ナハトムジークを聴きに鑑賞。
ストーリー的にはちょっと要素盛り込みすぎてるなーという印象でしたが、
音楽に久石譲カラーが存分に出ててよかった。
圧巻の映像美。
雨上がりの水たまりと海のしぶき、そして花火の表現が素晴らしかった。
ストーリー的には、愛を抱いた過程が釈然としないのはやはり変わらず...。
苦しいけれど、見なければよかったとは思わないそんな作品。
長岡花火のフェニックスが妙に頭に残っている。
生のライブ特有のあの高揚感が映像の中で成立していたのが一番の感動ポイント。
ちょっと停滞感はあったかなぁ。
ジェシーとスタアを生かしてくれたのは敬意を感じた。
いいテンポ感。
常にどこか皮肉めいた空気が漂っていてニヤッとしながら鑑賞。
プロットが良い。
小さい頃は怖かったクモも、大人になってから見ると哀れで。大人になったなーと。
原作読みたい。
ちょっと要素を入れ込みすぎていた感はあったけど、いい意味で人間臭さを感じられる、穏やかに見られる作品でした◎