カンパッチーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.6

学生寮独特の雰囲気、四畳半好きなら好きになれる映画だと思います。物語としてはきちんとクローズしていないものの、それは現在もこの寮は地続きに続いているのだなぁと、、大学側の言い分も分かりますし、学生側の>>続きを読む

カントリー・ストロング(2010年製作の映画)

3.1

えぇ、思ってた方向性の映画じゃなかった…!あらすじから栄光に満ちていたグウィネス・パルトロウのどん底からの成り上がりカントリーシンガーの話だと思うでしょうが!こんなん寿司を頼んでカリフォルニアロールが>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

結果がわかっているからこそ、集中出来る作品。いかにもアメリカ人が好きなアメリカンドリームと80年代のイケイケどんどんな雰囲気や音楽で楽しませてもらいました。

マット・デイモンのお腹触りたいなぁとかジ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

冒頭のオープニングから脱糞や尿、ドラッグやセックスなど何でもありな豪華絢爛な乱癡気騒ぎを見せられて、なんじゃこりゃなオンパレードなわけですが、後半の顛末を考えると切ないオープニングですね、、

サイレ
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サムサッカー(2005年製作の映画)

3.8

魔女でも天使でも吸血鬼でもない憧れの俳優がいるからと転職しちゃうミーハーで普通のティルダ様を堪能しながらも、ティルダ様の台詞、すごい良かったです。キアヌ・リーブスもブレブレなんですけど、人間的で先生も>>続きを読む

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.5

かつては売れていたカントリーミュージシャンが落ち目でアルコール依存症になったときに出会った女性との失敗によって、自分を見つめ直すお話。よくあるお話といえばよくあるお話ですが、ジェフ・ブリッジスの渋さと>>続きを読む

ヴォイジャー(2021年製作の映画)

3.2

子供たちだけの歯止めをなくした宇宙版蝿の王もとい無限のリヴァイアス的な感じかなと思っていたのですが、ただの本能を覚えた簡単に言えば高校デビューした子供たちが真面目な生徒たちを巻き込んで学級崩壊するだけ>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

自分は親友だと思ってたけど、相手はこの人と付き合っても酒飲んでクダを巻くだけで自分の人生のプラスにならないと思い、COしてしまう…そんな経験というか連絡をどんどん少なくして相手の人生からフェードアウト>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

こういった作品を見ると日本のジャーナリズムは終わってんなぁと改めて感じます。
自分の立場を利用したワインスタインの行為がこんなにも叩かれ、勇気ある行動をとった女性や記者たちの一方で某ジャ〇ーズ事務所の
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

4.2

もう観れないと思っていたザ・グリードがまた観れたことに本当に午後ローに感謝!
娯楽映画はこれでいいんだということを本当に感じさせてくれる本作、キャラクターはたっているし、小気味良いアクションとグロさ、
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座頭市(2003年製作の映画)

3.8

分かりやすいストーリー、かっこいい殺陣、着物タップダンスが印象的な作品。

スカッとしたし、とにかく一撃必殺でバッサバサと敵を斬り倒していく北野武がかっこよ過ぎました。劇伴も自分的名作MOTHERシリ
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

いわゆるリングやイット・フォローズ的ホラー。正直予告やプロモーションの野球場での笑顔が一番怖かった作品でしたが、それよりなによりケヴィン・ベーコンに似てるなぁと思いながら観ていた主役のソジー・ベーコン>>続きを読む

タンク・ガール(1995年製作の映画)

3.4

この世界観、音楽、ロリ・ペティのファッションやデザインなど全部いい!ジャケットがちょっとあれだからハズレかなと思いきや、よかったです。
ロリ・ペティのキャラはハーレイ・クインが好きな人なら絶対刺さるん
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

地に足がつかない主人公が、自分はまだ本気を出していないだけという自意識を持ち続けた末の人生というか、誰でも持っている自分の人生これでいいのか、この人でいいのか?という葛藤を主人公はわたしは最悪どころか>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.1

キャストに資金全振りしたかというぐらい豪華ですが、肝心の内容がなんとも…。

題材はいいのに、脚本と話のテンポが悪いんですよね、デヴィッド・O・ラッセル監督はアメリカンハッスルやジョイもそうですけどキ
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

生理、避妊、中絶、赤裸々に描かれていて避妊というのも女性側に避妊の努力をさせるのではなく、男性側もゴムをするという努力をしろ!ということをしっかり描写されているのが印象的。

子役のフランシスがとにか
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.9

シンプルに2人の若者の再生物語としても、いい映画でした。
つかエンドロールがめちゃめちゃ良い!水墨画でキャストが紹介されていったり、スタッフのところも水墨画でこれは飽きない演出でした。

原作小説は未
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.3

ベタisベタ!本当に想像通りの展開にオチもそうだろうねという主演2人に興味がなければ、ロケーションの素敵さとリュカ・ブラヴォーのイケメンさ具合しか見どころがないぐらいにベタです。

娘の立場になると最
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

ザッカーバーグもフランクことクリス・パインにご教授願えば素晴らしいメタバースができること間違いなしな本作。
オリヴィア・ワイルド、こんな作品も作れるんだなぁ…すごい、50年代のファッションも車も可愛ら
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.8

今作は完全に新キャラカメラ補佐大阪くんの成長物語と言っても過言では無いですね、謎の上から目線でキモさとこいつ死ぬわァと雰囲気を漂わせつつ、国岡さんの人柄に惚れ込み感動していく様と毎回合宿の夜に行われる>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

旧作を観てのすぐの感想なので、比較になってしまいますが、兵士のブーツの使い回しやパウルが街に1度帰る部分などが無くなってしまったのが残念、冒頭の軍服の使い回しがブーツの代わりなんでしょうけども。戦争の>>続きを読む

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.8

Netflix版を観る前に、きちんと原点を観なければと鑑賞。

とにかく戦争に扇動する先生、それに躍動されて無知な若者たちが戦争に行き、その後の戦争描写はとても厳しいです。演出がシンプルな分、戦争の無
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

3.9

独特の空気感で、登場人物みんな個性的で愛おしく思えてくる作品でした。

特にヒロインと元カレとの交わることの無いちぐはぐな会話や主人公に色目を使うウェイトレスと主人公の何度も同じ会話の応酬など登場人物
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ワンス・アンド・フォーエバー(2002年製作の映画)

3.5

メル・ギブソンはこういった映画に出ると途端に存在感が増しますね、ベトナム戦争を題材にした映画でアメリカ側だけでなくベトナム側の視点もあったり、国で待たされる側の妻たち女たちの視点もあるという珍しい作品>>続きを読む

ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.4

デヴィッド・フィンチャーの演出って優れてたんだなぁと後半の展開はひたすら思う本作。中盤のどんでん返しが不愉快だけど優れている分、ラストの展開は蛇足でしかないというか…いや、映画の内容はスリリングで面白>>続きを読む

愛して飲んで歌って(2014年製作の映画)

3.0

舞台を観劇しているような面白い作りの作品、内容はジョルジュ(一切出てこない)が余命半年となり、三組の夫婦がそのドタバタに巻き込まれるというか自らが火中の栗を拾うような内容。いや、まぁそれぞれの夫婦の問>>続きを読む

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.8

タイトルはB級ですが、孤立無援の警察署内での誰が味方かという緊迫感のある駆け引きとバトル、心理戦が思ってた以上に面白い!主人公はジェラルド・バトラーかと思ってましたが、坊主の女性で見た目同様勇ましく、>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.8

愛がなんだみたいな感じだろ?と思って軽い気持ちで観たら、とんだ胸糞!

声はキモイけど、優一くんだけはと信じていたのに、男の優しさはやっぱり下心でできてるんだなぁ…。
ユカもメンヘラの中のメンヘラだし
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Clerks III(原題)(2022年製作の映画)

4.0

このオチはズルいけど、グッとくるし、ラストのモノローグも泣けてしまう…なんよ、これ、本当にこの作品で引退するんかってぐらいの集大成が詰まっていて、いつものベンアフやデップの娘も出てくるし、まさかのオー>>続きを読む

クラークス2/バーガーショップ戦記(2006年製作の映画)

4.0

いつの間にかiTunesとAmazonにクラークス2と3、配信されてる!一生見れないかと思っていたけど、AmazonとAppleに感謝ですよ!

前作のコンビニのバイトの一日から、コンビニ全焼にともな
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恋するポルノ・グラフィティ(2008年製作の映画)

3.3

ロマコメでふたりが右往左往でくっつくとか王道だけど、あんなへんてこパロディでみんな成功もとい性交できたの!?

セス・ローゲンとエリザベス・パンクスだからか下ネタが多いのに爽やかな感じも臭う本作、あと
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.4

メリル・ストリープによるメリル・ストリープのための映画。

ミュージシャンという夢のために家族を棄てた母親が娘の離婚を慰めるため、戻ってくるというお話。娘が実娘ですが、別に違くても良かったのでは?とか
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

なんとも心地の良い作品でした。
作品全体の雰囲気というか、ご飯がとにかく美味しそうで、塩辛と漬物と味噌汁とご飯だけなのにどんな食事より美味しそうです。

昔は当たり前にあった図々しいぐらいの隣人や近所
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シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.6

まさに強盗に攻められてもソフィ超熟睡ガード!な主人公ソフィ!FPSをやってる人なら、かなり楽しめます!ただ主人公ソフィの倫理観のなさや共感が全く持てない設定じゃなければ、さらによかったのに、強盗が入り>>続きを読む

チェリー(2021年製作の映画)

3.4

ひたすらトムホの堕ちていく過程を観せられる最後以外救いのない作品。

まぁ考えもなしに振られたと思って一時の感情で流れるままに軍隊に入っての結果なので同情はしないんですが、彼女とのラブストーリーは美し
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

3.4

エンタメ系かと思いきや、意外に骨太なしっかりしたストーリー。復讐ものというからもっとバーン!とスカッとした復讐ものだと思っていたので、少し拍子抜けですが、そこに期待しないで観れば俳優陣も手堅く演技派で>>続きを読む