田吾作さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

田吾作

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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

『ショーン・オブ・ザ・デッド』のノリが好きならおすすめ
むしろ主人公がヘタレではない&相棒のニック・フロストの役キャラもウザさが抑え目なので、より取っつきやすい
『ショーン・オブ・ザ・デッド』のニック
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

ビールでも飲みながらヘラヘラ笑って観るべき映画
序盤のダメっぷりが良い振りになってます
韓国映画は作品の世界に入りやすいですね

洋画だと文化やら生活様式が違いすぎるからかストーリー以外が気になっちゃ
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.0

これだけね、皆さんのレビューにね『ホー〇・ア〇ーン』に似てるって書かれると意地でも『ホ〇ム・〇ローン』に似てるって書きたくないなと。
これはもう別の観点からこの作品の評価を書くしかないなと。

やっぱ
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樹海村(2021年製作の映画)

3.3

怖さを評価する映画ではないよね

いや別に怖くないと言ってる訳ではないですよ
磨りガラスのシーンとか
あの磨りガラスのシーンとか
やっぱり磨りガラスのシーンとか
怖良いところいっぱいあるよ
急に車に轢
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.4

悪魔の分類とか悪魔祓いの詠唱って
何歳になっても厨二心をくすぐられる

偽の悪魔祓い番組を配信していたユーチューバーのもとに本物の悪魔が来ちゃったというお話

悪魔が出る映画全般に言えることですが
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

スーッ、セイッ!

あーもうこういうの大好き!
こういう馬鹿なノリ大好き!

怖いか怖くないかで言えば怖くないし、
減点方式で評価したらスコアは低い

だけど個人的には大好きな映画

ネタバレは控えま
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

ホラー初心者にオススメ!!
特に友達同士などが良いでしょう。

オススメの理由は以下の3点。
・時系列が分かり易いストーリー
・はっきりと『出る』ので盛り上がる
・『出る』が鮮明過ぎるのでそこまで怖く
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

最近多い格差問題をテーマにした映画ではあるのだが、他作品と比べて非常に現実的な要素が3点ある。

社会的強者=嫌な奴ではない点。
ジョーカーのように嫌な社会的強者が登場するという単純な図式ではなく、現
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

ミュージアムという邦画は劣化版セブンという評価をされがちである
確かに要素がとても似ているので、ミュージアムはセブンを意識していたように思う。
個人的にはミュージアムで物足りなく思ったものが、セブンで
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.7

人が問題を解決しようとする時に、犯罪行為による解決というカードは高確率で存在する。

仕事が嫌だから社屋を燃やす
虐められたくないから加害者を殺す
特に理由なくムカつくから殺す

通常そのような犯罪行
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.3

ライブ感極振り

僕はホラー映画を観るとき、観る作品を二つの基準で分けている。
そんなこと書くと、さも映画への拘りが強そうに思われそうだが、大した話ではない。

インスタント食品やコンビニ飯で手軽に済
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.1

私は本作を拝見した後、速やかにレビューを書こうとスマートフォンを手に取りました。

うーんうーんと頭を捻り考えてみたものの書きたい内容が思いつかなかったので、風呂を沸かし、きき湯に浸かりながら考えます
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

人間のカタチをしているがーー
決定的に致命的に絶対的に違うナニカ

会話は出来るが対話は出来ず。
共存は出来るが共栄は出来ず。
意思疎通は出来るが意図疎通は出来ず。

ソイツの欲する目的も利益も利潤も
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.3

前作からジャンプ漫画並みに路線変更した作品

前作を観た記憶はあるものの、どんな映画かの記憶が完全になかったので先に粗筋を探して読むことにした。

全然思い出せない。
ただ、事前にストーリーを知ってい
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

ライアンって織田信成に似てるよね

前作では不明だったループの内容が語られる今作。ジュブナイルっぽい感じやタイムリープ、世界線的な要素があるので、ゲームのシュタインズゲートに近いです。お好きな方はぜひ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.4

真面目で努力家な青年がスクープのカメラマンという天職に出会い、成功していくサクセスストーリー

無茶な要望やどんどんハードルを上げるクライアント、
大した仕事もしないのに報酬だけは一人前に要求する部下
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.6

こういうのは完全になりきらないとダメだからね。
視聴者も騙す感じでいかないと。

映画であるためマジックの種や実現可能性には目を瞑った方が良いのでしょう。
それを抜きにしても全体的なテンポが良く、スト
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.4

引き算のお手本のような映画

映画や小説って何かと余計な演出や登場人物が出がちですが、本作は恐ろしくシンプル。
無駄な要素がほとんどないので、シンプルに内容が頭に入ってきます。
80分に収めるために余
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.2

企業を舞台にしたホラー作品

恐怖の対象は中盤までは野村萬斎ですが、終盤にかけては偽装そのもの。

命に関わる偽装はないにしても、
報告書などで都合の悪い数字を目立たなくする程度の「修正」は経験上どの
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.4

B級に見せかけた上質な戦争SF映画

ある程度あらすじを知った上で鑑賞したものの、想像以上に丁寧に作られていて満足度が高いです。

他の方のレビューにもありますが、ジャンル分けは難しい作品なので、気軽
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.4

ブギーマンはなんでそんなに人を殺すん?

なんてことを何故か考えてしまった。
こういう純粋なスラッシャー映画はあまり観ないからかも
(ハロウィンシリーズも本作が初)

驚かせる系の演出は少なく、ブギー
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

怪談師:竹内結子

竹内結子の平坦で陰鬱な語り声が映画の魅力を底上げしています。
最後の方を除いてこれぞジャパニーズホラーという演出が続くので、
どーんと脅かすアメリカンな感じを期待する人には嵌らない
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

設定のインパクトに反して、普遍的な感覚を想起させる作品

子供のころ誰もが多かれ少なかれ自分の住んでいる街を探検したり、
遠くに見える街には誰が住んでいるのだろうなどと考えたのではないでしょうか。
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.7

煽り文書いた奴、絶対本編見てへんやろ

「未体験リアルタイム型・密室ゲームがスタート」しないです。
この煽り文書いた人はSAW観ながら書いたんでしょうね

予告などが尖っているのでサスペンスやスリラー
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.3

ゴジラ舐めプ映画

以前観たけど、続編の前に復習として鑑賞。感想。

ゴジラ様舐めプでは!?

主人公が敵の片割れの注意を引いたから各個撃破出来たと言いたいのだろうが、いやいや結果瞬殺やないですか
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.0

稲垣吾郎の見方が変わる映画


暴君役の稲垣吾郎が上手すぎて上手すぎて…ただの暴君ではないヤバみを出しています。
本当に屑な人物なのですが、突き詰め過ぎてある種の悪の美学すら感じるレベルです。(フィク
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

2.5

映画の価値ってお金じゃないことを教えてくれる映画

映像としては派手だし、ある種壮観ではあります。ただ、穿った見方をすると、撮りたい映像ありきでシナリオを書いた気もしてきちゃうわけです。
シナリオ上に
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

3時間で350,000時間の価値を与える映画

上映時間3時間ですわ
確かに長いですわ

40年間働くとしたら約35万時間ですわ
まぁこっちの方が長いですわ

3時間で35万時間の身の振り方についての
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

大蛇丸とエドワード・エルリックがゴースト退治する映画

キャラも立っていて、小ネタも多く、素直に面白い映画。頭を使わずに観れるのも嬉しい。
冒頭の通り、吹替のキャストが濃いので、そのあたりは好みによる
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.4

性病啓蒙活動ホラー






性行為で感染るのは「それ」が性病のメタファーということで、それが服の脱げた男性や女性の姿をするのはセックスシンボルなのだろうか…などと考えると楽しめる。楽しめないかも。
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スマホ拾っただけなのに(2019年製作の映画)

3.0

下げまくったハードルは超えてくれる作品

もちろん1800円払って映画館で観る価値は個人的には感じない…

が、つまらないというわけでもない、評価が難しい作品である
誰かと酒を飲みながらツッコミつつ観
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.7

絵面はギャグなのにイケメンとテンポで魅せる作品

イケメンが全力でこの映画に取り組んだというだけで、この映画には観る価値がある気がしてくる。こない。

ポスターが濃いので、なんとなく敬遠していたが、テ
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.8

お洒落胸糞映画

演出もカット割もMVみたいでセンスが良い上に、所々にギャグまで挟むサービス旺盛な作品だ
だが、この映画の主題はそこではない
人の心の弱さの炙り出しだ

心の弱さを「誰か」に対しての苛
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

イケメン漫才映画

瀬戸と内海のキレッキレのツッコミが冴え渡る会話劇
かなり間やテンポが良いので、相当練習したのではと感心してしまいます。
もちろん文句なく面白いです。

絵面自体はほとんど変わらない
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インサイド(2016年製作の映画)

2.8

事故で子供を失ったので、加害者に補填してもらうことにしたーー

こちらリメイク作品なのですね
そうとは知らずに観ましたが、内容がとても薄いです

いえ、もちろん
子を奪われた気持ち、
子のためにも生き
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