このレビューはネタバレを含みます
昨年「リズと青い鳥」を映画館で観てから、この作品世界にはまってしまった。
テレビシリーズもすべて見て、最初の映画もU-NEXTで見た。そして、また会えるという楽しみ。高校2年生になった黄前久美子たち。>>続きを読む
風刺漫画家の話だと思っていたら、アルコール中毒の話。
ジョンが事故って、車椅子生活になって、風刺漫画家になるというストーリーの時制をバラバラにして、つなぎ合わせている。だから、行ったり来たりしながら進>>続きを読む
長澤まさみ目的で鑑賞。
なかなか出てこなかったが、長澤まさみが出てくる前から飽きずにずっと楽しめた。
熱くなるわかりやすい物語で、アクションの連続。そりゃヒットするわけだ。
剣はそんなに連続して人は>>続きを読む
Filmarksに「髑髏城の7人」の「session花」からのシリーズをリクエストしながら、「鳥」を見逃してた。で、一個飛ばして「風」を鑑賞。
無界屋を襲われるシーンは、「花」もそうだったけど泣ける>>続きを読む
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父親が自分の目の前でボッコボコにされるのは見たくないなぁ。自業自得なんだけど。で、それから愛人はどうしたんだろ。病院にも姿を見せなかった。どうでもいいか。
この映画は、この事件から動き始める。
ひと>>続きを読む
イ・チャンドン監督作品は、今年「バーニング」を観て、心が動いたので、「ペパーミントキャンディ」を観て今回「オアシス」を観た。過去作も映画館で観れたことに感謝。
へらへらと好き勝手に生きているジョンド>>続きを読む
オシャレな感じのする書店。こんな店が近くにあったら通いそう。
本を包装して、ヒモで結んで贈るとか、やってほしい。
イギリスの閉鎖的な田舎の町。
他人のウワサが大好きな住人。
そこに書店をオープンさせ>>続きを読む
ストーリーはなんとなく知ってるつもりだったが、ラストのたたみかける悲劇はすごかった。リア王を演じたイアン・マッケランの演技は、圧巻だった。
狭いステージで少ない観客の中でのライブ。
ステージにかなり>>続きを読む
映画好きは映画好きを好む。
だからFilmarksもやってるし、もちろん加藤さんも好きだ。
生まれながらに全盲の映画好き加藤さんが、映画監督をする。自分で脚本を書いて、演出して、音楽もつくる。しかも>>続きを読む
Netflixに加入してないので、観ることを諦めていたら近くの映画館でやりだした。とてもありがたい。
これは映画館で集中して観る作品だと思う。家のテレビで観ていたら楽しめただろうか。
1970年のメ>>続きを読む
すべての絵が芸術的で、アニメの表現としてきれいだった。
生命の起源は海に由来しているというイメージなんだろうか。母は海にいた妖精だった。母の血は息子ではなく娘に継がれる。神秘的なものは、だいたい女系>>続きを読む
休日に寝転がってみるにはちょうどいい。
100分弱という短さで、適度に笑えて適度に感動もする。飛ぶという感動と行きすぎる笑いのクライマックスは、体を起こして観ていた。
土屋太鳳って、小さいしコミカル>>続きを読む
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法廷映画はだいたい大逆転があって、スカッとするラストが待っているという安心感がある。これもそうで、タイトルで「大逆転」と言っているので、それ以上の安心感はない。
その「大逆転」は、ラストの弁論4分に>>続きを読む
アメコミ映画は避けるように観てこなかったけど、アニメなんでつい観てしまった。観て正解だった。吹替しかやってなかったけど、吹替で正解。文字情報も英語だと思うと字幕は目が忙しいはず。
アニメならでは表現>>続きを読む
「バーニング」を観たので、監督イ・チャンドンの過去作。
川辺のピクニックから映画は始まる。楽しいピクニックに、突然スーツで現れる空気の読めないキム・ヨンホ。暴れだし、歌いだし、川に入って、そして線路>>続きを読む
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痛快なストーリーでこんなアホなことをホントにやったのか、と疑うほど。これほど映画的な展開の実話はないのじゃないか。
1970年半ばのアメリカが舞台。
黒人刑事が「潜入捜査したい」という要望に、いきな>>続きを読む
映画史上最も恐ろしい銃声かもしれない。
どういう映画なのかすべて文字で最初に説明してくれる。
まず、ノルウェーの首都オスロの政府庁舎前で車に仕掛けられていた爆弾が爆発する。これがすごい迫力。たぶん本>>続きを読む
痛痛しい兄妹。ストーリーも最悪の兄妹。
予備知識なしで、急遽仕事帰りに観だけど、こんな内容だと知っていたら観なかった。でも見てよかった。
こんな現実があるのか? 生きることしかできない最低の兄を見>>続きを読む
みる直前まで監督はジェームズキャメロンだと思ってた。ちゃんと見てなかっただけなんだけど、監督はロバートロドリゲスと知ってれば、もっと早く観ていたかもしれない。
未来のイメージは、「レディー・プレイヤ>>続きを読む
久しぶりのゲキシネ。
これぞエンターテイメントだ。
アクションの連続で、新感線の殺陣を存分に楽しめた。
役者はみんなよかった。清野菜名のアクションは、アクエリアスのCMで折り紙付き。ずっと観ていられ>>続きを読む
予告でこれは観なきゃと思いながら、だらだらしてたら今週で終わりと知って、仕事を適当に切り上げて映画館へ。
期待を越えた作品だった。現実の世界を描いているのだけれど、どこか寓話的でかなり好みだ。
戦>>続きを読む
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いい映画だったなぁ。こりゃアカデミー賞取るわな。
天才黒人ピアニストとイタリア系の運転手。主従関係ではあるけれど、友情に発展し、尊敬しあえる仲になる。
時代は1962年。確か「ドリーム」もそんな時>>続きを読む
今年の正月に奈良の実家に帰ったとき、この作品が同じ橿原市でロケしていたと聞いて、機会があれば観ようと思いながら今ごろ鑑賞。
神木隆之介と有村架純が橿原に来たのかと思うだけでかなり興味があったけど、ずっ>>続きを読む
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小説であれば叙述トリックというという感じか。
電話の会話だけでストーリーが進み、観客は電話の相手を想像するしかできない。それがミスリードさせるうまい手法だった。
最初から最後まで部屋の中だけで完結させ>>続きを読む
原作戯曲を一幕だけ読んで3時間半に臨んだ。映画も未見だけど、タイトルはもちろん知っている。
深夜2時にジョージとマーサ(夫婦)がパーティーから帰宅するところから始まる。部屋のセットの中。そして若い夫>>続きを読む
公開当時、小学生のひとり息子がいる身としては観るのが怖かった。自分の息子が他人の息子なのかという心配はあまりなかった(イヤなところばかり似やがる)が、同じ境遇になれば自分ならどうするか? リアルに問>>続きを読む
いまさらながら、いいタイミングでやってたし、無料で観れたので鑑賞。結構前から上映してるのによく入ってた。
で、もうちょっと期待した。
ホテルに来る人たちの連作短編という感じ。刑事がホテルマンとして働>>続きを読む
ヨルゴスランティモスの過去作は2作品しか観てないが(「ロブスター」と「聖なる鹿殺し」)に比べて、ストーリーはわかりやすかった。というか、その2作のクセが強いが、この映画クセもすごい。けどこれが傑作だっ>>続きを読む
風葬されて4年後に棺を開けて、その骨を取り出して洗うという風習。なかなか衝撃的な映像だった。全部の骨を丁寧に洗うんだ。
死と生がわかりやすく表現されている。この世と隣り合わせのあの世。島では当たり前>>続きを読む
年齢を重ねるごとに青くさいストーリーが好きになる。彼らと同年齢だったら認めたくない現実だったのだろうと思う。
大学を卒業しても何者にもならず、何者かになろうとしているモラトリアム。
実家の薬局を継ぐ>>続きを読む
見応えあったなー。
「マクベス」の知識はまったくなかったので、予習しなきゃと思って、直前に光文社古典新訳文庫で読んだ。
近未来のマッドマックスに時代を置きかえていた。そして大きな坂のセットを左右に動>>続きを読む
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震えるほどおもしろかった。
思想的なことや事実関係は置いといて、まったくだれることなく、ずっと集中できた。ちゃんとエンタメしてた。
関東大震災の直前から映画は始まる。アナキスト朴烈に文子が惚れて同>>続きを読む
観る直前に「映画.com」のあらすじを読んで、お決まりのハッピーエンドとわかったが、ラストの感動のたたみかけがしつこい。
涙ながらにここで終わるのかなという感動のラストが何度も押し寄せてくる。どこまで>>続きを読む
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アフリカから帰ったヘミを迎えに行ったジョンス。ヘミの隣には、空港で知り合った男ベンがいた。
そのシーンから不穏な空気が流れ、最後まで続いた。
行方不明になったヘミを探すというミステリーの展開で物語を>>続きを読む
若年性アルツハイマーになった言語学者のアリスとその家族の物語。
少しずつ言葉が出なくなる。年齢のせいではなく、明らかな症状に自覚していくアリスの不安な視点の表現がいい。
不安と恐怖。そして遺伝の責任>>続きを読む
劇的な何かが起こるわけでもない。現代の台湾の日常を3人の男女の視点で静かに描いている。
ジョニー宛の間違い電話が頻繁にかかってる女性シュー。彼女はインコを飼っていてひとり暮らし。
エンストばかりの車>>続きを読む