった.
・特にクレジットの表記の仕方は現代的なデザインで新しいと思った.途中のチャプター形式の背景もこんなに金をかけるのかと思
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ニモーナ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・現代アニメ映画の良くも悪くもシンプルでない風潮に包み込まれていた
・非常にいい切り口で音楽も映像もかっこいいのだが,なんともきらりと光るものがなかった
・切り口も面白く,ストーリー展開も豊富で子供も
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台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・音楽がいい.「暗闇でダンス」をあの場面で使うセンス
・脚本が複雑なのに無理なく入ってくる
・3人のダイアローグでのカメラワークが独特で,むしろ喋ってない人を見せることで思いや関係を表せるのだと気づい
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我々のものではない世界(2012年製作の映画)

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サッカーは人々に希望を与えていた
自分の国から追い出されるという感覚

ナクバフィルムワークス
アブダビフィルムフェスティバル

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

・非常に文学的で見せ場が少ない
・このシーンのための前段階とするにはお話の面白さをキープするのが難しい切り口だった
・後悔しながらも希望を抱いている人間らしさを痛切に感じた

フェリーニの道化師(1970年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・字幕がズレていて最悪
・途中までドキュメンタリーだからフェリーニ映画とは別のものに感じていたが,ラスト15分の圧巻などんちゃん騒ぎはフェリーニにしか撮れないだろうと思った.絶妙な緩急があり謎の多幸感
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・トリュフォーが「Jule et Jim」で用いたストップモーションを暴力という別の文脈で入れる.「大列車強盗」のラストシーンをジョー・ペシの幻覚として再構築する.なんとも素敵なオマージュだった.
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野いちご(1957年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

・とにかく文学的。「硝子戸の中」を観ているようだった。
・最初の夢はとにかくシュールだったので興味深く感じたが、後におとずれる回想シーン的な夢は非常にシンプルだった。
・車の中などはユーモアも感じられ
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・こんなんで本当はいいんだよ
・こんなに直接的で安直で捻りもない映画なのは現代映画が孕んでしまっている多方面への配慮をうまく振り切ることができた結果なのではないか。
・『古典を観ろ』こんな簡単な事を言
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・切なすぎるドラマの後に訪れる希望は一瞬でいい。想像できるしその方がかえって多幸感を味わえる気がする。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・コロニアの子供たちと合わせて鑑賞。
・アイディアが物凄い。人物を置いたまま背景に同化させるのは気が遠くなるどうかしてる作業だと終始感じた。
・コロニアのプロパガンダとして受け入れるにはストーリーがシ
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(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なぜこの映画は1901年に制作されたものなのに音が付いている、しかもフィルム特有のノイズがあるから近年後付けされたものでは無いのに、という疑問が終始纏いながら見ていた。嘘かい。

コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・あらゆる悪が潜むコロニアであまりにも悪が悪として直接的に描かれる事がないのは、まだ時間が経っていないのと子供視点で描かれていることが大きいからなのではと考える。
・宗教映画の面白い所は、一見無謀にも
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・テンポが凄まじく早い。このくらいスッキリしているのがディズニーであると思い知らされると同時に、確かに子供向けであり短絡的、名だたるシネアスト達が好まないのも納得。ここら辺の雰囲気は2000年代以降で>>続きを読む

淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・面白いしオチも当時の雰囲気があり良い。簡潔で無駄がないというのも観ていて気持ちが良い。
・ローアングルでありながらもBTSであるシーンも見られ、完全にスタイルが確立する前だと見受けられる。それでもセ
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