ハラカンさんの映画レビュー・感想・評価

ハラカン

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの自伝的映画と聞いたので、映画少年のほのぼの奮闘記と思いきや、まさかのNTRもの

自分の母親が女の顔をしている映像を編集する気分は一体どういうものなんだろう

離婚の家族会議のシーンで鏡
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.1

「面倒から遠ざかりたいのに、向こうが俺を追ってくる」
「人生の困難から逃げても、必ず追いつかれる」

自分がやらかしたことからは逃げようとしても逃げ切れない。
因果応報と言えばそれまでだが、プロットが
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

楽しみ方が良く分からないまま、なんかいい話っぽく終わった。

アメリカ人みたいに、劇場でゲラゲラ笑いながら見れば面白いのだろう。

ネットで実況しながら観れば盛り上がりそう。

でも、宇宙の破滅がなん
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.1

アメリカの寂れた田舎の雰囲気はツイン・ピークスに通じるものがあって良かった。これでちゃんと話に決着がつけば面白かったのに。なぜこの脚本でOK出したのかが一番の謎。

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

1.2

レジェンダリーの中華コビ映画。ダイ・ハードやタワーリングインフェルノの足元にも及ばない駄作。高層ビルのCGまみれっぷりが砂上の楼閣感を増しているのが唯一良かった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

おもいっきり画面酔いして映画どころじゃなかった。止める止めない以前にカメラを固定しろ!
ああやって内輪だけで盛り上がって映画未満の何かを世に送り出すという、邦画の現状を表しているという点では、良い
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

PV見たときに嫌な予感がしたけど、予想より普通の出来だった。よくも悪くも原作通り。
絵的には派手さはなかったけど、アオヤマ君のノートは緻密で面白かった。原作では地の文で語られていたアオヤマ君の考察をビ
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

3.6

MVPは電気屋のオヤジ。

ラジオガチ勢の子が面白かった❗

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

2.9

ループものとしては出来はよいが、ちょっと説教臭い。最後にもっと大オチがあれば違ってたのに。あと、邦題が良くない。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

4.3

「てめえたちは豚だな❗」

ものすごく久しぶりに見たけど面白かった。米兵が闊歩する戦後の混乱期の描写が生々しい。昔、見たときはわからなかったけど、これは春子の「戦後」からの脱出の物語だったのか。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.1

前半はやや凡庸だが、後半~終盤の陰謀が明らかになっていく展開は面白い。チームも馴染んできて、戦う理由が国のためより仲間のためになってきたのは、シリーズとして成熟してきたことを感じさせる。ただ「ローグネ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.1

暫定シリーズ最高傑作。
スパイギミックが凝っていて、一番「スパイ大作戦」らしい作品。特にクレムリン潜入ミッションの視覚欺瞞装置はハイテクなんだか原始的なんだかよくわからない仕掛けでとてもよい。ラストも
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

展開に関してはネタバレ食らってたけど思いの外、最後まで楽しめた。限定空間での攻防ものとしてはかなり良い出来。ただ、どちらにも感情移入しにくいのが減点ポイント。

ブルーサンダー(1983年製作の映画)

4.2

ひたすらヘリがカッコいい映画。
ロス上空を舞台に、煙を突き破って疾走するヘリ同士のスカイアクションは感動的なまでにカッコいい。警察配備のヘリに20ミリガトリングガンなんて、明らかに過剰装備だが、ロス五
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.6

「クリームソーダでも飲んで落ち着けよ。すぐに全部、かたがつく」

「何故潰瘍ができたのか? 表現が二つしかないからだ。沈黙と激怒だ」

デニーロなんか若い。
羽佐間道夫のデュークの吹き替え最高。
ジャ
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.0

JJエイブラムスの映画は絵面は派手なのに何でこんなに退屈なんだろう。前2作の監督と比較して、スタイルがまるでない。どっかで見たようなシーンの連続。話の核心のラビットフットがどうでもいいというのはどうい>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.9

「英雄が英雄たるためには、その敵となる存在が不可欠だ。悪役がな」

まったく正しいがそのわりには悪役がいまいちな映画。ジョンウーらしく銃撃戦は芸術的。バイクアクションも良かった。トムクルカッコいい。ヒ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

期待してなかったけど意外に面白かった。EP7以降の作品としては一番かもしれない。
全体的に西部劇のフォーマットで、列車強盗、ギャンブル、鉱山襲撃などオーソドックスなアクション活劇。裏切り、寝返り、騙し
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

「冷戦は過去のものとなった」

何度見ても話がよくわからない。

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.8

「慈悲深い神などいない。苦しみの神だけだ」

人は苦しみの根本原因を知らない。そのわからないところに「神」を代入し、死後に救ってもらうことにしたのがキリスト教。人の営みそのものとした結果、そこから抜け
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.9

「君は敗北に慣れていない。己の自尊心のために敵を追いかけていないか?」

ガラパゴスに上陸したい人生だった。

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチーらしいぶっ飛んだスペクタクルアクション。アーサー王伝説が元となっているが時代考証的なことはした形跡がない。さすが、パンチですべて解決する斬新なシャーロックホームズを作った男だけのことはあ>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

「オデッセイ」や「パッセンジャー」に比べて低予算な映画だったけど、アイデアの面では負けてなかった。早めに種明かししてから、登場人物がどう行動するかに焦点が絞られていたので最後まで楽しめた。疑似記憶もの>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

1.4

ルーデンドルフは第一次大戦中に死んでないから。これも歴史修正主義?

なんかリベラルの連中には評判良いらしいが(町山とか)、いい加減、ドイツ軍は悪者でいくら殺してもいいという発想はやめた方がいい。不寛
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BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

3.8

ディストピア映画は数あれど、都市が勝手に増殖して人間を排除するという設定はなかなか面白かった。そんな中で数十世代も経て、都市の管理機能を取り戻そうとすることに違和感を覚える人もいるというのは、現代でい>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

2.8

ホワイト・ギルトに染まってからタランティーノはつまらなくなった

タンポポ(1985年製作の映画)

4.3

「誰でも自分のはしごを持ってるのよね。そのはしごの精一杯上の方で生きてる人もいれば、はしごがあることにも気付かず、地べたに寝転んでる人もいるのよ。あなたに会って、その事に気付いたの」

昭和はいい時代
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.5

映画館で見たときはあまり面白くなかったが、家で酒を飲みながら見たら面白かった。

しかし、他人に勧めようとは思わない。成就した恋など、語るに値するものではない。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

「架空の世界における達成が空しいなら、現実の世界におけるそれもまた同様だ」 押井守監督「アサルトガールズ」より

大河原邦男デザインのメカがスティーブン・スピルバーグ監督作品のなかで動いている姿が見れ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

2.2

中盤まで物語の全体像がわからない上、主人公がまったく話の主導権を握っていないので、ひたすらフラストレーションがたまる。CIA側と麻薬組織側の中間に視点を置きたかったのはわかるが、それが面白いかというと>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

映画としては間違いなく面白い。メリル・ストリープ演じる社主が記事掲載を逡巡するシーンでの、経営や友情、義務や責任、さまざまな感情が一気に爆発する様は圧巻。ただし映画の主張するところはうすら寒い。報道の>>続きを読む

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

4.0

ヨーロッパの火薬庫、いまだ健在。
サラエヴォのホテルを舞台に、ホテルの労働争議と歴史番組の収録が平行して描写される。プリンチップのサラエボ事件を起点に、歴史認識の変転が語られていく。バルカン半島の複雑
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.4

くぎゅうううううううう。
よりもいの参考文献として視聴。
久しぶりにドラえもんの映画を見たけど昔と変わらず全球凍結とか科学ネタをちゃんと織り込んでいるところは良かった。岡田としおがクトゥルー神話がどう
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

BLACK映画かと思ったらBL映画だったでござる。
3部構成で少年期、青年期、成年期が描かれているが、フアンが死んでたり、かーちゃんが真人間になってたり展開が急すぎ。いかにして荒くれ黒人が再生産される
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.6

ユーは何しにニューヨークへ?
戦間期の1926年のアメリカという舞台設定が良い。正編の現代イギリスより違和感がなく魔法があっても不思議ではない感じがする。
「これは夢じゃないな」「根拠は?」「俺の頭じ
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