kitさんの映画レビュー・感想・評価

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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

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衣装や舞台装飾が絢爛豪華!
季節でいえば盛夏、熱帯に咲くとりどりの花みたいに鮮やかで魅惑的で、それでいてどこか毒を孕んでいるような危うさのある夜のショークラブ。
前半は賑やかにコミカルに混沌と、後半は
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・107歩のシーン、
真っ直ぐで無垢で、光を纏って妖精のような善の人が、心のままに生きるだけでどうしてこんなに辛くて苦しい思いをしなくてはいけないのか、なぜセルマが罰を受け入れなければいけないのか、そ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.7

おすすめしてもらって視聴
コロナ前に観てたら刺さらなかっただろうけど、今だと細かな作り込みまでとてもリアルに感じてしまう
繰り返しかかる音楽が不安を煽ってくる

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.5

どれも自然なのがよかった
あからさまに誇張しないし、わざとらしくなくて

真新しさというよりは、安心感の中にいる感じで、落ち着いて観ていられたし
じっくりハッピーな気分になりたい時にまた観たい

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


序盤から継父が命をぞんざいに扱っていたので、この人絶対ロクな死に方をしないなと思って観ていたんですけど……

行われる事の悲惨さや気持ち悪さや、悲しいエンドも、時代設定を思えばそう過激とも思えなかっ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

感情移入はあんまりできなかった。
美しい純愛映画ですね。
終盤、都合とタイミングが良すぎてちょっと気が散ってしまったけど、ロンが良心的なのは救いだった。

ベッドに置かれた花がよかったな。

華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

3.4

月末公開の「プラットフォーム」に似ていると聞いて。
昼休憩でもサクッと観れるけど、昼休憩に観るべきではなかったなと後悔している。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

夫も義母も、表面上はハンターに笑顔で、優しい言葉をかけていながらも、「跡継ぎを産む妻をコントロールしたい/大人しくしていろ」という思惑が役者さんの演技からありありと見える。
多大に感情移入しながら観て
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.7

どの曲も歌が上手くて、画面もカラフルグリッターで、ちょいちょいメタいネタが入っててクスッと来るところもあり、あまり深く考えずに気持ち良く観られる作品だったなぁ、アメリカンで楽しかった。
映画というより
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オーディオコメンタリーも含めて3回視聴。
フィルムに映らないような細部まで、かなり緻密にモチーフや装飾が使われていて、舞台セットに対するこだわりに脱帽。
蝶の形をした椅子とか、蛾の柄のレースとか、壁紙
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

ジョディ・フォスター、あまりの美しさにこの世のものとは思えなかった。
観る前の先入観強すぎて、レクター博士とシリアルキラーの関係について最初混乱していたので、後日ちゃんと再視聴しような。
頭のいい狂人
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