tjZeroさんの映画レビュー・感想・評価

tjZero

tjZero

ボンドマニアであり、ヤクルトスワローズのファンでもあります(♪あ~東京砂漠♪)。
オールタイムベストは、①ストレンジャー・ザン・パラダイス、②ダイ・ハード、③カイロの紫のバラ、④ミッドナイト・ラン、⑤麦秋、⑥ブレードランナー、⑦アパートの鍵貸します、⑧ストップ・メイキング・センス、⑨ルパン三世/カリオストロの城、⑩007/ロシアより愛をこめて…でえす。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.7

や~、意外と低いですねえ、平均点☆。

原作読んでから観るのと、いきなり映画から入るのとでは、評価が分かれるのかもしれません。

原作では、映画だとちょっとしか映らないようなキャラクター、たとえば告発
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.7

聖夜の中学校で起きた、男子生徒転落事件。
当初は自殺と思われたが、他殺を告発する文書が各所に届き、学校、保護者、マスコミをも巻き込んだ大騒動に発展。
大人たちの隠ぺい体質に納得できない生徒たちは、自分
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.5

出所したばかりのシャルル(ジャン・ギャバン)は、若きならず者フランシス(アラン・ドロン)と手を組み、南仏のカジノの売上金を強奪する計画を実行に移す…。

カラーじゃなくて白黒で良かった~、ってしみじみ
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.7

アメリカ東部、ノーフォークの海軍。
バダスキー(ジャック・ニコルソン)とミュール(オーティス・ヤング)のふたりの水兵が、窃盗の罪で服役する新兵メドウズ(ランディ・クエイド)の護送を命じられる。

ワシ
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スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.8

BF(朝食)といえば、TKG(卵かけゴハン)。
SFといえば、PKD(フィリップ・K・ディック)。

『~2049』を観た昨年末から『ブレラン』ブームが再燃しており、原作者であるPKDの未読作を読破す
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

2.2

再婚した夫婦が、夫のかつて暮らしていた古い家に越してくる。
その2階に、行方をくらませていた彼の兄フランクが、地獄から蘇る。
かつて義兄と関係を持っていた妻は、血を求めるフランクのために殺人をくり返す
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.9

映画の音響効果マンのジャック(ジョン・トラヴォルタ)は、野外で素材を録音中に大統領候補である州知事の交通事故死を目撃する。
再生したテープから銃撃音を耳にしたジャックは、事故が暗殺を偽装したものだと確
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

《同世代として》
前作はダイア―・ストレイツ、そして本作ではオープニングにプリンスのヒット曲が流れる。
青春期によく聴いた身としては、まさにハートを撃ち抜かれる思い。
オギノメちゃんの”ダンシング・ヒ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

『千と千尋の神隠し』が宮崎駿監督作の集大成的作品だったように、本作は製作の川村元気氏が語っているように「新海誠監督のベスト盤」的作品。

『星を追う子ども』や『雲のむこう、約束の場所』のパラレルワール
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カラーパープル(1985年製作の映画)

4.2

20世紀初めの、アメリカ南部ジョージア州。
父との子どもを産まされたり、買われるように嫁いだ夫からの暴力に苦しめられた黒人女性の、自立への歩みを描く…。

公開当時は、スティーヴン・スピルバーグが露骨
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ゴメンナサイ。

《謝る理由》その①…鑑賞直後に書いたレビューの採点☆は3.5でしたが、その後どんどん不満が溜まってきて、『ファントム・メナス』(☆3.0)よりもSWらしくないな、と思えてきました。な
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

全米から集められた4人のマジシャン。
壮大なトリックに騙される富豪にFBI、そして大衆。
”フォー・ホースメン”の真の狙いとは…。

とにかく、展開が速い。
観客に考えるヒマを与えないほど。

これも
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甘い生活(1959年製作の映画)

4.5

ゴシップ誌の記者マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、スキャンダルを求めて、夜のローマをさまよう…。

タイトルの”甘さ”だけでなく、”苦み”もたっぷり詰まってるのがいい。

前半は、アッパーで
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.6

始まりは青森、3人の若き男女の数奇な運命を描く。

日本が南北に分断され、北海道はユニオン連邦の一部になっている、という設定。

ファンタジーにどっぷり浸かっていた『星を追う子ども』はフワフワとした捉
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.0

新海誠監督も「意識していた」とは言っているものの、『ラピュタ』、『もののけ姫』、『千と千尋』、『ナウシカ』といったジブリ作品を思わせる要素がてんこ盛り。オリジナリティに乏しい気がした。

作品のルック
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エルダー兄弟(1965年製作の映画)

3.6

母の死をきっかけに、故郷に戻って来たガンマンの4兄弟。
家族の牧場を騙し盗られた武器商人により、保安官殺しの濡れ衣を着せられ逮捕される。
護送途中に襲撃された兄弟は復讐を誓い、再び西部の町へと舞い戻る
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

タイトル通り、速度とか距離の表現が秀逸なアニメーション。

速度に関しては、桜の花びらが落ちたり、雪が舞い降りたり、ロケットが宙に向かって飛んで行ったり、頬を涙が伝ったり…といったそれぞれの”速さ”の
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グランドマスター(2013年製作の映画)

3.9

① 武術の達人イップ・マンの、襟の立ったチャイナ服に西洋のハットを合わせたシルエットが象徴しているのは…

…様々な”融合”のカタチ。

② ウォン・カーウァイ監督のカンフーの見せ方は、一般的な引いた
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壮烈第七騎兵隊(1941年製作の映画)

3.7

南北戦争で英雄となり、その後先住民族との死闘に身を投じたジョージ・A・カスター将軍の生涯を描く。

士官学校では規律違反の常習者で落ちこぼれ。しかし、人を引きつけるカリスマ性があり、戦場では獅子奮迅の
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

冒頭から、雨の表現の素晴らしさに、すっかり引きこまれてしまう。

実写以上のリアル、画面から湿り気やみずみずしさがあふれてきて、こちらの室内に充満してくるかのよう。

その説得力がハンパないので、主人
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2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

3.5

すいませんね、ホント。

世間がSW一色の中、いまだに『ブレラン』について書いているこのレビューって、なんなんでしょう?

ただね、まだまだ言い足りないことがあるんで、またもやスピンオフ短編のスペース
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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

4.1

第2次大戦、日本軍による真珠湾攻撃を描く。

戦闘の開始となるゼロ戦の出撃が、映画が始まって1時間以上経ってから。

それまでの前半はほぼ会話劇。長くて飽きるかな~と思っていたが、意外とそうでも無い。
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.1

1作目のスモールタウンから、N.Y.に舞台を移し、”ダニエル・クランプ・タワー”で怪物たちが暴れ回る…。

”モグワイ”という小動物の中に、善良な”ギズモ”と悪辣な”グレムリン”が同居している設定が肝
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

科学オタク少年のヒロは、事故死した兄が残したケアロボット”ベイマックス”と共に、事件の真相を探り、背後の陰謀を阻止しようとする…。

舞台となる西海岸の都市は『ブレードランナー』風。
ヒロとベイマック
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.9

一見平穏な、上に近い、中流の家庭。

長男をヨット事故で亡くしてから、崩れ出していく。

自殺未遂をし、セラピーに通う次男。
そんな息子に愛情を注げない母。
どちらにも本音をぶつけられない父。

19
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いとこ同志(1959年製作の映画)

3.8

大学進学のため、パリに出て来たシャルル(ジャン=クロード・ブリアリ)は、いとこのポール(ジェラール・ブラン)のアパートに転がりこむ。

血縁はあるけど、性格や生き方は正反対のふたり。

シャルルは試験
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

わが国とか欧州諸国みたいに、数千年の歴史がある国々には、”日本昔ばなし”とか”グリム童話”みたいなおとぎ話があります。

製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグは、歴史の浅いアメリカにもそんなおとぎ話
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ヘッドライト(1955年製作の映画)

4.3

長距離トラックの運転手のジャン(ジャン・ギャバン)は、街道沿いのなじみのカフェで仮眠をとる。
その90分の休憩で彼の脳裏によみがえるのが、この映画の本編、回想部分になる。
2年前のクリスマス、ウエート
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デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー(2007年製作の映画)

3.6

本作のタイトルは、『ブレードランナー』の元々の題名。

それにふさわしく、本格的かつ根源的な、ヴォリュームたっぷりのメイキング。

・デッカード役にダスティン・ホフマンが決まりかけていた(ダスティン顔
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

”怪獣映画”っぽくは無かった。

むしろ、『踊る大捜査線』とか『ハッピーフライト』みたいな、”お仕事映画”の系譜。

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で~」ってセリフがこの映画の中で発せられた
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メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

2.0

新聞社の調査部に勤めるテリーサ(ロビン・ライト)は、休暇中の海岸で瓶に入った手紙を拾う。
亡き妻への切々とした思いを綴ったその手紙は、記事になって大反響を呼ぶ。
テリーサは手紙を書いたギャレットを突き
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2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.6

まだまだ、『ブレラン』とその続編について言いたいことがあるので、この『2049』の前日譚である短編アニメのスペースを借りて、書き散らかしたいと思います。

このシリーズを「ヴィジュアルだけのオサレ映画
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プロジェクト・イーグル(1991年製作の映画)

3.5

”アジアの鷹”(ジャッキー・チェン)への今回の指令は、ナチスによって隠された金塊。秘宝を追ってアフリカの砂漠へ…。

『サンダーアーム/龍兄虎弟』に続く、シリーズ第2弾。

前作の欠点を改善したような
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.6

日本の原発で発生したメルトダウン。
引き起こしたのは大地震ではなく、古代から生き延びる巨大生物の覚醒だった…。

2014年の製作なので、3年前の”3・11”の記憶というか、影が濃い。

影響が無効に
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

異国で自殺した前世紀の音楽家の軌跡を追って、イタリアを巡るロシアの詩人の旅路を描く。

ハッキリ言って、わかりにくいです。

哲学的なセリフ、現実と主人公の心象風景と回想がフラットに入り混じるモンター
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ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

3.8

~先に観ればよかった~

『ブレードランナー2049』の中で、「あれが歴史の分岐点だった」と語られる、2022年の”大停電”を描いた短編アニメーション。

これ、『2049』の公式HPで無料で観られる
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