モナ郎さんの映画レビュー・感想・評価

モナ郎

モナ郎

ドキドキする映画が好きです。
人の感想読むのも好きです。
虫とレーズン以外は大体好きです。

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

これを見てると絶対的に正しいことなんて世の中にはないんだなと思う(絶対的に悪いことはあると思うけど)。
メキシコの麻薬戦争を巡るカルテルと自衛団の戦いのフィルムでありながら、とても他人事とは思えない何
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シューテム・アップ(2007年製作の映画)

3.6

良い意味でバカっぽくてとても楽しい映画でした。
90分という短い尺もこの映画に合ってて良かったです。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

クールなようで熱い映画だった・・気がする。終盤のあるシーンで男気を見せる場面にはグッときた。

ただ、「遺伝子によって全てが決まっている世界」という設定がなんかスッと入ってこないんだよなあ。なのでその
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

圧倒的情報量の中、人の死の描き方だけはすごくドライで、そこは作り手が観ている側の想像力に委ねているような気がする。この作り手が観ている側をちゃんと信用している感じが僕はすごく好きだ。

あと、適度なハ
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.6

名前にアンダーソンのつく監督はオシャレな映像を撮らなきゃいけないカルマでもあるのだろうか。ウェス・アンダーソン、ポール・トーマス・アンダーソン、そしてロイ・アンダーソン。

全編にわたってシュールなコ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

4.2

クオリティ高すぎ。なんてエロかっこいい映画なんだ。
魅力的なキャラを演じきった役者もすごいし、それをここまで妖艶にフィルムに収めた監督もすごい。詳しくないので突っ込んだことは言えないけど、ヒッチコック
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.6

ストーリーを説明しすぎないスタイリッシュさが文学的であり、かつ、エンターテイメントとしてもとても面白い。特に場面転換のセンスが秀逸で、文脈は破綻していないのに華麗なイリュージョンを成功させてしまう感じ>>続きを読む

サクリファイス(1986年製作の映画)

4.5

子供の頃、夜中の3時くらいに目が覚めてしまった時の不思議な感覚、または得も言えぬ不気味な終末感を久しぶりに感じた。
そして、主人公のオッサン、あんたはよくやったよ・・と言ってあげたい気持ち。これは希望
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ブリーダー(1999年製作の映画)

3.9

オープニングで登場人物の一人一人歩くシーンからの名前をドーンと出す演出、イイネ!

「おい、田中コノヤロウ」(この人は田中って名前か)
みたいな映画における登場人物の名前と顔の認識が僕はいつも遅く、苦
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.7

やっぱり素晴らしいたけしの監督デビュー作。
過剰なまでの間を使った演出は、ギャグとしても成立してるし、物凄い緊張感も生んでいる。一作目からたけしブランドを確立しているのはすごい。この頃、映画に関しては
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.5

美しい・・。
ともすれば究極のこじらせ映画のような気もするけど、こじらせは時として圧倒的に美しいから困る。

(1974年製作の映画)

4.0

ストーリーは全然わからない。正直、誰が誰なのかさえわからないまま話が終わってしまった(wikiで解説を読んだけど、解説もあそこはこういう意味なんじゃないか?という推測が多かった)。
面白い、面白くない
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ブリングリング(2013年製作の映画)

4.0

窃盗に味を占めた若者たちが、とにかく盗みまくる話。

計画性も全然なく、明らかに破滅に向かっていってるので、はたから見たらすごくバカなんだけど、この感覚「わからなくもない」というか。10代の頃にするち
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.8

最終章にむけて再鑑賞。
たけし扮する大友の若干冷めた視点が可笑しくもあり、それが物語に上手いこと機能していてまた素晴らしい。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.6

最終章にむけて再鑑賞。
やっぱり掛け値なしに面白い!観た後にモノマネしたくなるってのはエンタメ映画として最高でしょう。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは笑えて泣けて最高のエンタメ映画だなあ。

ただ、ヨンドゥの死を追悼するのもいいけど、他に殺されていったたくさんの仲間たちのこともちゃんと追悼してあげてね、とは思った
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.1

クストリッツァの今までのスタイルを残しつつ、少し視点をずらして描いた物語、という感じだった。
生の力強さと、その裏に潜む残酷さを、物語というフィルターを通して、観ている側にこれでもかと投げかけてくる。
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東京物語(1953年製作の映画)

3.8

ジム・ジャームッシュが影響を受けた映画ということで鑑賞。
じわじわとしんどい映像がずっと続く、という感じだった。わかりやすいドラマ性を排除していたのもなるほどなあと思った。観終わったあとはやるせなさと
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.0

画面内で起こる出来事に対して「勝手にやってろ」という気持ちが最後まで拭えなかった。
あと、あっちゃんのことは嫌いじゃないけど、エンディングは失笑してしまった。

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

かつて一番好きな映画監督だったジム・ジャームッシュ(特に「ナイト・オン・ザ・プラネット」と「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が好き)。ただ、近年の作品にはあまりノれず、五番目くらいに好きな映画監督に>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

満を持して鑑賞。映画館で観ときゃよかったよ。。
色んな視点から語る意義がある映画なので、なかなか気軽に感想を言えない。この映画のことを10年、20年後にどう思っているか、というのもとても大切な気がする
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

3.9

全編ワンカット撮影。
外国の街をウロウロしているみたいで楽しかった。夜明け前のあのなんとも言えない淡い気持ち。そこで起こる危険で非日常的な出来事。ちょっとワクワクした。

気になったのはこの話、時代設
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.9

嫌なやつだと思ってた人の意外と優しそうな一面や、その逆で良い人だと思ってた人の嫌な一面など、そういうのを見てゆれる絶妙な人間の心理。すごくよくわかる。それをここまで見事に、そして不気味に描いた映画は初>>続きを読む

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

4.1

ぶっ飛ばしてるなあ。
画作りが相変わらず独特で美しく、アート要素が強いのに要所要所でふざけてくるから余計に面白い。ストーリー展開も予想のつかない方向へ転がっていくので、どんどんのめり込んでいく。

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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

「ベイビー・ドライバー」が最高だったので、同じ監督の過去作を鑑賞。
面白かった!テンポが良いけど中盤くらいで若干だれるのはこの監督の持ち味なのね(笑)。嫌味じゃなくこの感じ僕は好きです。可愛げがあって
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.2

こういう「世の中はシンプルじゃないし、色んな人がいるんだよ」っていうタイプの映画は好き。それを少し引いた視点から、且つ平等な目線で描いているような印象を受けた。

誰が正しくて、誰が間違っていたのか、
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.3

この映画はなかなか曲者だった。
もちろんあえてやっているであろうナンセンスな演出、台詞、ストーリー。こういうナンセンス系の映画はもう「好きか嫌いか」の問題で、好きな人は好きだし、嫌いな人はもうとことん
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

た・・楽しすぎる・・!
特にオープニングシーン、格好良すぎてちょっと泣いてしまった。僕は車にとことん興味がないのだが、ここまでやられると最高と言わざるを得ない。

監督が自分の好き(であろう)曲をDJ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

バベットのサービス精神が最高。あのみんなを楽しませたい、という姿勢は自分もああなりたいと思ったし、とても尊かった。そしてそこから生まれる料理も本当に美味しそうだった。ああ、思い出しただけでもお腹が空く>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

面白かったけど、山へは行きたくなくなる。
映画を観ていると「こんな死に方はゴメンだ」って思うことがよくあって、そういう意味で熊のシーンは相当キツかった。これから山や森へ行くたびにあのシーンが脳裏をかす
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.3

疲れた・・・。
重たく、救いがない。映像の視点も極端に狭く、音楽も一切流れないので、「物語を見守る自分」、というよりは、自分も強引にアウシュビッツに連れて行かれた感覚になる。そして、その狭い視点には映
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8

ドランが天才なのはよくわかったし、時代が彼を迎え入れたのもすごいわかるんだけど、好きかどうかと聞かれたら・・・うーん、どうだろう?ドランの他の映画ももっと観たい!という気持ちがあまり湧かない・・。あま>>続きを読む

ハピネス(1998年製作の映画)

4.2

話の内容はなかなかダークだが、笑っちゃいけないような深刻なシーンですごいふざけてくるから笑ってしまう。でもこの映画の登場人物は誰ひとりおちゃらけていない。作り手の悪意あるユーモアや演出がたまらなくおか>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.3

タランティーノ映画はいつドンパチが始まるかわからない緊張感がとにかく好き。それが3時間も続くのはたまらない。

ただ、この映画の日本でのキャッチコピー、全然センスがないなあ。興味は惹かれるけど、観終わ
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.7

よくわからない映画のようで、ちょっとわかる。わかるようで、なかなかわからない。とても深い映画だった。

自分自身も過去は呪いのようにどこまでもつきまとってきていて、それは現在進行形で続いている。そんな
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.6

映画のテンポや演出がちょっと独特で、それがクセになってきたころには完全にこの映画の虜になっていた。この独特のB級感がダメっていう人もいそうだけど、僕は完全にアリでした。

登場人物全員がちょっとマヌケ
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