ezuさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

これはサスペンス映画か?それともファンタジー?夢オチ?SF? といろんな可能性か頭をよぎりながらも先が予測不可能だったのでただただ見ていたが最後までよくわからなかった。
数奇な運命を共有する2人の男(
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりに映画館でアニメ映画を観たからなのか、この映画が素晴らしいからか、日本のアニメはこんなに美しかったのか……と終始感動していました。
さすがの岡田麿里、ストーリーの繊細さと良くも悪くも複雑で面倒
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

仕方ないのだとは思うけどこれはあらすじが良くないのでは……。

劇的なシーンがあまり劇的に描かれていないからか、いろいろありながらも普通に生きている普通の人達の人生で一瞬起こった異常な瞬間という感じが
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

どこかで見た顔と思ったらアダムドライバーでしたか。
音楽とフランシスが走ってるシーンが好き。
タイトルの出し方が洒落てる。

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

見よう見ようと思いつつもなかなか勇気が出なかったけどようやく決心がついて鑑賞。
人の力ではどうにもできないような辛いシーンもたくさんありました。この家族は数少ない奇跡のパターンでもっと辛い場合もあった
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

4.0

美味しそうな料理シーンと子供たちの友情がかわいくて心温まる映画。
厄介な先生とスタンリーたちとの戦いやバリエーション豊富な弁当の中身や美人で優しい先生や報われるコンサートのシーンなど、本当に素敵で楽し
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クーキー(2010年製作の映画)

4.0

犬かと思ったらクマだった。
幼い頃に見ていた某教育テレビの人形劇みたいな呑気だけど深くて不思議でかわいい世界観。
少年の語るチェコ語が全然わからないけど心地良いし、ラストの不思議さもたまらない。とにか
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

絶対もう一段階オチがあるはず!と思って見ていたら普通に終わったので若干物足りなく感じてしまった。
主人公視点なので一見みんな正気じゃないように見えて怖い。

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

4.8

今まで見てなかったのがもったいないくらいに面白かった!
スタイリッシュなアクションと登場人物の繊細な心理描写と、何より暗がりに浮かび上がる赤と青のスーツや各ワンシーンが絵みたいに美しくて素晴らしい。
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

テンポの良いギャグとこの2人、前作に引き続き面白くないわけがない!
小物とかギミックが凝ってるからただのドタバタSFコメディとしてだけじゃなく楽しめるところも良い。ロッカーのところとかラストのピザ屋か
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夢と希望のベルリン生活(2015年製作の映画)

3.9

すごい笑ったし面白かったのにここでの評価は低くてびっくり。
ヨーロッパ生活に憧れている身としては、考えされられるシーンの多い映画でした。
よくイメージされるドイツ人が多かったのはスペイン人からはそう見
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トースト 〜幸せになるためのレシピ〜(2010年製作の映画)

4.0

自分のことでいっぱいいっぱいでわがままな大人たちに振り回されるナイジェル少年があまりにも不憫だっただけに、最後はちょっとスカッとする良いラスト。
よくある料理映画のような成功シーンは見られないし、料理
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

最初は、会計士で凄腕の殺し屋で障害でさらに兄弟ネタまで設定詰め込み過ぎでは?と思ったものの、謎解きはテンポ良いし結構深いことも言ってて終わったあとはなんだかんだでほっこりする良い話でした。
世界観が1
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.6

プロヴァンスの風景とかわいいエマストーンと不器用さが愛おしいコリンファースが良かったです。
ただラブロマンスがメインなので手品も種明かしも全体的にふわふわしていたせいか、何故かあと少し物足りなさを感じ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.9

この邦題はいったい……。
内容はどれもブラックユーモアたっぷりで一つ一つも短いしいい感じに楽しめました。ラストのやつは特に皮肉の効いたタイトルから結末までこっちが引くくらい毒が効きすぎてる。
一番最初
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

終始イライラしましたが、極限状態に追い込まれた人間たちの考え方に対する描写は多くて面白かったです。
ここまでやりきれない胸糞悪い結末にできるとかショーシャンク作った監督とは思えない。人間の心があるのか
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.7

設定が若干よくわからなかったけどもラストがすごくきれいだったから良いのかな。
イギリスのスーパーや学生寮やアパートが堪能できて良かったです。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.2

絵本のような、ステキなものをたくさん詰め込んだみたいなウェスアンダーソンの世界観が見ているだけで目の保養。
ストーリーもふわふわしているようでところどころ怖さがあってすごく好きです。
何気にキャストが
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

とりあえずレビューを見ずに見ることをおすすめしたい。

ステレオタイプのミステリーかと思って見ていたらそういう展開だったとは。面白い設定と引き延ばしがないのでさくっと見られる点が良い。
展開的に予想も
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

神秘的で美しいSF映画。
静かだけど緊張感のある展開で惹きこまれました。ラストは正直本当に嫌になるというか好みじゃないというか……意味のある結末だとは思うんですが、主人公に感情移入してしまうと、これが
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.5

「現代版『ペーパームーン』というのがミスリード」とのレビューを見たけどまさにその通り。
ペーパームーンっぽくて好きだなーと思っていたので気持ちいいくらいキレイに騙されました。
リドリースコット作品にま
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

4.0

序盤は暗い雰囲気で、これは鬱展開で終わるのかなと思っていましたがそんなこともなく。主人公が善とも悪ともとり難いのが釈然としないけどこれはこれで好きです。
後半の二転三転していく心理戦の連続が面白い。
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

内容はシンプルだけどスピード感があって時間的にもお手軽にキアヌのかっこいいアクションを楽しめる映画でした。
12時にディナーの予約を、とか中二心をくすぐる設定がグッときます。

ぼくたちのチーム(2016年製作の映画)

4.0

アンドリュースコット目当てで見たら予想外の良作でした。
マジョリティと戦うマイノリティたちの映画。2人の友情のような微妙な関係がすごく微笑ましい爽やかな青春映画。
アイルランドの風景も美しい。

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.5

インド映画といえば明るい曲調の歌と踊り! だったんですが、サスペンスもこんな素晴らしい作品があったとは!
序盤から漂う気持ちの悪い違和感とか不自然さが全て解消されるラスト30分、正直言って途中まで舐め
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アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

3.5

ちゃんとした良い戦争映画だと思うし良い話にまとめてありましたが全体的にどことなく漂う軽さが個人的には苦手でした。
だからコメディに分類されてるのかな……それも違うと思いますが。ただ、そのぶん戦争映画と
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

はじまりのうたのような感じで音楽で繋がる2人の関係を微笑ましく見ていられるラブロマンスでした。
小さな店が集まるダブリンの街並も素敵。

オフェンダー 〜コソ泥珍道中〜(2016年製作の映画)

3.7

悪友2人が自転車で駆ける街並の美しさととブラックユーモアたっぷりのアイリッシュコメディが手軽に味わえて面白かったです。勢いも良いのでさくっと見られました。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

何気ないやり取りがだんだんと交差して帰結するストーリー展開は本当に見事。
初回より2回目の方が楽しめそう。
オープニングの入り方が最高。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.1

長いからとなかなか手をつけられずにいたけど、さすが名作小説の映画化なだけあってストーリーや事件の謎解きがしっかりしていて面白かった。移民の歌によるオープニングも最高。
ルーニー・マーラが美しい。

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.0

切ないけども涙よりも笑顔が溢れるような、絵本みたいにカラフルでかわいくて素敵な映画でした。
ローズの起点の効いた切り返しとサーカスのようなプロレスシーンがたまらない。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.8

2人の男が数奇な運命を共に謳歌する、こういう映画は本当に良い。好きです。
渋くてかっこいいジャケットからは想像もつかないほどユーモアたっぷりでみんなどこかズレてて終始笑ってしまう。
天国の話も銀行の場
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セッション(2014年製作の映画)

4.7

正気の沙汰じゃない。やばいものを観てしまった。
冒頭のドラムからすでに気が狂いそうになり、その狂気がずっと続く濃密さと余計なものがない爽快で最高のラスト。
ドラムやバンドどころか音楽のこともよく知らな
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.2

白と黒の雪景色と2人の透明感が美しい。
ストーリーについてはネタバレを見てからが本番。
この素晴らしい映画を邦題とぼかしによって単なるラブストーリーにしてしまったことが残念でならない。

ほぼ300 <スリーハンドレッド>(2008年製作の映画)

2.8

意外と(序盤は特に)300を丁寧にパロディしてて笑いました。映画諸々のパロディを隅から隅まで詰め込んでだんだんと何が何だか分からなくなってくるしょうもなさはもう笑うしかない。

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.9

スパルタ王レオニダスが300人のスパルタ兵(+ギリシア連合軍)を率いてペルシア軍と狂気のごとき戦いを繰り広げる史実を元にしたファンタジー。ファンタジー要素は少なめ。
最近熱い漢たちのマッソゥが足りてな
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