ezuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュの会話シーンが好きな人向け良いとこ取りセットみたいな感じで大好き。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.1

映画力がすごい。
映画力って何?て感じなんですが。

久しぶりにヤバいもん見ちゃったな…という感じで、圧倒された。
個人的には良い話だったと思うし、いろんな世間一般的な常識をポーンと飛び越えた世界観に
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.9

面白かったし絵面がとても良かった。
ただここまで最高の舞台が揃ってるのに敵がそんなちゃちな謎組織の悪党でいいのか!?その自称フェミニストに皮肉の一つでも浴びせなくて大丈夫か!?と謎の心配をしながら観て
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金の糸(2019年製作の映画)

3.8

老いた孤独な人々の話だったけど切なさよりは愛おしさが残る映画でした。
主人公の服や家が素敵でずっと見ていた。タイトル回収が良い。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.9

希望を失いくたびれたおじさん(キリアンマーフィー)と希望を諦めない心優しい女の子が反発しながらも協力して目的に向かっていくおかしな2人旅。

とまで言うとさすがに語弊があるかもしれない。
ポスターにも
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エール!(2014年製作の映画)

3.9

フランスのマーケットが懐かしいなと思いながらのんびり見ていたけど試験のソングシーンはやっぱりグッときましたね。

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

4.0

期待を裏切らないゴージャスハッピームービー!
男と男の熱い友情バトルものでした。

半裸でギター掻き鳴らす不良息子ヴァルン・ダワンにイケイケお嬢様なアーリヤーはかわいい。
エントリーソングでハンサムを
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.2

絶対に泣くので機を見ていたらNetflixの配信終了が近いとのことでようやく見た。
犬パート全部ずっと号泣でした。

Haider(2014年製作の映画)

4.6

Netflix英語字幕にて。
カシミールを舞台に繰り広げられるハムレットを基にした復讐劇。
舞台芸術のような鮮やかな絵がグレーがかった背景に映える。

みんな大好き(?)シェイクスピア悲劇の翻案もの!
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

サクッと見られるほんのり社会派風味のデスゲーム。いや、知らんがな…と割と何度も思った。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

悪い夢みたいな仄暗さに不安を覚えつつ見ていたら予想外の展開にびっくりしたような納得したような。

M.S.ドーニー 語られざる物語(2016年製作の映画)

4.0

スシャント・シン・ラージプートの噂の名作!?
ということでJAIHO配信で見ました。

インド映画を観ていると結構名前を聞くM.S.ドーニーの半生を描いた伝記映画。
ラガーンを見た頃に覚えたはずのクリ
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ラジニムルガン(2016年製作の映画)

4.2

楽しかった!
怒涛のパロディと弾丸トーク、柔和な笑顔の素敵なシヴァカールティケーヤンとメンチを切るのが似合いすぎるかっこいいキールティさんのバランスも良い!
ハッピー・マドゥライの謳い文句に偽りなしの
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.8

ヤバいことこのうえないテッド・バンディを目一杯魅力的に演じるザック・エフロンにひきずられそうになる。
ストーリーは思ったより恋愛を中心にしていて物足りなさもあったけどラストのやり取りは息がつまりそうだ
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.9

最初から最後まで期待を裏切らない。
見たいものは全部見せてくれるサービス精神も最高、文句なしに面白かった。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりのデルトロワールド、どう考えても破滅待ったなしの愚か者をちょっと冷めた目で見つつもバチバチに決めた強い女性陣が最高だし絵が良い。
ルーニー・マーラの透明感が相変わらず凄かった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.6

3時間だし寝不足だし寝たらどうしよう…と不安だったけど面白くて一睡もする間がなかった。
ダークナイト至高主義だけどこれを私の最初のバットマン映画にしたい。
ブルース坊ちゃん!という感じの育ちの良さが滲
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息がつまりそう(2020年製作の映画)

3.9

排水溝から湯水のごとく大金が溢れ出す…!という話のわりに振り切れない呑気なテンポと音楽、家のあちこちにお金を隠す妻、押しよせる緊張感に息もつまりそうなアヌラーグ・カシャップ監督のセンス抜群ブラックコメ>>続きを読む

夢追い人(2020年製作の映画)

3.8

古典音楽のために全てを捧げて真面目に打ち込む主人公の禁欲的な姿勢、理想と現実、凡才の限界。
24歳の主人公に「40歳までは練習しろ」という台詞が頭にこびりついている。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

突然ヒステリックにキレるのが演技なのか本気なのかわからなくてちょっと引いたけど、みんな大好き・舐めてたおじさんが実は謎の過去を持つ最強の男だった系だし面白かったです。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

30歳になってしまったら若さ(というアドバンテージ)がなくなってしまう!という主人公の焦りや、ちょっと良い暮らしを知ってしまうともうあの頃には戻れないという親友の諦めなど、冒頭から心理描写の生々しさが>>続きを読む

大都会/ビッグ・シティ(1963年製作の映画)

3.9

サタジット・レイがアマプラに入ってると聞いて。
苦しい家計を見かねて働きに出て時流に乗っていく妻、夫の失業により逆転する立場と家庭の在り方、なんだか不思議な映画だった。
妻の表情と映り込む50年代のカ
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ノー・ランズ・マン(2021年製作の映画)

5.0

大阪アジアン映画祭2022にて。
自分を偽りながら生きるどこにも居場所のない男の抱えた悲劇と苦悩。

世界の差別の幅広さにやるせない気持ちになりつつも、全体を包み込むコミカルで優しい雰囲気や美しい風景
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デーヴダース(2002年製作の映画)

4.0

ロンドン帰りの放蕩息子と彼を愛した2人の女性のお話。
2人の女性パーローとチャンドラムキーが強かに生きる姿と友情に泣いた。
豪華絢爛な衣装と踊り、完成されたバンサーリー監督ワールド。とにかく全てが美し
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スルターン(2021年製作の映画)

4.5

非暴力主義のヤクザの息子が大事な兄弟たちを暴力から守るために大奮闘する農村アクションコメディ。
はしゃぎ回る屈強なおじさんたち、社会問題への提言とエンタメのバランス、派手なアクション、すべてが最高だっ
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Sketch(原題)(2018年製作の映画)

3.8

タイトルやポスターの雰囲気から、しっとりしたヴィクラムさんが見れるのかな…とドキドキしていたけどまさかスケッチ=計画(ならず者的言語での暗喩)だったとは。
どこを切り取ってもかっこいいいつものヴィクラ
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カーリダス(2019年製作の映画)

3.7

既婚女性の連続死事件と夫婦の不和に入り込む謎の間男の正体とは?な若干ゆるいサスペンス。
終盤まで気になっていた脚本と演出粗くない…?という不安はオチでいい感じに持っていかれたので結果オーライ。でもスト
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ルドラマデーヴィ 宿命の女王(2015年製作の映画)

4.0

国益のため男装した女王の一大叙事詩。
久しぶりにCGと演技の力の入れどころや映像と演出にハラハラしたりもしていたけどダンスシーンの気合の入れ方はさすが、半端じゃない。
女で何が悪い!という直球の強いメ
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シラノ(2021年製作の映画)

3.8

GOTのティリオンのことを思い出してずっと結構辛かったけどミュージカルなので画面は豪華!
踊るパン屋とか舞う兵士とか舞台っぽさがあって面白かった。ロケ地がシチリアなのでとても美しいんだけど、舞台設定は
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

底無しかと思うような皮肉たっぷりなイギリス人的語彙の応酬がたくさん聞けて嬉しい。
ヨークシャーの風景やイギリス英語の言い回し、人々の遠回しな優しさも素敵で大満足。この手のイギリス映画は半年に1本は見た
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

前作は一切覚えてなかったけどあるキャラに親しみを感じて推してたのである展開でショックを受けました。
原作知らなかったこともあってとても楽しかったです。ラムセス2世の神殿でメイクラブしようとするのはやめ
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.8

ヤバかった。
Netflix制作だから伸び伸びやってるのか『アメリ』の毒気を全編に濃縮させたが如きSFコメディ…スリラー…いやホラー?
やっぱり毒気香りながらも愛おしさの強い『天才スピヴェット』は奇跡
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青い空、碧の海、真っ赤な大地(2013年製作の映画)

4.5

イスラーム映画祭で。
自分探しの旅の舞台になりがちなインドを、インドの青年が親友とバイクで大横断する旅映画。旅を通して描かれる社会政治闘争や宗教による人々の背景を、献身的な親友と美しい音楽に癒されなが
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花嫁と角砂糖(2011年製作の映画)

4.0

イスラーム映画祭で。
画面の中でとめどなくいろんなものが動いてるのが好きなので、大家族が結婚式を機にわーっと集まってきてそれぞれ好き勝手に動いてる画がたまらなかった。画面に映る家や絨毯やガラスに喪服の
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タゴール・ソングス(2019年製作の映画)

4.0

タゴールの詩と音楽とともに生きる人々、その言葉の一つ一つがまるで映画のように素敵で美しかった。
ラップで語る市中の若者たちにガリーボーイ…!となったり、トークショーでもお話されていた女の自尊心をうたう
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