ガクさんの映画レビュー・感想・評価

ガク

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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.8

なんなんだ?これは。ありそうでなかった設定。人の脳に宿り暗殺するビジネス。乾いた弾丸の音、血しぶき具合がいい。顔が傷つく描写が多く、なぜここまで顔を壊すのかと思う。心臓や脳天でなく顔。合わない人も多い>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.3

アウシュヴィッツを生き延びた老人の復讐の旅路を描いたサスペンス・ドラマ。最愛の妻に先立たれ、認知症も日々悪化していく90歳の老人ゼヴ。ある日、友人のマックスから1通の手紙を託される。それはアウシュヴィ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

池袋グランドシネマサンシャインでみた。全て1.43:1で撮影されていないので、見ている間、パラパラと画角が変わる。気にならない人はいいですが、僕は気になって集中出来なかった。最寄りのIMAXでいい、と>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

2.8

サイコパスなおじさんに追いかけ回される映画。
はじめから終わりまでハラハラ。
なぜ今通報しない!
なぜまた車乗る!
ここで隠れろ!
とハリウッド映画でありがちな演出が多くて突っ込んでしまいます。
韓国
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

原作は読んでいた。ほぼ忠実に描かれていた。3.11以降、いや、少し前あたりから日本はグローバル化のスピードに遅れ自己肯定感が下がり若者に限っては未来に希望が持てなくなった。そこへ地震、津波と、極め付け>>続きを読む

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.0

和製スタンドバイミー。子供の頃は子供の世界があり、それなりに大人並みの悩みがある。両親のこと、友達のこと、学校のこと。いずれ大人になりごまかしながら生きていく。純粋さ故の苦悩。心情の変化、揺らぎが丁寧>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

またトラウマになる映画をみてしまった。映画とは、物語があり、感動した、勇気をもらった、考えさせられたなど物語に没入するのだが、これは違う。ドキュメンタリーでもない。
ひたすらニューオーダー(新体制)に
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

Part2が始まるのでずっと気になっていたDUNEをやっとみた。
公開当初は大ブーイングが巻き起こっていたが、それは3部作になることを知らされてなかったため、肩透かしをくらったんだと思う。今は3部作あ
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

2.8

ロメロ監督ということで見たのだが、、。
老人になると教会も医者も相手にしてくれない。誰も助けてくれず役割もない。
お金がなければ生き地獄。といいたいのか?
歳をとるのが恐怖に感じる映画。

P2(2007年製作の映画)

3.0

クリスマス・イヴの夜、残業で帰りが遅くなり不運にも地下駐車場に閉じこめられてしまったヒロインに襲いかかる戦慄の恐怖を描く。
終始ハラハラ。女優さんかわいい。90分ちょいしかないのに長く感じた。閉鎖され
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みぽりん(2019年製作の映画)

-

昔、ザザンボというインディーズ映画があった。検索すると出てくる。
当時、田舎町に住んでいた頃、街の電柱に気味の悪い映画予告のポスターが大量に無造作に貼られた。一回限りの上映会は、その不気味さから町中で
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.8

大友克洋の童夢とは全く違う話だが画面からは作家への敬愛を感じた。こう言う形での漫画からの映像化はいい!団地や子供達の不気味さは大友 克洋そのもの。終始張り詰めたサイキックバトルは、こちらの脳にも響いて>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

2.8

前評判が良かったので期待しすぎた。至って普通の話だった。それは一昨年の鎌倉殿の免疫があり過ぎるからとも言う。

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.5

普通の人が狂っていく好みの映画。角刈りのサラリーマン、マイケル・ダグラスが会社をクビになり渋滞の道路から怒り爆発。迎え撃つのは冴えない定年退職を迎えた老刑事。足と会話で捜査するタイプ。過去の出来事から>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.8

デヴィッド・フィンチャーのザ・キラーより面白かった。こちらの殺し屋の方が非現実的なのにリアル。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.8

この映画の内容を分かった、分からないで済ますようなものでもない。「君たちはどう生きるか」もそうだが意味を求めてはいけない。「君たちはどう生きるか」よりは観客を楽しませようとするエンタメがあり何倍も面白>>続きを読む

夜を走る(2021年製作の映画)

3.5

だいたい田園風景、解体屋、車が出てきたらきな臭い映画がはじまる。そこにヤクザと宗教が絡んで尚良い。実際、田舎の方がヤバい話が多く、不倫と嘘とパワハラが日常のような気がする。かなり偏見。会話がリアルで丁>>続きを読む

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.2

鬼才ジョン・ウォーターズが映画にとりつかれた青年が始めたクレイジーな映画製作の模様を描くコメディ。ハリウッド女優ハニー・ホィットロックが主演作のプレミア上映会で誘拐されてしまう。
パンクでバカで最高な
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

キャンプ場へ向かう8人の若者たち。その途中、山の中で車がパンクしてしまい助けを求めて歩き始める。トンネルを抜けてたどり着いたのは、奇妙な村だった。阪元監督のシュールな笑いとアクションが満載。若者達の胸>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

人生の全てが詰まっている作品だと思った。人間は哀れ。人は冒険による経験と知性が大事だなと。18歳未満は見れないが全ての少年少女が観ればいいと思った。人の成長を体験できる映画。不気味さと美の世界は楳図か>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

-

フィンランドの首都ヘルシンキに暮らすアンサは理不尽な理由で失業する。彼女はカラオケバーである男に出会い、お互い惹かれ合う。しかし、2人には厳しい現実が訪れる。

ヨーロッパの憂鬱さが充満している。そこ
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忘れられぬ人々(2000年製作の映画)

3.0

木島、伊藤、村田の老人3人は戦争で共に戦った親友同士。ある日、彼らは亡き戦友の孫娘と出会い、戦友の集い “戦友会“に誘い交流を深める。だが彼女の恋人は霊感商法に手を出しており、その魔の手はやがて老人た>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.3

行方不明の少女を探すために、スコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官。だが、島の人々は少女の存在を否定する。警官はやがて、この島を支配している異様な古代宗教に行き当たる。
ミッドサマーをは
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.0

メキシコ北部の町で暮らすシングルマザーのシエロ。ある日、一人娘のラウラが犯罪組織に誘拐され、自分の手で娘を取り返すと誓い、身の危険を顧みず自ら犯罪組織の調査に乗り出す。
実話と知って驚いた。誘拐された
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初恋(2020年製作の映画)

2.8

三池監督のヤクザものでちょっと期待してたけど、、。染谷将太が相変わらず良かった。「DEAD OR ALIVE 犯罪者」の開いた口が塞がらない、あのリミッターが外れたような作品をもう一度見たい。

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.2

生まれてすぐに親に捨てられ、天涯孤独に生きてきたイ・ガンド。無慈悲な取り立て屋をしている彼の目の前にある日、母親を名乗るミソンという女が現れるが...。
後味悪さ抜群。しんどい。男にとって母は偉大。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.0

ずっと不安。見終わった後も不安。現在の社会情勢や災難から目先で何か起こるかも?といった予言めいた作品。

奈良公園の鹿を思い出した。鹿せんべいをちらつかせたらたまにあの状態になります。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

「パリ、テキサス」などで知られるドイツの監督ヴィム・ベンダース。役所広司を主演に東京のトイレの清掃員が送る日々を描いたドラマ。

まだ始まったばかりだが、今年ナンバー1、いや、この数年観た映画でナンバ
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激怒(2022年製作の映画)

3.8

気になっていた激怒がやっと見れた。無理な設定は沢山あるが、それもB級映画の味。キービジュアルに似合わず、音楽や映像が独特のスタイリッシュさ。北野武のその男凶暴につきをリスペクトしているところもあるのか>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.3

豪雨のために交通が遮断され、さびれたモーテルに泊まることになった10人の男女は、若いカップル、わがままな女優とそのマネージャー、囚人と彼を護送する刑事、子供連れの夫婦など。まもなく女優が行方不明になり>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.8

何がすごいって、キャストが二人しか出ないのに二人の会話から取り巻く人々の性格や立ち振る舞いまで浮き上がる。あとから二人しかでなかっと気付いた。見ている間はまったく感じない。これも二人の自然な演技が素晴>>続きを読む

スターフィッシュ(2018年製作の映画)

3.5

降り注ぐ雪、クリーチャーと美女とカセットテープと美しい音楽。ストーリーはあってないようなもの。MVのよう。しかしずっと見てられる。喪失感からの再生映画。精神がやばいときに感じる現実と空想のはざまを映像>>続きを読む

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

4.0

祖父の介護をしながら市役所で働く25歳の女性。職場で好かれていない彼女は、孤独な日々を送っていた。そんな彼女に唯一寄り添う先輩がいたが、ある日その男性が自殺してしまう。彼の理不尽な死をきっかけに、彼女>>続きを読む

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.8

大学でテロリズムの歴史を教えているマイケルはワシントン郊外で幼い息子と暮らしていた。ある日、花火で大やけどを負った少年を助けた。最近、隣りに引っ越してきたラング家の子供だった。両親のオリバーとシリル夫>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.5

週刊誌の記者の男が、一家惨殺事件の取材を始める。同僚や学友など周囲の人間から、理想的に見えた夫婦の意外な素顔が明かされる。また、証言者らの本性、そして記者自身が抱える問題も浮かび上がっていく。
疲れた
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