ケムール人さんの映画レビュー・感想・評価

ケムール人

ケムール人

色々見ます。
今まで見てきた作品の中で気に入った作品の感想を書いていきます。なので見た順番とレビューの順番は異なっている場合があります。
S…4.5~5.0
A…4.0~4.4
B+…3.5~3.9
B-…3.0~3.4
3.0未満は基本的にレビューしません。

映画(140)
ドラマ(0)

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

4.0

全くもって子ども向けとは言えないアニメ作品ベスト1かもしれない笑。

と言うのも、言うまでもなく下ネタがオーバーすぎるから笑。ソーセージならまだ万国共通語として理解されやすいメタファーだろうが、食料品
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孤高の遠吠(2015年製作の映画)

4.7

友人宅のホームシアターにて。小林勇貴監督による不良映画。

役者の多くを、演劇経験ゼロの不良青年が務めているようだが、違和感を殆ど感じない。実録のドキュメンタリーと言われても納得してしまいそうなレベル
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.2

『フォールアウト』を劇場で見たいのでなんとか未見の3、4、5をそれまでに見ようと思っています。

という訳でまずはJJ・エイブラムス監督の『m:i-3』を。
史上最悪レベルの絶望的なシーンから始まり、
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デモンズ(1985年製作の映画)

4.3

ホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントが脚本を書いた、イタリアンホラー。

テンポよく進み、劇中劇のホラー映画と、この『デモンズ』という作品自体が一点でシンクロし、またさらなるダイナミックな展開を準備す
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.6

デヴィッド・リンチ特集第3弾。
以前に見た『ロスト・ハイウェイ』よりは比較的にストレートでわかりやすいミステリーとなっている。

「表裏一体」
きっかけさえあれば、その裏側へのアクセスは簡単である。意
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

『ボーダー・ライン』のテイラー・シェリダン監督の社会派クライムサスペンス。

やたらと意識だけは高い自称「社会派」作品は多くあるが、本作が他の「社会派」作品と一線を画しているのは、題材となる現実の社会
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.6

スターリン死去後のソ連内部の政治闘争を描く、コメディ史劇。

非常に滑稽笑。権力や地位に囚われた政治家たちの愚かしさ、可笑しさを本作は俯瞰的な視点で見せる。彼ら自身は大真面目に顔色を伺い、互いに裏をか
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オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

金曜ロードショーでやっていたのですが、個人的に洋画を地上波で見るのはあまり好きじゃないのでブルーレイを借りてきました。

「火星に1人で取り残されたらどうするか?」この問いを前にした時、僕が感じたもの
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『ドライヴ』『ネオン・デーモン』のニコラス・ウィンディング・レフン監督の長編デビュー作。マッツ・ミケルセンも出演している。

手持ちのカメラ特有の、グラグラ揺れるカメラワークが全体的に多いので、薬物デ
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.5

デヴィッド・リンチ特集2作目。

謎。全くもって謎な世界。つながりそうでつながらず、解けそうで解けない謎の世界。どこからが夢でどこからが現実なのか。あるいは、「現実」はこの映画の外部のどこかに存在して
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.3

初デヴィッド・リンチ作品。

難解でシュールレアリズムな作品ばかり撮ってる印象が強かったけど、本作に関しては比較的わかりやすいストーリーだった。とは言え、一筋縄ではいかない作品である。何が一筋縄ではい
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

プリクエルトリロジー第二弾。

『ファントムメナス』とはうって変わり、作品そのものの求心力が増していて見応えがある作品となっていた。後にダース・ベイダーとなる根本的な原因とも言っていいアナキンの精神面
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スプラッシュ(1984年製作の映画)

4.2

『ゆれる人魚』のレビューで本作について少しだけ触れたので。見たのは数ヵ月ほど前になります。
典型的、伝統的な「人魚姫」物語の逆転が主軸になっている。

『ゆれる人魚』で触れた、というと本作も如何にも難
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

友人宅のホームシアターにて。

実に難解な映画。それも『メッセージ』やクリストファー・ノーラン作品のように、ストーリーのロジックに関する難しさではなく、ひたすらに「謎」が多い。この「謎」のどうしようも
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.6

スターウォーズのスピンオフ第二弾。
今回の主役はハン・ソロ。

スピンオフとして『ローグ・ワン』の時も感じたが、あまりスターウォーズっぽさがなかった。その度合いで言うと『ローグ・ワン』よりもなかった。
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

4.0

こちらも王道ホラーのリメイク版。ルーニー・マーラが出演している。

この作品を見たのはだいぶ前になるが、言いたいことはリメイク版『13日の金曜日』のレビューで書いたこととほとんど一緒。異なる点を挙げる
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

4.0

ホラーの王道、『13日の金曜日』のリメイク版。マイケル・ベイがプロデュースしたとか。

13日の金曜日には必ず見るようにしているこのシリーズですが、今回は13日の金曜日のゲームが好きだという友人と一緒
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.8

新鋭女性監督ジュリア・デュグルノーの処女作。自分としてもフレンチホラーは初めてでした。

ベジタリアンの少女がカニバリズムに目覚めていく、と説明するといかにもゲテモノスプラッターに聞こえるが、本作はむ
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ホステル(2005年製作の映画)

4.5

クエンティン・タランティーノ×イーライ・ロス、あとちょっぴり三池崇史、というメンツを見ただけである程度は方向性が伺える笑。いわゆるジャンルホラー。

エロとグロが満載。女性は裸ばっかりだし、服を着てる
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

4.3

品のない、お下劣な下ネタをぶっこんだ擬似ドキュメンタリー。カザフスタン国営テレビ製作、という体を取っている。

下ネタにも様々なものがあるが、本作の下ネタは本当に品がない。勿論、それがすごく笑えるだけ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

友人宅のホームシアターにて。

ホームシアター、ドンピシャでした。あのばかうけオブジェな宇宙船のデカさがホームシアター(というか大画面)だとより際立つ。また、主人公たちのファーストコンタクトシーンの最
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.3

プリクエルトリロジー第1作。

こちらもシリーズ最低の評価がついて回ってしまっている作品だが、見終わった後は意外と普通に楽しめちゃっていた。ここまで評価が低かったのもおそらく旧三部作の評価が高すぎてハ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.8

『マッドマックス』シリーズ3作目。シリーズを追うごとに世紀末感が増している。

巷ではシリーズで最も評価が低い作品とされがちな本作だが、それは前作『マッドマックス2』の評価が高すぎてインフレが生じたか
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.9

友人宅のホームシアターにて。

見終わった後、どうレビューするかまとまるまでかなり時間がかかってしまいました。逆に言えば、何から言及すればいいかわからなかった。それぐらいに色んなモノが詰まっていた作品
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.1

『スラムドッグ$ミリオネア』を除けば初めての純インド映画でした。率直に言って楽しかったです。

バーフバリ父子ともにナイスガイすぎる!まさに主人公に相応しいキャラクター。神像を足腰の弱い母のために動か
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リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2014年製作の映画)

3.4

アメリカ側の視点から原爆と太平洋戦争を捉えた作品。

主人公は幼い子供で町一番のちびっ子ペッパーくん。その小ささをネタにされて苛められる日々を送るペッパーくんだが、その彼の小ささがセットとカメラワーク
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

4.7

カルトホラー『死霊のはらわた』の続編。

続編、とは言うものの基本的にやってることは1作目とほとんど変わらないし、1作目との直接的な繋がりも全くない。それでもやっぱり1よりもこの2の方が確実にパワーア
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

ポール・ニューマン×ロバート・レッドフォードのアメリカンニューシネマの名作西部劇。西部劇だが異色の作品である。

まず驚いたのがあのよく聞く曲(「雨に濡れても」です笑)ってこの映画の挿入歌だったんだ、
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

ポーランドで映画を学んだ石川慶監督の長編デビュー作。『悪人』の妻夫木聡と満島ひかりが共演している。

まず、オープニングが秀逸。質感といい画面のタッチといい他の邦画には感じられない雰囲気を纏っている。
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父と暮せば(2004年製作の映画)

3.3

黒木和雄監督作品。原爆投下後の広島に生きる娘と幽霊となった父親の交流を描く。山田洋次監督の『母と暮せば』と対をなす作品。

登場人物が3人だけで、物語のほとんどが美津江の家の中で展開される。井上ひさし
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.1

友人宅のホームシアターにて。
『21ジャンプストリート』の続編。今度は大学に潜入捜査をしている笑。

話の大まかな筋自体は前作とほぼ変わらない。だが、このプロットを取って面白くならないはずはなく、最高
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.7

友人宅のホームシアターにて。
オードリー・ヘップバーン主演のサスペンス。終盤の暗闇でのスリラー、という設定は『ドント・ブリーズ』にも影響を与えたと思われる。監督は『007/ロシアより愛をこめて』のテレ
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炎628(1985年製作の映画)

4.9

80年代のソ連製の戦争映画。

ナチスのアインザッツグルッペンによる白ロシアにおける虐殺行為をあますことなく描いている。被害者たちがどのようにして殺されていったのか、その過程の一部始終を全て見せつけて
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

5.0

三池崇史監督の1963年製作『十三人の刺客』のリメイク版。

時代劇、と聞くと僕ら若い世代には少し難しい敷居の高いジャンルとなっているのが今の現状である。その現状を踏まえ、時代劇を現代の人々にもエンタ
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シェーン(1953年製作の映画)

4.8

西部劇の金字塔、と呼び声高き名作。

『マッド・マックス』、『ドライヴ』、クリント・イーストウッド作品…
後の諸作品のヒーロー像に大きな影響を与えたことは間違いない。ヒーローの原点とも言える。かっこよ
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.5

原爆投下後の長崎を舞台に、原爆で命を落とした息子と終戦後の貧しい日本に生きる母親の交流を描いた山田洋次監督作品。

本作は直接的な生々しい原爆描写や戦争描写は全くない。全てを語りだけでもって描こうとし
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