ユーモアたっぷりの感動劇でした。DreamworksやPixarの映画を観て育った身としては、少し懐かしい気分になりました。あとやはり20歳を過ぎてから、涙もろくなってきたなと実感しました。
中国らしさ満載のミュージカル。セリフはなくナレーションの文字のみ、残りは全て音楽とダンス…ではなく舞踊!しかも出演者の踊りが異次元。みんな人間離れした動きで、演出も劇的にかっこよく、見ていてとても楽し>>続きを読む
イタリアの巨匠ナンニ・モレッティ 監督の最新作。監督を思わせる主人公の映画撮影を巡るいざこざと、時代の変化に振り回される姿を軽やかなタッチで描きながら、映画への壮大なる愛や、人生の意味や希望を、観客に>>続きを読む
とても幻想的な心落ち着く映画だった。Q&Aで出た「天国の手前のような」という表現がとても合っている作品だと思った。不可思議な、ストーリーよりもイメージが先行している、見方によっては神話とか寓話のよう。>>続きを読む
初めて日本を訪れたフランス女性作家の目には、その文化の奇妙さと美しさが新鮮に映っており、自分自身も日本というものを再発見することができた。日本人編集者との淡いロマンスも見どころで、#イザベル・ユペール>>続きを読む
朝、愛する夫の死を目にしてしまった妻の一日を描いた作品。死を受け入れられない妻の様子を丁寧に撮影し続けることで、些細な心情の変化や葛藤、混乱が観客にしっかりと伝わった。物語の起伏は小さいからこそ、遺さ>>続きを読む
"好き"に誠実に向き合うことの楽しさ・苦しさ・美しさが全部詰め込まれた作品だった。光のあたり方やキャラクターの配置といった細やかなところまで拘り抜かれたことを監督のトークショーで知って衝撃…!もう一度>>続きを読む
赤いコンビニ袋やピストルの音、教室に差し込む光に目を奪われる。英題「She Sat There Like All Ordinary Ones」がしっくりくる。
スパイになるために全てを犠牲にする男たちの理想に駆られた、でも無情な物語。最終試験のシーンのスパイ映画特有のドキドキ感がたまらないし、全てを決断するシーンのハードボイルド的なかっこよさがまた最高。シリ>>続きを読む
舞台であるアフリカ・アンゴラの壮大な砂漠がとても美しく、終始景色の美しさに圧倒された!語りは詩的で、とても文学的な作品だった。アンゴラやポルトガルの歴史を勉強してからもう一度観たい!
負け犬だっていい。社会から向けられる目が辛辣で容赦ないんだけれども、大きな愛で自分を肯定してくれる映画。チョコレート味のア・ラ・モーディをお腹いっぱいに食べたい。
大好きなタル・ベーラ監督の来日中止ショックの中、鑑賞した本作。敬愛する巨匠の指南を受けている気分になれたと同時に、とても勉強になった。内容も全て筋が通っており、改めて偉大な映像作家であるということを再>>続きを読む
とにかく猫が可愛い!すごい感情は伝わってくるんだけど、それだけじゃなくて動物らしい動きをしていて感動した。あと背景の絵もとても綺麗。エシカル賞にノミネートされていることもあり、色々と考えさせられるモチ>>続きを読む
少し変わった近代日本的な街を舞台にしたテンポのいいミステリー・冒険譚。世界観とか出てくる街、機械の造形がとても個性的でカッコいい。謎の多い設定で台詞回しも独特でと、とにかく監督の個性が爆発している作品>>続きを読む
自分自身も映画の中に入ったような臨場感のある作品。憧れる大人とは、幻想に過ぎないのかもしれないと感じました。若者に観てほしい作品としてのユース部門上映で、本当に同世代に観てほしい作品でした。
陽光のような温かさが終始映画を包み込んでいて、多幸感溢れる素晴らしい映画だった。二人の息子たちの、病気に侵される母親への思いやりがいじらしく、自然と笑顔にさせられた。陽光倶楽部のテーマソングも素晴らし>>続きを読む
トルコ期待の女性監督エミネ・ユルドゥルムのデビュー作ということもあり、女性にフォーカスした作品になっていてとても素敵だと感じました。温かい人が沢山いてほっこりする作品でした🌿
神戸に暮らす人々の目線から丁寧に物語が紡がれていくことで、震災というものが、今もなお生活や人間関係に影響を与え続けているのだと実感させられた。震災を経験していない世代も増えてきた中で、今この映画が作ら>>続きを読む
メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン監督の傑作のひとつ。とにかく登場人物のパワフルさが凄まじく、70年代のメキシコのカオスな雰囲気に圧倒された。頭ではなく身体で映画を体験させられた気がして、新鮮な>>続きを読む
主な登場人物は3人、ほぼ変わらないシチュエーション。教育・家庭・社会格差といった様々な問題を包含しながら、静かに確かに展開していくスリル感溢れる一作。最後まで決着が読めず、観終わった後も誰かと語り合い>>続きを読む
砂漠の中を泳ぐ魚たちの、不思議な旅のお話。それぞれの不思議を「こういう意図が…?」と言葉にしてしまうのではなく、それとして受け入れたい作品だった。この1回を大切に胸に閉じ込めたい温かな映画。綾瀬はるか>>続きを読む
舞台となる村の自然の広大さに反して、村のコミュニティの狭さとそれに対して主人公の少年や母親が感じている閉塞感の対照性が印象的。これが監督の初長編、かつ主要キャストが4人とも実際その村に住んでいる少年た>>続きを読む
カバの目に映る世界には、アフリカの植民地支配の歴史や不均衡な社会がハッキリと映っており、人間の身勝手さを突きつけられた。シーンごとに映像がモノクロやフィルム風になっていて、視覚的にも非常に楽しめた作品>>続きを読む
一見普通の年老いたおじいちゃんが、実は最強のカンフーマスターだった!この展開だけでもう最高にワクワクしたし、何よりサモ・ハンのアクションシーンが素晴らしすぎた!香港映画の生きる伝説は、今も健在だった。
気弱な少年とその母が、軍隊のマチズモ的体質に追いやられていく映画かと思いきや、まさかのトンデモ展開に…!哲学的な示唆や心霊的な不穏さをふんだんに含みつつ、男性優位社会の闇を浮き彫りにしている素晴らしい>>続きを読む
『落下の解剖学』を思い出した。捜査官の視点から終始展開される本作。数えきれないほどの尋問シーンの連続はそれぞれがワンカットで、俳優陣も見事に演じられており、脱帽である。とても複雑な言語劇なので、字幕だ>>続きを読む
主人公の「狂人」っぷりを演じるマルチェロ・マストロヤンニの演技が鬼気迫るものがあった。終盤にかけてのどんでん返しも全く予想できないもので、ただただ面白い映画だった。
フィルムで、しかも一部は70mmで撮影されているため、とても映像が綺麗だった。悟りまでの道のりを描く十牛図を題材にした作品で、人間と自然の関係性のあり方、あるべき姿をとても美しく描いていると思った。ま>>続きを読む
コロンビアの内戦「千日戦争」末期が舞台。異なる政治立場や階級を超え、人々が愛憎を抱きながらも共に生きる姿を描くロードムービー。“紳士的”な決闘シーンが好みでした🥃
牧師としてどんなに悪い出来事も神からの試練と捉え、どんな罪人でも神からの赦しを得られると説かなければならない牧師が、娘の自殺の原因となった青年を許せるのか。そもそも「赦す」って何なのか。すごく考えさせ>>続きを読む
けして目を背けてはいけない歴史であり現状である。ふたりの女性のストーリーから、1970年代のアフガニスタンの状況が分かりやすく描かれて素敵な作品だった。女性の権利、自由って当たり前なはずなのにそこには>>続きを読む
アニメーション部門の作品なんだけど、アニメという一つだけじゃ無くて実写、ストップモーションなどと色々な技法を使った実験的な作品だと思った。ストーリーの不気味さとイメージの美しさのギャップがすごく良かっ>>続きを読む
実際に起こった事件からインスパイアを受けて、西欧と東欧の格差に触れている作品。主人公たちの先を考えなさすぎる盗みの計画に呆れながらも、そうするしかないような状況に至った背景を考えると、すごくやるせない>>続きを読む
長らく交流のなかったかつての親友と再会するも、その親友は重い病を患っていて…という始まりから切なさのある本作。安楽死や尊厳死をテーマにした作品です。マーサは遠くない未来に訪れる自分の死を受け入れつつも>>続きを読む
儀助の生活はストイックで丁寧。コーヒーは豆から挽き、朝から鮭を焼くこともある。小さな掃除も欠かさない。飲食・排泄・睡眠、生命維持に必要な生活の基盤を最後まで理性的に維持し続けようとする儀助。しかし確実>>続きを読む
パンデミック後の葬儀業界が題材。バディものかと思いきや、家族愛を軸に生死、宗教における女性タブーにも触れる。
人生には生き別れもあれば死に別れもある。その地獄を受け入れ、超えていかなければならないのだ>>続きを読む