ヨダセアSeaYodaさんの映画レビュー・感想・評価

ヨダセアSeaYoda

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フード・インク ポスト・コロナ(2023年製作の映画)

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レビュー掲載予定のため、掲載次第追記します。

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目先の利益を優先するエゴイストたちが私腹を肥やし続け、世界や人々のために動くかっこいいヒーローたちは生活費を切り詰めながら努力し続ける。世界こ
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ホワイトバード はじまりのワンダー(2024年製作の映画)

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レビュー掲載予定のため、掲載次第追記します。

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食らう映画ではとことん食らいたい派の自分には「そんな救い方ある?」ってシーンがあったりもした。

しかし、そもそも今作は"極限状態にも芽生える
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コール・ミー・ダンサー(2023年製作の映画)

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今作は、心を動かすこと、適切な情報を提供することの両方をバランス良く行った見応えのあるドキュメンタリー映画だった。
インドに広く根づいた価値観、ダンサーという職業の社会的立ち位置、そしてマニーシュの家
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

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「ミイラ取りがミイラになる」ならぬ「登山家を知りたい人がガチ登山する」映画。

人間はなぜ山を登る?
「山があるから」「自分がいるから」「生を感じられるから」などなど、登山家の皆さんは一応言語化をして
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

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ディズニー様ご招待にて試写⛵️

ちゃんとしたレビューは改めて記事を出したら更新します。

物語として批評家受けするとは正直思わないけど、特筆すべきはアドベンチャー感MAXの世界観と映像、それからディ
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

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レビュー記事を書きました↓
https://cula.jp/2024/11/22/dream-scenario-review/

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夢にすら夢がない…。

何が起きようと“可哀想な男性”にすぎ
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ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US(2024年製作の映画)

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レビュー記事を書きました↓
https://www.tvgroove.com/?p=138778


ただ「DVの被害に遭いました。悪い男性を攻撃しましょう」とストレートかつシンプルな作風にするのでは
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動物界(2023年製作の映画)

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レビュー記事を執筆しました↓📝
https://www.tvgroove.com/?p=138418

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コロナ禍に世界中のアジア人が一緒くたにされて攻撃されたりしたことを思い出す。人間は社会
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

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『イマジナリー』で思い出したMark漏れ。

公開当時、主演のケイリー・フレミングさんにインタビューさせていただいた記事はこちら↓
https://www.tvgroove.com/?p=133933
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イマジナリー(2024年製作の映画)

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6月に公開された『ブルーきみは大丈夫』のダークサイドみたいなホラー映画。
家族関係のすれ違いや子供の孤独が闇を引き寄せてしまう王道ホラーで、ブラムハウスらしい独特の世界観の構築も魅力。「ビンボン」がセ
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

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詳細レビューはリンク先で執筆しました📝
https://cula.jp/2024/11/07/red-one-review/

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ワーナー・ブラザース映画様ご招待にて試写。

「サンタさんの不
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ドント・ムーブ(2024年製作の映画)

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レビュー記事が掲載予定なので簡単に。

常に同じような状況が続くので集中を持たせるのは大変。

"ありそうで怖い"というリアルさが魅力だと思うし、恐怖・緊迫感の演出が上手いのはさすがサム・ライミ製作な
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ナイトビッチ(2024年製作の映画)

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日常的な噛み合わない会話から身体のファンタジックな変化まで、さまざまなシュールな笑いで彩られた作風だが、本質的には出産後に専業主婦になった女性(エイミー・アダムス演)をとおして24時間〝母親〟でい続け>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

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“外見によらずほっこり可愛くて愉快”。それがこの『ヴェノム』シリーズである。第1作でこそ予想外の“可愛さ”に戸惑ったけど、その方向性で始まった物語として一貫性をもって継続してきたこのシリーズが、“ほっ>>続きを読む

リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

5.0

久々に5.0をつけたくなった大大大傑作。

声出して爆笑できるコメディから息が詰まるような感情、複雑なないものねだり心理まで、描く感情の幅はすごく広いけど、そのどれもがあまりに緻密。

そっと心の琴線
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叫び(2024年製作の映画)

4.0

映像にしか映らない(ほとんどの他人には実感してもらえない)、でもたしかにそこにある恐怖。それが世代を超えて女性たちに継承されている。

今作がテーマにしたのがストーカーの恐怖なのか、男性の暴力性・性加
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.0

『シュレック』『ヒックとドラゴン』といった人々に親しまれるアニメーション作品を送り出してきたドリームワークス。2022年の『長ぐつをはいたネコと9つの命』では、その挑戦的で独創的な映像も話題となった。>>続きを読む

シルエット(2023年製作の映画)

3.9

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

誰からも心を開いてもらえず、自分も
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腹鳴恐怖症(2024年製作の映画)

3.7

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

授業中とか、映画の上映中とか、腹が
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グッバイ・マイ・ワールド(2023年製作の映画)

3.9

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

魚の着ぐるみを着た男性が、惑星の衝
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宿命(2022年製作の映画)

4.1

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

同じ宝石を狙ってしまった強盗の男女
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復活祭(2023年製作の映画)

3.2

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

復活祭の日。レッドブルのCMをさら
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.7

漂う空気が何とも日本人的にはスルッとは飲み込めない一面は否めない。“日本人フィルター”を一切通さずに今作を観るのは難しいと思う。

とはいえ、フラットに評価しようとするなら迫力と不気味さを併せ持つ王道
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ピクト(2024年製作の映画)

3.4

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

非常口のピクトグラム“ピクト”を主
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ever ReDreamer(2023年製作の映画)

3.9

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

人に合わせるほど楽なことはない。情
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餃子の暴動(2023年製作の映画)

3.5

SHORSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2024にて鑑賞。
https://www.shortshorts.org/2024autumn/

アコースティックギターの心地良い音
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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

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温かみのある音楽や、自然光が映える撮影、丁寧で過不足ないテンポ感といった要素が今作を魅力的で、味わい深いものとしていることは間違いない。しかし、何よりも今作を名作たらしめているのは、“年齢を重ねたふた>>続きを読む

クラブゼロ(2023年製作の映画)

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食事にフィーチャーした狂気的なコンセプト、狂ったまっすぐさを持つ役に適役なミア・ワシコウスカ、美しくおしゃれなセットや衣装と三拍子楽しめるトガった1作。

健康問題や環境問題、フードロス、貧富の差、生
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.5

久々の鑑賞。

ヤンチャ者を憎しみ合わせ、正しくない人々に後悔させ、善悪・生死と向き合わせるというコンセプトは一貫していて面白いし、何重にも罠を張り巡らせるジグソウの周到さ、人物像や背景、そして継承ま
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クラウズ 雲の彼方へ(2020年製作の映画)

3.6

ディズニープラスでいつか観ようと思っていたら、Amazonレンタルしかなくなっていた。いつか観ようはなるべくすぐ観よう。

闘病中だが、同情されたり特別扱いされたりすることを嫌い、必死で普通ぶるギター
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ミッキーのキャンプ騒動(1934年製作の映画)

3.4

弱者(蚊)にちょっかいを出された強者(馬のホーレス)が弱者を叩きのめし、逆ギレした弱者の大群とミッキーたちが戦争になり、弱者を全員まとめて追い出す話。アメリカ的過ぎて苦笑いしてしまった。

今なら同じ
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.3

闘病中の若者同士が惹かれ合い、自暴自棄だった青年の心が溶けていったり、大切に思う相手ができた分“終わり”が怖く悲しくなっていったりといったドラマは確かにエモーショナルで、感情移入はできるし感動的ではあ>>続きを読む

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.5

(レビュー記事が公開予定なのでここでは簡単に。)

wolfの複数形はwolvesのところ、あえてwolfsにして「一匹狼たち」という矛盾・ちぐはぐ感を演出しているのが作品にぴったりで好き。

いつも
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

3.2

闇が深すぎる。こういう真実はどんな形であれどんどん世に出して行かなければならない。テンポが悪くてなんとも長めなのはちょっとアレだけど、それでもこの作品が世に出ないよりは絶対にいい。

暗いテーマな割に
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

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原題は『Kinds of Kindness』。“優しさの(複数の)形”、“親切心の多様な表れ方”といったようなニュアンスに感じる今作は、間違いなく“多様な人間性”を描きあげる1作だった。

第1章では
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

ワーナー様ご招待にて試写。

今作については動画でガッツリ語りました。
https://youtu.be/Jv4m9AGfcsU?si=V8JcBRd-fMFDsXK8

1作目以上に、DCコミックス
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