最高だった。ドキドキした。
ゆるキャラだと思って近づいたら散弾銃をぶっ放されてその後そっとハンカチを差し出してくる・・・そんな映画だったと思う。
好きなところだらけなのだけど、やっぱり一番は登場人物>>続きを読む
芸術性が高く、それが映画的であり、映画でしか体験できない凄みに溢れていた。
ただ、飛躍がすごすぎて、自分にはついていけないところが少しあった。それでもすごいのに変わりはないのだけど。
うん、やっぱりサイコー。
特に後半のバトルシーン、めちゃくちゃカッコよくてほんと「ヒャッハー」って感じだった。あそこで流れていた曲はWord Upっていう曲らしい。帰ってすぐSpotifyでダウンロー>>続きを読む
超面白い。
全役者最高の演技をしている。2時間半が長く感じるどころか、この緊張感が続くなら4時間あっても全然平気だ。事件が解決に向かうにつれ一抹の寂しさを感じるほどだった。
そしてこの作品に潜む謎と>>続きを読む
不思議な構造のこの映画を観ていると不思議な気持ちになってくる。
シュールを突き詰めることによってこそ浮かび上がってくる人間の哀しみや愛や皮肉やら。感覚的には得体の知れない何かすごいものをビンビンに感じ>>続きを読む
謎解き映画としてはズルいけど・・・嫌いではない。
自分から首を突っ込んでおいて、途中からどんどんビビってく主人公(教授側)がちょっと好きだった。
良い気持ちになれる映画でした。
素敵な世界観の中で素敵になれなかったヤツらの物語ってのがいい。
レッドブルみたいな映画だなと思った。ちょい元気は出るけど体に悪い、みたいな。
ラストシーンは良かったけど、全体的に浅いんだよなあ。浅いけどトリッキーで目を引く、という意味で「なんか伊坂幸太郎っぽいな」>>続きを読む
現実ならカッコよくなりえるはずのないものをカッコよく撮る。これが「映画の素敵な嘘」だと僕は思っていて、「素敵な嘘」は「つまらない現実」よりもずっと好きだ。それが良いのか悪いのかはわかんないけど。
「結>>続きを読む
素晴らしかった。
未知の面白さ。そして、未知に挑む知性って素敵ねと思えた。
「難解だけど奥が深い映画」というスタンスで終止するのかなと思いきや、普通に話としてもめちゃくちゃ面白くて引き込まれた。そこに>>続きを読む
ちゃんとした「The 映画」という感じがしてとても良かった。
唯一の弱点はちょっと長いこと。
「マルクスとコカ・コーラの子供たち」
映画を観ただけじゃ全く意味がわからなかった。多分これ、2017年に予備知識なしで観て、映画に込められた政治的意味を理解するのは、完全なコカ・コーラ世代の我々には>>続きを読む
鑑賞後の気持ちよさが素晴らしい。良い映画だったなあ~。
ウェス・アンダーソンの独特であまりにオシャレな画作りは今ほど洗練されていないにしろ既にその片鱗はあるし、この映画にはこの塩梅がベストだったと思う>>続きを読む
大好きなシーンとそうでもないシーン両方がある映画だった。そしてそのごった煮感が魅力でもあった。
ただ、これ系統の作品だと「地下鉄のザジ」の方がよりぶっ飛んでて(これも十分ぶっ飛んでるけど)楽しかったか>>続きを読む
タルコフスキー映画を観ると日常で起こる様々なアクションに対して、タルコフスキーっぽい視点で見てしまうというか、特に水関連のアクション(シャワーとか水を飲むとか)に敏感になってしまう。多分タルコフスキー>>続きを読む
これを見てると絶対的に正しいことなんて世の中にはないんだなと思う(絶対的に悪いことはあると思うけど)。
メキシコの麻薬戦争を巡るカルテルと自衛団の戦いのフィルムでありながら、とても他人事とは思えない何>>続きを読む
良い意味でバカっぽくてとても楽しい映画でした。
90分という短い尺もこの映画に合ってて良かったです。
クールなようで熱い映画だった・・気がする。終盤のあるシーンで男気を見せる場面にはグッときた。
ただ、「遺伝子によって全てが決まっている世界」という設定がなんかスッと入ってこないんだよなあ。なのでその>>続きを読む
圧倒的情報量の中、人の死の描き方だけはすごくドライで、そこは作り手が観ている側の想像力に委ねているような気がする。この作り手が観ている側をちゃんと信用している感じが僕はすごく好きだ。
あと、適度なハ>>続きを読む
名前にアンダーソンのつく監督はオシャレな映像を撮らなきゃいけないカルマでもあるのだろうか。ウェス・アンダーソン、ポール・トーマス・アンダーソン、そしてロイ・アンダーソン。
全編にわたってシュールなコ>>続きを読む
クオリティ高すぎ。なんてエロかっこいい映画なんだ。
魅力的なキャラを演じきった役者もすごいし、それをここまで妖艶にフィルムに収めた監督もすごい。詳しくないので突っ込んだことは言えないけど、ヒッチコック>>続きを読む
ストーリーを説明しすぎないスタイリッシュさが文学的であり、かつ、エンターテイメントとしてもとても面白い。特に場面転換のセンスが秀逸で、文脈は破綻していないのに華麗なイリュージョンを成功させてしまう感じ>>続きを読む
子供の頃、夜中の3時くらいに目が覚めてしまった時の不思議な感覚、または得も言えぬ不気味な終末感を久しぶりに感じた。
そして、主人公のオッサン、あんたはよくやったよ・・と言ってあげたい気持ち。これは希望>>続きを読む
オープニングで登場人物の一人一人歩くシーンからの名前をドーンと出す演出、イイネ!
「おい、田中コノヤロウ」(この人は田中って名前か)
みたいな映画における登場人物の名前と顔の認識が僕はいつも遅く、苦>>続きを読む
やっぱり素晴らしいたけしの監督デビュー作。
過剰なまでの間を使った演出は、ギャグとしても成立してるし、物凄い緊張感も生んでいる。一作目からたけしブランドを確立しているのはすごい。この頃、映画に関しては>>続きを読む
美しい・・。
ともすれば究極のこじらせ映画のような気もするけど、こじらせは時として圧倒的に美しいから困る。
ストーリーは全然わからない。正直、誰が誰なのかさえわからないまま話が終わってしまった(wikiで解説を読んだけど、解説もあそこはこういう意味なんじゃないか?という推測が多かった)。
面白い、面白くない>>続きを読む
窃盗に味を占めた若者たちが、とにかく盗みまくる話。
計画性も全然なく、明らかに破滅に向かっていってるので、はたから見たらすごくバカなんだけど、この感覚「わからなくもない」というか。10代の頃にするち>>続きを読む
最終章にむけて再鑑賞。
たけし扮する大友の若干冷めた視点が可笑しくもあり、それが物語に上手いこと機能していてまた素晴らしい。
最終章にむけて再鑑賞。
やっぱり掛け値なしに面白い!観た後にモノマネしたくなるってのはエンタメ映画として最高でしょう。
このレビューはネタバレを含みます
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは笑えて泣けて最高のエンタメ映画だなあ。
ただ、ヨンドゥの死を追悼するのもいいけど、他に殺されていったたくさんの仲間たちのこともちゃんと追悼してあげてね、とは思った>>続きを読む
クストリッツァの今までのスタイルを残しつつ、少し視点をずらして描いた物語、という感じだった。
生の力強さと、その裏に潜む残酷さを、物語というフィルターを通して、観ている側にこれでもかと投げかけてくる。>>続きを読む
ジム・ジャームッシュが影響を受けた映画ということで鑑賞。
じわじわとしんどい映像がずっと続く、という感じだった。わかりやすいドラマ性を排除していたのもなるほどなあと思った。観終わったあとはやるせなさと>>続きを読む
画面内で起こる出来事に対して「勝手にやってろ」という気持ちが最後まで拭えなかった。
あと、あっちゃんのことは嫌いじゃないけど、エンディングは失笑してしまった。
かつて一番好きな映画監督だったジム・ジャームッシュ(特に「ナイト・オン・ザ・プラネット」と「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が好き)。ただ、近年の作品にはあまりノれず、五番目くらいに好きな映画監督に>>続きを読む