たもさんの映画レビュー・感想・評価

たも

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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 正直な話まったく刺さらなかった……面白くなかったわけじゃないけど、期待しすぎたか?没入感と満足感がなかった。オレのコンディションの問題なのか?って不安になるくらい本作への世間の評価も高くて狼狽してる>>続きを読む

劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

5.0

 史上最も泣ける作品ランキングを作るとすれば上位入賞間違いなし。それくらい涙を誘うストーリーが今作最大の魅力。ゴミ箱がティッシュで山盛りになること間違いなし。目と鼻が痛い。

 前作の第1部がウォーミ
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

3.0

 アニメ一期だけは視聴済みだったけど内容はほとんど覚えてなかった。ナナチだけは忘れられないし本当におもろくなるのは2作目からか。

 劇場版の出来も良いと聞いてるし、2期の評判も良い。約束された秀作。
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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

5.0

 これはマジか。本当に本当なのか?マジか。本当にこの作品はマジか。って心の中で何度も言葉を繰り返すほど面白かった。
 これほど面白い映像になるなんて正直これっぽっちも思ってなかった。ビックリした。めち
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 概ね良かった。
 不満点は映画的な誇張に感じるところが多少目立ったところ。羽川さんのサービスが多すぎて有り難みがどんどん少なくなっていく。何度も見えるパンツに誰が萌えるんだ馬鹿野郎!見えそうで見えな
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傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.0

 心より楽しみにしていた本作、アニメシリーズの良さを際立たせる作品でした。劇場版ということで気合いの入っているであろう背景にCGをふんだんに使ってお金かけてます感の強い作り込まれ方ではあった。
 ファ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

 面白かった。
 けどこの作品は予備知識必須ってところが初めて見る人や、今までのシリーズを見たことのある人にすらハードルを上げてる気がする。初代→Z→逆シャア→UCまでは鑑賞済みで、それでもにわかだか
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

 1番最初に引き込まれたのは主演の子役の演技が飛び抜けて上手いところ。常に眉間にシワをよせて不機嫌そう。
 不機嫌なんてちんけな言葉で片付けるのは失礼に値するような困難の数々を見せつけられて胸が張り裂
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

 途中訳わかんなくなったけどオチがヤバいから評価マシマシ。核爆弾よりやばい爆弾は恋愛ですか?さすがクリストファーノーラン笑

 なにが1番わけわからんかったかって過去に戻ってその過去から現在が進行して
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

 クリストファーノーラン監督の撮る映画の完成度の高さは異常。これ以上ないくらい洗礼された作品。

 テーマもたくさんだし物語は二転三転するから描かれた物語の全てを理解できた気がしない。単純に言って難し
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

 オチが難解だった。情報力が多い作品ではないのに、むしろ少ないと思うけど「どういうこと!?」ってなって即解説を読み漁る始末。

 ただ言いたいことはなんとなく把握できる。あの時あの瞬間に車から降りてい
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男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

3.0

 友人の勧めで鑑賞。
 その友人が何度も見返すほど大好きだし面白いと絶賛していて期待感マシマシだった作品。

 キャリアウーマンらしさのあるプロデューサーとモテモテパリピみたいなタレントのラブコメって
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

 すっごいコテコテのコメディな上に自由の国らしさも全開!
 こういう感じのノリ(というか力技?)みたいな作品は基本好きになれないはずなんだけど、おかしい、この映画は最高だった。子役たちの無邪気な笑顔が
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.5

 そうだ、京都へいこう。

 記録

 おそらく最後に観たのは10年以上前にも関わらずこの作品の幸せに満ちた雰囲気は覚えてる。未成年の時に見るのと今になってから見るのではきっとなにもかも違うだろうなあ
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ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.0

 もう一つのバレエ・メカニック。

 今作は前回の悪いところの逆転でアネモネの毒抜きが功を奏している。ファンも楽しめるし新規も楽しめる。最後の30分だけは楽しかった。
 本末転倒だし矛盾してるかもだけ
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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.0

 記録
 2〜3年前にDVDで鑑賞。
 アニメも劇場版ポケットが虹でいっぱいも大好きで、ものすごい期待して今作を観たら絶望病を発症してオレのメンタルがクダンの限界を迎えた記憶しかない。
 というのは言
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トラヴィス・スコット: Look Mom I Can Fly(2019年製作の映画)

4.5

 エネルギーの塊みたいな作品。

 生きる活力が湧いてくる。希望を体現したような人物で、終始泣きながら観てた。

 内容の濃さで言えばかなり淡白で退屈する人がいるかもしれないけど、この作品を見てトラヴ
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.5

 オアシスの知っている予備知識はビールのCMの曲、ノエルとリアムの兄弟不仲、マンチェスターU vs C 、大好きなアニメ東のエデンのOP、大好きなラッパーリルピープがサンプリングした曲、と好きな要素に>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.0

『フィルコリンズを聴く男に女は惚れない』

 ジョンテイラーもデヴィッドボーイもフィルコリンズも名前を聞いたことがあるくらいのレベルで音楽が良いのは分かるけど曲を知らなすぎて辛かった。

 主人公は秀
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

 えげつない。この一言に尽きる。
 傑作。あっ、二言目。

 惰性や退屈なんて言葉を一切知らない。ただ呆然と口をあんぐりさせて、見てはいけないものをマジマジと見続けているような感覚。そんな中にもシュー
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

 デブパンチ(愛称)最強!!!
 
 細かな世界観や設定、ストーリー、前後の展開などのツッコミどころや粗さは目立つもののかなりの熱量を感じる作品だった。間違いなくB級のオーラを纏っているのに、演技や小
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

 21/1/3地上波にて鑑賞。

 正直期待通りの出来栄えだった。期待を裏切られることも予想を越えることもなく新海誠らしさも感じつつ二番煎じ感が否めない。どちらに転んでも"らしさ"を感じられた作品。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

 オールイズウェル、All is well. ALL IZZ WELL.
 Google翻訳すると"すべて順調です"と出た。きっとうまくいく。

 どこまでも明るくタイトルの説得力がすさまじい作品だっ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.0

 背景、ジョンレノン

 あなたがこの世から去り随分経ちますが

 あなたがもしまだ生きてたら、ビートルズが再結成されていれば、どれほど喜ばしいか。現に晩年ジョンはビートルズを再結成しようとしていたと
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.0

 歌うっま!!!

 鬱映画にたびたびタイトルが紹介されていて、ずっと気になっていた本作を遂に鑑賞。
 観たらテンションが下がるんじゃないかと思っていてビクビクしながら観たけど肩を透かしを食った気分。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

 最初の30分で観るのを諦めようと少なく見積もって7〜8回思ったけど、評価の高さ(満足度ランキング1位)と未だかつて観たことがないってレビューを知っていたおかげで堪えることができた。

 最初はという
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

 二十歳を超えてから観た映画の中で1番笑った!笑 人間臭さがかなり良い。色んな意味で夢と希望が詰まったラブコメ映画(笑)
 数十分前に何度でも戻れたら……ゆうべはお楽しみでしたね(ドラクエ感)

 バ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

2.5

 コメディはあまり得意じゃないけど鼻で笑えるような箇所がいくつかあった。

 そんなんありえんだろとツッコミ入れたくなる設定だけ面白いB級映画って印象。
 主演男優賞を取っているから演技は上手かったら
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

1.5

 ゲイリーオールドマンが主演ってことに30分以上経ってから気づいた。なんて役の広さだろう……すげえ。

 感動のピークはここまで。主人公や主要人物のジョークが一つもわからないし、政治の話とかどんな話が
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

 個人的に今年一年を締め括る映画に巡り会えた。これだから映画を観ることはやめられない。

 評価の基準がガバガバかもしれないんだけど、この映画は間違いなくリピート確定。お気に入りのシーンと名言がいくつ
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

 エミネムは世界規模で名の知れた最も成功したラッパーの一人。日本でも名の通ったラッパーはエミネムだけだと思われる。

 ルーズユアセルフのMVは今までに何度も観ていて、冒頭でこの映像MVと似てるなあと
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

 デヴィッドフィンチャー監督の撮る映画は最高に面白い。
 正直に言って2時間半と上映時間が長過ぎるしピリついた雰囲気が終始展開されて精神的に疲れた。それでも震える瞬間がたしかにあってデヴィッドフィンチ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

 猫派?犬派?と聞かれればつい2、3年前まで猫と即答できたが近頃は危うい。どうしてもどちらか選ばなきゃいけません?

 犬は飼ったこたないけど人の目線というか感性で犬の思ってることを代弁するのは卑怯す
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

 またしても変な映画に手をつけてしまった(褒めてる)

 もういろんなものがグッチャグチャで、救いのない物語っぽいんだけど言ってることは至極まとも。なのに行動はぜんぜんまともじゃない。あべこべ、天邪鬼
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

 評価のしにくい映画だった。
 かなり低予算で作れてるんじゃないかと思う。なにか映えるシーンがあった訳でもないし、大きな見せ場も特出するほどない。
 面白くもないけど退屈でもない。それなのにずっと見て
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.0

 求愛ダンスかわいすぎて頬がとろけてしまいそうだった笑

 1と2が個人的に飛び抜けて面白かったから3は怖い物見たさで恐る恐るなるべく期待しないように見たけど、やはり期待してしまっていたのかもしれない
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